FC2ブログ
図書紹介:『地頭力を鍛える~問題解決に活かすフェルミ推定』 細谷 功著(東洋経済新報社刊)
今いる会社で「地頭力」というのが1つのキーワードになっていますので、「地頭力」について書かれた本を読んでみようと思って最初に手にとったのが本書です。結構、いくつも「地頭力」というタイトルのついた書籍はあるのですが、副題にあった「問題解決に活かすフェルミ推定」というにが気になり、この書籍を選んだ次第です。

「フェルミ推定」というのは、本書では「地頭力」を鍛えるツールとして紹介されていますが、ノーベル賞も受賞した物理学者であるエンリコ・フェルミにちなんでつけられた名前だそうです。「東京都内に信号機はいくつあるか?」「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」といった把握することが難しく、ある意味では荒唐無稽ともいえる数量について、何らかの推定ロジックを積み重ねることにより短時間で概数を求める手法をいいます。エンリコ・フェルミは、こうした物理量の推定にきわめてたけていたそうで、教鞭をとっていたシカゴ大学の講義の中でも、学生達にこのような課題を与えていたことから、命名されたというのが定説です。

「フェルミ推定」が活用されている場として有名なのが、コンサルティング会社や外資系企業での採用面接試験の場だといいます。私は経験がないのですが、応募者の「地頭の良さ」を確認するには確かに恰好の手法かもしれません。正解がない(仮にあったとしても出題者もわからない)ような質問について、純粋に思考するプロセスが問われるわけであり、「フェルミ推定」はまさに実業の中での問題解決の縮図だともいえますから、面接ツールとしては適していると思われます。

さて、肝心かなめの「地頭力」の定義についてはまた明日以降にでも書くとして、気づいたことというか感じたことを1つ。

それは本書で書かれている内容が、グロービスのクリティカルシンキングの授業で得られたこととまったく同じだということです。もちろん説明の仕方や切り口はいろいろと違うのですが、根っこの考え方は同じです。その意味ではグロービスのクリティカルシンキングのクラスは「地頭力」を高めるためには大変適したカリキュラムを擁しているクラスだといえます。クリティカルシンキングのクラスを終えてしばらくしてから、復習がてらに一読されることをお薦めします。

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
(2007/12/07)
細谷 功

商品詳細を見る


《2009年3月9日》 真のナポリピッツァ協会日本支部主催のナポリピッツァセミナー。なんだかんだいって今年で3年目です。今日は全国の加盟店とプレス対象の日。何せランチ終了からセミナー開始まで1時間しかないので、準備がばたばたです。終了後は中目黒のイル・ルポーネにて懇親会。ピッツァを中心にした素敵なコミュニティです。運営はあれこれ大変ですが…。

ビジネスブログ100選
  ←ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を
スポンサーサイト



【2009/03/09 23:33】 | 書籍紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |