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成長は必要か
昨日の続きになります。
株式会社サトーの取締役経営顧問の藤田氏の「三行提報」のお話のタイトルは「成長とイノベーション~民主的運営を支える三行提報」というものでした。

そこで、まず「成長」は必要なのかというお題。

「成長」にもいろいろなとらえ方があります。

売り上げを倍にする、利益を3割増に、社員が2倍になった……、このようなことを成長とみるのが一般的でしょう。しかし、会社を大きくすることだけが成長ではありません。規模は追わなくても「良い会社」であり続けるためには、常に会社は一時たりとも停滞してはいけません。世の中が進化していることを前提に考えると、停滞は現状維持ではなく相対的な衰退を意味します。つまり「良い会社」であり続けるためには、仮に規模の拡大を求めなくても、会社は成長を続けなければなりませんし、そのためのイノベーションを続けなければならないのです。

ところで、よくマネジメントとリーダーシップの対比論が人事の世界では戦わされますね。

これについての藤田氏の論点は明快であ「マネジメントの中にイノベーションは生まれない、イノベーションのためにリーダーシップが必要」、この一点です。「三行提報」も管理・統制からのイノベーションのための民主的な解放だと位置づけています。

Incremental Innovation」を薦められていましたが、要は成長のベクトルに向かって、少しずつでいいから変えていければいいという考え方です。0⇒10を目指すのではなく、0⇒1を繰り返すことが大事だとのお話はそのとおりだと感じます。変に戦略論に走るのではなく、方向感覚をきちんと持った上で今のリアリティに対して真剣に仕掛けていく日々が大切だということでしょう。

このお話もう1日続けてみます。


《2010年1月18日》 空白の一日で有名な小林繁元投手の訃報と合わせて、小さいながら柴野拓美さんの訃報が流れました。柴野さんは日本SFの創生期に伝説の同人誌「宇宙塵」を出された方で、御自身も翻訳や評論等を手掛けられました。「宇宙塵」は、それこそ星新一・小松左京等の後に日本SFをしょって立つ人たちに活躍の場を与えました。83歳だったそうです。こうして、日本SFを創った世代が少しずついなくなられます(ちなみに私の卒論の題名は「日本SF史」でした。これで社会学士です)。


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柴野 拓美

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【2010/01/18 23:10】 | マネジメント・リーダーシップ | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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