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生まれ変わっても今の女子中学生にはなりたくない
昨年の11月に慶応丸の内の「夕学五十講」で聞いた明治大学の諸富祥彦先生の「ひとりの時間が自分らしさを作る~孤独であるためのレッスン」の中で伺った話です。ちょっと思うところあって、突然、多くの方に伝えたくなりました。

冒頭の部分で、まずこんな話をされていました。

「私は生まれ変わっても今の女子中学生にはなりたくない。コテコテの人間関係の中で歯を食いしばって生きている子が多い。自分らしく生きるなんていうのはとんでもない。薄っぺらな人間関係を作るために、ものすごく気を使って疲れきりながらも何とか生きている。」

本当にそうなんでしょうね。それに続いて、働く母親に対してのアドバイスです。

「働く母親へのアドバイス。もっとも家庭に時間を割くべき子供の年代は、小学5年生から中学1年生。特に女子はこの時期は大変。幼少期には逆に専業主婦ではない方がかえって良い。育児は本当に重労働。1人だけでこなせるものではなく、専業主婦として1日中、子供と一緒では自然と不機嫌な顔で子供に向かってしまいがち。大変な育児という仕事の任せられる部分は他人に任せて外に働きに出て、家庭にいることができる限られた時間は「笑顔」で過ごしてあげるのがいい。」

企業もこのような声を参考にして、子育支援施策を検討する必要がありますが、少しずれていますね。

「不登校で久しぶりに学校に来た女子中学生の話。「先生、1人でいるのってそんなに悪いことでしょうか」。自分は友達といるよりも、1人で絵を描いたり、本を読んだりしている方が好きなのだが、大人は皆、友達を作れという。」

「30代女性。友人を作れ作れと親や先生に言われて、無理して友人を作ってきた。でも、頑張って作った友人で今でも続いている友人はほとんどいない。本当にあの努力は意味があったのかと思う。無理に友人を作る必要はないんだよ、といってくれる大人に早く出会いたかった」

友達がたくさんいるのがいいこと、1人でいるのはおかしなこと、といった脅迫概念が親からも先生からも友達からテレビからも迫り来ているわけです。「KY」という言葉がちょっと前に流行りましたが、これも「KY」な人が増えていることが問題なのではなく、実は「KY」でないことを強制する価値観の全体主義体制化が当たり前になっていることの方が本当は怖いのです。

諸富先生のお話は、是非、一度ライブで聴いてみてください。すごいです。
とりあえず、ここのあたりの話を深めたい方は、以下の本をどうぞ。私はその場でサイン本を買ってしまいましたよ。また、サインがお茶目なんです。

「孤独」のちから「孤独」のちから
(2006/01)
諸富 祥彦

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友だち100人できません 無理しないで生きる・考える心理学友だち100人できません 無理しないで生きる・考える心理学
(2007/04/25)
諸富 祥彦

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※《2008年6月12日》 今日は朝から大阪市内まわり。久しぶりに帰りの新幹線では、飲みもせず、居眠りもせず、仕事をし続けて帰りました。腰にはよくないです。

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【2008/06/12 22:17】 | キャリア~全般 | トラックバック(1) | コメント(4) | page top↑
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