10月も今日でおしまい。明日からは11月です。月曜日が月替わりって何となくいいですね。今月もお仕事的にはハードな月になりそうです。段取りが大切。
さて、この半月のブログの振り返りですが、「人材発達支援塾(略称:支援塾)」が半分近くになりますね。それにしても、今年のこの振り返りをあと4回やると終わるんだよな。 10月16日 「人材発達支援塾(略称:支援塾)」、開塾しました 10月17日 タイタニック号の悲劇 10月18日 盛田昭夫氏の「ソニーが求める人材」 10月19日 お好み焼き検定、申し込み開始 10月20日 【ちゑや】的社内交流を成功させるための6カ条 10月21日 「非正規雇用」という言葉 10月22日 ストレス耐性の強い人を採りたい 10月23日 モーニングと良い仕事 10月24日 新卒選考ルネッサンス 10月25日 サーバント・リーダーシップとシェアードサービス 10月26日 グリーン人事体系とブルー人事体系 10月27日 グリーン人事体系とブルー人事体系② 10月28日 管理と支援、審判とコーチ 10月29日 支援塾~メモ 10月30日 大人の学びとよい学び手(Good learner) そうそう3日に試験があるんです。実技も筆記も。 《2010年10月31日》 午後からgcdfのクラス・クライアント役を。年に3回くらいしかやってないのですが、偶然にラーニングイノベーション論2期生のお二人がいらっしゃるクラスでした。ご縁ですねぇ。今回は3回目のクラスで、本格的なヘルピングは初めて。おそらく、皆さん、充実感よりも打ちひしがれた感を感じられて帰途につかれてことかと思います。そりゃそうです。人を支援するのってそうそう簡単なことではありません。ただ、プログラムが終わる頃にはきっとそこそこの感じはつかめることと思います。そして、あとは継続的な鍛錬です。それにしても、今回のクラス、20名もいました。やや年齢層は高いものの、かなりバラエティに富んだ方々の集まりでなかなか面白そうです。誰もが真剣に課題に取り組んでおられ、自然と初心を思い出します。皆さん、是非、先を急がずに毎回のクラスに取り組んでくださいね。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を スポンサーサイト
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昨日、法政大学であったシンポジウム「新卒採用の現状をどう考えるか 大学と企業との対話」の終了後、出口で某社の人事の方とバッタリ会いました。この方とは7月に開催された「日本の人事部」主催の「HRcafe」で初めて出会ったのですが(その時のメンバーでの飲み会も続いています)、その後に開催されている「日本の人事部」の企画、すべてに出られているとか。2日のイベントには7月に会った仲間と連れ立って行くそうです。
そして「こういうの好きなんでしょ」と聞いたら、「好きなんです、楽しいんです」というお返事が。 ラーニングイノベーション論Ⅱ期が終了し、Ⅱ期生の皆さんのツイッターや三日月姫さんのブログ「日々是酒酒落落」を読んだり、中原先生ご自身と「Learning Bar」に関するディスカッションをさせていただく場をいただいたりして、「大人の学び」について改めて考えていたのですが、「好きなんです、楽しいんです」というのは1つの本質だなぁと感じました。 で、そうこうしているうちに、中原先生ご自身が早くも「ラーニングイノベーション論」終了についてブログに書かれています。ちょっと長くなりますが、一部を勝手に引用します。 ******************************************************************************** 今年もっとも印象的だったのは、受講生の皆さんの中で有志の方々が、「裏カリキュラム」というものをお作りになったことです。 本編のコースでは触れられなかった内容、深めきれなかった内容、自分たちが学びたい内容をモジュールとして入れ込み、自ら講師を依頼し、他の受講生をつのって、自分たちの力で、コースをデザインなさっていたことです。シラバスも「表カリキュラム」そっくりのものを作り込んで、大変、興味深い内容でした。 上記、すなわち「自分の力で、自分自分と他者が学べるような場をデザイン」しはじめた、ということになりますね。 「誰かのデザインした環境」に参加するだけでは飽きたらず、自分自身がよりよく学べ、かつ、他者も学ぶことのできる機会や環境を、自分たちの力でデザインしはじめるということですね。 僕は、とても素晴らしいことだな、と思いました。また、「成人の学習」とはそういうものなのかな、と考えさせられました。 例えば、成人学習研究者のマルカム・ノールズが、「大人の学びは自律的だ」と言う場合、その本当の意味は、こういうことなのかな、と。 つまり、「自律的」といっても、「誰かのつくった学習機会に自律的に参加すること」ではなく、「自律的に学習機会を生み出す」ということなのかな、と。 そう考えるのであれば、成人学習の可能性は、「大人に学習機会を与えることではなく、よい学び手(Good learner)を育成すること」なのかな、とも思うのです。 ******************************************************************************** そして、「よい学び手(Good learner)」は新たな学びを伝播し、新たな「よい学び手(Good learner)」を創るのだと思います。また、「よい学び手(Good learner)」同士はお互い共感し合いますから、自然に広範なネットワークがそこに出現します。 そして、これは越境学習にだけ言えることではなく、社内の人材育成についても同じことがいえるのではないでしょうか。人材育成担当者の大切なミッションの1つに、社内に「よい学び手(Good learner)」を自然と創る仕掛けをすることというのを是非、掲げたいですね。 「Learning Bar」に参加した人も、ただこれを体験として心に刻むだけでなく、外で自分の「Learning Bar」を持ちたくなるはずです。あんなに洗練されたものにするのは無理ですが、「よい学び手(Good learner)」というのは受動的に学ぶだけでは飽き足らず、学びの場を創ることをきっと求めたくなるはずです。 そして、今回、改めて思ったのは、「大人の学び」にとっての必須アミノ酸は「楽しい」なのだ、ということです。ラーニングイノベーション論Ⅱ期生の「裏カリキュラム」の取り組みでは、「表カリキュラム」そっくりのシラバスを創ったようですね。それ以外にも、とにかくどん欲に学びを楽しむ、学びを遊ぶという精神にあふれています。高校生が嬉々として文化祭の準備にいそしんでいるような感じでしょうか。極論すれば「大人の学びに苦学生は似合わない」ということにもなります。 「Learning Bar」は多くの「よい学び手(Good learner)」を育ててきているはずだと思います。ただ、時とともに著名イベントになり、大規模イベントになり、当初の怪しさよりも洗練さが魅力になってきたところもあります。これだけの規模になると運営側の負担も大変だと思います。 自分でもそうですが、小さいものであっても「学びの場」を主催・運営するというのはなかなか大変なものです。それでもやる原動力は何と言っても「自分こそ楽しめている」からです。その意味では、「Learning Bar」は中原先生ご自身が心底楽しめているうちは続くと思いますが、いろいろと悩みが入るようになったら微妙かもなぁと思います。また、そこは無理して欲しくはないなぁとも思います。無理をすると疲れます。疲れているのは、もったいないです。 既に「Learning Bar」は多くの「よい学び手(Good learner)」を育ててきているはずだという意味では、役割は果たしてきています。さらには、世の中に多くの「Learning Bar」的なものを生み、「Learning Bar」的なものがさらに多くの「よい学び手(Good learner)」を育ててくれるでしょう。 ちなみにラーニングイノベーション論については、第Ⅲ期継続宣言をされたと聞きました。第Ⅱ期生と事務局の熱い取り組みによって、まだまだここでは楽しめるぞと中原先生に感じさせたのでしょうか。これは本当に素敵なことです。 私もささやかながら、自らが「よい学び手(Good learner)」でありたいですし、「よい学び手(Good learner)」をこの日本という国に増やしていきたいと思います。この場合のよい学び手の定義は『自らが学び、そして新たな「よい学び手(Good learner)」を生む場、「よい学び手(Good learner)」同士がともに学ぶ場をつくる人』でしょうか。 本来はすべての人が「よい学び手(Good learner)」になりうる素養を持っているにも関わらず、不幸にも学校生活で「学びは楽しくないもの」という学習をしてしまった大人がたくさんいるように思います。そして下手をすると企業内研修がそらにそのネガティブな学習を強化してしまっている面もあるかもしれません。ここの認識を変えていくことにより、世の中が変わるという気がします。会社が変わるという気もします。 ※「よい学び手(Good learner)」の「学び手」という言葉は、どうしても受身の印象をまだ人に与えます。何かさらにいい言葉はないものでしょうか。 《2010年10月30日》 寒い台風の近付く土曜日。やることがたくさんあるのですが、病院いってあれこれしてたらすぐに午前中も終わり、午後になっても…、このあと頑張ります。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
しばらく前の「支援塾」@大阪から。
金井壽宏先生は、かなり欲張った内容のお話をされました。いずれのテーマも「支援塾」のスタートにあたって改めて人事部の役割を考えさせられる内容でした。 まず最初のテーマは「サーバント・リーダーシップ」。サーバント・リーダーシップ自体は、ちょっと前に予習をここに書いていたので、そちらを参照ください。ついでに「支援塾」って何?という方も。 2010年10月01日 サーバント・リーダーシップ 2010年10月16日 「人材発達支援塾(略称:支援塾)」、開塾しました サーバント・リーダーシップの最大のポイントは、サーパント・リーダーシップはミッションが命、という点です。北極星がないサーバント・リーダーシップは、単なるサーバント・サーバントに陥ります。 言われたからやるのではなく、ビジョン・ミッションのもとで役に立ちたくてやる、同じ行為でもその差には大きなものがあります。サーバント・リーダーはけしてなんでも屋ではありません。しかし、使命感のないサーバント・リーダーは、気づいたらサーバント・サーバントになっています。 この話を聞いていて、人事シェアード・サービス・センターを立ち上げた頃のことを思い出しました。今でこそ当たり前の組織形態となったシェアード・サービス・センターですが、日本で事実上誕生したのは20世紀末だといっていいでしょう。持ち株会社の法整備によるところも大きかったと思います。 私は2001年に人事シェアード・サービス・センターを立ち上げて初代の責任者を務めましたが、当時は新しいビジネスモデルを日本に根付かせようという高揚感が、各社の責任者にはありました。逆に社内での認知に手を焼くところがあり、しょっちゅう社外のシェアード・サービス・センター関係者同士で情報交換、思いの交換を繰り広げていました。 その当時のリーダーに共通していたのは、組織のミッションやビジョンを明確に打ち立てようとしていたことです。本体親会社以上に、ミッション・ビジョンにこだわり、それでメンバーをけん引していこうと腐心していました。 おそらく当時のリーダーたちは、人事シェアード・サービス・センターという組織はビジョン・ミッションをしっかりと堅持していかないと、サーパント・サーバントにすぐ陥るということを本能的に理解していたのだと思います。そして、非常によく機能している人事シェアード・サービス・センターというのは、おそらくサーバント・リーダーシップ的な役割をきちんと果たしていくことができている組織なのだという思いを持っていたのだと思います。もちろん、サーパント・リーダーシップなんて言葉は誰も知りませんでしたが。 サーバント・リーダーシップの基本は、「この人の役に立ちたいという自然な感情を持つ」⇒「その次に、リードしたいという気持ちが生まれる」です。人事シェアード・サービス・センターにはまさにこれが求められます。役に立ちながら、クライアントであるグループ会社の効率化・リスク管理等・人事制度の見直しなどの面で自然とリードしていき、最終的にはなくてはならない頼られる存在となっていく……。 権力機構としての存在である人事部を持つ企業もまだ少なくないでしょう。そういった企業の人事部の心ある人にとっては、天動説的リーダーシップに陥っている人事にいかにしてサーバント・リーダーシップのエッセンスを入れるかがテーマになるのでしょうが、人事シェアード・サービス・センターにおいては逆のアプローチでサーバント・リーダーシップが求められているのだと感じました。 シェアード・サービス・センターを運営されている方は、サーパント・リーダーシップを学ばれるといいと思います。ここに組織を導く先のヒントが必ずあります。 《2010年10月25日》 今日は一橋大学の島貫ゼミにお邪魔してきました。島貫先生とは「Works」誌の座談会でご一緒させていただいたのがご縁です。ゼミのあとは広告研究会のメンバーとショート・ミーティング。いずれで会った学生も将来の日本を託す期待ができる人達でした。私たち頑張りますが、皆さんの力で世の中を変えていきましょう。できるコラボはしたいと思います。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
第2回お好み焼き検定の申し込みが始まりました。
今年は11月28日(日)に東京・大阪両都市にて開催されます。 今週から、下記のサイトにて申し込みを開始しています。 〓〓お好み焼き検定申し込み〓〓 で、わが友@suc2010さんが、ご自身のブログにて、お好み焼き検定を主催する「にっぽんお好み焼き協会」の佐竹会長に焼いていただいたお好み焼きをレポートされています。土曜・日曜と東京大学の中原淳先生が主宰される「人材発達支援塾」の初回合宿があり、そのフィナーレとして市内の「なんでんねん」さんにお邪魔して、トリップショップと称してお好み焼きを楽しみました。大半の人が東京からの参加、佐竹会長の語るお好み焼き、作るお好み焼きに感動の連続でした。そして、お好み焼きを堪能する皆さんをみている佐竹会長の嬉しそうなお顔も印象的でした。 そんな佐竹会長にも会えるお好み焼き検定、私も東京会場では試験監督や受付をやっていると思います。是非、受検ください。今回の実施は初級編ですので、実技などはなく、マークシート式です。お申し込みになられた方には、もれなく受検に役立つ「要点集」を差し上げますので、抜かりなく学習ください。そして、検定料が半分戻ってくるような豪華お土産付きです。 《2010年10月19日》 うーん、風邪っぽいかな。気力で治す。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
「支援塾」が終了し、大阪から戻りました。「支援塾」がらみで書き遺したいことがたくさんありますが、しばらく寝かします。
で、今日はちょっと前の話から。 タイタニック号の悲劇について、アクションラーニング基礎講座の中で話がありました。 タイタニック号の悲劇の本質の1つは、2000人収容の客船でありながら、200人分の救命設備しか用意されていなかったことだといいます。まさか、タイタニック号が沈むことがあるなんて考える人はいなかったのでしょうし、また考えることが許されない雰囲気もあったのかもしれません。 2000人収容の客船でありながら、200人分の救命設備しか用意されていない現実を多くの人が知りながらも、誰も「馬鹿な(当たり前な)質問ができなかった」から、多くの人は冷たい海に投げ出されました。誰1人として、ベーシックな問いをすることができなかったのです。 アクション・ラーニングの生みの親であるレグ・レバンスの父は、実は海難救助隊員だったといいます。 「集団浅慮」という言葉をちょっと思い出しました。 《2010年10月17日》 「支援塾」終了後のtripshopとしてお好み焼き屋の「なんでんねん」さんにて打ち上げ。にっぽんお好み焼き協会の佐竹会長にも加わっていただき、会長自ら焼いていただく本物のお好み焼きを担当しました。お好み焼きは、必要以上に手はかけずに心と目配りをかけます。人を育てるのと一緒ですね。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
半月に1回の振り返りです。これやらないと、何を書いたかわすれちゃうので。
一応、親切にリンクを張る努力をしているので、結構、手間がかかります。 10月09日は1000日連続ブログ更新日でした。よくまあ続けてますね。 今回はLearning Barと、アクションラーニング基礎講座でほとんどを占めてますね。 10月1日 サーバント・リーダーシップ 10月2日 TOEICやめました 10月3日 Learning Bar「的」なものの浸透 10月4日 Learning Barについて考える 10月5日 今日こそLearning Barについて考える 10月6日 矛盾と葛藤 10月7日 人事は会社と現場のコミュニケーション・エンジンとなる 10月8日 デリバラブルとドゥアブル 10月9日 祝!1000日連続ブログ更新…ブログを書くということのリフレクション 10月10日 アクションラーニング基礎講座 10月11日 経験学習理論とアクション・ラーニング 10月12日 質問会議の進行 10月13日 大人はどうすれば学習をするのか 10月14日 アクション・ラーニングとダイアローグ 《2010年10月15日》 明日から人材発達支援塾。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
早くも1週間が経過しましたが、先週のLearning Barも大盛況でした。昨日に続いて、ちょっと振り返りを。
今回も半数以上が初回参加者が占め、ますますのLearning Barの楽しさ(そして、学びの楽しさ)の洗礼を浴びた経験者が増えました。一時期はかなりテンポよく開催されていたLearning Barですが、ここのところは不定期開催となっています。中原先生は果たしてのLearning Barをどうしていこうと思われているのか。同じことの繰り返しは良しとされない方だと思うので、ひょっとして「やめちゃえ」なんて思っているのかもなんて考えたりもしていましたが、Learning Bar本(?)の噂もありますし、少なくとも今回のコメントをお聞きする限り、それはなさそうな雰囲気です。 私がLearning Barに初めて参加したのは、たぶん2008年6月13日に開催された会で、当時のWorks編集長の高津尚志さんがメインスピーカーをされた「組織が大切にしている価値観や理念といったものをどのように広めることができるのか?」がテーマの会だったと思います。 その時点で中原淳先生は存じ上げませんでした。たまたま前年のキャリアデザイン学会で私の発表の次に発表されたのが当時は東京大学におられた荒木淳子先生で、その後に荒木先生から実践共同体に関するインタビューを受け、その際に荒木先生から、きっと気に入ると思うから一度行ってみたらと紹介されたのがLearning Barでした。名著「企業内人材育成入門」も中原先生フックではなく、荒木先生がご縁で知りました。それにしても、ほんとにこの本は素晴らしく、これまで何人に紹介したことでしょう。 で、初回のLearning Bar。 なぜかその時点で知人に参加経験者が1人もおらず、一体どんな会なのか…と思いつつ参加。開始時刻ギリギリに到着し、一番後ろの席に着席。当時は福武ホールではやっておらず、3人がけのテーブルだったように記憶しています。両隣の方とぎこちなく名刺交換、そして終了後に両隣の方をお誘いして飲みに…。当時はまだ中原先生は「⑤Barを出て語る」とは言われていませんでしたから、先進的な取り組み? その後、このお2人とはずっとお付き合いが続いています。私以外のお2人は社会人大学院で学ばれています。時折、Learning Barでお会いできるのですが、Learning Barの場を離れても飲みに行ったりもしています。Learning Barからスピンオフをした企画も世の中では相当にあるのではないかと思います。大切なお2人です。仕事上は今年はお2人とも転機を迎えられているので、心から応援したいと思います。 私の関係するスピンオフ企画で最大のものは【やえくら】ですかねぇ。今年の2月の【ちゑや】の中村店主の会のあとにチムニーで飲んだ際に、某嬢の携帯ストラップに「うどん」と書いてあったのがことの始まりです。翌月に八重洲地下街の名店、小幡製麺直営「博多うどん」で飲んだのをスタートに、毎月続けています。だんだん企画がエスカレートしつつありますが、素敵な大人の遊びの世界です。何のことやらわかりませんね。 名刺交換をしていろいろとお話していたら、ありがたいことにこのブログを熱心に読まれている、という方にも何人かお会いしました。あとは、ものすごい懐かしい方にばったりとお会いしたこともあります。 去年の10月には日経新聞の取材でLearning Barと自分のことを話したら、そのまま記事に書いていただいてしまったこともありました。40歳を超えてのミドルの転機と迷いについての記事なのですが、私の転職決断に関連して、以下のような記述があります(○○は私の苗字ですが)。 『○○さんの決断を支えたのは、職場でも家庭でもない「第3の場」。その1つが東京大学総合教育研究センターの中原淳准教授が東京大学の本郷キャンパスで開く「Learning Bar」である。「中年期の葛藤は、ひとりで考えても乗り切れなかった。社外の仲間との対話を通して気づきが得られた」』 家庭よりも第3の場、という記述は少々家庭で物議をもたらしはしましたが、Learning Barだけではないですが、外の場を通じて知り合った方々との対話は、いろいろな力をくれました。 Learning Barについての雑感を整理しようとしたのですが、思い出話になってしまいました。タイトルに合わないですね。たまには、そんなのもいいですかね。
《2010年10月4日》 困っていると、解決案が向こうからひそひそとやってくる。うなだれていないし、そっぽむいてもいないから、それに気付く。あとは、時間をかけて形にしていく。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |