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ダイアローグ・イン・ザ・ダーク①
ダイアローグ・イン・ザ・ダークとは、本当の暗闇の中で、1組8名のグループで、視覚を完全に奪われた中でコミュニケーションをとりながら行うワークショップなのです。そして、これを引率するのが、アテンドと呼ばれる視覚障害者の方です。時間としては90分(ただし私たちのチームは明らかにちょっと延長してました)、季節毎にテーマが変わっているそうで、今回は秋バージョンでテーマは「森林」でした。来週からは「クリスマス」がテーマになるそうですよ。年明けは「お正月」、何と暗闇の中で書初めもやるそうです。場所は外苑前。ビルの地下に2年間限定の会場が用意されています(是非、恒久施設になって欲しいです)。

では、ホームページから案内を少し引用します。

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目以外のなにかで、ものを見たことがありますか?

 暗闇の中の対話。
 鳥のさえずり、遠くのせせらぎ、土の匂い、森の体温。水の質感。
 足元の葉と葉のこすれる枯れた音、その葉を踏みつぶす感触。
 仲間の声、乾杯のグラスの音。
 暗闇のあたたかさ。

 ダイアログ・イン・ザ・ダークは、まっくらやみのエンターテイメントです。

参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、何人かとグループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。
その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出します。

世界25か国・約100都市で開催され、2009年現在で600万人以上が体験したこのイベントは、1989年にドイツで、哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれました。
1999年以降はボランティアの手によって日本でも毎年開催され、約6万人が体験しています。
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実は私は高いところと狭いところが怖いのです。高所恐怖と閉所恐怖ですね。世界で一番嫌いなのは、観覧車。なんであんな狭い部屋に押し込められて、高いところに、しかもゆっくりと登っていかなきゃならないのか、まったく理解できません。あと、好きでないのが満員の地下鉄です。狭いところでかつ身動きがとれないというのが、どうにも駄目です。しかも、駅と駅の間でたまに止まったりしますよね、たまに。あれはもうたまりません。新幹線や飛行機でも、通路側の席でないと駄目です。

ということで、ダイアローグ・イン・ザ・ダークにはちょっと恐怖心を持っていました。暗闇=狭い……、閉ざされた空間というイメージです。開始前に2回もトイレにいってしまったほどです。

今回は人数が多かったので、全部で4グループに分かれました。私は4つめのグループ、それまでダイアローグ・イン・ザ・ダークのドキュメンタリー番組をみており、少し気持ちが落ち着きました。

で、実際の暗闇はどうだったのか。

それは、不思議なほどに広い空間でした。

たぶん、会場の面積は冷静に考えるとそんなに広くはないのではないかと思います。上手にレイアウトされていること、見えないので歩幅が小さくなること、といった環境の問題もあるのでしょう。でも、手を前に出して何もさわらない、そしてその先が見えないという状況では、30センチ先に壁があるのか、3キロ先まで暗闇が広がっているのかがまったくわかりません。そんな感覚がものすごく暗闇を広く感じさせました。その瞬間に暗闇は恐怖の対象ではなくなったのです。地下鉄が怖いのは、あのトンネルの狭さが主たる理由であり、暗闇ではなかったのでしょう。

でも、実は暗闇が怖くなかったのは、そんな理由だけではありません。おそらく1人であの闇に入ったら、恐怖が襲ってきたに違いありません。

忘年会の最初の挨拶で中原先生が「信頼感」という言葉を持ち出していましたが、まさにそれがあったからこそ、恐怖は好奇心と連帯感と楽しみに置換されたのだと思います。

ちょっと話がずれて長くなったので、明日に続きます。

《2010年12月4日》 自宅の近くに駿河料理(?)の店ができました。メニューをみると肉は一つもなし、すべてが魚です。聞けば沼津出身のオーナーだとのこと。私も新卒で社会人になって以来、6年半営業担当していたエリアですので、懐かしいものがありました。

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【2010/12/04 22:12】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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