さて、10月後半の振り返りです。
まったくもって書いたことをどんどん忘れてしまうので、このような振り返りをして重複を防ぐ努力をしています。 それにしても、早いです。 下期もすでに1/6が終わってしまったということ。課題はまだ減っておらず、これからです。 10月16日 「ナポリ」 10月17日 若手にこそ成果主義を 10月18日 内定時期の意味について 10月19日 曖昧さこそが社会 10月20日 人事担当者に必要なビジネスリテラシー 10月21日 人事担当者に必要な資質・能力 10月22日 人事担当者に必要だが欠けている資質 10月23日 「いせや総本店」 10月23日 採用担当者は何をみているのか? 10月25日 第1回お好み焼き検定、ありがとうございました 10月26日 採用担当者が知りたいこと 10月27日 世の中は矛盾に満ちている、世の中は理不尽だ 10月28日 「思い」もった部下を尊重できるか 10月29日 人事部のスローガン 10月30日 「笹新」 《2009年10月31日》 六本木アカデミーにてキャリアラボのスーパービジョン、残念ながら相対をして、国立に行きゼミのOB会再組織化の打ち合わせ、これも少々早退して吉祥寺で大学時代のサークルのOBとの定例会。最後はハーモニカ横丁で。1日、バタバタしてました。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を スポンサーサイト
|
本日は大原簿記の池袋校にて、友人の依頼で少しお話をしてきました。
講義終了後に大変に真剣な皆さんから多くの質問を受けましたが、現在の雇用情勢の厳しさを再認識し、採用側としてもより真剣さが必要だという当たり前のことをあらためて感じました。 講義内容は、「採用のプロが語る人事の目」という大変に仰々しいタイトルをいただいたのですが、お話の中から少しご紹介したいと思います。 全体を以下のように構成してお話しました。 Ⅰ.はじめに Ⅱ.採用担当者は何をみているのか? Ⅲ.不況期の就職活動 Ⅳ.キャリアに関するお話 はじめには、まぁアイスプレーキングですが例の「資格に関する小噺」から。有名ですね。よく高橋俊介先生なんかもお使いになります。大原簿記の講演で使っていいのかな…という感じの内容ですが。 「Ⅱ.採用担当者は何をみているのか?」がいうまでもなくメインです。 ここでは、大きく「採用担当者は何をみているか」「採用担当者が知りたいこと」「コミュニケーションと第一印象」「採用担当者は資格についてどうみているのか」について話しました。 今日は「採用担当者は何をみているのか?」のさわりをご紹介します。 このテーマでお話をする際には、比較的よく冒頭で縄文アソシエイツ古田英明社長の言葉を引用します。 「ヘッドハンティングとは、その候補者の過去ではなく、将来を買うことだ」 まさにそのとおりです。 すべての採用担当者は、過去に何をやった人かということではなく、これから入社して何をやってくれる人かをみています。過去の業績では自社で成果をあげてはもらえないからです。これを見極めることが「採用担当者」の仕事です。 でも、占い師ではない「採用担当者」ですから、未来のことはわかりません。ですから、結局は「過去から類推する」ことになります。だから、学生時代や前職でやったことを掘り下げて聞くわけです。しかし、過去にやったこと自体を評価したいと思って聞いているわけではありません。過去にやったことから類推して「この人なら当社の風土とビジネスモデルの中でこんな活躍をしてくれるに違いない」ということを判断するために、過去や今のことを聞いているのです。 ですから、過去について聞く際には以下には注意します □たまたま、できちゃった事実ではないか □他人がやった事実を語ってはいないか 要は、その経験が入社してから「再現性」のあるかどうかを判断したいのです。まさにコンピテンシー面接になります。過去にやってきたことが「どでかいこと」である必要や、「はなばなしいこと」である必要はけしてありません。 是非、ありありと自分の経験を語って欲しいと思います。
《2009年10月24日》 講演終了後、池袋校の校長と友人とで池袋のディープな中華料理屋で食事。即、気に入ってしまいました、このお店。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
人形町のなかなか探せない路地裏にある店です。
人形町の交差点裏のとある路地を歩いていると、夕闇にぼんやりと輝く「ナポリ」という小さな看板が地面に置かれているのに気付きます。それに誘われてさらに細い路地に入ると、そこにはひっそりと「ナポリ」というお店が……。 でも、ここトラットリアでもピッツェリアでもありません。 驚くべきことに、「おでんや」なのです。それも最近たまにみかけるお洒落な「おでんや」ではなく、飲んだくれの中年サラリーマンが集まるタイプのコテコテの飲み屋さんなのです。そして、なかなか安い。でも、なかなか店がみつからない、そして結構、いつも混んでいる、やっぱり人形町界隈では格安の居酒屋ですし、マスターの応対も素敵だからでしょうか、かなりの繁盛店です。 勤務先が変わったこともあり、1年近く行けていませんが、今夜もひそやかに盛り上がっているでしょうか。 ※ちなみに「真のナポリピッツァ協会日本支部」もよろしくお願いします。 《2009年10月15日》 腰痛に悩まされています。いつものことではありますが…。突発があり、夜のお好み焼き協会理事会は欠席。検定直前なだけに大変に申し訳ありません。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
10月前半の振り返りです。
このブログはそもそも私の備忘録を主たる目的として書いていますが、書いたこともさらにまた忘れてしまうので、記憶にとどめるために、半月に1回、このように書いたことの振り返りをしています。中竹監督インスパイアのブログが5回も出てますね。 10月1日 新卒採用担当者のお正月 10月2日 「よこちゃん」(きのこや) 10月3日 女性活躍推進連絡会 10月4日 その問題は、果たして問題なのか 10月5日 VSSマネジメント 10月6日 「MUST&NEVER」の明示 10月7日 同期力 10月8日 私たちのころは、ラッキーなことに……… 10月9日 「キッチンジロー」 10月10日人事部長はスワローズファン…のはず? 10月11日お好み焼き検定、締切迫る! 10月12日図書紹介:『人事部が会社を救う』乗浜誠二著(カナリア書房刊) 10月13日就職活動、数打てば当たる戦略 10月14日メンタル不全への取り組みの重さ 《2009年10月15日》 なかなか素敵なメンバーにて花田先生との会食。いろいろとありがたいことです。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
「人事部が会社を救う」というタイトルを聞いて、どんな内容を想像されますか。
①評価制度や研修制度を変えて、勝てる集団に組織を変貌させる。 ②現場をサポートし、現場が勝ち抜くための環境整備や後方支援をする。 ③就業規則を見直し、各種リスクを軽減させる。 いろいろ思いつくことはあると思いますが、本書の帯には「会社を救え!人事部は、一番利益創出できる組織なのです!コストセンターからプロフィットセンターへの変貌!」「こんな時世だからこそ、人事部で利益を出せるのです。人事部は会社の救世主」とあります。ずいぶん能天気な感じです。プロフィットセンター化って、シェアード・サービス・センターを立ち上げて外販でもするの?って本ではけしてありません。 この帯、ちょっとした遊びがあって、帯をはずすと同じ部分に別のコピーが現れます。そこに書かれているのは、「社員を守れ!これを読めばあなたの会社は救われる!今こそ、人事部が会社を救うときがきたのである!」「あなたは社員のSOSを見抜けるか」。そうです、こちらこそが本書の内容であり、本書がまさに「今の人事部に求められていること」として強く訴えていることにほかなりません。 本書のサブタイトルは「メンタルヘルス最新事情」です。本書では「うつ病」に代表されるメンタルヘルス施策として人事が取り組むべき5つの対策を中心に、人事部が本気で取り組む必要性を論じた上で、これらにしっかりと取り組むことにより、コストセンターとされる人事部門が間違いなく会社に利益貢献できると論じられています。 本書における「求められる5つの対策」とは以下のとおりです。 ①「うつ病」の社員を出さないために会社がとるべき方策 ②「うつ病」の正しい理解と治療の現実 ③「うつ病」予備軍社員の早期発見・早期治療 ④「うつ病」社員が出た時の対処法と社内教育 ⑤悪質「うつ病」偽装社員への社内の対応と新就業規則 何よりも早期発見、早期介入、早期治療、早期復職の4つの「早期」を実現できる力を人事部門として持つ必要があると論じています。 著者の乗浜氏は株式会社ベストソリューションの代表であられます。実は2度ほどお目にかかって商品紹介をしていただいたことがあります。もともとはシステム会社であった同社ですが、「ReSAPIEN」という計量心理学をベースとした組織分析ができる非常にユニークなパッケージソフトと、そこから派生した「POD System」というなかなか良くできたメンタルヘルス・ストレスに関するアセスメント・ツールをお持ちです。乗浜社長が様々な自社事例に対処する中で、作り上げてきたこれらパッケージと、本書で語られる「めざすべき人事部像」には、やはりある迫力があります。 私の今いる会社でもこの問題をこれまで表面的にしかとらえてこなかったため、今、再構築作業の真っただ中です。
《2009年10月12日》 3連休の最終日。シルバーウィーク以来、ちょっと休み癖がつきます。週休2日制でもなく、土曜日ハンドンなんて仕組みがあった頃が考えられませんね。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
3連休の中日。大変な好天に恵まれた休日ですね。
さて、いよいよ「にっぽんお好み焼き協会」が送るはじめての「お好み焼き検定」が10月25日(日)に開催されます。東京2会場、大阪1会場での開催で、申込締切が16日(土)に迫っています。私も一応、理事をつとめさせていただいており、当日は東京の日清製粉会場につめている予定です。 リリース直後から、多くの申し込みをいただき、一時は東京会場はキャンセル待ち状態になりましたが、会場拡張ができ、大阪会場の午前中の会を除いてはまだ空きがあります。この機会にぜひ初代の合格者を目指してチャレンジをしてみませんか。当日は受験者にお土産を配布できるように協力会社の皆様にお願いもしていますので、お楽しみに。 この協会は、一応何社か支援をしてくださる会社はあるものの、基本的には関係者が手弁当で集まり、手作りで運営しています。お好み焼きの普及をしよう、そしてどうせやるならそれを通して何か楽しいことをしたい、という人が集まり、飲み会の都度に話が大きくなりつつ、えっちらほっちらと進めています。検定をやるとなると、ある意味では継続性も求められ、社会的責任も出てきますので、さらに気持ちを引き締めて進めていく必要があるかと思っています。 仕事のようで仕事ではない、仕事ではないのだけれど仕事的に進める必要がある、そんな場を持っているのも悪くはありません。様々な分野で活躍しているビジネスパーソンが仕事だけに埋没せずに、自分の一部の時間をこういった活動に費やすようになると、日本もより豊かな国になるように思います。結構、たくさんやると疲れますけどね。 ※参考図書の「関西焼き完全読本」です。ただし、本書をすべて勉強する必要はありません。検定に申し込まれた方は「要点集」がダウンロードできます。ここから基本的に出題されますので、要点集をしっかりと勉強すれば、あなたもお好み焼きの第一人者になれます。
《2009年10月11日》 久しぶりにお昼の渋谷を歩きました。この街は大きく変わったようでもあり、実は変わっていないようでもあり…。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
中竹監督のお話からインスパイアされた内容が続いていますが、最後にもう1日。
「私たちのころは」 「最近の若者は」 「ゆとり世代は」 こういった言葉を使用すると、他責傾向が高まる、との指摘がお話の冒頭でありました。まったくもって同感なのですが、ついつい使ってしまいがちです。 そこで、どうしても使うのだったら、以下のような但し書きをきちんとつけて使うようにとのご指摘です。 「私たちのころは」⇒「私たちのころは、ラッキーなことに………」 「最近の若者は」⇒「われわれ世代としては本当に申し訳ないのだが、最近の若者は………」 「ゆとり世代は」⇒「我々大人のせいで、ゆとり世代は………」 素敵ですね。これなら若者も耳を傾けてくれるかもしれませんよ。 以前にラーニングバーで京都大学の溝上先生も「若手のラベリング」に対しての問題を指摘されていました。「若手のラベリング」とはまさに以下のような発言です。 「最近の若手は成長していないよね」 「まぁゆとり教育世代だからね」 「そもそもゆとり教育世代に対して必要なのは、……」 以前のブログにも書きましたが、溝上先生はこの「ラベリング」から生まれる問題を以下の3つに整理されていました。 ①今の大学生を知ろうとする真摯な態度が失われる ②大学生と真剣に意思疎通を図ろうという態度が失われる ③会社の課題、職場の課題をすべて世代論にすり替え、本当の課題がみえなくなる まさに同感です。戒めましょう。 《関連ブログ》 2009年09月12日 ゆとり教育世代に対する「思考停止」問題 《2009年10月8日》 昔から、1番好きなテレビ番組は【選挙速報】、2番目に好きなテレビ番組は【台風情報】です。罹災された方には本当に申し訳ないのですが、あのライブ感はどんなに素晴らしいドキュメンタリーもなかなか出せません。淡々と放送してくれるのが一番効きますね。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
中竹監督の話から気づかされたことの整理を続けます。
早稲田大学のラグビー部では、選手間のコミュニケーションにおける工夫として「学年ごとの一体感」を重視しているとのことです。同期の仲間として啓発を相互に行い、同期で考えさせる、これは大変に有効な手段だと思います。企業においても、同期の強化ということを意識する施策が増えているように感じます。 一番よく目につくのは、内定者の囲い込み施策です。 早めに内定者同士を集め、内定者用サイトを提供し、内定者同期のネットワークを構築する手法は今やあらゆる企業が活用しています。内定をした企業へのロイヤリティよりも、同期に対してのロイヤリティを活用して内定辞退を回避しようとするものです。 今年の新入社員研修の冒頭で、新入社員の皆さんにお願いしたことの1つに「史上最強の同期になる」というのがありました。「史上最高の同期」とはいわゆる仲良し集団ではありません。相互に啓発をし、ともに考えることができる、ともに支援することができる、そんな本当の仲間のことです。 「同期力」は企業としても改めて研究が必要なテーマです。 《2009年10月7日》 お好み焼き検定も25日に迫っています。会場拡大により、午前中の会も再度募集を開始しています。是非、皆様のチャレンジをお待ちしています。参加者の皆様には協力会社からのお土産もお持ち帰りできようになる予定です。 ⇒お好み焼き検定の申し込みはこちらから 昨日は、夕方にお好み焼き協会関連でのちょっとした打ち合わせで神田の日清製粉へ。その後は、神楽坂へ。もともとはラーニング・バーで出会った人事教育関係の皆様とご一緒でした。4人でしたが、うち2人は今年から社会人大学院に行かれています。頭が下がります。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |