今年も早くも1カ月が経過しました。
早いです。かなりやるべき事項が遅れ気味です。2月に戻さねば。まぁ、帳尻は合うのでしょうが。 半月に1回書いたことを振り返っていますが、この半月は、このブログももう2年毎日書いてます、といったお話から始まり、株式会社サトーの取締役経営顧問の藤田氏のお話に影響を受けた話が何日か続いてます。あと、東京大学中原淳先生の「人材教育」での連載から影響を受けた「組織社会化」と「組織活性化」のお話も続いてましたね。 HRM研究会、人事部内研修、リーダーシップ研修、アルーの管理職研修公開講座、サードプレイスコレクション、キャリアリソースラボラトリースーパービジョン、食品SS連絡会給与担当者講座等、インプットと交流の多かった2週間でもあります。 1月16日 2周年!! 1月17日 三行提報 1月18日 成長は必要か 1月19日 イノベーション、マネジメント、リーダーシップ 1月20日 変わっている奴、変な奴 1月21日 I will not complain. 1月22日 「銀座ホール」 1月23日 ワークライフバランスのDVD 1月24日 「組織社会化」と「組織活性化」 1月25日 インターンシップによる「組織活性化」 1月26日 中途社員の「組織社会化」と「組織活性化」 1月27日 リーダーシップの5原則 1月28日 人事部員のためのロジカルシンキング講座 1月29日 「大木屋」 1月30日 継続的に成果を上げ続ける 《2010年1月31日》 実は我が家で8台めになるVAIOを購入しました。自室のデスクトップがいかれたための買い替えです。初めてオーナー・メイドで購入しましたが、完全にSONYの戦略はオーナー・メイド化ですね。メーカーとして是非、頑張ってほしい気がします。オーナー・メイドなのでまだ手元には届きません。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を スポンサーサイト
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昨日の続きになります。
株式会社サトーの取締役経営顧問の藤田氏の「三行提報」のお話のタイトルは「成長とイノベーション~民主的運営を支える三行提報」というものでした。 そこで、まず「成長」は必要なのかというお題。 「成長」にもいろいろなとらえ方があります。 売り上げを倍にする、利益を3割増に、社員が2倍になった……、このようなことを成長とみるのが一般的でしょう。しかし、会社を大きくすることだけが成長ではありません。規模は追わなくても「良い会社」であり続けるためには、常に会社は一時たりとも停滞してはいけません。世の中が進化していることを前提に考えると、停滞は現状維持ではなく相対的な衰退を意味します。つまり「良い会社」であり続けるためには、仮に規模の拡大を求めなくても、会社は成長を続けなければなりませんし、そのためのイノベーションを続けなければならないのです。 ところで、よくマネジメントとリーダーシップの対比論が人事の世界では戦わされますね。 これについての藤田氏の論点は明快であ「マネジメントの中にイノベーションは生まれない、イノベーションのためにリーダーシップが必要」、この一点です。「三行提報」も管理・統制からのイノベーションのための民主的な解放だと位置づけています。 「Incremental Innovation」を薦められていましたが、要は成長のベクトルに向かって、少しずつでいいから変えていければいいという考え方です。0⇒10を目指すのではなく、0⇒1を繰り返すことが大事だとのお話はそのとおりだと感じます。変に戦略論に走るのではなく、方向感覚をきちんと持った上で今のリアリティに対して真剣に仕掛けていく日々が大切だということでしょう。 このお話もう1日続けてみます。 《2010年1月18日》 空白の一日で有名な小林繁元投手の訃報と合わせて、小さいながら柴野拓美さんの訃報が流れました。柴野さんは日本SFの創生期に伝説の同人誌「宇宙塵」を出された方で、御自身も翻訳や評論等を手掛けられました。「宇宙塵」は、それこそ星新一・小松左京等の後に日本SFをしょって立つ人たちに活躍の場を与えました。83歳だったそうです。こうして、日本SFを創った世代が少しずついなくなられます(ちなみに私の卒論の題名は「日本SF史」でした。これで社会学士です)。
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先日、株式会社サトーの取締役経営顧問の藤田氏から「三行提報」のお話を聞く機会がありました。
ちょうどその前日に事例研究として社内の会議でとりあげていたのでタイムリーです。 「三行提報」とは、一言で言うと《3行=127文字》の短文テキストで全社員が記名式にて社長宛に毎日報告をあげるというものです。ブログ未満、ツイッター以上の文字数の世界です。 キーワードは、全社員から日常不断に満遍なく吸収する不偏性・継続性・透明性です。 内容は、気付き・思い・意見・提案・報告・不満等なんでもOK。具体的・能動性を重視し「だからどうする」で構造化されているものが望まれているとのこと。日々上がってくる1700通をトップが読める数である30~50通に仕分ける秘書室の担当がいるそうですが、選択ポイントは「語尾が能動的であるか」「具体性があるか」だそうです。提出率はなんと99.6%。提出内容によってポイント化され、それを積算して年に2回の賞与に反映、「三行提報」で0~10万円程度の賞与差はつくそうです。また、提出していないと昇格昇進にも響くとのこと。 重要な案件は何度もあがってくるのでわかるとか、毎日あげなければいけないので苦し紛れにクレーム情報なんかもどんどんあがってくるとか、毎日トップに短文に整理して報告をすること自体が社員の育成につながっているとか、いろいろな副次的効果もあります。 「全体の中に個があるのではなく、個の中に全体がある(神は細部に宿る)」 全体のデータの傾向をみるのではなく、1つ1つのデータに着目する重要性をかなり説かれていました。ミクロに着目することの重要性ですね。その意味では人事の仕事は1人1人が輝いているかに着目する必要があるとも言及されていました。 さらに凄いのはこの仕組みを同社はパッケージソフトにして外販されています。サントリーさんの 開発本部等でも利用されているそうです。 詳しい内容が書籍化されていますので、ご興味のある方はどうぞ。
《2010年1月17日》ほぼ終日お仕事ですが、それだと煮詰まるので午後は砂町銀座にふらっと。日本で数少なくなった「生きている」商店街です。駅からも遠いのに凄いです。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
半月に1回のブログの振り返りです。何を書いたか忘れちゃいますからね、振り返りは大切です。
このブログもめでたく2周年を迎えました。2008年1月14日が初回ですから、丸2年にわたって1日も休まずに何らかのアウトプットができたのはありがたいことです。アウトプットするからには、インプットする必要がありますから、それだけインプットする機会を得ることができたということでもあります。ブログを始めた頃は人事・キャリアの仕事から離れていましたが、これもちょうど1周年ですが昨年の1月11日に職場を自ら変えて人事の仕事を今はどっぷりとやっています。人事の業務の中でもあまりにも広範囲なテーマをやっており、時に意識が分裂しそうですが、1つのことをやっているよりも100倍くらい自分には合っていますので、まぁよしとしています。 1月1日 古いものを伝えた人への責任 1月2日 ワークライフのキーフレーズ 1月3日 プロフェッショナル⇔サラリーマン 1月4日 ドラッカー生誕101年 1月5日 「伝える」ではなく「伝わる」を目指す 1月6日 人を育てる3P 1月7日 何か詰まったら、あの人に相談してみよう 1月8日 「ほんま」 1月9日 訳あって今年の採用活動に出遅れます 1月10日 あらゆることに疑いを持つ~日々是修行 1月11日 落ちそうなコップ 1月12日 組織のコミュニケーションのお約束事「プロトコル」 1月13日 プロトコルの欠如はなぜ組織に不安を生じさせるのか 1月14日 初級管理職のやりがいを成果につなぐ育成 これからも多くの出会いと学びがあり、それを少しでもここでアウトプットしていくことができればと思います。 《2010年1月15日》 ワークスアプリケーションズ社の牧野社長に御来社いただきました。さすがという感じのお話ぶりです。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |