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シェアード・サービス・センターの疲弊感~SSC談話001~
シェアード・サービスという概念はご存知でしょうか。

私が一番わかりやすく的確だと感じている慶応大学の園田教授の定義によると以下のとおりです。

シェアード・サービスとは、社内または企業グループ内で分散して行われている業務(間接業務である場合が多い)をグループ管理の観点から
   ①ある社内部門または子会社に集約し
   ②業務の見直しを行って
      ②-1 本当に必要な業務か
      ②-2 効果的なプロセスで行われているか
   ③標準化して
処理を行うというマネジメントの手法である。

つまり、いろいろな部署で分散して発生していてる同種の業務を一箇所に集約して行うわけですが、単に集めればいいわけではなくて、業務の見直しをきちんと行って、業務の標準化に取り組むことが求められます。そして、それらはグループ管理という高次の概念に裏づけされなければなりません、そんなシェアード・サービスをやる部署がシェアード・サービス・センターです。
私は、所属している会社が2001年に持株分社をした際に、人事専門のシェアード・サービス・センターを立ち上げる仕事を担当し、その後、4年間にわたって責任者を務めました。そんなわけで、この概念にはことのほか思い入れがあります。日本でシェアード・サービスが普及してきたのは、2000年前後であり、私が設立準備をしていた際には、まだベンチマークとなる企業もけして多くはない状況でした。しかし、その後の数年でこのコンセプトは急速に浸透し、今ではグループ展開をする企業の大半が取り入れているといっても過言ではないと思います。ただし、ここ数年では内部統制の影響もあるようですが、シェアード・サービスの業務範囲を縮小したり、設立した子会社を本体に再取り込みをしたりというケースも見受けられます。
今でも多くのシェアード・サービス・センターの方々との交流がありますが、何というかシェアード・サービスという仕組み自体がコンセプト疲労(そんな言葉ありませんね)を起こし、シェアード・サービス・センターが疲弊感を訴えているところが結構、増えているようにも感じられます。もちろん、うまくいっている会社も多いので一概にはいえないのかもしれませんが。

そんなことで、このブログでは、時折、シェアード・サービスについても取り上げていきたいと思います。



今日は日帰りでの広島出張でした。あまり飛行機が好きでないのと、新幹線の中での時間活用が好きなので、行きは新幹線、帰りはさすがに飛行機でした。N700系ののぞみにしましたが、前の席の人が座席をリクライニングにしてもノートパソコンが影響を受けないのは本当に素敵なのですが、何となく照明の加減にまだ慣れません。
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【2008/01/17 23:10】 | シェアード・サービス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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