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社会に出て感じる壁
この時期、就職活動を進めている学生の皆さんとよく会います。今は採用担当をしているわけではないので、ニュートラルに話ができてこちらもやりやすいですね。いろいろな話になりますが、最初は就職活動対策的な話や、業界の話、職種の話といった表面的な話が多いですが、結構、時間をかけてくると出てくるのが「社会に出て感じる壁」、というか「学生と社会人の違い」についての話です。そりゃ、何となく不安ですよね。私は「社会に出て感じる壁」には、「第1段階の壁」と「第2段階の壁」の2段階があると思っています。

「第1段階の壁」は、企業に入ってすぐにやってきます。主なのは以下の3つです。

   ①世代間のコミュニケーションに悩む
   ②曖昧な基準に耐えられない、理解できない
   ③リアリティ・ショック

①は説明するまでもないですね。③もよくいわれますが、いわゆる「こんなはずじゃなかった!」という奴です。描いていたイメージと実際とのギャップに驚くという奴ですね。あまり指摘されていませんが、なかなか厳しいのが②です。ほんとビジネスって明確な基準がないんですよね。お客様が商品を買ってくれる基準も明示されていないし、上司が案件を通す基準も明文化されていないし、休み時間でなくてもトイレにいけるし、細かく書かれたシラバスはないし、今日1日の時間割もないし……。

私が今いる会社では、大学2年生の正課カリキュラムでのインターンシップを受け入れていますが、この「第1段階の壁」の①~③を疑似体験させてあげられるようにカリキュラムの内容には注意しています。受入期間はわずか2週間なのですが、2週目のスケジュール表は最終日夕方の成果報告会以外は真っ白です。やるべき仕事は1週目に明示し、必要な知識も1週目に提供してあるので、2週目は1人の社員となって自分でスケジュールを決めて自分で動くようにさせています。もちろん、日々、話を聞く時間は作ってフォローしますけれども。
インターンシップにより、「第1段階の壁」をこのように疑似体験することにより、企業で働くことが何となく理解でき、また企業社会に上手にソフトランディングができるのではないかと願っています。

でも、大変なのは「第2段階の壁」です。

「第2段階の壁」がやってくる時期は人によって大きく違います。入社3カ月目で来る人もいるし、30歳をかなり過ぎてから来る人もいますし、初めて管理者になった時にくる人もいますし、来ない人もいます。主なのは以下の3つです。

   ①要領のよさが通用しなくなる
   ②PDCAサイクルが上手にまわせない
   ③自らの発信ができない

細かくは説明しませんが、何となく伝わりますでしょうか。育成担当者としては、早くこの壁に到達させ、早くこれを乗り越えさせることが大事ですね。要領も人当たりもよく仕事を進めて、結構、成長が早いなぁと思われる人が、気づいたら伸び悩んでいる、なんてのはこの壁だと思います。



昨日、本日と会議のため、終日社内です。年に何度もない珍しいことです。でも、本日はいい話し合いができたと思います。あとは、どんな行動を作るかですが。夜は、シェアード・サービス関連の皆様と会いましたが、熱い人達と話すと、もっと頑張ろうという気持ちになれるから不思議ですよね。

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【2008/01/22 23:15】 | キャリア~学生・就職・採用 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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