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新卒採用の現状をどう考えるか
10月29日(金)に法政大学であったシンポジウム「新卒採用の現状をどう考えるか 大学と企業との対話」はなかなか刺激的でした。大学教育側・企業側・大学キャリアセンター側の3つの視点で新卒採用について深堀します。第Ⅰ部では15分ずつ、各人からの問題提起があり、第Ⅱ部はパネルディスカッションになります。第Ⅰ部はショートムビーを何本も連続してみている雰囲気でした。

企業代表はキャノンマーケティングとベネッセの2社。キャノンマーケティングといえば例の「訳あって、今年の採用活動に出遅れます」の会社ですね。ベネッセは鬼沢課長が登壇されていました。

それにしても、改めて今の採用慣習はやっぱりなんとかしなければならないと思いました。その意味では、大学・企業・学生がお互いの本音をぶつけ合う、今回のような機会は貴重です。

上西先生からは、「企業はそんなに学生の母集団の数が必要なのですか」「企業はなぜ特定の大学だけに絞って採用活動をしたり、TOEICの点を指定して学生を絞り込んだりしないのですか」「企業はエントリーシートを何に活用しているのですか」という素朴かつ本質的な問題提起がありました。

ちょっと社名の知られている企業であれば、今や数万人のプレエントリーがあります。果たして企業はそれほどの母集団が必要なのか、確かにそのとおりです。ただ企業にとって「入社したい人」=「採用したい人」であれば、母集団拡大施策を打つ必要はないのですが、「入社したい人」=「採用したい人」が成り立たないので、黙ってても応募してくる「入社したい人」以外にも、自社を訴求して「採用したい人」がより多く入った母集団を創りたいという思いはあるわけです。ただ、それでも何も数万という規模のプレエントリーまで求めてはいません。ここで、思惑と現実のずれが生じます。

先日発刊された「Works」誌を読む限りでは、アメリカや韓国では大学指名の採用は当たり前のようです。日本では、なぜ「大学名不問」が喝采を浴び、大学での足切りが「学歴差別」といわれるのか、これは確かによくわかりません。男女差別は法的に問題ですが、学歴差別はなぜいけないのでしょうか。どうせうちの大学からは採用するつもりがないなら、先に言ってくれというのが、大学・学生の本音であり、これはまさにそのとおりだと思います。特に酷いのが外国人留学生への対応であり、外国人留学生に門戸を開くつもりがないのであればこれは明言するべきです。某大学の中国人留学生と飲んだ時に、彼ら彼女らはこれを強く訴えていました。採る気がないなら、期待させるな、と。

どうも新卒採用の問題について書くと、思いが散漫になり、整理ができません。
逆に現状の日本における最適な新卒採用の形態とは何かというアプローチから整理をしてみる必要がありそうです。このテーマは時間をつくって必ずどこかで取り組みます。

《2010年11月3日》 文化の日、晴天でしたね。中央大学の学園祭ではGlobal人事Bandが大活躍をしていたようですが、同じ頃、私はキャリアカウンセリング協会のスーパーバイザー認定試験を受験。筆記1時間&実技30分+口頭試問20分というのをやってきました。なにせ30分しかロープレがないので、非常に忙しく、かなりあわただしい第ゼロ次スーパービジョンとなりましたが、まぁ現状でやれることしかできないし、その場でのやれることはやったので、いくつも後悔は残るところはあるものの、とやかく考えても仕方がありません。1ついえるのは、この分野で何かもっと貢献をしていきたいし、そのためにさらに学びを続けていきたいということです。幸いなことに素敵な仲間もまた増えたことですので、頑張ります。



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【2010/11/03 22:43】 | キャリア~学生・就職・採用 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
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