チームとグループ、そして都橋商店街、横丁
先日、聞いたグループとチームの違いの話。

グループは足し算。
チームは掛け算。

ある特定の目的を達成するために集まった複数の人々は一般的にグループと呼ばれ、
その業績は、通常では個々のメンバーの貢献の総和になります。

そして、グループ集団の中でも、
協調を通じてプラスの相乗効果(シナジー効果)を生む集団は
「チーム」と称され、チームでの取り組みは、
個々の投入量の総和よりも高い業績水準をもたらします。
でも、チームは掛け算なので、誰か1人がマイナスになると、総和もマイナスになります。

チームが効果的であるための3要素として
  ①.明確な方針と目標=ベクトル ~ビジョンやバリューの共有
  ②.明確な手順と役割分担=プロセス ~効果的なコミュニケーションプロセス
  ③.必要な能力を有したメンバー=ヒューマン ~メンバー間の関係性の向上

という整理もありました。

マネージャーの役割は、グループをチームにすること。

そのためにも、個々のメンバーのニーズによりそうことは大切だなあと、
昨日のSV講座にも話はつながります。

そして、さらに話は飛躍します。
チームとグループの関係性は、けして人だけではないのです。
例えば、下の写真、横浜野毛にある都橋商店街。川沿いにある古い二階建てのビルです。
この都橋商店街、いいチームになっています。
いつの間にやら、飲食店ばかりになり、いずれもが個店なのだと思いますが、
それぞれ独自に魅力を出していますが、この商店街というかビル自体が
また1つのチームとしての味を出しています。共同トイレもいいですね。
1つ1つのお店の総和以上の魅力がここにはあります。
野毛という街自体もそうでしょうし、
日本中に存在する「横丁」という存在は、まさにチームです。

新しくできたきらびやかなモールが、
1つひとつは悪くない店が入っているんだけど、
モール自体の魅力というのが感じられないというケース、散見されます。
チェーン店ばかりを入れて構成されている駅ビルなんかその代表例です。
再開発でチームとして愛されている横丁をつぶし
たんなるグループでしかない駅ビルを建てるような文化つぶしはもう終わりにしましょう。

1471336453759.jpg
※ここまでのチームになったのには、名店「ホッピー仙人」の影響と貢献は大なんでしょうね。ホッピーのある日に行きたいです。
スポンサーサイト
【2016/09/19 10:15】 | マネジメント・リーダーシップ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
今の日本では数少ない右肩あがりが約束されている成長分野
この夏、障がい者雇用関係の講演を4つやりました。

社会人大学院での講義、就労支援事業所の利用者の皆様向け、企業人事の皆様向け、障害者雇用の各社の代表者向け、と対象はまったく異なったので、多様な角度からこの3カ月、障がい者雇用のことを考える機会があり、非常にいろいろなことが深まったような気がします。対象も持ち時間も違うので、話す内容もそれぞれ違い、毎回使用するパワポも新たにつくる感じでした(もちろん共通で流用できるものもありますが)。

社会人大学院では、大半の方が法定雇用率、精神障がい者の雇用義務化、特例子会社ということ自体をご存知なく、それがまだまだ世の中の現実なのだと痛感しました。就労支援事業所が何をどう話すか一番悩みましたが、率直で一生懸命な皆さんばかりでやはりこちらの方が学びになりました。最後の2つはある意味、企業向けですが、いずれも会場が一杯の大盛況であり、企業の皆さんのこの問題への関心の高さというか、追い込まれ具合がひしひしと伝わってきました。

法定雇用率が1.8%から2.0%にあがり、さらに近いうちにもう一段の上げが想定されています。企業は障がい者の雇用をどんどん増やさないといけないわけですが、これをやらされ感で受け止めたり、仕方がないから対処する的な発想でやっても絶対にうまくはいきません。

逆転の発想で、私たちが手掛ける障がい者雇用という世界は、今の日本では数少ない右肩上がりが続いている成長分野であり、さらに成長が約束されている分野だととらえることが大切です。多くの企業ではぎりぎりの要員管理の中で、人をしぼつて仕事をしているのでしょうが、ここには「どんどん雇用しろ」という凄い世界があります。そしてまだまだ検討、研究されていない分野であり、ちょっと工夫をしただけで、フロントランナーに立てる可能性すらあります。まったくの無知で特例子会社を立ち上げて5年目で、しかも非常勤の経営者という立場の私などに、これだけ講演依頼がくるのですから、ちょっと頑張れば日本で有数の会社になれるのです。そして国からの助成金も多種多様にありますし、熱い情熱を持った仲間もたくさんいます。仕方がないからやる分野ではなく、自社の新規事業だというくらいの気概でやれば、実に魅力的な分野です。

今回もたくさんのご縁をいただきました。このご縁を活かして、何か新しいことが少しでも生まれるといいなぁと思います。

1473170205425.jpg
※西葛西のレカ。ここのテーブルにあるお手製のインドガイドが実に面白いです。
【2016/09/15 23:25】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
私の趣味
土日は愛知県の知立という駅からバスで20分ほどゆられていく愛知教育大学という素敵な学び舎にて、日本キャリアデザイン学会の研究大会に参加してきました。で、今日が月曜日で今週のお仕事スタート。

キャリアの世界は趣味でやっています。ですから、この学会も趣味です。もちろんアカデミアの方からみれば学会活動は大切なお仕事の1つですよね。でも、私達のような実務家にとっては単なる趣味の活動の1つです。もちろん仕事に役立つこともたくさんありますけど。

あと、経営学習研究所のような活動もいうまでもなく趣味でやっています。こちらも仕事に役立つこともたくさんあります。でも、にっぽんお好み焼き協会とかも含めて、様々な活動はあくまでも趣味であり、自分の余暇時間を使って自分のお金を使って活動しています。

ただ、土日を学会活動に費やし、少々疲れて(ただの呑み過ぎかも)日曜日の夜に帰宅して、月曜日残業していると、つくづく自分の趣味って仕事と差がないものばかりだなぁと思います。

どの活動も「みんなで何かを考えて、それをチームで協力しながらやり遂げる」ということばかりなんです。その「対象」と一緒にやる「仲間」が違うだけです。

サーフィンをしたりロッククライミングをしたりスキューバダイビングをしたりという趣味とは違い、本質は仕事と変わらないものばかりが趣味なので、今週のように週末をどっぷりと趣味で費やしても、どうもなかなか気分転換になりません……。でも、よっぽど「みんなで何かを考えて、それをチームで協力しながらやり遂げる」ていうのが、その中で自分の役割をささやかでもいいので果たすというのが好きなんでしょう。

まあ、唯一毛色の違う趣味はといえば、古典酒場でのひとり呑みでしょうか。これは、かけねなしに愉しい。もちろん、ひとりでなくても愉しい。呑みに行きましょう。

14232490_1195707477169668_6375409920489641177_n.jpg
※夕闇せまる愛知教育大学、このあと懇親会でした。大学生協の方が驚愕するほどのスピードでお酒の在庫がなくなります。キャリアに興味のある人は、お酒が好きだという法則がありそうです。
【2016/09/12 23:33】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
サプライズ効果
キャリアデザイン学会の大会の研究発表の中で、
なかなか面白いお話を聞きました。

Masというアメリカの学者の研究だとのことですが、警察官の賃上げとパフォーマンスの相関に関するものです。警察官のパフォーマンスって何だと思いますが、重要事件の検挙率とかでとっているらしいです。
で、労使交渉の結果、組合の要求に沿った賃上げが行われた場合には警察官のパフォーマンスは高まらないのに対して、予想外の賃上げがあるとパフォーマンスが高まるという事実があるとのこと。まさに、サプライズ効果です。

たぶん長い労使交渉を経て決まった賃上げの場合は、株価の織り込み済みみたいな感じて効果が出ないのに対して、サプライズには純粋に反応するのでしょうね。期待よりも結果が大きい場合、プラスの反応は大きくなるので、期待値をどう調整するかというのも大切な視点です。こういうことを統計的に新たにしていくのって、面白い世界ですね。

ほかにもいろんなことがありましたが、またあとで。

1473489024030.jpg
続きを読む
【2016/09/10 23:33】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
古典酒場部 第3期の申し込みが始まっていますよ
また、第3期も申し込みました。今回も川崎です。

えっ、何って、倉嶋さんの「古典酒場部」です。

サイトの説明はこんな感じです。

**********************************************************************
「酒場をとことん楽しみ尽くす」をテーマに大人の倶楽部活動開始!
 チェーン系居酒屋とは一線を画す、酒呑み中の酒呑みを惹きつけてやまない古典酒場。その独特の世界観を楽しむためのコツを、実際に酒の場の雰囲気を体感しながら身につけていきます。基本コンセプトは、好く呑み、好く笑い、好く酔う。酒場で愛されている酒肴のあれこれ、はしご酒パラダイスの横丁、酒呑みの愛すべきヤラカシちゃった噺など、酒場にまつわる事柄を紹介しつつ、一見ではなかなか入りづらいコアな酒場や、穴場の酒場、そして講師自身が夜な夜なへべれけになるまで呑んでいる酒場まで、様々な酒場を紹介します。酒場好き、お酒が好きな同好の士で集い、酔い部活の輪を広げていきましょう。
**********************************************************************

詳しくは、コチラを是非。

今まで、いろいろな学びの場に行きましたが、花田光世先生の「キャリアアドバイザー養成講座」、中原淳先生の「ラーニングイノベーション論」、それからGCDF、経営アカデミーとならんで、人生5大学びの場の1つになっています。

特に川崎校では、1人も知った人がいないという、あこがれのアウエー生活からスタート。毎月1回学びの場があるので、この皆様とは月に1回は呑むのですが、よくよく考えると毎月必ず定期的に呑むってのは、相当に仲のよい人ともそうそうありません。この感覚が素敵です。日の明るいうちから、カルチャーセンターで呑みながら講座は続きます。講座開始前に、つまみやら、氷やらを整えます。これがまた学園祭の準備をやっているようでとても愉しい。二次会に早く行きたいがために、撤収は鬼のスピードです。そして、常軌を逸したつまみの数々。

是非、ご興味のある方、交わりましょう。川崎は意外とどこからでも近いです。

ちなみに、今回の講座はこんなラインナップですよ。

第1回:ノンストップはしご酒ライン・中央線沿線酒場その1~西荻窪をメインに~
第2回:東京ドリンク・ホッピーの楽しみ方
第3回:私はこうやって呑んできた~酔っ払いトーク対談4~
 ゲスト:野毛「ホッピー仙人」店主・熊切憲司さん  ※おいしいホッピーの作り方講義付き
第4回:麗しき女将にほろ酔い酒場
第5回:サラリーマンの聖地・新橋の歩き方その1
第6回:私はこうやって呑んできた~酔っ払いトーク対談5~
 ゲスト:コの字酒場探検家&ライター・加藤ジャンプさん

※講座内容は変更の場合もあります。

1473076552326.jpg
※これ、前回の持ちよりおつまみです。すべてのテーブルにこのボリウムが並びます。各参加者から今日の持ちよりおつまみの紹介を一巡すると、3分の1ほど、講座の時間が終わっています。二次会参加率ほぼ100%、呑んでも乱れる人がいない、というのも凄いです。

【2016/09/08 23:53】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム | 次ページ