先生、今年の新人の特徴は、何ですかね? ~中原先生のブログに連ブログ
相変わらず、早起きの中原先生の今日のブログ。
ちょっと引用しますが、まったく同感です。

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毎年、この時期になりますと、研究室に、メディアの方々から、お問い合わせがございます。
なんだか最近肩身が狭い?人文社会科学の研究者にお問い合わせをいただけること自体、ありがたいことであり(!?)、なるべくお役に立ちたいとは思うのですが、ちょっと気になることがあります。
といいますのは、この時期増えるお問い合わせのなかで、僕が大変気がかりなのは、
「今年の新人の特徴は、何ですかね?」
 というご質問です。

「先生、今年の新人の特徴は、何ですかね?」
 この問いに対しては、「ほにゃらら型」とか「ちょめちょめ型」とか「ほげほげタイプ」とかいう回答を期待してくださっていると思うのですが、小生は、いつも困惑してしまうのです。他の方はどうお答えしても、小生は何ら気にしません。ただし、僕は胸がザワザワしちゃうんです。
 胸がザワザワしてしまうポイントは
1.同世代人口でおおよそ100万人くらい存在する「新人」を「今年の新人」という「同一カテゴリー」で十把一絡げにしようとする点
2.「今年の新人」という「十把からげカテゴリー」に対して、しかし、それでいて「特徴」という「個人的資質」を想定しようとしている点
3.しかも、その個人的資質が、毎年、変化することを、ひそかに期待されている点
 です。
 だって、新人ていったって、めちゃめちゃ、いるんだよ・・・。
 いったい「誰のこと」を応えればいいの?
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こういうのって、結構、組織内でも何気に聴かれるんだけど、まあ応えないとかえって面倒なときは、「今年の新人は元気です」「今年の新人はいろいろいます」とだけだいたい応えています。まあ、採用方針からもしれませんが、確かにこの2つは成り立っていると思うし、「元気」は無意識に先輩たちが新人に求めていることなので安心してもらえるし、「いろいろ」は何十人か他人が集まれば、絶対に本当のことなんですから。とにかく、人には個体差というものがちゃんとあるのです。

ただ、世代的特徴というものは、きちんと整理するとある程度はあるんじゃないかとは思います。私たちの世代のように、バブル前夜に学生時代を過ごし「私をスキーにつれていって」あげることに必死になったり、就職したら時任三郎に「24時間戦えますか」と当たり前のように問われ続けてきた世代は、時の首相が働き方改革を論じる時代に社会に出てきた人とは、当然に何かが違いますよね。
私たちの大学生の頃に、居酒屋でサワーなるものが吞まれ始めました。酒類の多様化の始まりの時代なのですが、ファジーネーブルやカシスウーロンはありませんでした。そして、乾杯は全員普通にビールでした。しかも、まだ瀕死状態のアサヒビールがコクキレの商戦を始める前であり、ビールには顔がなく、ただ「ビール」という売り物だった時代でした。もちろん、日本酒にも顔がなく、「日本酒」といってオーダーしていた時代、「越の寒梅」とかが偉そうに出てきたのはもう少しあとだったと思います。そして、芋焼酎は「さつま白波」だった時代です。(個人的時代観ですが…)

で、今は違います。「仙禽」頼むんだっていろいろあるんだから。いちいち面倒なくらい個がたっているんです。そんな時代に、いまだに「今年の新人の特徴は、何ですかね?」なんて問いを繰り返す人たち、メディアってやばいなぁとあらためて思います。ちゃんちゃらおかしいですよね。

酒場探訪シリーズ046 大坂屋 

酒場探訪シリーズ046 大坂屋@門前仲町 ~大好きな酒場の1つ。お店の中で写真を撮ると怒られるので外観写真のみ。不思議に居心地がいい。常連さん優しい。シロ・フワ・軟骨・シロ・軟骨・フワ・シロ・軟骨・軟骨・玉子スープ、って感じかな。



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【2017/04/04 23:50】 | キャリア~学生・就職・採用 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
波平さんは、あと何年働かないといけないのか
ちょっと前の中原先生がフェイスブックで、ちびまる子ちゃんのヒロシ(40歳)よりも、年をとってしまったことが書かれていました。すかさず、では、バカボンのパパ(41歳)と同じ年ですね、などといった書き込みがきていました。あとは、自分は、サザエさんの波平さんと一緒だとか……。

で、よくよく考えると、私も波平さんと一緒です。波平さん、年をとりませんから、来年は抜いています。それにしても、波平さん、ずっと昔から54歳です。当初の日本は55歳定年制でした。なので、波平さんは定年退職まであと1年という設定だったといえます。それが60歳定年が法制化され、さらには65歳までの雇用延長が一般的になりました。今の波平さんは、まだ10年以上働かなければなりません。果たして、どちらの波平さんが幸せなのか、とどうでもいいことを考えるエイプリルフールでした。

酒場探訪シリーズ045 鞠や 
※酒場探訪シリーズ045 麹や@大船  ~安い立ち吞みは各地にあるが、とびきり安い。驚くほど。「和・豊田」さんの向かい側にあり、かなりディープな感じ。常連さんは席を立つときに、こんな立札を置いていきます。


【2017/04/01 23:12】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
過去は今の自分を…
週末、1カ月振りに完全オフでした。とはいっても、マンションの管理組合の総会があり、結局、会社の仕事と似たようなことをして過ごした週末でした。私の住むマンションは、管理会社任せにせずに、住民が2年任期で交代で理事をつとめ、責任をもって任にあたります。大規模マンションなので、建築会社の人もいますし、植栽の会社の人がいたりと、専門家が結構いるのが強みです。私も、管理規約を改定するなんてのは、就業規則の改定と同じのりでやってます。

今日は特に管理組合の話をしようと思ったわけではありません。フェイスブックさんはおせっかいなので、ときどき去年の今日とか、何年前の今日とかいって過去のアップしたものを教えてくれます。懐かしかったり、どきっとしたり、いろいろあります。この週末、6年前のブログを思い出させてくれました。2011年3月25日のブログです。タイトルは、『「想定外」と「想定以上」』。そう、震災から2週間目の日のブログです。葛西臨海公園の観覧車のライトが消えていたのにこの日に初めて気づいたというのが印象的。当時の記憶がよみがえります。風化させちゃいけないと綺麗ごとをいいながら、記憶は着実に日々の現実にまみれていく…。こうやって過去を振り返ることにより、鮮明にあの頃を思い出すとともに、この6年、あまり成長できていない自分にもあらためて気づきます。過去は、時に今の自分を鼓舞してくれます。






【2017/03/27 23:55】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
職場と持ち場、自己肯定感と自己効力感、そして酒場
昨日に続いて、障がい者雇用の関連からです。

「職場」という言葉があります。
「酒場」という言葉もあります。
ともに「場」(place)という文字が入っています。
そう、これらは文字通り「場」なのです。
私は「居酒屋」という言葉よりも「酒場」という言葉が好きです。

自分の働き先が、本当の意味で「職場」といえるようになると
そこは自分の「居場所」になります。
私たちは、この「居場所」を提供したいと思います。
長らく「居場所」を失って苦しんでいた人もいます。
自分の「居場所」を得られることにより、「自己肯定感」を持つことができます。
これは、キャリア自律の第一歩です。
そして、月曜日がつらくなくなります。

そんな「居場所」で自分なりに頑張って仕事をすると、
チームに貢献をすることができます。
貢献して役にたったなという実感が持てるようになります。
ある仕事を任せられるようになります。
そこは、自分の「持ち場」になります。
「持ち場」が得られると責任感が芽生えます。
改善や成長への意欲が芽生えます。
自分の「持ち場」を得られることにより、「自己効力感」を持つことができます。
これは、自信につながります。

次の金曜日にちょっとした講演を頼まれているのですが、
こんな話をしてみたいと思います。パワポはこれからです……。
今週はあまり「酒場」に行けそうもありません。

酒場探訪シリーズ044 SCAPA 
※酒場探訪シリーズ044 SCAPA@新橋  ~素敵なバーです。とある土曜日の昼下がりに信州おさけ村で立ち吞みしていて、お隣にいらした初老のご夫婦と仲良くなりました。別れ際に、実は私、近くでバーをやっています…と伺い、それがこちらです。リラックスしていた立ち吞みとは違い、キリッとしたご服装を拝見できます。



【2017/02/26 22:59】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
高齢化する身体障がい者
全国障がい者特例子会社連絡会という組織があり、年に1回この時期に会合&懇親会が開催されています。200社以上が集まっていたようです。もの凄い勢いで特例子会社は増えています。

2018年から現在の2%の雇用率が、2.3%あたりになるんじゃないかとささやかれています。このため、採用需要が沸騰しており、これまでは雇用が拡大していかなった精神障がい者の雇用機会も広がっています。これは間違いなくよいことです。雇用率が0.3%上がるというのは、1000名の企業でしたら、3名の雇用増ですが、20000人の企業でしたら60名という大量採用が必要です。

また、歴史のある企業はこれだけではすみません。障がい者の高齢化という問題を抱えています。
今回、発表をされた某大企業でも、障がい者の高齢化が進んでいました。これ、伝統企業ではある程度、共通した課題です。その大企業では50歳以上の障がい者社員が約500名いるそうです。しかも大半が、身体・内部障害でいわゆるダブルカウントの人たちです。ダブルカウントというのは、重度の障がい者について適用されており、1人雇用しただけで2人分にカウントできる障がい者のことを指します。思われている以上にダブルカウントの障がい者は多く、身体で42%、知的で23%がダブルカウントです。ばりばり働けいているダブルカウントの方もいるわけです。これに対して精神では一切ダブルカウントは認められていません。500名の社員のうち半分がダブルカウントだとすると、750名分の雇用が必要になるということになります。しかも、多くが中途障がいの人であり、健常者と同等の働き方をしています。となると、後任には健常者を採用して、それとは別に障がい者を採用しなければいけないことにもなります。
定年延長である程度は緩和できるかと思うと大間違い、すでに厚生年金の受給基準も満たしている障がい者は定年前の早期リタイアを選択するケースも多く、加速度的に人がいなくなっていきます。こんな大量の退職補充に悩まされているところに0.3%の雇用率アップ、これはすさまじいことです。実は身体障がい者全体も高齢化しています。すべての身体障がい者のうち、18歳~65歳の主に雇用対象となる年代の人は、実に28%しかいないのです。どうしても、精神障がい者の採用にどの企業も取り組まざるをえないマーケットがそこにはあるのです。

身体障がい者の高齢化がここまでとは知らなかったので、記録に残しておきたく、久しぶりにブログ書きました。

酒場探訪シリーズ043大輦 
※酒場探訪シリーズ043 大輦@船橋 ~ジャンル分けするとラーメン屋ですが、夜はすっかり素敵な酒場です。船橋ソースラーメンの代表店の1つですね。この具材、キャベツに紅ショウガにと、まったくソース焼きそば。そして、ハムカツのトッピングがなぜか定番。騙されたと思って食べると、実にうまいです。ビールも進む。




【2017/02/25 22:41】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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