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派遣切り、って言葉、確かにどうなんでしょうか
1月20日アサヒコムからの引用です。

『「派遣切り」使わないで 派遣協会が報道機関に要望』

人材派遣会社でつくる社団法人「日本人材派遣協会」(東京)は20日、「派遣切り」という言葉を使わないように要請する文書を各報道機関に送った。「契約の中途解除を指すはずなのに、契約終了後に更新しないことも含めて使われている。『切る』という言葉自体のイメージもよくない」としている。 厚生労働省は「派遣切りという言葉について定めたことはない」と話している。 派遣協会は「派遣切り」について、「派遣元と派遣先の間での契約の中途解除」のことだと主張。契約が終わった後に更新しないのは派遣労働者の「雇い止め」であって「派遣切り」ではないとし、「報道で多く使われている用語は正確さを欠く」と訴えている。 協会企画広報課は「最近の報道ぶりのせいで、派遣労働者から『誇りを持って働いているのに、派遣だというだけで同情される』という声が寄せられている」と話している。同協会は、業界全体の約1割とされる819社で構成される。

まったく同感ですし、何でもっと早くクレームをいれないんだ、という感じですね。ある意味、明らかに派遣業界の営業妨害に近いですし、それこそ誇りをもって働いている派遣スタッフの名誉毀損です。どうして、日本のマスコミは、後ろ向きの話題にキャッチーなフレーズをつけてはやしたてて、もっと世の中を暗い雰囲気にしたがるのでしょうかね。新聞の読者が、自分よりもつらい人がいるんだ、まだ自分はいい方だといって、自己満足することでも狙っているのではないかと考えちゃいます。

もちろん、雇い止めにしても一定の予告期間をもって仕事を失うことには変わりありませんし、特に地方工場での製造派遣の場合、住居も提供しているケースが多々あるため、生活に大きな影響を及ぼすことも間違いありません。それらの皆さんの大変さについては適切に報道される必要はあるでしょう。しかし、派遣は立派な雇用形態ですし、派遣なくしては日本の産業界は今や成り立ちません。また、もともとの派遣のメインストリームは製造派遣ではなく、事務派遣です。派遣すべてにネガティブなイメージを及ぼすような報道の仕方はやはりどうかと感じます。また、行政が、自由化を進めたり規制を強化したりと、基本的な方向性をころころ変えてしまうことは、派遣業界としてとらえれば、ビジネスのルールを途中から変えられてしまうことですから、企業経営者としてはちょっとやっていられないと思います。

なかなか難しい要素は多いのだと思いますが、冷静な言葉できちんと事実を報道して欲しいですね。それをどう判断するかは読者なのですから。


※《2009年1月25日》 実家でちょっと親孝行。夜は大阪入りです。

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【2009/01/25 23:52】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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