FC2ブログ
よいシェアード・サービス・リーダーになるために大切な3つのこと③ ~SSC談話043~
昨日までの続きで先日の食品SS連絡会のエキスパート研修で食品各社のシェアード・サービス・センター(以降、SSC)の次代を担うリーダーの皆さんにお話した内容から少し。

よいSSCリーダーになるために、絶対必要なこととして以下の3つをあげ、一昨日・昨日と「信頼」「学習」について書きました。
 ①信頼
 ②学習
 ③意識

ということで、3日目の今日は「意識」についてです。ちょっと一般的な内容ですが、ご容赦ください。

「意識」については2つの角度から3つずつを提示しました。

まずは、リーダー全般に求められる3つの意識、そしてシェアード・サービスというビジネスモデルを旧来的管理間接部門と差別化させるために必要な3つの意識です。2×3で6つの意識になります。

リーダー全般に求められる3つの意識とは、
 ①問題意識
 ②危機意識
 ③当事者意識
であり、すべてが大切ですが、その中でもやはり大切なのは「当事者意識」だと思いいます。もちろん、地に足のついた問題意識、健全な危機意識を持てているリーダーもけして多くはないのが現実だとは思いますが、どんな意識を持っていても、最後はそれが当事者意識として腹に落ちていないと何にもならないという意味では、「当事者意識」は本当に重要になります。特にSSCという他社の仕事をするという組織である特性上、比較的当事者意識が持ちにいく傾向があるようにも感じますので、意識していただきたいと思います。

また、「危機意識」も比較的シェアードには薄いように感じられます。それに対して「被害者意識」のようなものを感じることもあります。

話は少し変わりますが、シェアード・サービス・センターの最大のライバルは誰でしょうか。
アウトソーサーと答えた方は「×」ですね。正解は(これには正解があります)、「顧客である事業会社」です。顧客である事業会社が、シェアードに任せるより自分達でやった方がより高いレベルのものがリーズナブルなコスト水準でできると判断してしまっては、シェアード・サービス・センターの存在意義はゼロになります。特に採用業務をシェアードしてきたグループではこれが起こりつつあるように感じます。その他の業務でも、シェアード・サービス・センターが健全な危機意識をもって日常業務を遂行していかないと、この業務はシェアード・サービスからの引き上げよう、といった事態を招くことも意識しておく必要があります。

さて、次にシェアード・サービス・センターを旧来的な管理間接部門と差別化するための3つの意識、言い換えればシェアード・サービスの存在意義の源になる3つの意識です。
 ①顧客意識
 ②コスト意識
 ③品質管理意識
これらの3つは管理間接部門ではなかなか持てなかったものですが、サービスを提供してその対価を得るという仕組みを導入することによって、自然に生まれてきます。ただ、人の意識を自然には変わらないので、よくよくメンバー全体に継続的に意識をさせていく必要があります。

これら3つの意識については、過去のブログであれこれと取り扱っています。興味のある方は、左側の「カテゴリ」のところから、「シェアード・サービス」を選択して、パックナンバーを見ていただけると幸いです。

では、3日間のシリーズになってしまいましたが、この件は今日でおしまいです。

※「SSC談話」のシリーズは、私が人事SSCを立ち上げ、リーダーとして3年間試行錯誤の経験をしたことをベースに書いています。すでに異動して3年以上を経ていることと、あくまでも事業範囲が人事・給与・教育・採用のSSCであったことを割り引いてお読みください。不定期に思いつきで書いています。SSCに興味のある方は、左側の「カテゴリー」欄から「シェアード・サービス」を選択し、過去のバックナンバーも是非、ご参照ください。


【今朝の朝礼から】 月・火と朝から打ち合わせで朝礼は欠席。今日のテーマは、人事部の三段階進化論と、自組織のポジションについて。これって、過去にこのブログに書いていないですよね。近いうちに整理して書きます。

《2009年3月4日》 丸の内近辺で働く人材関連の人で月に1回、ランチを食べながら情報交換をする会をスタート。丸の内ビジネスランチ(MBL)です。初回はたまには豪華に(?)2009円ランチです。当然、2009年にあやかっているのですが、税・サービス料別なんです。毎回、いろいろな方に声をかけたいと思います。


ビジネスブログ100選
  ←ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を
スポンサーサイト



【2009/03/04 23:16】 | シェアード・サービス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |