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社会人がMBAに行く動機、MOTに行く動機
昨日ご紹介した佐々木先生は東京理科大学のMOTで教えられています。

東京理科大学のMOTは飯田橋キャンパスという都心立地にある技術経営を研究する社会人のための大学院です。

ほとんどの学生が企業内研究者や技術者であり、技術者が戦略やマネジメントを学ぶだけでなく、技術や知識を根幹に添えた新しい経営を創造・発信・実現することを目的としているとのことです。設立時には、相当頑張って企業に営業をかけて企業派遣を促進しないと厳しいだろう、との推測だったそうですが、ふたをあけると予想を反して自費参加の学生が多いとのこと。2年間で200万円ほどの費用がかかるといいますから、参加する方の学びへの意欲には相当なものがあります。

佐々木先生からうかがった「MOT」に通う社会人と、「MBA」に通う社会人の違いの話にはなるほどと思いました。

MBAにくる社会人は、専門性を高めたいとの思いが前提にあります。ちょっと極論ですが、文系学部を卒業した人にはさしたる専門性はありません。私は社会学士ですが、別に社会学が自分の専門とはとてもいえません。多くの文系学部を出た人は同様ではないでしょうか。ですから、専門性を極めていない不安がゆえに、MBAにいくわけです。

MOTの場合、これはまったく逆なのです。専門性を極めているがゆえの不安により社会人はMOTの門を叩きます。実は専門性を極めるというのは、非常にリスクのあることなのです。企業内でその専門性のニースがなくなった瞬間に、失業するリスクに直面します。それを回避するための選択が、MOTなのです。

専門性を極めるとリストラされやすいという指摘は新鮮でしたが、確かにそのとおりです。資格予備校や通信教育業者なんかは、資格を取得して専門性を高めようと声高に叫び、それが雇用のセーフティネットにもなるという宣伝をしていますが、本当に雇用のセーフティネットになるのは実は単なる専門性ではないですね。

《2010年11月21日》 今日は病院に行く以外は基本的にオフだったので、原稿書きと講演の準備を半日以上やってました。原稿書きって、乗り始めるまでが大変だけど、乗ると言霊が乗り移ったようなスピードで進むんですよね。で、〆切直前までなかなか言霊ってやってこないんですよね。面白いものです。

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【2010/11/21 23:31】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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