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ハロー効果
新卒採用面接が始まっています。

今年は最終面接にすべて出るつもりでいるので、かなりの面接数になります。ピーク時には強力なドリンク剤が欠かせなくなるでしょう。

さて、面接官が気をつけるべき心理的効果はいろいろとありますが、「ハロー効果」についてご紹介します。かなり有名なものですが、このハローとは「HELLO」ではなく「HALO」。宗教用語で「後光が差す」などといいますが、その「後光」のことです。神様や天使の後ろで光っていたり、光る輪が見えたりしているやつですね。ですから、直訳して「後光効果」等という場合もあります。

何か「後光」が差していると、やんごとなき感じがするじゃないですか。天使の顔なんかは細かく確認しなくても。これと同じで、何かとても顕著な特徴があると、それに引きずられてしまって、他の特徴も同様に感じられてしまうような認知バイアスが「ハロー効果」です。面接前に履歴書をチェックして超一流大学出身であることを知ると、とても賢そうだと思うだけでなく理由もなく仕事ができそうな印象を持ってしまったり…、というのが典型的なパターンですかね。

このハロー効果は日常的にいろいろなところで活用されています。著名な大学教授が推薦していると信頼できる商品に見えたり、庶民的で愛くるしいタレントが宣伝をすると品質はわからなくてもよさそうな商品に見えたり……、いずれも認知のバイアスだといえますね。

ハロー効果は、採用の場面以上に、人事考課の場面で気をつけなければいけません。

なんとなく会議なんかで目立つ発言をしているメンバーと、地味で目立たないメンバーがいるとすると、日常の業務を分析的にしっかりと観察していないと、前者のメンバーの方がが仕事ができていると感じがちです。考課者はしっかりと日常の活動を観察して、アウトプットとプロセスを抑える必要があるわけです。一般的に考課表が、全体評価と分析評価からなるのは、こういった認知のバイアスを少しでも抑えようという工夫なわけです。しかし、制度設計者があまりにいろいろと考えすぎると、複雑でマニアックな考課表になってしまうので、また難しいのですが。

いずれにしても、ちょっとした知識がバイアスを弱めることができます。大切なことです。

《2009年3月22日》 昨晩の「チューボー」は「独一処餃子」が登場していました。葛西が誇る飲食店の1つですね。そんなにいくつもないのですが。


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【2009/03/22 23:20】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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