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人事の書棚から061-063
1日あきましたが、また「人事の書棚から」続けます。
どうして始まっているかがどうしても気になる方は5月5日のブログを。

人事の書棚から:061 「仕事で「一皮むける」」

金井先生の2002年の著作です。金井先生のキャリア関係のお話で良く出てくる概念としては、キャリアドリフトと節目でのキャリアデザインのお話と、この「一皮むける」経験のお話はとてもインパクトがありますね。関西経済連合会が実施した「豊かなキャリア形成へのメッセージ~経営幹部へのインタビュー調査を踏まえて」というプロジェクトにおける経営幹部へのインタビューがベースとなっており、「一皮むける経験」こそが最大のキャリアチャンスだとされています。「一皮むける経験」とは言い方を変えれば「修羅場体験」なのかもしれませんが、これは間違いなく事実です。適切な時期にこれを得られた人は、本当に得です。ただ、そこから逃げてしまう人もいます。
本書で取り上げられている「一皮むける」経験のパターンは以下のとおりです。昨年、私も初転職しましたが、これもなかなか一皮むける経験ですね。

 ①入社初期段階の配属・異動
 ②初めての管理職
 ③新規事業・新市場のゼロからの立ち上げ
 ④海外勤務
 ⑤悲惨な部門・業務の改善と再構築
 ⑥ラインからスタッフ部門・業務への配属
 ⑦プロジェクトチームへの参画
 ⑧降格・左遷を含む困難な環境
 ⑨昇進・昇格による権限の拡大
 ⑩ほかのひとからの影響
 ⑪その他の配属・異動、あるいは業務。

仕事で「一皮むける」 (光文社新書)仕事で「一皮むける」 (光文社新書)
(2002/11/15)
金井 壽宏

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人事の書棚から:062 「見どころのある部下支援法」

「ワークス人と組織選書」の第1弾3冊のうちの1冊です。第2弾も出ましたね。
見どころのある部下を次のリーダーに育て上げることが組織としては大切ですが、「経験学習」に着目してこれを扱っています。本書でも「リーダーを育む8つの経験」というのが明示されていますが、以下の8つの経験だけで、いわゆる「一皮むけた経験」の8割以上を占めているといいます。何となくこれ以外の2割って一体何があるのかなというくらいの網羅度ですが、テーマ的に金井先生のご指摘とかなり重なります。

 ①初期の仕事経験
 ②上司から学ぶ経験
 ③人事異動の経験
 ④プロジェクト型の仕事経験
 ⑤管理職になる経験
 ⑥海外勤務経験
 ⑦立ち上げの経験
 ⑧修羅場の経験

「見どころのある部下」支援法 (ワークス人と組織選書)「見どころのある部下」支援法 (ワークス人と組織選書)
(2009/04/11)
谷口智彦

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人事の書棚から:063 「部下を動かす人事戦略」

金井壽宏先生と高橋俊介先生という豪華ペアでの2004年の本です。改めてパラパラと読んでみて、お二人が同年齢だというのを知りました。お二人ともそれぞれのパターンでとても若々しいです。この本での主張を一言で説明している個所を抜き出すと「世を騒がす流行や万能薬に踊らされない、また、外発的報酬の虜にはならない自律的で自分らしい生き方、働き方のすすめ」となるでしょうか。実は、「世を騒がす流行や万能薬」を深夜まで残業して自社に取り入れてしまったのが人事部であり、「外発的報酬」を大切なものと勘違いしてしまったのも人事部なのです。まだ、気付いていない会社はさすがにないですよね。

部下を動かす人事戦略 (PHP新書)部下を動かす人事戦略 (PHP新書)
(2004/10)
金井 寿宏高橋 俊介

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《2010年6月11日》 遅れて品川のパルテノペに。知っているメンバーが辞めるのはさびしいです。

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【2010/06/11 23:13】 | 書籍紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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