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時短とコミットメント
リクルートのワークス研究所が発刊する「WORKS」最新号の特集は「時短~なぜ早く帰れないのか」でした。最初から余談ですが、人事関連の専門雑誌は数多くありますが、私が人事担当当時には個人的に「労政時報」「人材教育」「WORKS」さえ隅から隅まで読んでおけば、あとは不要と思ってました。今の仕事も読むべき業界誌が多く大変です。

結論からいって「時短」というテーマは非常に難しいですね。個人の問題・組織の問題・そして社会の問題、意識の問題・業務改善の問題・健康管理の問題・人生観の問題・仕事感の問題、いろいろな問題が関与しています。

ただし、とてもシンプルな話もあります。本誌の中で株式会社ソフトブレーンの入社4年目で8名のメンバーを預かるチームリーダーをしている島田氏のインタビューが掲載されていますが、簡単に概要を引用します。

『私が入社したころはやはり残業が多かったし、それほど減らそうとも思っていませんでした。しかし、昨年オフィスを移転してから業務を効率化して早く帰ろうと(全社的に、そして自分も)意識するようになりました。(略)リーダーとなった今は、自分の業務を終わらせるだけでなく、8人のメンバーの業務管理をしなければなりません。ただ「残業するな」といったところで、「仕事がたくさんあるのに」「もっとやりたいのに」という不満につながることもあります。そこで、仕事のやり方そのものを変えるアドバイスをしなければなりません。時間を意識せずに仕事を順番にこなすだけでなく、全員の業務を管理します。スケジュールと仕事の内容を聞き、今日必ずすべきことか、早くこなす手法はないのかを問いかける。それが大量でやりきれなければチーム全員に割り振ることもあります。大切なのは「今日の残業は本当に必要かどうか」を考えさせること。言われたことを言われたままやるだけでは、改善も進歩もありません。』

まちがいなくいえるのは、リーダーとしての彼が本気で取り組んでいるということですね。ソフトブレーンという会社自体が、自らを『仕組みつくり集団』と標榜し、社長が『「時短」と「業績」はトレードオフではない』と明言して、本気で取り組ませているという背景もあるでしょう。時短のような問題は、リーダーの本気度、そしてそれに対応したアクションができているかが大切ですね。

本当に当たり前のことなのですが、最近は、組織としてマネージャーとして「本気に取り組む」ということの重要性を改めて感じています。実は今、様々な職場で起こっている問題の大半はこれで解決するのではないかと思います。やっている気になっているようで、実は本当に本気で取り組んでいないものが多いのではないでしょうか。いってみれば、コミットメントでしょうか。本日のキャリアリソースラボラトリーのスーパービジョンで、慶應義塾大学の花田光世先生は、コミットを「逃げない」「やりぬく」「責任をとる」だと話されていましたが、そのとおりだと思います。

最後に、前トリンプ・インターナショナル・ジャパン社長 吉越浩一郎氏のコメントから。

「長く働く人を評価するのは、体力を評価するのと同じこと。日本人の多くは体力を使って疲弊しているから、仕事の反対語を休みという。欧米人は、遊び、と言う」


※ 《2月17日(日)》 東京マラソンですね。昨年と違って雨はなかったですが、結構寒かったから皆さん大丈夫でしょうか。私の知人も何人か走っていますが、完走できたかな。感覚的な話でしかないですが、キャリア系の人の東京マラソン応募率って一般母集団の数倍あるような気がしますがどうでしょう。もちろん日テレのアナウンサー部ほどではないですが。でも、つい日テレみちゃいましたね。
さて、明日からもしっかり働きましょう。最後にこんなのどうぞ。
バール


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【2008/02/17 17:26】 | マネジメント・リーダーシップ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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