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スーパーバイザー養成・認定プログラムの目標
キャリアカウンセラー協会主催の「スーパーバイザー養成・認定プログラム」に3月から通っていますが、今週末に第2回があるので、ここらで少し書いても差し支えのなさそうな範囲内で復習などをしたいと思います。

冒頭に渡辺三枝子先生から大変に熱いお話がありました。

このコースは、コース設立まで3年近くをかけています。最初の1年半ほどはコースの検討に費やし、その後に1年ほどトライアルを実施した末に初回を迎えたとのことで、携わった人たちの魂がとても感じられます。製本されたテキストはあえて作らず、まだまだ未完成のものでさらに進化をさせていく段階とのことです。企画自体はキャリアカウンセリング協会(CCA)と筑波大学のジョイントによるものですが、CCAは基本的にGCDF出身者に対して、筑波大学は数年後からになりそうですが、それ以外の有資格者に対して講座を持っていくという役割分担のようです。

GCDF出身者に限ることにはある意味があるようです。
スーパーバイザーというのはそれ単独で存在するものではなく、キャリアカウンセラーとしてどのような教育を受けてきたのかということがまずは重要になります。現在、日本国内にも多くのキャリアカウンセラーの認定資格があり、さまざまなレベル感のホルダーが存在しています。

アメリカではCDFは、きちんとしたカウンセラーの土台の上に存在しています。それに対して日本ではカウンセラーとしての土台がない人がGCDFのコースに参加することがほとんどです。別の言い方をすれば、関係構築もできない人がGCDFを受けにくるわけです。これはアメリカのCDFではありえないこと。GCDFが関係構築を重視しているとよくいわれますが、これは重視しているというよりも、関係構築もできない人が受けに来るのでここをまず徹底的にやらざるを得ないという日本の事情があるようです。

関係構築は何もキャリアカウンセラー固有のものではなく、コーチングをやるにしても、メンタリングをするにしても大切なものです。そもそもカウンセリングは「言葉」を手段とした援助関係であり、クライアントの側が責任を持つ援助関係です。こういった援助関係が成り立つためには、クライアントとカウンセラーの間で関係構築が成り立っていることが何よりも前提条件となります。

少なくともGCDFホルダーは、関係構築レベルはクリアされていなければなりません。また、GCDFのテキストに記述されているようなさまざまな理論は理解していなければなりません。これら共通の土台は既に理解・習得しているものとして、このコースを設計されています。そんな事情があるので、対象をGCDFホルダー、そして所定の実務経験を有する人に絞る意味はあるわけです。

さて、このプログラムの目標です。

『スーパーバイザーとしての実行力を習得すること』

「実行力」というのがポイントでしょうか。つまり、自らがスーパーバイザーになり、自分で実行できるようになることです。そのためにはまず自分の中に「スーパーバイザーとは何か」という概念をしっかりと作ることが必要です。

また、「研修生に期待されること」として5つ提示がありました。

①カウンセラーとしての実力の向上
②自己の向かい合う姿勢と自己に気づく力(selfawareness)の向上
③自己の成長およびキャリアカウンセラーという職業の発展を願う姿勢
④スーパーバイザーとしての新たな能力を取得する真摯な態度
⑤宿題を忘れないこと

そうか宿題が出るのか…という点にまず目がいってしまいますよね…。①については本当にこれはなんとかしたいと思っているテーマです。②については昨日のブログで書いたとおりです。

③あたりはとても好きな観点ですが、自己の成長ももちろんですが、キャリアカウンセラーというこの役割(職業にはまだなっていませんよね)が日本の中でさらに役立つものになり、前向きに認知されていくことに少しでも貢献できれば嬉しいです。そのためにも、④「スーパーバイザーとしての新たな能力を取得する真摯な態度」を持ち続けて、残りの19回のセッションには参加したいと思います。

新しいことを学ぶということは、必ず苦しいこともあり「新しいことを学ぶというのは自分との戦いである」とのお話もいただきました。自分の中で課題を作り、作ってはそれを解消していく。自分が持っている知識を改めて明らかにして、不足していると認識したものを新たに自分の中に入れていく、混乱がまだある部分については、それを1つひとつ整理して解消していく、そんな態度も大切だと感じました。

そして何よりも、正解というタイプの「あるべき姿」が存在する世界ではないので、自分としての「軸」をしっかりと持てるようになればいいなと思っています(これが難しい…)。

確かに、「軸」のない人のスーパービジョンなんて受けたくないですからね。

《私の好きなSF小説 その54》 時間軸を使ったこの手の作品は本当に上手です。


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《2010年4月7日》 ブリックスクエアから赤坂へ。久しぶりにしっかりとした飲み会だったので酔いました…。


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【2010/04/07 23:10】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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