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ねんきん特別便 ~SSC談話010~
給与シェアードサービスセンターでは、今、「ねんきん特別便」への対応がホットな話題です。「ねんきん特別便」は、社会保険庁が個人に年金記録を郵送し、誤りや記入漏れがないかの確認を求めるもので、2008年10月までに全員に送付をする前提で、これまで記入漏れの可能性の高いとされる1030万人への送付が終わった段階です。もともと、企業の給与担当者に直接、関係のある話とは思っていませんでしたが、以下のような話になってきているので、ここのところ話題となっているわけです。

『事業主に対し「ねんきん特別便」の配付・回答の回収の協力を依頼(社会保険庁) (2008.3.27)』

社会保険庁では現在、年金記録漏れに関し、年金加入者に年金記録の確認のための「ねんきん特別便」の送付を進めている。加入記録の「漏れ」や「間違い」の有無について確実に回答を得るため、企業に勤めている第2号被保険者については、関係閣僚会議の決定を受け、原則として事業主経由にて配付することになった。事業主への特別便の発送は6月から10月を予定している。
送付に先立ち、3月中旬より、保険料納入告知書とともに、従業員への配付・回答の回収について、協力の可否を確認する調査票を兼ねたチラシを厚生年金保険の全適用事業所へ送付。内容を確認のうえ、4月11日(金)までに社会保険事務所へ郵送、FAXなどによる回答を依頼している。
年金記録問題の早期解決のためには、各自が自身の記録を確認し、記録の統合などを進めることが重要。社会保険庁では、「ねんきん特別便」の趣旨を理解いただき、ぜひとも協力してほしいと呼び掛けている。

各事業主には、こんな依頼文書が送付されています。いろいろな会社の話を聞く限りでは、対処する会社、しない会社、配布は受けるが回収は受けられない会社、対処する条件に会社指定の所属コードなどによるソートを条件とする会社、いろいろのようです。いずれにしても、締切の4月11日までは担当者の苦悩と、情報交換は続くでしょう。

そもそも多くの企業では既に給与明細も年末調整もweb化されてきており、社員全員に紙の文書を個別配布するということが減ってきています。数千人規模の会社では、発送作業というのは馬鹿にならないボリウムの作業であり、近年の業務効率化の多くはこの発送作業のweb化等による廃止によるところがかなりあります。仮に社会保険庁から、所属も何も入っていない書類が数千人分送られてきては、発送作業の煩雑さは想像に耐えません。ただし、この依頼は社会保険庁の職場放棄・自己機能否定にもみえますが、ある意味では企業頼みをするという社会保険庁の発想は合理的かつ正しく、企業担当者はどんなに困難であっても、やると決めたらこれを正確に遂行する使命感と能力を持ち合わせています。日本の源泉徴収制度と企業による年末調整の実施がこれを証明していますよね。ただ、社会保険庁から業務委託料金くらいは欲しいですよね。


※《2008年3月30日》 少年スワローズの頃からのスワローズ・ファンです。3連勝ですよ。けして一線級とはいえない投手陣が必死につないで押さえているのがすごいです。組織は単純に個人の力の和ではないですね。マネジメントの醍醐味です。

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【2008/03/30 22:29】 | シェアード・サービス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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