FC2ブログ
因果関係の錯覚
昨日は恒例の半月に1度の振り返りでしたが、本日はまた戻って13日から進めているランダムな復習シリーズです。

で、今日のテーマは「因果関係の錯覚」。

仕事では因果関係をとらえて物事を考えることは多いですが、よくよく聞いてみると、それって因果関係が本当にあるの?というような論理の上で強引に議論を押し切ろうとしている人をよくみます。意識している場合もあるでしょうが、結構、無意識にそうなっているケースも結構、あるんじゃないでしょうか。

「因果関係の錯覚」はいろいろなケースから生じます。次の問いかけをしてみると、だいたい検証してみることができます。

①本当に因果関係があるの?確かにそれっぽいけど、それって事実なの?
②仮に事実だとしても、原因と結果が逆ってことはない?
③なんか目に付いた目立ったケースに引っ張られて安易にいってるってことはない?
④因果関係があるんじゃなくて、別の相関があるんじゃない?

AとBの間に因果関係があることを厳格に証明するには、以下のことが証明される必要があります。

①AとBの間に相関がある。
②Aの後にBが起こっている。
③Bが起きる別の要因がない。

因果関係というのは、日頃のビジネスでもよく説明の論拠にするケースが多いです。是非、本当にいえるのか疑ってみましょう。また、日頃自分が使用している因果関係ロジックも、「本当か」と自問自答してみるのもいいですね。結構、原因と結果を逆に取り違えているケースも多いです。また、よくよく突き詰めると、原因と結果が曖昧といったこともあります。

もう1つ、因果関係を語る時に「第3因子」という言葉があります。これはAとBに因果関係があるように思われる際に、実は両者の原因になるCというまったく別の因子がAとBの両方を呼び起こしているという場合で、この因子が第3因子です。
例えば、今年の夏の後半はコンビニで、麺が売れずに、パンが売れたというデータがあります。これを単純に、麺が売れないとパンが売れるととらえるのか、どうも違いそうですね。今年の夏の後半は極端な冷夏であり、夏の後半に気温が下がると冷やし中華等の麺類が打撃を受け、暑いと比較的敬遠されやすいパンに消費が戻ってくる、つまり気温という第3因子がある、というとらえ方はどうでしょうか。
このあたりの因果関係をどうとらえるかで次の打つ手は変わってきます。ただし、現実はさらに複雑です。この例でいえば、初夏以降の食料品の値上げ・特売削減により、スーパーとコンビ二のパンの価格差が縮小して、パンの購買場所が変わってきたのではないか…、などといったさらに複雑な要因がいくつもあるはずです。


※《2008年9月16日》 とっても大事な会食があったのですが、業務上の突発事項への対応でキャンセル。哀しいです。悔しいので、深夜残業帰りのタクシーでは、エーエムピーエムで黒ラベルを買って、一人居酒屋タクシーです。

ビジネスブログ100選
  ←ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を
スポンサーサイト



【2008/09/16 23:39】 | 仕事の進め方 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |