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たかがトイレ、されどトイレ

ある飲食店コンサルの方から聞きました。女性客を多く集めたいと思ったら、トイレは男女別にして、女性用トイレにはいろいろとアメニティ・グッズを置くのがいいですよと。なるほど。

あるトランスジェンダーの方から聞きました。小さい飲食店って嬉しいんですよ。店の中にトイレが1つしかないから、男性用も女性用なくて気軽に安心してトイレを使えるからと。なるほど。

たかがトイレ、されどトイレ。そういうと、大きめのトイレが2つあるコンビニって、必ず1つが女性用でもう1つが男女用なんだけど、LGBTの方を意識してのものなのでしょうか。

まあ、トイレが複数あるような規模の酒場には、あまりいってはいないけど。


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新酒場探訪シリーズ016 丸健水産@赤羽 ~ここはそもそもトイレという概念がないですね。言わずと知れた赤羽の名物おでんや。店先で呑めるのはもちろん、出汁割ができるので有名ですね。酒は「丸眞正宗」。以前は23区で唯一の酒蔵でした。それが赤羽にあった小山酒造です。1878年の創業当時から愛飲され続けていた銘柄が「丸眞正宗」。小山酒造がクローズしたあと、遠縁にあたるという埼玉県の小山本家酒造が継承してくれています。赤羽には酒蔵も地ソース屋もなくなっちゃいました。


新・酒場探訪シリーズ017 丸健水産③ 


新・酒場探訪シリーズ017 丸健水産②


新・酒場探訪シリーズ017 丸健水産①











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【2019/03/12 06:02】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
酒場浴とマインドフルネス
「メンタルコンシェルジュ・セミナー」でうかがった慶應義塾大学医学部精神神経科学教室ストレス研究センターの佐渡先生のお話からのブログ、もう1日続けます。セミナータイトルは、「人事担当者のためのゼロから学ぶマインドフルネス」でした。

先生のマインドフルネスの定義です。「『今ここ』の体験に気づき、それをありのままに受け入れる態度および方法」。

居酒屋礼賛を書かれている浜田さんがしばしばブログの中で「酒場浴」という言葉を使っておられます。私も時折、講演などがある際に拝借して相談しています。自己紹介の部分で趣味を「酒場浴」と名乗っています。この言葉、本当にしっくりときます。多くの方に納得をいただけます。

素敵な古典酒場で、ただひたすら酒と酒肴に対峙している時間、喧噪も素敵なBGM、蔵の麹菌が下りてくるのと同じような感じで酒場の精のようなものが体と心に降り注がれるような気持になります。もちろん、仲間と行くのも、まわりのお客様やご店主・女将と話すのも「酒場浴」によいエッセンスを加えます。
「メンタルコンシェルジュ・セミナー」のセミナーで伺った話が、これにさらに理論的な背景をつくってくれました。「酒場浴」を感じているときは、一昨日のブログで書いた「マルチ・シフト」が起こっていないのがよいわけです。人の脳は注意をシフトすることによって疲労し、ストレスを感じるといいます。オフィス・ワークは「マルチ・タスク」の連続です。これは脳が注意を連続的にシフトしていることを意味します。ストレスフルなのは当たり前なのです。酒場でのゆったりした時間は、脳の注意のシフトを最小限にし、「今ここで」に無意識に集中できるという効果があるのかなと思います。ですから、私もよくやってしまいますが、酒場でスマホを頻繁にチェックするのは、とてももったいない時間の使い方なのかと思います。スマホのチェックは、脳の注意のシフトを頻繁に発生させる行為です。スマホが私たちのストレスを増しているというのは、こういうところからも説明ができそうです。

「酒場浴」の魅力を多くの方にお伝えしたいです。浜田さんもブログの中で、少し「酒場浴」とマインドフルネスの関係について書かれていたことがありましたので、一度、ご相談してみようかな。

昨日と一昨日のブログに関連事項があります。ご参考にされてください。

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新酒場探訪シリーズ016 初乃@越中島 ~お休みが続いているようですが、「酒場浴」という言葉に個人的にもっともフィットする酒場です。この一升瓶のバックバーを眺めて燗酒を呑んでいるだけで「今ここで」に浸れます。最初に出てくるアテも燗酒を促進させます。何といっても酒場不毛の京葉線沿線にあるのがありがたい。

新・酒場探訪シリーズ016 初乃① 

新・酒場探訪シリーズ016 初乃②

新・酒場探訪シリーズ016 初乃③




【2019/03/11 06:23】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「することモード」と「あることモード」

昨日のブログの続きです。「メンタルコンシェルジュ・セミナーでうかがった慶應義塾大学医学部精神神経科学教室ストレス研究センターの佐渡先生のお話からです。セミナータイトルは、「人事担当者のためのゼロから学ぶマインドフルネス」でした。

先生のマインドフルネスの定義です。「『今ここ』の体験に気づき、それをありのままに受け入れる態度および方法」。これもとは大谷彰先生の定義なんですね。昨日の話で説明すると、脳の注意をシフトさせないことなんだと思います。

 

人の脳は2つのタイプの情報処理モードを持つといいます。

   することモード  …doing mode

   あることモード …being mode

 

することモードというのは、「思考のモード」です。現在時点からゴールを目指して、論理的なものごとを考えて問題を解決しゴールにたどりつくことを目指すモードです。まさにビジネスモードですね。

これに対して、あることモードというのは、「感覚のモード」です。今の感覚に注意を向け続けるモードです。しっかりと味わいながらゆったりと食事をしているとき、森林で鳥のさえずりにただ耳を傾けているとき、などがわかりやすい例ですし、ヨガなんの呼吸法で呼吸に気持ちを集中させたりするのもそうです。まさに「今ここで」です。酒場で喧噪を心地よいBGMとしながら盃の酒を味わっている「酒場浴」もあることモードにほかなりません。

 

マインドフルネスが様々な企業でも注目されているのは、「することモード」だけではどうもいつもうまくいくとは限らなくなってきたことに気付いてきたからです。

することモードをつかさどるのは、脳の前頭皮質なんだそうです。ここは生物の中で人が突出して進化している部分であり、論理的で合理的な思考を担当しています。これに対して、脳には辺縁系という部分があり、ここは危険を察知するといった生物としての生きる力のために必要な機能を果たしているそうです。危険を察知すると恐怖の信号を発し逃げろと指示をします。危険、恐怖、ストレスというものが強くあると、この辺縁系が脳全体をハイジャックしたようなかたちになります。そうすると、相対的に前頭皮質の能力は低下します。大きなストレスに相対した時に、人が冷静に合理的に判断できなくなるのはこのためです。この辺縁系の活動をマインドフルネスが抑え込むことができるのです。それによって、結果として相対的に前頭皮質の活動を強化することもできます。つまり、マインドフルネスそして「あることモード」は、「することモード」を強化することに寄与するのです。大切な会議やプレゼンの前に意図的に「あることモード」に浸るのは有効なわけです。大切なのは、どちらのモードが重要ということではなく、自分の意志でモードの切り替えができるようになることなのかなと思います。

自分なりに「あることモード」への入り方を習得できると強いです。マインドフルネスが着目されている文脈はこういうことなのかなと私なりに解釈しました。


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新酒場探訪シリーズ015 ろっかん@荒木町  ~実にいい店です。酒は凱陣推しですが、それ以外にもかなり「うわっ」ってのがあります。マスターは大学生の頃から日本酒を買い漁っていたそうで、その歴史がラインナップになっています。何も考えずに任せて料理を楽しむのが一番です。カレーがたいてい用意されているのもうれしいです。熱燗とカレーほど合う組み合わせはありません。


新・酒場探訪シリーズ015 ろっかん① 


新・酒場探訪シリーズ015 ろっかん②

 

【2019/03/10 08:53】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
マルチ・シフトがストレスを招く

水曜日、木曜日と2日続けて本当に素敵なセミナーに行きました。2日目のセミナーについて少しご紹介します。主催されたのは、メンタルコンシェルジュ。精神科医の野口先生と弁護士の山中先生によるユニットです。私たち実務家は、いろいろと専門家の知恵をお借りしますが、専門分野の壁によく戸惑います。例えば、メンタル復職者の対応でも、どうしても雇用の問題と絡んでくる場合もあります。前者は精神科医、後者は弁護士のテーマになります。この両者の垣根なく対処ができるといいね、というのがメンタルコンシェルジュの設立理念です。そして、野口先生の突破力により、定期的に素晴らしいスピーカーを招いての講演を企画してくださっています。題して「メンタルコンシェルジュ・セミナー」。昨日の開催がなんと84回目でした。継続は力なりですね。

 

で、昨日のタイトルは「人事担当者のためのゼロから学ぶマインドフルス」。先月の断食以降、この世界にささやかに目覚めています。最初の投げかけは、「現代社会で、私たちはなぜストレスを感じやすく、人生の満足感(well-being)を得にくいのか」。確かにそうだよなぁと感じます。日々、社内のキャリアカウンセリングをしていますが、そこに足を運んでくれる人の多くは、ある意味、ストレスに関しての相談だともいえます。登壇されたのは、慶應義塾大学医学部精神神経科学教室ストレス研究センターの佐渡先生です。


今回学んだキーワードは、「マルチ・シフト」です。とても、腹に落ちます。今のビジネスのやり方の特徴は「マルチ・タスク」です。同時並行的に複数の業務をこなすことにより、業務生産性を高めているといわれています。マッキントッシュとウィンドウズの出現はマルチ・タスクに拍車をかけたといえます。一つのパソコンの画面上に複数のウィンドウを立ち上げ、同時並行的に作業ができます。本当に便利ですし、仕事がはかどります。でも、本当にそうでしょうか。

例えば、ワードで報告文書を作成していたとします。そこにチャットがきます。チャットに対応していたら、今度はメールが来ます。これも急ぎみたいなので、すぐさま返信します。返信する中で、確認が必要かなことがあったので、グーグルで調べます。で、送ったところでまた次のメールがきます。ワードの報告書に戻ったころには、何を書こうと思っていたのか忘れてしまい、また一から思考を始めます。こんな日常はないでしょうか。メールやチャットに対応せずに集中して業務を行う時間をつくるといった防御策はありますが、なかなか簡単にはいきません。果たして、マルチ・タスクは本当に効率を上げているのでしょうか。

 

実は私たちの脳は基本的には同時に1つのことしかできないという特徴をもっているそうです。同時に3つの業務をやっている場合、3つのことを切り替えながらやっているだけで、本当に同時にできているわけではないのだといいます。注意を連続的にシフトさせながら仕事をしているわけです。つまり、マルチ・タスクは、脳からみるとマルチ・シフトなのです。そして、脳が注意をシフトするという行為は、脳に多大な負担をかけるのだそうです。ある研究で、メールを確認する回数を制限した集団と、メールが来るたびに確認をしている集団との間でのストレス調査をしたところ、明らかに前者の集団の方がストレスが少なかったといいます。

私たちは知らず知らずのうちに、マルチ・シフトの罠に陥いり、脳を疲れさせ、ストレスを招いています。もっといえば、自らマルチ・シフトの罠に飛び込んですらいます。隙間時間でスマホをいじるなんていうのも、それですね。結果、脳は疲労し、ストレスは増大します。

もちろん、日々の業務の中では、マルチ・タスクもマルチ・シフトも避けるわけにはいきません。しかし、意識して、可能な限りマルチ・シフトを緩める時間を生活の中に織り込むだけでも、ストレスの軽減には役に立ちそうな気がします。明らかにマインドフルネスな考え方は、これに役に立つと思います。よい酒場でゆったりと吞んでいる「酒場浴」もまさにそれです。最後に話がずれてきているようにも思いますが、実はずれていません。続きは、また書きます。


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新酒場探訪シリーズ014 大冨@船橋  一昨年の暮れにたまたま通りがかったお店。自分の探店能力に自信がつくようなお店です。焼鳥の店です。それに熱燗を合わせられます。カウンターだけの小さなお店ですが、いつも一杯に混んでます。それはいうまでもなく美味しいからです。近くの方は是非。


新・酒場探訪シリーズ014 大冨② 


新・酒場探訪シリーズ014 大冨①




 

 

 

 

【2019/03/09 10:56】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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