2月後半の振り返りです。
転職から1カ月が経過し、それなりに落ち着きを保っていますが(最初からそうだったような気もしますが)、逆にそろそろあせりを感じなくもありません。まぁ、あわてないことにしていますが。 ここ半月はずっと体調が半端で、めちゃくちゃ元気な日は少なかったかなと思います。 この半月は、メンタリング勉強会、一橋大学、食品SS連絡会でお話をしたので、そのあたりからの紹介だとか、あとは不況ネタが多いですね。不況は人材ビジネスを真正面から襲い始めたようです。かなり厳しい決断をする企業も出てくるようです。 2月16日 アルバート・メラビアンの法則 2月17日 組織成長の5段階(グライナーモデル) 2月18日 イベント成功の法則 2月19日 メンタリング勉強会 2月20日 成功するメンタリングに関する考察 2月21日 頑張れ、人材派遣業界 2月22日 不況に負けない人事を 2月23日 リストラと株価 2月24日 企業が求める社会人基礎力2010 2月25日 真のナポリピッツァ協会~講習会のご案内 2月26日 にっぽんお好み焼き協会~講習会のご案内 2月27日 悲壮感と危機感 一時期、フードブログになりかけた時期がありましたね。あぶない、あぶない。 《2009年2月28日》 サントリーさんの社員研修所である「夢たまご」に泊まりました。素晴らしい研修所ですよ、まったく。グループ外への貸し出しはされていないようですから、貴重な機会です。この食品SS連絡会エキスパート研修のプログラムは、24時まで飲むというところまで入っているので素敵です。でも、それ以上にかなりの時間までさらに居残り研修が続きましたが。 ![]() ![]() スポンサーサイト
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今日・明日とサントリー社の社員研修所にて、「食品SS連絡会」のエキスパート研修を開催しています。
「食品SS連絡会」は食品業界の人事を中心としたシェアードサービスセンター(以降、SSC)による連絡会ですが、単に情報交換のみをしているのではなく、「給与担当者ベーシック研修」、「給与担当者アドバンス研修」といった実務担当者の相互啓発的研修も実施しています。これに加えて、今回は次代のSSCリーダーのための上級研修として初めて実施されたのが「エキスパート研修」です。 ここで「次代を担うSSCリーダーのために」と題した講演をさせていただき、パネルディスカッションにも参加させていただきました。 この研修の紹介はまたとして、私以外の講演者がお2人いたのですが、そのうちのおひとりのあるSSC子会社の社長さんが講演の冒頭でこんなお話をされていまいた。 その社長さんの確か入社式の時の話です。当時はオイルショックの真っ只中。今、日本は経済危機のさなかですが、おそらく現在の比ではない世相であったのではないかと推察します(私は子供でした)。 その入社式での講話の中に「諸君、悲壮感は持つな、危機感を持て」という話があったとのことです。やや苦し紛れだったのかもしれませんが、なかなかいい話ですね。 悲壮感からはエネルギーは生まれませんが、危機感からはエネルギーが生まれます。エネルギーがなければ、厳しい時代を乗り切ることは絶対にできません。このあたりを見事にひとことで言い表してくれています。 しかし、なかなか健全な危機感をもてる人って多くはないですね。ここが難しいところです。でも、今日の参加者の大半は、なかなかの人ばかりでしたよ。 【今日の朝礼から】 少し長めですが、昨日、ITベンチャー系の多い人事責任者の飲み会にいった話などを。 《2009年2月27日》 これで丸々一週間、体調が半端な状況です。体調が良くないと、頭のキレが良くならず、仕事が効率的に進みません。てな状況で、サントリーさんの「夢たまご」に宿泊していますが、この研修施設の宿泊部屋はなぜかブラインドをおろさないと外から丸見えなんです。 ![]() ![]() |
昨日に引き続きですが、今日は私が理事をつとめさせていただいている「にっぽんお好み焼き協会」の講習会のご案内です。
もともとは大阪が地盤の協会ですが、関東圏でもさらにお好み焼き文化を広げるべく、今回は東京での開催です。昨日のナポリピッツァ同様にプロ向けの開催ですので、ここの読者にはやはり関係ないといえば関係ないのですが、宣伝がてらご紹介しますね。 開催日 3月13日(金) ただし9日は協会加盟店及びプレス関係者向け 開催時間 13時30分~17時 開催場所 日清製粉株式会社小網町加工センター 講師 基調講演 月刊「飲食店経営」 編集長 ワークセミナー ブルドックソース・ホッピービバレッジ メニュー提案 お好み焼き「文字平」 店主 いろいろな人が集まって、1つのことに取り組むっていうのはなかなか素敵なことです。 こちらも書籍が出ています。かなりインナーなノウハウも満載されている凄い本ですので、興味のある方は是非、お買い求めください。
《2009年2月26日》 両国にてHRM-N。IT新興企業系の人が多い人事の幹部の皆さんの会です。伝統企業に人事仲間か集中している私としては、仲間に入れていただいて感謝です。終了後にただちに八重洲に。こちらは懐かしいメンバー。 ![]() ![]() |
私が事務局長を担当させていただいている「真のナポリピッツァ協会日本支部」が講習会を開催します。
すでに協会ホームページに案内が掲載されていますが、100%プロのピッツァヨーロ向けですので、ここの読者の方には基本的にはあまり関係がないのですが、せっかくなのでご紹介させていただきます。 今回は、イタリアのナポリ沖のイスキア島でピッツェリアを経営するガエターノ・ファツィオ協会主任技術委員を招き、2009年の新規加盟希望店の最終審査を実施するのにあわせて、2日間のみ講習会を開催する運びになりました。日本のピッツァヨーロにはガエターノさんの店で修業をした人がたくさんいますので、そんなピッツェリアではよくガエターノさんの写真をおみかけします。大の親日家なのがうれしいです。 参考までに講習会情報です。 開催日 3月9日(月)・3月10日(火) ただし9日は協会加盟店及びプレス関係者向け 開催時間 15時~17時 開催場所 パルテノペ広尾店 講師 ガエターノ・ファツィオ協会主任技術委員及び日本支部役員 協会日本支部サイトで、よくナポリピッツァについても研究してみてください。うんちくが増えると食べ物は不思議にさらにおいしく感じられます。サイトだけでは飽き足らない人には、協会監修の書籍があります。こちらもよろしくお願いいたします。今回の講習会のテキストにもなっています。
【今日の朝礼から】 社内で新商品活用キャンペーンのようなものがちょっと前にあったのですが、人事のメンバーも結構な人数が上位者として表彰されました。管理部門の人が自社の商品に興味を持たなくなった会社はやばいと思いますから、うれしいことです。さらにうれしいことに、派遣スタッフが3名もその中に入っています。本当にうれしいです。 《2009年2月25日》 フードブロクにはしませんので、今日は例外です。実は明日も例外にしようとしているのですが…。 ![]() ![]() |
2月も半ばを過ぎ、2009年も3/24が終了しました。春一番も吹き荒れ、昨日は花見でもしたくなるお天気でしたね。
さて、半月に1回の振り返りです。その都度に思いついて書いているので、こうやって振り返らないと何を書いたのかすぐに忘れてしまいます。振り返っても忘れてしまいます。過去の引き出しから書いている日などは、これって書いたような気がするよなぁといつも思わされます。そんな時には、ブログの検索機能は便利ですね。日々、書くことによりインプットしたことの大半はこのブログに書き溜め、何かアウトプットをしたいときは、ブログの検索機能で引き出して再整理できるようにするのが、このブログの個人的目的の1つでもあるのですが、だいぶそんな使い方もできるように蓄積をしてきました。これからも、蓄積させていきます。 2月01日 新入社員研修で必要なこと 2月02日 心を丸く~イメージの世界 2月03日 人間力のお話 2月04日 ハインリッヒの法則+1 2月05日 厳しい時代の上司感 2月06日 人事担当者の皆さん、書を捨てて街に出ましょう 2月07日 賃金制度に考える… 2月08日 シェアード・サービスに考える…① ~SSC談話037~ 2月09日 シェアード・サービスに考える…② ~SSC談話038~ 2月10日 メンタリングに考える 2月11日 大学生のためのキャリアマネジメント 2月12日 自己分析と業界研究 2月13日 適性テストの見方~ストレス耐性を例に 2月14日 安定志向って何だ? 《2009年2月15日》 葛西臨海公園の「水仙まつり」に。といっても、歩いていけるんですが。下田から寄贈された水仙の球根を植えたのが始まりらしいですが、かなり咲き乱れていました。梅もよかったです。やっぱりいい公園です。 ![]() ![]() |
私は人事・キャリア関係のいろいろなところに顔を出しており、知人の人事担当者・キャリア関係者は数百人全国にいると思っているのですが、結構、人事系の人にも2通りあるようです。
外に出る人、出ない人、ですね。 外部のセミナー等で一緒になった人と話していると、「人事の仕事なんで外の人と話す機会があまりなくて」という人が少なからずいます。大変に私にとっては不思議なことなのですが、人事は社内に対しての仕事なので外に出る機会がない(必要もない)と思い込んでいる人事パーソンが世の中にいるのですね。この手のタイプの人には滅多に会わないので、少数派のような気がしていましたが、よくよく考えるとこの手のタイプの人は外に出てこないので会わないわけで、意外と多数はなのかもしれません。 いずれにしても、まったく逆です。 人事という仕事は、目一杯外に出て切磋琢磨と情報交換をした上で、そこで得た知見とノウハウと熱意を社内にフィードバックして貢献することが求められる仕事なのです。人事の仕事をしている部署は、社内には人事しかありません。ですから、社内にいては絶対にプロフェッショナルとしての、切磋琢磨はできません。他社の凄い人事担当者に出会って初めて、自分の不足しているところに気付くのです。自分に不足しているところがあるということは、会社に対して適正に業務を提供できない部分があるということであり、社員に対しての責任を果たすことができない部分があるということです。 是非、人事の皆さん、書を捨てて街に出ましょう。良いアイデアは、外にいるときに浮かんでくるものです。 【今朝の朝礼から003】 本日もホウレンソウの続きで「連絡」です。「連絡」が機能している職場は仕事がはかどりますね。詳しくは昨日同様に過去の関連ブログを。 2008年02月05日『「報告」「連絡」~ホウレンソウから』 2008年03月11日『「報連相ポスター」って知ってます?』 《2009年2月6日》 今の会社では中途入社社員向けの入社時プログラムが1週間あり、今日は最終日で打ち上げでした。同期は20名、下は24歳から上は私まで。一番若い同期の倍までは年がいっておらず…、というところでした。 ![]() ![]() |
経済的には厳しい時代ですね。
先週の土曜日に私よりもちょっと早く転職をした人事仲間と短時間ですが梅田で飲んできましたが、環境が厳しい中で長年いた会社を辞めたもの同志、やっぱり目線がいろいろと一緒で嬉しかったです。 いずれにしても、厳しい時代だといってため息をついていても仕方がありません。今回の経済危機のあおりを正面から受けているような業界の方々は本当に大変なのだと思いますが、厳しい時代こそビジョンといったものが改めて大切になるのだと思います。 厳しい時期には、経営もある程度の対症療法をほどこして決算書を作らざるを得ない事実があります。ただ、それだけを粛々とやるのか、厳しさの次にめざす中長期的なものを提示しながら、協力を求めていくのかではまったく社内の雰囲気は違ってくるでしょう。会社が打ち出す厳しい方針を、組織の長かしっかりとした当事者意識をもって、会社がこういうからではなくて、自分の言葉でメンバーにきちっと語れるか、これができている企業は、必ず数年後には再浮上すると思います。経営者の胆力、リーダーの胆力が試されます。 そして、メンバーが納得して動けるかどうかは、やはり日常の信頼感の醸成にかかってきます。大変に難しいことですが、「あの人がいうからやってみよう」と思ってもらえるような上司にならなければ、特に非常時においては本当の上司として機能することはできません。 厳しいというのは、単に経済危機だけでなく、あらゆる変革期を指します。 【今朝の朝礼から002】 本日から報告・連絡・相談シリーズです。初日は「報告」。「報告」と「連絡」の違いを理解することは大事ですね。詳しくは関連ブログを。 2008年02月05日『「報告」「連絡」~ホウレンソウから』 2008年03月11日『「報連相ポスター」って知ってます?』 ※《2009年2月5日》 本日は新旧双方の会社の方と、五反田にて会食。人のつながりって不思議であり、素敵です。 ![]() ![]() |
「ハイリッヒの法則」ってご存知ですか。
重大事故の背景には、多くのヒヤリ・ハットがあったはずというようなテーマでよく出てきます。ちなみに「ヒヤリ・ハット」とは、実際に事故にはいたらなかったのですが、「ヒヤリ」としたこと、「ハット」させられたことで、ちょっと間違ったら大きな事故になっていた可能性のある体験のことをいいます。 もともとアメリカの損保会社の調査部にいたハーバート・ウィリアム・ハインリッヒという人が、事故統計から導き出したものだそうですが、 ■1件の重大事故の背景には、29件の軽微な事故がある ■30件(1+29)の事故の背景には、300件のヒヤリ・ハットがある というものです。この比率は「1:29:300」になります。 重大事故をなくすためには、ここでの「1」を減らす努力をするのではなく、「300」を減らす努力をする必要があるということになりますね。「ヒヤリ・ハットを生むような不安全行動を撲滅しよう」などというのは、生産現場であればどこの企業でも実践していることです。もちろん、これはホワイトカラーの各職場でも応用できることです。 ところで、この「ハイリッヒの法則」をCMに応用したものに「由美かおるとゴキブリホイホイの法則」というのがあります。今から考えると「ゴキブリホイホイ」は日本企業が生んだ画期的な商品の1つだと思いますが、ネーミングやコマーシャルも秀逸だったといえます。また、リニューアルの度に機能強化がされていたのも思い出します。 私も記憶が定かではないのですが、そのコマーシャルで由美かおるが「1匹のゴキブリをみたということは、必ず○匹のゴキブリが潜んでいます。ご家庭にゴキブリホイホイを」、といった感じの内容のことを言うのです。子供心にそれが恐ろしくて、ゴキブリをみると他の奴らは一体全体どこに潜んでいるんだろう、と思ったものです。 残念ながら肝心の何匹のゴキブリが潜んでいるといっていたのか、その数を忘れてしまいました。3匹か10匹か30匹だったような気がしますが。どなたかご存知の方がいれば教えてください。 「由美かおるとゴキブリホイホイの法則」について紹介したくて、「ハイリッヒの法則」を取り上げてみました。ゴキブリホイホイの売れ行きは一時に比較するとだいぶ低調なようです。ゴキブリも減りましたからね。 【朝礼から~001】 今いる会社では毎朝、朝礼があります。ちょっと高度経済成長期の日本っぽくて結構、私は好きです(もちろん同時代経験していないのでイメージです)。部署朝礼もやるのですが、基本的にはその日の仕事のスケジュール交換が主になっていました。そこで、部署朝礼の最後に、毎日何か人事の仕事に関係のある話を1分くらいすることにしました。毎日ですから、話す内容がかぶるといけないので、このブログに何を話したかメモっておこうと思います(まったくブログは便利です)。この1分のお話自体が続くかどうかわかりませんし、ブログに書くのを忘れる日(もしくは面倒になる日)もありそうですが、とりあえず自分の中でルール化しました。 ということで、今日のお話ですが、「人事にとって一番大事な言葉は何か」にしました。今の私にとってはやっぱり「信頼」が答えになります(もちろん、これが唯一絶対の答えではないですよ)。 そして、「信頼」を得るために、最低限するべき2つのこと。 ①人の話をちゃんときくこと。 ②約束をきちんと守ること(それもクイックレスポンスで)。 なんか段々と説教くさくなる年齢です。 ~関連ブログ~ 1月26日「人事で一番大事な言葉」 《2009年2月4日》 今週1週間、研修を受けています。といっても、仕事で半分くらい抜けちゃうんですが。今日は、比較的まともに受けた方で、座っているのに疲れました。 ![]() ![]() |
先週のことですが、慶應義塾大学の花田教授の360度評価と人間力について、某企業におけるインハウスのワークショップの聴講をさせていただきました。普段のキャリアラボのスーパービジョンでの講義とは少々違う感じで、さすがに相手の状況をよく把握された話し方をされているなぁと感じました。
ここでは、「困難なとき、苦しいときに、自分の頭で考えて、どう能動的に動けば、それを打開できるか」、これができる力が人間力であるといったお話が冒頭の時間帯にまずありました。誰しも状況状況に振り回されながら、それから逃げずに能動的にうまく日々をこなさざるをえないのが現実です。そのためには、周囲の支援や協力が必ず必要です。そんな支援や協力を引き出すのは日頃の努力と行動であり、身近な問題にどう主体的に能動的に取り組んできたかがそこでは活きてきます。いってみれば、どう人間力が発揮できてきたかが活きてくるわけです。 人間力はいわゆるスキルではないため、これを向上させようという手法はなかなか難しいようです。というか、人間力は誰しもがもともと持っているものであり、これを高めるのではなく、どう発揮できているか、もしくは発揮できていないのかがポイントになります。人間力は高い、低いの評価軸ではなく、発揮度が評価軸になるとみてもいいのでしょう。 そうなると、これはマインドの問題になってきますね。ですから、人間力を取り扱う研修は、スキル向上型ではなく、マインドセット型の研修になります。ここが難しいところで、簡単に誰もが1回で腹落ちできるとは限りません。 よくよく考えると、慶應MCCのキャリアアドバイザー講座に2年間通って、ようやく花田教授のいっていることがわかってきたような気がしますので、1日の研修でどこまで腹落ちできるかはなかなか難しいことです。ましてや、湘南藤沢キャンパスで講義を聴いている大学生にはどこまで腹落ちできているのでしょうか。でも、後になって気付くこともあるんですよね。 是非、この企業も継続的な取り組みになって欲しいなぁと思います。 ※《2009年2月3日》 節分ですが、恵方巻は今年も食べ損ねました。今日もまたいい人と会いました。単にふらふら飲んでいるわけではないんですねぇ。 ![]() ![]() |
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