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ミドルと世代継承性①
このブログを日々継続している(これでも結構、忙しいんです)心理的促進要因として、「世代継承欲求」で説明したことがありますが、「世代継承性」という言葉をあまり定義せずにこれまでは使っていました。先月のWORKSシンポジウムで「ミドル期に強まる世代継承性」という分科会があり、これに参加してかなり頭が整理されました。

「世代継承性」という言葉は、50年ほど前にエリク・エリクソンという心理学者が提唱したもので、エリクソンは「将来世代の幸福に対する成人の関心、あるいは関与」としています。

世代継承性がわかりやすく発揮されているのが、まずは何よりも親の子育てですね。しかし、世代継承性は何も子育てだけで現われるものではなく、仕事の中や、地域社会、ボランティア等でも発揮されます。WORKSシンポジウムでは、「世代継承性」研究の一人者であるダン・マックアダムス教授のインタビュー映像が上映され、そこで「世代継承性」の基礎知識を得ることが出来ました。

エリクソンによると、「人は中年期にさしかかると、世代継承性を担うという心理的な課題に取り組むようになる」傾向があるそうです。30代、40代、50代と中年期を歩むにつれて、人はその関心を自分の利益に関することから、家族・あるいは共同体、そして自分が将来世代に遺していく世界へと広げていくものだとしています。私達はいつかこの世を去ります。私達の多くは、死んだ後も何か足跡を残したいと自然に思うようです。ポジティブな意味で、世界に何らかの影響を与えることを望んでいます。そうした望みは中年期になる(ある意味、残り人生の少なさを無意識に感じてくると)と、次第に強く意識されてくるようです。

ミドルと世代継承性は大変に重要な関連性を持っているようです。

明日ももう少し、この「世代継承性」について続けさせてください。


※《2008年6月8日》 天気も不良なせいか、ちょっと体調不良です。やるべき雑務がたまっていたのですが、あまりはかどらずに週をあけるのはいやですねぇ。明日が親父の誕生日なので夕方にシェ・タニのケーキを買って訪ねていきましたが、いよいよ後期高齢者になります。ところで、ある本でミドルを年齢によって前期ミドルと後期ミドルに区分している話がありましたが、私は文句なく後期ミドルにあてはまっていました。

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【2008/06/08 21:33】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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