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人間の持つ感情のうちで最も強いもの
人間の持つ感情のうちで最も強いものは、他人に認められることを渇望する気持ちである

        心理学者 ウィリアム・ジェームス

フェイスブックがこれほどまで浸透したのは、「いいね」ボタンがあるからだと感じます。私たちは、そうそう相手に賞賛の気持ちを伝えることはできません。「いいね」ボタンはそれを極めてカジュアルなものにしました。やっぱり多くの方に「いいね」と言われるのは誰でも嬉しいものです。あなたの書き込みを読んでます、あなたの書き込み「いい」ですね。このやりとりを平易で無機質にしたのが、フェイスブックのミソの1つです。このあたりの心理に上手に這い込んだSNSと、そうでもないSNSで、自然と明暗が分かれるような感じもします。

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス。今のSFCがあるのも、開校当時の教授陣が徹底的に学生を承認し、褒めて、自信を持たせて、日本を変えることができるのは君たちだけだというメッセージを伝え続けたからだという話を昨日ききました。これも同じ文脈に位置づいている話です。


《2012年5月23日》 ある方がつないでくれた素敵な呑み会。毎日、続いて眠いなんて言っている場合じゃない。まだまだ世界は果てしなく広いですから。
【2012/05/23 23:57】 | モチベーション | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
頑張ってね VS 頑張ってるね
部下にかける言葉として「頑張ってね」というのがありますね。
そして、「頑張ってるね」という言葉もあります。
この2つの言葉、「る」があるかどうかの違いしかありませんが、言葉をかけられる側には大きな違いがあるといいます。コーチングの一人者、伊藤守氏の著書「コーチングの教科書」で読んだ話です。

「頑張ってね」というのは、まだ、自分は十分ではないと相手に感じさせる言葉なのだそうです。頑張って欲しいという期待を伝えたいという気持ちであるのでしょうが、まだ十分に頑張れていないからいわれる言葉だという撮られるといわれれば、確かにそうです。

これに対して「頑張ってるね」というのは、自分が十分に認められていると感じさせる言葉なのだそうです。なるほどですね。

相手を褒める時には、事実を認めて、それをそのまま伝えることが大切だといわれます。まずはきちんと事実をつかむこと、事実に反したことを褒められても誰も嬉しくありません。逆に、この人ってほんとに見てくれているのかなという不信感すら生まれるかもしれません。「頑張っているね」というのは、今の状況の事実を伝えている言葉なのだといえます。

褒め殺しという言葉もありますが、意図的に誘導的に褒めてしまうことって、どうしてもよくあります。褒めることをモチベーション向上のために使おうとしつつ、自分のいい方に誘導しようという「むしのいい」やり方です。これは結構、無意識にやっていることもあります。褒める言葉に上司としての意見や評価がにじみ出ると、これは素直には聞きにくいものです。

いずれにしても、スタートは相手をよく観ることです。相手に関心をきちんと持つことです。これができずにテクニックを学んでも、気持ちは伝わりませんし、何も効果は出ません。

コーチングの教科書コーチングの教科書
(2010/04/22)
伊藤 守

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《2012年5月20日》 スカイツリーの下まで行ったんですが、オープン前というのに凄い人でした。スカイツリー自体のデザインはどうしても好きになれないことと、高いところが嫌いなため、あまり興味がないのですが、東京の東部であれほどの賑わいが起こることについては、本当に嬉しく思います。東部回帰の始まりです。
【2012/05/20 21:16】 | モチベーション | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
モチベーション維持・向上の役割が個人に移ることにより…
メンバーのモチベーションは企業の最大の財産だともいえます。ですから、企業はモチベーションをマネジメントしようとします。20世紀の日本企業がとった年功序列賃金も、社宅制度も、家族的な職場風土も、社内預金制度も、究極的にはそれがメンバーのモチベーションを維持・向上するために有効だと認識したからこそ、投資したものだと考えられます。そういう意味では、いにしえの時代には、モチベーションは会社が管理できるものだったと考えられていたのです。

しかし、現在、この関係は完全に壊れています。この崩壊の理由はしばしば成果主義に求められます。それはそれで正しいとは思いますが、もう1つの要因としてライフスタイルの多様化に起因する価値観の多様化があげられると思います。働く旦那+専業主婦+子供2名という標準世帯モデルが壊れたことにより、画一的なモチベーション訴求施策はとれなくなったわけです。

そんな中でも心ある企業や、新しい企業群は別の形でメンバーのモチベーションを維持・向上しようと努力してきました。ただ、誰しもが企業がモチベーションの丸が抱えをすることなんかできないということには気づいてきました。

つまり、モチベーションを維持・向上させる機能の主体が、企業から、従業員個人、私たち自分たち自身に移ったのです。

これはここ数十年間に人事の世界で起こった最大の変化かもしれません。

これに適応できない人も多数生まれました。自分の心の居場所を失い、そしてメンタルの体調を崩していってしまう人の増加もこの文脈からも語れるでしょう。

個人でモチベーションをマネジメントする場合、その対象は会社だけではなくなります。会社での生活で十分なモチベーションを得られないのであれば、他の部分で得る必要があるわけです。極端なワーク・ライフ・バランス論や、個人主義の台頭もこの文脈で語れるように思います。

新たな形のハードワーカーも多く生まれています。しかし、企業はそれらの人に十分なモチベーションを既に与えられません。といいますか、それらの人は企業が与えるモチベーションだけではとても満足できません。そして、外にも出ます。ワーク・ライフ・インテグレーションという概念や、越境学習という行為も、この文脈で語ってみることができそうです。キャリアというものがこれだけ関心を浴びているのも同様かもしれません。

人はなぜ「越境学習」をするのかということをぼんやり考えていたら、こんな話を思いつきました。「越境学習」に自らのモチベーションの維持・向上を求めている人は少なからずいると思いますが、その因果を逆にして考えてみたら、こんな話になりました。まだまだ整理のたりない未熟な考え方ですが、また時間をみてさらに整理をしてみます。

モチベーションを維持・向上させる機能の主体が、企業から、従業員個人、私たち自分たち自身に移ったことこそ、ここ数十年間に人事の世界で起こった最大の変化という切り口は、ちょっと気に入りました。

《2012年4月2日》 入社式です。こちらの背筋が伸びます。すごくいろいろなことを考えました。

【2012/04/02 23:22】 | モチベーション | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
モチベーションのセルフコントロール
今日は朝から社内研修。

9時から18時までいろいろな部署から人が集まります。対象者はリーダー層。実際にメンバーを持って仕事の切り盛りを第一線でしている皆さんです。選択理論心理学をベースにした研修なのですが、扱うテーマはモチベーションになります。

前にも何度か書いていますが、私が個人的に定義している人事の世界の3大思考停止ワードは、「マネジメント」「リーダーシップ」「モチベーション」。これらの3つの言葉は、あまりにも座りがよいのでついつい頻繁に活用しますが、これらの言葉が出てきたらちょっと疑う必要があります。「やっぱりマネジメントの問題だよね」「彼のリーダーシップには問題があるよね」「今一番大切なのはモチベーションだね」などとしたり顔でいう人は実は何も考えていない可能性があります。これら3つの言葉でとどまらず、さらに一歩もっともっとリアルな言葉で踏み込む必要があります。

で、今日のテーマはリーダーシップと、モチベーションです。リーダーシップとはメンバーのモチベーションをマネジメントすることだともいえます(思考停止ワード究極の3連発です!)。

メンバーのモチベーションを維持・向上させるために最低限必要なことは何でしょうか。もちろんいろいろな回答があると思いますが、私はずーっとこう思っています。自分自身のモチベーションをセルフマネジメントすること、です。だいたいモチベーションの低い人から、モチベーションを高く持てなんていわれたくはありませんしね。

モチベーションのセルフコントロール、セルフマネジメントのために何をすればいいのか。これは人によって異なりますが、まずは自分のモチベーションの状態がどうであるかを的確に把握することでしょう。モチベーションは日々刻々と変化しますから。把握することができるようになると、だいたい何が起こると下がるのか、何が起こるとあがるのかがつかめてきます。そうすると自分なりの対処が少しだけ可能になります。

私にとっては「越境学習」はモチベーションのコントロールのためにとても大切な要素になっています。あと、美味しいものを食べることも同様です。ですから、どんなに忙しくてもこれらの要素のための時間は優先して確保します。それが忙しい中で仕事を回すために必要だということが自分でわかっているからです。

よく「忙しいのによくいろいろなところに顔を出しますね」、とか「忙しいのによく飲み歩いていますね」とかいわれますが、忙しいからこそ、自分の気持ちを維持するためにやっているのかもしれません。
暇になったら逆にどうなるんでしょうか。社会に出てから一瞬たりとも暇になったことがないので、この気持ちは経験的にはまだわかりません。きっと今ほどは「越境学習」に積極的には参加しなくなってしまうような気がします。

《2012年1月28日》 研修後18時から会議。結構、面白いことになりそうな、そんな感じもあったりします。来月はお休み2日だけの予定。個人的な用事も満載なので、時間の使い方と体調管理がポイントになりますね。



【2012/01/28 23:54】 | モチベーション | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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