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賞与というもの…
当社の賃金制度には期間業績を反映する要素がまったくないため、見直しの検討を進めています。

洗い替えの半期年俸のようなものから、伝統的に賞与的なものまで、いろいろなパターンがありますが、やはり「賞与」というシステムは悪くないなと感じています。

日本における「賞与」の原型は江戸時代の商人が使用人に対して、盆暮れに支給した衣服に遡るそうです。これらの衣服は、「仕着せ(為着せ、もしくは四季施)」などといわれており、それがいつしか現金化したのが「賞与」です。今でも夏と冬に「賞与」が支給されているあたりにはその名残があります。

「仕着せ」は「お仕着せ」のもととなった言葉であり、「上から一方的にあてがわれるもの」といった意味を持ちます。その意味では、日本における「賞与」は経営者の一方的な意思によって温情的に支給される性格のものだったわけです。欧米企業の利益配分が基本となる「ボーナス」とはまったく性格が異なるわけですね。

さすがに今の「賞与」は、温情的に毎回経営者が金額を決めるといったことでは、すみません。
賞与配分のルールをいかに合理的に決定するか、それがいかにきちんと社員に説明されているか、は大切な要素になっています。これらが満たされて初めて、業績によって賞与を連動させて支給することができるといえるでしょう。
業態によっても違いますが、人件費の経営に対するインパクトには大きなものがあります。人件費にある程度、可変性を持たせることは経営上必要なことですから、「賞与」もより業績変動的になっていくことは必要なのですが、もっとも大切な「社員のモチベーション」とそれが引き換えに得られても意味はありませんから、制度設計には何よりも慎重な検討が必要です。

※「賞与」の歴史に関しては、トランストラクチャ社のメールマガジンを参考にしました。

《2009年7月23日》 今週は続きます。品川のヴィア・パルテノペにて、「ラーニングイノベーション論」の暑気払い。中原先生を囲んで21人の人事教育関係者が集まります。なんだかんだ4時間飲み放題状態で盛り上がりました。最後にリモンチェッロやるのはいいですねぇ。飲むと一気に距離が近くなる人が増えるのは、懇親会の効能です。


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【2009/07/23 23:17】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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