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叱ると怒るの違い
「叱る」と「怒る」の違いのわかりやすい整理です。

会社で研修をお願いしたこともある、田中和彦氏の著書「課長の会話術」(日本実業出版)からの引用です。。
 
「怒る」…すんだことに焦点を当てて、その場の勢いで、自分の言いたいように、感情をぶつけて、結果的に自分だけがすっきりする。
「叱る」…未来を見据えて、愛情と勇気を持って、相手に伝わるように、なるべく理性的に語りかけて、結果的に部下が成長する。

「自分だけがすっきりする」ってのが何とも笑えるのですが、実際にこんなこと、結構やっちゃったりしていますよね。

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【2016/12/06 23:50】 | マネジメント・リーダーシップ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
何をしないかを決めることは、何をするかを決めることと、同じくらい重要だ

断捨離という言葉がはやったりしましたが、これが得意な人と苦手な人がいますよね。私は典型的な「苦手な人」です。まあ、捨てられない、やめられない、断れない、そんな感じです。

でも、そうばかりだと時間がどうにもなくなります。自分の好きなことができる余地がなくなるので、ストレスも溜まります。で、健康的ではありません。

「何をしないかを決めることは、何をするかを決めることと、同じくらい重要だ」というのは、スティーブ・ジョブズの言葉ですね。決断という言葉は、「決めて断つ」と書きますね。何を「断つ」かを「決める」のは、とても大切なことです。

でも、気質は簡単には変わらないんだよなぁ。

そして、組織も簡単には変わらないですよねぇ。


酒場探訪シリーズ035 黒猫夜 

※酒場探訪シリーズ035 黒猫夜@六本木 銀座にも赤坂にもあります。いいです、ここのメニュー。そして紹興酒18種類飲み比べ。2年前の夏の日ですが、ここに来る前にテキーラ飲み放題&飲み比べを散々にやってきたのに凄い。翌日、入院しました。



【2016/12/04 23:50】 | マネジメント・リーダーシップ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
チームとグループ、そして都橋商店街、横丁
先日、聞いたグループとチームの違いの話。

グループは足し算。
チームは掛け算。

ある特定の目的を達成するために集まった複数の人々は一般的にグループと呼ばれ、
その業績は、通常では個々のメンバーの貢献の総和になります。

そして、グループ集団の中でも、
協調を通じてプラスの相乗効果(シナジー効果)を生む集団は
「チーム」と称され、チームでの取り組みは、
個々の投入量の総和よりも高い業績水準をもたらします。
でも、チームは掛け算なので、誰か1人がマイナスになると、総和もマイナスになります。

チームが効果的であるための3要素として
  ①.明確な方針と目標=ベクトル ~ビジョンやバリューの共有
  ②.明確な手順と役割分担=プロセス ~効果的なコミュニケーションプロセス
  ③.必要な能力を有したメンバー=ヒューマン ~メンバー間の関係性の向上

という整理もありました。

マネージャーの役割は、グループをチームにすること。

そのためにも、個々のメンバーのニーズによりそうことは大切だなあと、
昨日のSV講座にも話はつながります。

そして、さらに話は飛躍します。
チームとグループの関係性は、けして人だけではないのです。
例えば、下の写真、横浜野毛にある都橋商店街。川沿いにある古い二階建てのビルです。
この都橋商店街、いいチームになっています。
いつの間にやら、飲食店ばかりになり、いずれもが個店なのだと思いますが、
それぞれ独自に魅力を出していますが、この商店街というかビル自体が
また1つのチームとしての味を出しています。共同トイレもいいですね。
1つ1つのお店の総和以上の魅力がここにはあります。
野毛という街自体もそうでしょうし、
日本中に存在する「横丁」という存在は、まさにチームです。

新しくできたきらびやかなモールが、
1つひとつは悪くない店が入っているんだけど、
モール自体の魅力というのが感じられないというケース、散見されます。
チェーン店ばかりを入れて構成されている駅ビルなんかその代表例です。
再開発でチームとして愛されている横丁をつぶし
たんなるグループでしかない駅ビルを建てるような文化つぶしはもう終わりにしましょう。

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※ここまでのチームになったのには、名店「ホッピー仙人」の影響と貢献は大なんでしょうね。ホッピーのある日に行きたいです。
【2016/09/19 10:15】 | マネジメント・リーダーシップ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
6秒やりすごそう~アンガーマネジメントから
はるかかなたの7月のことですが、野口先生のメンタルヘルス・コンシェルジュのセミナーで聴いた「アンガー・マネジメント」のお話、ちょっと前にも書きましたが、続きです。

今回は、「衝動」をコントロールする方法。
キーワードは、ずばり「6秒」です。

なんと、怒りが持続するのはわずかに6秒だけなのだそうです。怒りを呼び起こすアドレナリンが脳内で分泌される時間が6秒なのだといいます。だから、この6秒さえ上手にやり過ごせば、怒りはマネジメントできます。

いうまでもなくやってはいけないのは、この6秒の間に衝動的に何かをしてしまうことです。典型的なのは売り言葉に買い言葉の喧嘩ですね。

とにかく何でもいいから何としてでも、6秒間をやり過ごし、時がたつのを待つことです。そして、アドレナリンの量が減ってきてから対処するわけです。いうのは簡単ですが、実際に怒ってしまった時にうまくできるものでしょうか。うまくコントロールするには、たぶん平素からのイメージトレーニングが大切でしょう。怒りの感情がわきあがってきたら、頭の中で6つ数えることを習慣化するなんてのはわかりやすいですね。本当に危険そうであれば、いったん部屋を出てしまうのも間違いのない対応策です。ただし、戻ってから上手に取り繕わないとかえってまずいかもしれませんが。

まあ、深呼吸をして6秒をやり過ごすなんてのは普通ですが、効果的な感じがしますね。

とにかく「6秒やりすごす」。これだけ記憶しておきましょう。

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【2016/09/06 23:05】 | マネジメント・リーダーシップ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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