今日も13日から続けているランダムな復習シリーズです。
で、今日のテーマは「アウトプットとインプット」。わかりにくいです。 さて、まずは13日の「問題解決のステップ」の復習です。 ①What………何を解決するのか? ②Where……どこが悪いのか? ③Why…………どうして悪いのか? ④How…………で、どうするのか? 問題解決にあたる場合は、このステップを意識して検討を進めていくことになります。 まず、「何を解決するのか?(Whatが)」を明確に定めます。次に、解決策や理由の特定に急ぎたい気持ちを抑えて取り組むのが「どこが悪いのか(Where)」の行程になります。 この「どこが悪いのか?(Where)」の分析の際に、「インプット」的な項目からではなく「アウトプット」的な項目から考えていくというのが、「分析の鉄則」になります。 さて、使い慣れた単語ですが、改めて「インプット」「アウトプット」の定義は以下のとおりです。 「アウトプット」…そうなっている状態 「インプット」……アウトプットの影響を与える要素・要因 あまり良い例ではありませんが、例えば以下のようになりますね。 アウトプット…先週の水曜日のランチの売上が前日よりも激減した インプット……例①:天気~お昼前から大雨が降った インプット……例②:競合店~隣の店がその日から1周年のサービス・キャンペーンを始めた インプット……例③:地域~常連客の多いA社社員の大半がその日はイベントで昼間は出張していた インプット……例④:品質~ここのところちょっと味が落ちている インプット……例④:メニュー~ここのところちょっとメニューに飽きられているのでは 通常、1つのアウトプットに対して、複数のインプットが影響を与えているものです。1対1対応の場合の方が少ないでしょう。 ですから、インプットを中心に分析を行うと、他の要因を見逃し、検討モレが生じるリスクがあります。逆にアウトプットから考えていくと、徐々に下位階層に検討をすすめることができ、検討モレは生じにくくなります。上記の例でいけば、インプット主義だと、じゃあメニューを変えようとか、こっちもキャンペーンをやろうとか、即物的な対応策に結びついてしまいます。そうではなく、例えば水曜日の売上を「来店客数」と「客単価」(どっちもアウトプットですね)にまずは分解して、おのおのを分析していく、「来店客数」も「常連」「一見」に区分するとか…、っていうことですね。 う~ん、やっぱり今日のは読んでて我ながらとってもわかりにくいですね。わかりやすい説明ができないということは、自分の中できちんと消化がされていないということになるので……、まずいです。 ※《2008年9月19日》 神戸地区の工場とホテルをまわり来月のイベントの打ち合わせです。台風に追いやられるように早めに新幹線で帰社して残業。今週はまったく仕事の予定が狂っています。 ![]() ![]() スポンサーサイト
|
| ホーム |
|