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「技術は真似できても育てた社員は真似できない」~アーカイブ『古典酒場』第11号「酔いどれ新聞第2号」 (2012.4)
なんか頼まれてちょこまかいろんなところに書いたりすることがあるんてすが、整理がよくないので記録がほとんどされていません。なんとなくもったいないなぁという気もするので、とりあえず手元にあるものであまり長くないものについて、ブログでアーカイブをやろうと思い立ちました。ということで、ちょこまか今週はアーカイブしています。
実は、私、一度だけあの倉嶋さんの伝説の「古典酒場」で執筆させていただいているんです。なんて光栄なこと。11号です。内容的にはホッピービバレッジの石渡社長の書籍の書評です。編集者としてきれっきれっの倉嶋さんと、ささやかですが一緒にお仕事できたのは一生の宝物です。

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『古典酒場』第11号「酔いどれ新聞第2号」 (2012.4)
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「技術は真似できても育てた社員は真似できない」
石渡美奈著 総合法令出版刊
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石渡美奈氏には無駄な動きが多い。彼女は新卒で日清製粉という会社に入り、私と一緒に人事部で新卒採用の担当を数年間していた。最終面接を待つ学生をリラックスさせるためにお茶を出しに行った彼女が、入り口でけつまずいて豪快にダイビングをしたという逸話がある。そんな接遇の方法は誰も教えていない。実に無駄な行為だが、学生は唖然として緊張も吹っ飛んだと思う。見事に目的は達している。また、自らの身体よりもお茶を守ろうとした心意気にも好感が持てる。
ホッピービバレッジ社での石渡美奈氏の活躍は賞賛に値するが、歩んできたのはまっすぐな道ではない。三歩進んで、けつまずいて二歩下がる、の連続だったようだ。幾多の無駄な動きを乗り越えて今日がある。本書にはそんな素敵な無駄が満載されている。無駄なくして人は育たない。無駄が摩擦を呼び、それが成長を呼ぶ。効率的に一直線に人を育てようなんて駄目だ。石渡美奈氏は時間刻みで多忙な時間を過ごしつつ、きちんと無駄をこなしている。
思えば酒を飲むなんてことも、本当に無駄な行為だ。膨大な時間とお金と、時に記憶すら失う。でも、そんな無駄が私たちを豊かにする。たくさんの笑顔と思い出と出会いをもたらす。ホッピーを飲むとき、石渡美奈氏と仲間たちがやらかした素敵な無駄がその味わいを深めていることを実感できるはずだ。素敵な無駄に乾杯したい。
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新酒場探訪シリーズ022 バー嘉茂@銀座 ~ホッピービバレッジの話になったので、世界一美味しいホッピーが吞める店を。嘉茂ご兄弟のお店です。素晴らしいバックバーを眺めながら、ほんどの人がホッピーを呑んでいるという絵が素晴らしい。弟さんの料理も素敵。こないだ一村の大野さんが、この店は凄いといっていて勝手に嬉しくなりました。二枚目の写真は13杯のホッピーを一気につくるなかなか見れない雄姿。三枚目にあるとおり、一升瓶のキンミヤが冷凍庫から出てくるのです。

新・酒場探訪シリーズ022 パー嘉茂① 

新・酒場探訪シリーズ022 パー嘉茂③

新・酒場探訪シリーズ022 パー嘉茂②

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【2019/03/29 22:07】 | 書籍紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
本の読み方、変えてみました~「組織開発の探求」
昔から読書が好きです。というか、本が好きです。高校時代からSF本の収集を始め、実家には相当のコレクションがあります。たぶん日本で200番くらいのSF関連の蔵書家ではないでしょうか。以前は各地の古本屋で買い漁ってました。ネット販売などという不粋なものがなかったので、足で買い歩くわけです。貴重な本を100円均一の棚でみかけた時の感動ったら、何ともいえません。仕事帰りにたまたま立ち寄った横須賀の古本屋で50冊以上、買い漁ったこともありました。神田だと1000円で出てそうなのが100円だったんです。情報が均質化されていない時代の面白さでしょう。各地の古書市などの開催も愉しみにしていました。もちろん読む方も今とは比較できないほど読んでおり、大学4年の時には卒論対策もあり大量の書籍を読む決意をして、月に100冊以上、1日に17冊読むというのもやりました。

この秋、経営学習研究所も共催させていただき、中原先生と中村先生の組織開発のイベントを開催しました。お2人の共著である「組織開発の探求」の出版記念企画でもありした。この時、お隣に関西の企業で組織開発を担当されている方がいました。中原先生の進行ですから、当然、周りの方との対話の時間があります。その時に見せていただいた、この方が持っている「組織開発の探求」が凄いんです。目茶目茶、マーカーが引かれており、多数のポストイットが花びらのように咲き誇ります。
実は私はこれができないんです。読書が好き以上に本が好きなので、本に書き込みをするというのは本を傷つける行為のような気がして、マーカーもアンダーラインも引けないのです。ずーっとそうやってきました。でも、お隣の人のようにマーカーを重要な部分に引けば、あとで重要なところを探すときは便利だし、それ以上に頭に入りやすかったり、読書に集中できるかもなぁと当たり前のことをあらためて感じました。ちょうど読んだ本の頭への残りが悪くなってきたなぁと感じていたこともあったのかと思います。

で、先月から試しにやってみています。最初は國分康孝先生の「カウンセリングの理論」。まじめにキャリアカウンセラー養成講座のトレーナー職をやることにしたので、網羅的鳥瞰的な関連知識の把握のために関係書をあたっています。マーカー引きながら読みましたが、なかなかいいですね、これ。集中できるし、頭に入りやすいような気もします。もちろん小説には合いませんが、この手の書籍にはよい読み方なんだなぁと今更ながら感じました。本もこういう風に読み倒してもらえれば、傷はついても嬉しいかもしれません。精読って奴ですかね。

で、この年末は「組織開発の探求」を精読しました。セミナーに2度出たこともあり、大変に申し訳ないことですが斜め読みでお茶を濁していたのですが、やはり違いました。前出の「カウンセリングの理論」で読んだカウンセリングの歴史や理論とも時代背景などが重なり、相互の関連性もあるので、とてもよいタイミングでした。それにしても、あらためて思うのは中原先生の本は「読みやすい」。様々な学問分野をこの読みやすさで語れる研究者がたくさん出てくれるとありがたいなぁと素朴に思います。

このマーカーでの精読法は読むのにそれなりに時間がかかりますが、これという本はちゃんとこうやって読んでみようというのが、2019年の誓いの1つです。

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新酒場探訪シリーズ011 スタンドキッチン・ルポン@西荻窪  みんな大好きな「戎」が並ぶ路の曲がり角に1年ちょっと前くらいにできたお店です。レモンサワーの店。何種類か愉しめます。そしてこの季節はホットレモンで一杯。近所の「石川屋」さんから鰻串の出前もとれるようになりました。「石川屋」さんは中央線には、大久保と西荻窪だけ鰻串屋がないので出してみたと話されていました。こういう個人店同士が連帯して街を盛り上げるのがいいですね。ルポンの店内には、西荻窪のお店のショップカードでつくった地図もあります。3枚目の写真がそうですが、これは開店間もなく写した写真。今はもっともっと賑やかになっています。そうそう、ここは「まぜそば」の店でもあります。ゼロ次会やって〆にも寄れる貴重なお店。
新・酒場探訪シリーズ011 スタンドキッチン・ルポン①  

新・酒場探訪シリーズ011 スタンドキッチン・ルポン② 

新・酒場探訪シリーズ011 スタンドキッチン・ルポン③ 

新・酒場探訪シリーズ011 スタンドキッチン・ルポン④ 

【2019/01/03 22:01】 | 書籍紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
筒井康隆展に行ってきました
筒井康隆展に行ってきました。

世田谷文学館です。急行で行ったので、千歳船橋から歩きました。ここに来るのは「日本SF展」以来です。帰りは芦花公園まで歩いて、荻窪・西荻窪の旅に向かいました。
中学校から高校にかけて、日本のSF第1世代・第2世代の作品は読みつくしましたが、その中でも一番、好きだったのは筒井康隆です。多くの作品が好きですが「家」とか「熊の木本線」とかいう感じのとても好きです。
私の社会学士としての卒論は「日本SF史」でした。かなりのページを筒井康隆が直木賞を何度もノミネートされながら取れなかった話に費やした記憶があります。ただ、その後、筒井康隆の作品の多く文芸誌で掲載されるようになります。そして、純文学とSFの境界はとろけていきます。1962年は私の生まれた年ですが、この年に初めての「日本SF大会」、通称メグコンが開催されています。生まれるのが少し遅く、1つのジャンルが生まれる高揚感を同時代体験できなかったのは残念です。ただ、世の中の認知はなかなか厳しく、その頃にあった「日本SF作家クラブ」の旅行の際に、宿の看板が「日本SFサッカークラブ」になっていたというのは有名なお話です。
高校・大学の頃は、日本・アメリカ問わず、SF作品を読み漁りました。高田馬場、神保町の古書店で買い漁りました。ギネスにチャレンジの勢いで、1日に17冊読んだ日もあります。月に100冊読んだ月もありました。SFから得たセンス・オブ・ワンダーは、自分の思考に強く影響を与えていると思います。
今は、書店に行っても「SF」という棚はなくなりました。ジャンルとして「浸透」していったSFが、他のジャンルとの境界線をなくして「拡散」しつくして、ジャンルとしての独立性を失っていったのです。ある意味、あらゆるものがSF化してきたのだともいえます。ちょうどその「拡散」が強まり始めたのが私の大学時代で、私が卒論を書いていた頃です。
1年くらいかけて、全作品を読み返そうかなと思ったりします。それにしても、読書量が減りました。これは明らかに反省事項です。

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世田谷文学館の入り口。わくわく。

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生誕の年1934年から、1年ずつの展示。読みふける。途中から同時代体験になる。

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作品集。基本的にほぼすべて持っている。実家のグルニエに眠っている。

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作品マップ。こういうの愉しい。

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第1回SF大会の写真。目黒でやったのでメグコン。1962年。自分が生まれた年。

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原稿用紙で原稿を書くってすごい。

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記念品のしおり。もちろん購入。もっと写真あるけど、このあたりで。




【2018/11/25 23:45】 | 書籍紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
書店力
私は書店が好きです。
街の書店が壊滅状態で、大型の巨艦店でないと
書店もなかなか生き延びれない時代になってきました。
書店が1店もない市区町村もあるそうです。

良い書店というのは、買うつもりがなかったり、まったく知らなかった本を
ついつい買ってしまう書店です。
絶対、アマゾンのリコメンド機能ではリコメンドされないような本、
そんな本が、目に飛び込んでくるような書店です。
そんな書店を書店力のある書店と私は勝手にいっています。

私の自宅の近くの駅前にある街の書店は
けして大規模ではないのですが、
それでも専門書を除けば一通りの書籍をおいている街の書店としてはそこそこの規模です。
ここはなかなか書店力があります。
好きな店員がいるんだと思いますが、
いろいろと手書きのPOPが書棚に置かれ、ここに様々な情報が満載されています。
で、買う気もない、知りもしない本を買うことがあります。

最近の書店はどこも書店力がなかなか高くなってきています。
でも、なんとなく自分として得意な書店とそうでもない書店があります。
例えば、高田馬場の芳林堂は好きな書店です。
ここは何といっても、中学校・高校の頃に毎週通っていた書店です。
まだ、ビックボックスが赤かった頃のお話です。
いったい、ここで何冊の書籍を買ったことでしょうか。

当日と棚の配置はがらっと変わっているのですが、
今でも行くと、本の大人買いをしてしまいます。
書店力が高いのは間違いないですが、ホーム感覚があるんですかね。

どれだけアマゾンが便利になっても、
書店の書棚めぐりの愉しさは消えません。

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【2016/12/01 23:57】 | 書籍紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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