「叱る」と「怒る」の違いのわかりやすい整理です。 会社で研修をお願いしたこともある、田中和彦氏の著書「課長の会話術」(日本実業出版)からの引用です。。 「怒る」…すんだことに焦点を当てて、その場の勢いで、自分の言いたいように、感情をぶつけて、結果的に自分だけがすっきりする。 「叱る」…未来を見据えて、愛情と勇気を持って、相手に伝わるように、なるべく理性的に語りかけて、結果的に部下が成長する。 「自分だけがすっきりする」ってのが何とも笑えるのですが、実際にこんなこと、結構やっちゃったりしていますよね。 スポンサーサイト
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断捨離という言葉がはやったりしましたが、これが得意な人と苦手な人がいますよね。私は典型的な「苦手な人」です。まあ、捨てられない、やめられない、断れない、そんな感じです。 でも、そうばかりだと時間がどうにもなくなります。自分の好きなことができる余地がなくなるので、ストレスも溜まります。で、健康的ではありません。 「何をしないかを決めることは、何をするかを決めることと、同じくらい重要だ」というのは、スティーブ・ジョブズの言葉ですね。決断という言葉は、「決めて断つ」と書きますね。何を「断つ」かを「決める」のは、とても大切なことです。 でも、気質は簡単には変わらないんだよなぁ。 そして、組織も簡単には変わらないですよねぇ。 ※酒場探訪シリーズ035 黒猫夜@六本木 銀座にも赤坂にもあります。いいです、ここのメニュー。そして紹興酒18種類飲み比べ。2年前の夏の日ですが、ここに来る前にテキーラ飲み放題&飲み比べを散々にやってきたのに凄い。翌日、入院しました。 |
はるかかなたの7月のことですが、野口先生のメンタルヘルス・コンシェルジュのセミナーで聴いた「アンガー・マネジメント」のお話、ちょっと前にも書きましたが、続きです。
今回は、「衝動」をコントロールする方法。 キーワードは、ずばり「6秒」です。 なんと、怒りが持続するのはわずかに6秒だけなのだそうです。怒りを呼び起こすアドレナリンが脳内で分泌される時間が6秒なのだといいます。だから、この6秒さえ上手にやり過ごせば、怒りはマネジメントできます。 いうまでもなくやってはいけないのは、この6秒の間に衝動的に何かをしてしまうことです。典型的なのは売り言葉に買い言葉の喧嘩ですね。 とにかく何でもいいから何としてでも、6秒間をやり過ごし、時がたつのを待つことです。そして、アドレナリンの量が減ってきてから対処するわけです。いうのは簡単ですが、実際に怒ってしまった時にうまくできるものでしょうか。うまくコントロールするには、たぶん平素からのイメージトレーニングが大切でしょう。怒りの感情がわきあがってきたら、頭の中で6つ数えることを習慣化するなんてのはわかりやすいですね。本当に危険そうであれば、いったん部屋を出てしまうのも間違いのない対応策です。ただし、戻ってから上手に取り繕わないとかえってまずいかもしれませんが。 まあ、深呼吸をして6秒をやり過ごすなんてのは普通ですが、効果的な感じがしますね。 とにかく「6秒やりすごす」。これだけ記憶しておきましょう。 ![]() |