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ミドルと世代継承性②
昨日の「世代継承性」の続きです。

世代継承的な人間であるということには、2つの要素があるそうです。

1つ目は、他者の世話をする、気にかけるという側面で、他者を支援する側に立ち、温かい親密な関係を築くことに関心を持ちます。とても、穏和で優しい要素です。

もう1つは、他者を支援しようという思いの裏には、たとえわずかではあっても、自己拡大の欲求が含まれているという点です。つまり、世代継承的であるということは、ある程度までは自己の利益を他者に拡張することを求めているのだともいえます。

これらの度合いは異なりますが、世代継承性を考えるとき、この2要素を意識することは大事だと感じます。

ダン・マックアダムス教授の研究からは、親という立場以外で世代継承性を発揮している人は、私生活・職業生活の中で、より多くの友人と係わり合いをもっているという結果が出ているそうです。そして、友人関係が比較的広いために、社会的サポートを得られる基盤も強いそうです。つまり、友人達を支援する見返りとして結果的に自らも助けられているということになります。ある意味では、世代継承性を通じて、人は社会的につながることになっているともいえます。

また、少なくとも中年期の人においては、世代継承性が高い人々は、そうでない人に対して、心理的な健康感や満足感、幸福感といった数値でより高いレベルを得ているそうです。

エクリソンは、「成熟した人間は、必要とされることを必要とする」ともいっています。次世代に関心を持ち、みずからが大切にしていたものを受け渡していくことは、やっぱり私達ミドルにとって、生きがいとかモチベーションといった話につながりそうです。

ここまでは個人としての世代継承性をみてきましたが、明日は組織・人事としての観点から続きを進めたいと思います。


※《2008年6月9日》 病院にいく必要があったので午後はお休み。夜は森下の山利喜に行ってきました。東京三大煮込み(?)の店ですね。ミミガーが美味しかったです。今日の病院とは別なのですが、背中が非常に痛いのが気味悪いなぁ。今週も新幹線にだいぶ乗りますので、ちょっとつらいです。

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【2008/06/09 23:38】 | モチベーション | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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