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バンドワゴン効果
「ハロー効果」「ピグマリオン効果」と来たので、勢いいにのって今日は「バンドワゴン効果」です。

私は大学で政治学のゼミをとり、国政選挙分析をやったりしていました。かなりお遊びっぽくはあったのですが。ちょうど衆参同日選挙などがあり、ゼミの全メンバーで全国の選挙区を分担し、過去のデータなどを詳細にあたって選挙予測を行ったのですが、結果は大外れ、悔しい思いをしたことを思い出します。

さて、「バンドワゴン効果」というのは選挙における投票行動分析でよく言及されます。「バンドワゴン」というのは、行列の先頭を導く楽隊を乗せた車のことらしいですが、賑やかに音楽を奏でながら「バンドワゴン」が走っていくのをみた沿道の人々が、なんとなく浮かれてそれについていってしまう図式を思い浮かべるといいと思います。

選挙報道で優勢だと報道された政党や候補者に、地滑り的な大勝利をするように支持が集まってくるパターンがまさに「バンドワゴン効果」です。郵政民有化の際の小泉マジックなどはこの例といえますかね。「勝ち馬の乗る」というのと同じです。もっとも、この言葉自体はそもそもは政治学専用の言葉ではないようで、経済学の需要へ言及にも使われるようです。

日本の人事家はまさに「バンドワゴン効果」を地でやってきたといえます。

成果主義という賑やかな「バンドワゴン」が通過すると、日本型雇用の三種の神器を振り棄ててまで、「成果主義バンドワゴン」に皆でついていったりしましたよね。製造現場まで派遣化するといった「人材流動化バンドワゴン」、盲目的な「外資系コンサル活用バンドワゴン」、ここ10年間だけでもいろいろな「バンドワゴン」が真面目に働いている日本の企業人の前を通りすぎていきました。

「バンドワゴン」を見た時に盲目的にそれに乗ってはしまわずに、その「バンドワゴン」の本当の行き先がどこになるのか、何よりもまずは自分の頭で考えることが必要です。



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【2009/03/24 23:36】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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