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思考はハンドル、感情はエンジン
独立して株式会社コンサルティングZEROを立ち上げられた松本さんのメルマガが好きです。

今日のメルマガでは、こんなお話がありました。
管理職研修を何年も続けている中で、自分の気持ちの本音を語れない管理職にしばしば出会うというのです。
気持ち、思い、感情を問われても、答えに窮する人が多いというのです。

ちょっと引用してみます。

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私の考えでは、
思考はハンドル、感情はエンジン。

思考は「正しさ」を導くために必要ですが、
馬力がないのが欠点。

自分で半期の目標を掲げたとする。
そこには「正しさ」はあるが「感情」が伴っていない。
そのため未達が続きます。
未達どころか、アクションすら起こさない人も…。

リーダーの役割を演じる上で、自分の感情をどこかに置いてきた。
捨てることを繰り返すうちに、自分の気持ち・感情にさえ、
気づけなくなっているような気がします。

他人の気持ち・感情に気づくには、まずは
自分の気持ち・感情に気づくことから。

他人の気持ちを動かす対話スキルばかりに目が行きがちです。
自分の気持ちに気づけない人が果たしてそれができるか。

自分の感情・気持ちとも対話をしてあげてください。
あなたが対話をしないと、誰も話し相手がいません。
きっとグレてしまい、存在すら消してしまうでしょう。
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確かに「感情」は、エンジンになります。
「思い」といいかえてもいいでしょう。
これが健全に育たないと、よい仕事をできる人にはなれません。
そして、「思考」だけで動いていると、疲れます。
ときに「感情」のわかない仕事をやらないといけないこともあります。
でも、もっと「感情」のわく仕事をやる時間を確保したいという「思い」が
そんな「感情」のわかない仕事を早くこなす動力源になります。

「感情」をどう抱くようにするか、「感情」にどう気づくようにするか、
これはアクティブな組織をつくるために、必要なことですね。

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※今日も飲んだ。


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【2015/10/21 23:59】 | モチベーション | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
報酬主義をこえて
先日のキャリアラボのスーパービジョンで花田先生が紹介された「報酬主義をこえて」(アルフィ・コーン著)からの一節です(99ページ)。読んでみようかなと思って、アマゾンでみたら、とってもお高い本だったので、やめました。「報酬による動機づけはいかに不毛であるか、どのような問題が発生するかを具体例にもどづいて明らかにし、内発的動機づけの重要性を説く」と紹介文にはあります。

こうこうすればあれをあげる」と言えば、関心は「こうする」ではなくて「あれ」に行ってしまう。従業員に給与袋の中味について考えさせたり、生徒に通知票のことを心配させたりするのは、創造性を重んじようとする場合にはほぼ最悪の戦略である。


高額の役員報酬で呼ばれた職業経営者が短期利益をおって会社を壊すのもこのロジックですね。学校教育もこのような傾向が強いと、学ぶプロセスを大切にすることなく、いかに早く正しい(?)答えにだとりつくかを求めることに一喜一憂するような優秀な(?)学生ばかりが育つことになります。最小の努力でよい結果を出すことに奔走するわけです。

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※ハワイ島は島中が溶岩で覆われているのも凄いですが、島全体が山の裾野であることに感動です。
【2015/10/07 23:58】 | モチベーション | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
すぐやる 必ずやる できるまでやる
書くネタはたくさんあるんだけど、何となく筆が進まずに、ずるずるとブログ更新頻度が下がっていますが、何年も毎日書き続けていた頃の自分をすっげぇーなぁと思ったりします。その頃よりも、すっげぇーなぁといえるようなことも多少は今の自分にもあるのかもしれませんが、絶対に言い訳にしてはいけないし、しないのがポリシーの1つである「忙しい」というフレーズや、さまざまなしがらみの中で、やや自分を甘やかしたり、してはいまいか。

ただ、自分をおいたてないのも、新しい生き方としては大切かなぁと思ったりと、ふわふわと考えているところに、素敵なバッチを2つ今日は得ました。直線的でさわやかで、すがすがしいです。特に左側ですねぇ。日本電産の永守さんが確かいってましたね。社是か何かだったでしょうか。でも、単なるモーレツではなく、しなやかに、これを成し遂げるのが、われわれのスタイルだなと、考えた町田での越境でした。

明日は日曜日。そして母の日。

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【2015/05/09 22:45】 | モチベーション | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
少しでいい話をするには、話す人自身が愉しむ必要があるんだなぁ
自動車免許の更新に先日行ってきました。20年前と比較して、もの凄く進化したのが、この自動車免許の更新だと思うのですが、極めてスムースに短時間で更新が終わります。皆さん、すっごくホスピタリティに溢れているという感じではまったくないのですが、それぞれの持ち場でいい仕事してますし、案内掲示板なんかもそれなりに適切です。

で、私は「一般講習」対象なので、1時間の講習を受けました。前回は「失効」、前々回は「免停」でしたので、久々に一般人です(ただ、失効の時も講習は一般だったような曖昧な記憶があります)。

実はこの講習、前回も前前回も、実に面白く受講をすることができました。完全に講師のキャラクターによるところが大きいように感じますが、お定まりのビデオさえも面白く感じられました。それに対して、先日のは、まあ、びっくり。これだけ人に聴かせる気のないしゃべり方ができる講師って何なんだろうという感じでした。もちろん、我々はここで1時間我慢しないと免許の更新ができないから、多少のいねむりはしつつもちゃんと聴きます。

前回と前々回のあの面白く話を聴けた講師達と、今日のこの講師の違いは何なんだろう…と考えつつ聴いてましたが、一番の違いは、話をすることを講師自身が愉しんでいるかどうかじゃないかと感じました。

免許センターの講師になるキャリアパスがどうなっているのかは、まったく知りませんが、おそらく免許センターの講師をめざして夢がかなって今の仕事をしていますという人はあまりいないのではないかと思います。ですから、この与えられた役割にどう対峙するかというスタンスの問題で、話し方が大きく変わってくるのでしょう。

特に前前回の講師は多少脱線しながら飽きさせない話をしてました。私は免停で受講していたので、時間も今回よりもだいぶ長かったと思います。もしかすると、あまり脱線するのは規定的にはまずいのかもしれません。今回の講師は、60分の講義のうち、20分を手続き的などうでもいい話を丁寧に(これ3分あれば余裕で終わる説明を牛歩戦術のようにゆっくりとやります)、次の20分を最近の法改正についての説明をテキスト棒読みに近く、最後の20分はビデオ、終わった瞬間に一番安堵していたのは講師のようにさえ感じられました。多分、講師も愉しくはないでしょうね。

少しでいい話をするには、話す人自身が愉しむ必要があるんだなぁと、ある意味、当たり前のことを実感した東陽町の夏の日でした。

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【2013/08/16 23:19】 | モチベーション | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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