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図書紹介:『ハイドゥナン1~4』藤崎慎吾著(ハヤカワJA文庫)
たまにはSF小説からも。何せ私の大学卒論は日本SFの歴史に関してですから。
さて、これは文庫で4冊、長いお話です。
ハイドゥナンというのは、予那国島の南にあるという伝説の島です。この本を解説する際に、小松左京の名著「日本沈没」がよく引き合いに出されますが、「日本沈没」では日本全土が沈むのに対して、「ハイドゥナン」では沖縄の南西諸島が沈むという話であり、「日本沈没」ではごくごく一部除いて本当に日本が最後には沈んでしまいますが、「ハイドゥナン」では一部の島は沈むものの、南西諸島全体が沈むことからは救うことができたという点が大きな違いです。その救い方は、同じ著者の「蛍女」につながる部分+最新鋭の技術+強い思いのあるメンバーの決死の努力、ということで、リアルに徹した「日本沈没」とはこのあたりも違います。といっても、よくわからないでしょうが、いずれにしても4冊を読み続けさせるだけのことはある、人を引き込むストーリーがある良い小説です。

「日本沈没」を読んだのは、小学校か中学校でしたか、時期はよく記憶していませんが、上野から札幌に向かう寝台列車の中だったことを覚えています。はじめて聞く「プレートテクトニクス理論」に驚き、自分が今、立っている地盤の下に、そんな世界があるのかという事実に驚愕し、気づいてみたら高校では文系なのに「地学Ⅱ」まで選択してしまいました。

小説の影響は大きいです。

ハイドゥナン〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)ハイドゥナン〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)
(2008/05)
藤崎 慎吾

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※《2008年12月6日》 慶應湘南藤沢キャンパスまでいって、日本人材育成学会に参加してきました。SFCに晴れた日に行けたのは久しぶりです。昼のパネルディスカッションからの参加にしたのですが、11時30分頃にJR東海道本線から横浜市営地下鉄に戸塚駅で乗り換えようとしたとき、支那そばやの本店が戸塚駅近くに先月できたという話を聞いたのを思い出し、立ち寄りました。3名並んでいるだけで、小さな子供ありのファミリー客も複数いて郊外のラーメン屋さんという素敵な客層でしたが、本当に良かったです。悩んだ末に塩にしましたが、次にSFCに行くときは醤油も食べます。でも、並んじゃうんだろうな、どんどん。あれっ、学会の報告を何も書いていません。

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【2008/12/06 23:27】 | 書籍紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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