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ちょっと整理です…4月後半編
何を書いたのか忘れてしまうため、半月に1回ブログの内容を振り返っています。

で、今回も振り返りをしますが、ちょうどこの半月の最初の日である4月16日朝に、父の入院先の病院から呼び出され、17日の午前1時8分には父が逝去、21日(木)が通夜、22日(金)が告別式というわけで、そのあたりのことをつらつらとここにも書き連ねました。基本的には、プライベートのことはあまりここには書かないことにしているのですが、理由は特にないのですが、なんとなくそうしました。なんとなくです。お読みいただいた多くの方に励ましや慰めの言葉をいただき、またご弔問などもいただき、本当に感謝しています。

4月16日 事実と解釈、そして専門家
4月17日 急なできごと
4月18日 不可逆性の中で & チームで働くということ
4月19日 知らなかった世界を知るのは
4月20日 実行に移す、続ける、やり遂げる
4月21日 今日の感謝日誌は何行にも
4月22日 ちょっと長かった1週間の締めくくりはホルモンで
4月23日 クラスメイトは皆、一緒に年をとります
4月24日 採用担当者もリスクをとらなければなりません
4月25日 本当の戦いはインフラが整ってからです
4月26日 ペッカーさん、出会いと思い付きの帰結として
4月27日 キャリアデザイン学会の研究会、最終案内などなど
4月28日 人事のキックオフミーティング
4月29日 朝から勉強会合宿で三浦半島に来ました


《2011年4月30日》 U理論合宿終了。途中下車して横須賀中央駅近くと「中央酒場」にてホッピー三昧。こういうお店が近くにあればなぁ。


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【2011/04/30 23:05】 | 振り返り | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
朝から勉強会合宿で三浦半島に来ました
今日は朝から三浦海岸まで京浜急行で合宿です。
内容は、U理論を色即是空、空即是色の観点から考える。分厚い「U理論」の本は前書きも読めずに参加。

三浦半島は、新人の時に営業で訪問した懐かしいエリアです。
通過する駅毎にあれこれ思い出しました。
問屋の営業部長と飲んで、記憶をなくして、朝に起きたら横須賀のビジネスホテルだったこと、クレーム処理で何度も足を運んだ工場。まだ、入社間もない頃に獲得できた新規ユーザー。スピード違反で捕まった交差点(新人の婦人警官が間違って反則切符を切ったので、その後なぜかまた出頭させられました)、問屋のセールスの家庭の愚痴を聞いたファミレス、などなど。それにしても、気合を入れて働いていたものです。

今日の学びはまだ続いているので、書くのはまた後日。

《2011年4月29日》 瞑想がうまくできません。仲間からは、姿勢が悪くて瞑想以前といわれました。でも、てっぱんダンスを覚えたので、とにかく頑張ります。



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【2011/04/29 23:14】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
人事のキックオフミーティング
本日は遅ればせながら、2011年度の人事のキックオフミーティング。何とか4月中に間に合いました。

昨年度は、非管理職層の人事賃金制度の改定、確定拠出年金制度の導入、新人事情報システムCOMPANYの導入といった大型案件が林立しましたが、ハード系基礎の整備もこの2年間でまずは完了。今年度からはいよいよソフト面への取り組みに入ります。

で、掲げたテーマは「2011年度 基本を大事にしましょう」。

何をするにしても信頼が仕事のペースになります。そして、信頼作りに絶対に欠かせないのは、ミスのない日常業務の提供と、適切なコミュニケーション。これらが全うできずに支援も何もありません。

人事内ではリーダー的立場の人の大ローテーションを実施します。改めて多能工化を図り、チームの壁をなくし、部門全体で課題に取り組むような組織に……、それこそが危機に強い組織づくりへの近道だとも思っています。

私は毎年毎年スローガンを創るのが好きなのですが、今年度は新たなスローガンも創らずに、前年と同じものを掲げています。

社員と会社にほんとに役立つ「人事」へ
めざすのは徹底的に応援団


そして、当社の人事の目指す姿も不変です。

1.社員と現場の最高のサポーターとなりうる信頼性をもった人事
2.経営の最良のパートナーになりうる戦略性をもった人事
3.社外からもあそこの人事はすごいねと定評が得られる人事


制度を創るという目標は、作らなければならないので無理やりにでも作れますから、達成するのはものすごく簡単なことです。でも、ソフト面での目標は実に難しい、様々な関門が待ち構えています。1つ1つ丁寧に基本に忠実にこれらを乗り越えていきたいと思います。


 《2011年4月28日》 真のナポリピッツァ協会日本支部の新事務局体制もおおよそ決定。総会は6月に、秋にはイベントを予定しています。


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【2011/04/28 22:54】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
キャリアデザイン学会の研究会、最終案内などなど
5月7日(土)に今年3回目になるキャリアデザイン学会の研究会があります。残席が僅少になってきたようなので、最終ご案内です。講演者はホッピービバレッジの石渡美奈三代目社長。もうずいぶんに前に一緒に人事部で机を並べた仲です。今回は非学会員率(=有料参加者)が多く、学会収支的にはありがたいことになっています。さらには、既にこの研究会を契機に10名もの方が、新規会員の申し込みをいただきました。なんと、今回の研究会参加者の1割に上ります。ほとんどの方が生まれて初めての学会入会です。

また、個人的にフェイスブックでも告知をしたのですが、そちら経由で申し込みをいただいた方も多数います。改めてSNSの力を知った気がします。

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東京地区 第3回研究会 (5/7 学士会館於)
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 東京地区 第3回研究会
 日時 平成23年5月7日(土) 15:00~17:00
 場所 学士会館(東京都千代田区神田錦町3-28)
     http://www.gakushikaikan.co.jp/info/access.html
 講師 石渡美奈(ホッピービバレッジ株式会社 取締役社長)
 テーマ 経営者と語るシリーズ『共生の精神で、若手の力で、会社を元気に』 
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日本キャリアデザイン学会 東京地区 第3回研究会
日 時 平成23年5月7日(土)15:00~17:00
講 師 石渡美奈[イシワタリ ミナ]

1968年東京・赤坂に生まれる。1990年立教大学文学部卒業、1990年日清製粉㈱入社、人事部に勤務。1993年に退職後、広告代理店勤務等を経て、1997年祖父が創業したホッピービバレッジに入社。自らが広告塔となりホッピーのイメージを変えるとともに、大胆な経営改革を進め、伝統企業に新しい価値を吹き込んできた。2003年取締役副社長就任、2010年取締役社長就任。ラジオ番組(ニッポン放送系「ホッピーハッピーバー」)出演、日経ビジネスアソシエ「社員“共”育奮闘記」連載のほか講演多数。2011年3月早稲田大学ビジネススクールMOT(技術経営)プログラム修了。著書「社長が変われば会社は変わる!」(阪急コミュニケーションズ、2007年)、「社長が変われば、社員は変わる!」(あさ出版、2010年)、「ホッピーの教科書」(日経BP出版センター、2010年)など。

テーマ: 昨年に創業100年を迎えたホッピービバレッジの社員平均年齢は31歳。そのうち、ここ5年間で採用した新卒社員が実に半数以上を占める。少し業績が悪化するとすぐに新卒採用を抑制する企業も多い中で、新卒採用をテコにして経営改革を進めて業績を上げてきた。そんなホッピー躍進の影には、新卒若手社員の活躍と、それに絶妙に絡らむベテラン・中堅社員の活性化があった。若手社員を育てながら、社長も育ち、そして会社も育つ。そんな育成のプラスのスパイラルがホッピービバレッジには根付いてきた。しかし、ここまでの道は平坦ではなかった。
自らも超多忙の中で今年、早稲田大学ビジネススクールMOT(技術経営)プログラム修了するなど学びに貪欲な石渡社長。石渡社長の底抜けに明るい前向きな話を受けて、活発なディスカッションを行い、日本に元気をもたらそう。当日は、石渡社長以外にもホッピー社の社員数名にも登壇いただく予定。
参加費 会員/無料  一般/3,000円
定員 先着 100名
会 場 学士会館 千代田区神田錦町3-28
http://www.gakushikaikan.co.jp/info/access.html
お申し込み こちらからお申込下さい。
https://www.hosei-web.jp/fm/10114.html

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そして、秋には大会があります。
今年は都内です。
キャリア観、労働観といったものの震災後に確実に変化をしているはずです。この時期までにそれがどこまで総括・整理できるかわかりませんが、もはや震災後の話抜きでは何も語れないのが実際のところです。

 日本キャリアデザイン学会 第8回研究大会
 日 程  2011年10月1日(土)・10月2日(日)
 主宰校 日本大学(〒101-8375 東京都千代田区三崎町2丁目3番1号)


《2011年4月27日》 今日は入社2年目が主催して、新入社員全員を招待しての飲み会が開催されています。もちろん、人事からは誰も参加しませんし、人事は何も段取りもしません。そして、5月2日の最終日は彼らが我々を招待して飲み会をしてくれると…。



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【2011/04/27 23:00】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ペッカーさん、出会いと思い付きの帰結として
新入社員研修も終盤。そして、今日の夕方には配属辞令交付式。

配属辞令交付式の日の午前中のカリキュラムに選んだのは「ペッカーさん」です。これは、我ながらヒットだったんじゃないかと思います。

ペッカーさんは大変に著名なパーカッショニスト。あといろいろなCMのナレーションもされているので、誰しもお声は聞いたことがある方です。底抜けに明るく、そして暖かい方です。一緒にいるだけで人生が豊かになるような気持ちになります。そんなペッカーさんが取り組まれているものの1つが「ドラムサークル」。「ドラムサークル」とはわかったようなわからないような理解なのですが、世界各国のドラムや打楽器を使って、文字どおり輪(サークル)になって皆で即興音楽を楽しむイベントです。富士山をバックにやるものもあるそうで、なかなか魅力的です。そんな要素を社員研修に取り入れようという取り組みをペッカーさんは進めています。そして素晴らしい人事仲間のおかげでペッカーさんと知り合い、とんとん拍子に今日を迎えました。

震災により伝統的に実施してきた入社前合宿を辞めざるを得なくなったとき、その代わりに何か未来に向けたカリキュラムを入れたいと思って、思いついたのがまさにペッカーさんです。ペッカーさんに出会ったのは、震災の前の週のことです。

「出会い」と「思いつき」で実現できた今日の研修。あっという間の3時間でした。

言葉でレクチャーしても、グループディスカションをしても、なかなか腑に落ちないことが、リズムとともに行動に移すことで腹落ちする、そんな感覚を多くが味わってくれたと思います。そんな中から、多くの新入社員が「とにかくやってみることの大切さ」を学んでくれたといっていたのは嬉しい限りです。そう、配属先では四の五の考えて動かないよりも、まずは言われたことをやってみる、思ったことをやってみる、それが大切です。

それにしても、「出会い」と「思いつき」はまさに私らしさそのものです。この「思いつき」によってメンバーにいつも苦労をかけていますが、思いついてしまうものは止められないのです。


《2011年4月26日》 実は今日も体調、目茶悪しです。でも、午前中のペッカーさんはきちんと乗り切りました。脂汗かいてましたけど。午後はさらにメタメタ。でも、夕方の配属通知の交付はきちんとやったつもりです。人生で1枚きりの初任配属通知、誰しも自分がもらった配属通知が一番のもの、自分の決まった配属先が最高の配属先、自分の出会う上司が最高の上司だと思って、第一歩を踏み出して欲しいです。


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【2011/04/26 22:20】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
本当の戦いはインフラが整ってからです
東北新幹線が仙台まで通りました。今週末には全線復旧するとのことです。本当に嬉しいニュースです。仙台が、そして東北全体が首都圏と新幹線一本でつながることによって、どれだけ世界が変わることか。今月の頭に山形空港経由で仙台入りしたのが嘘のようです。

鉄道はインフラです。そして、インフラの復旧はものすごく力をくれます。仙台市内でもJRが一部復旧し、街中でもガスが開通しだした頃、7日の余震がありました。たまたまその日に私も仙台に居合わせました。
それまで少しずつですけど、インフラが回復することを実感していた仙台の皆さんは、この余震でかなりしょげていました。ガスの復旧もまた遅れ、開通したJRもまたとまってしまいました。仙台駅自体も翌日は閉鎖されてました。インフラの復旧がまた遠のいたのです。

インフラというのは、生活の基盤です。マズローの欲求段階説的にはインフラが整備されているというのは、比較的下位の階層に位置するものだといえます。ですから、これが満たされないと、さらに次の欲求、そして希望は現れにくいのかもしれません。

でも、本当の戦いはインフラが整ってからです。

震災前から日本の経済状況はけしてよいものではありませんでした。震災の被害によって、それが隠れていましたが、インフラの復旧により、また正常な競争が始まります。例えば、仙台市内の飲食店であれば、震災直後はほとんどの店が営業できませんでした。その後、炊き出し時期を経て、ガスの開通を受けて、多くの店がそれなりに普通に近く営業をできるようになりつつあります。そうすると当然ですが、成績に優劣がつきます。今、売り上げの良い店は、実は震災前から良い店だったりするのかもしれません。震災をダメな理由には徐々にしにくくなります。これはこれでシビアなことです。

でも、いずれにしても、新幹線の開通はものすごくめでたいことです。

《2011年4月25日》 本日、日本中の多くの新入社員が「初任給」を手にしたことでしょう。おめでとうございます。



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【2011/04/25 23:30】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
採用担当者もリスクをとらなければなりません
震災で休止していた新卒採用を再開します。

エンジニア職を先行して再開、総合職は少しずらして再開とします。これは、社内資源の平準化との兼ね合いもあってです。結果的に今年は就職戦線が長期化していることになりますが、このことの評価はシーズンが終わってからになります。だらだらした就職活動は、学生の精神衛生上も良くないし、学業にもよくないとの指摘もありますが、一気にピークが来て、ろくに考えもせずに、内定をとった企業から内定確認で攻め立てられて行先を決めてしまうという昨年までの流れに比較すると、どちらがいいのかは微妙です。

次年度の採用戦略は各社ともにこれからの立案になるでしょうが、今年のように一度、横並びではない採用活動を経験してしまうと、別に今までみたいに横並び、横にらみでやらなくても工夫次第ではなんとかなるんじゃないかということに多くの採用担当者が気づきはしないでしょうか。横並び、横にらみ就職活動は、主体的な意識が弱く、失点を恐れる軟弱な採用担当者と、就職関連ビジネス業界がつるんで作り上げたものだともいえます。採用担当者が自立することによって、この世界が変わる可能性があります。

そんな中で、もう1つ動きがありました。リクルートが、毎年春に発表していた大学生の就職志望企業ランキングの公表を今年から取りやめると発表したことです。就職志望企業ランキングは、採用担当者の通信簿のようなものでもありました。気にはしないといいながらも、気になるのがこういったランキングの常です。ランキングを高めるためには、採用母集団を増やし、早期合同セミナーに参加し、などといった常套手段がありました。これらも、採用担当者と就職ビジネス業界で創ってきたものです。

多くの人がいっていますが、震災によって変わってしまった日本を震災前の姿に戻すのではなく、震災を契機に以前よりも素晴らしい日本を創るという発想が必要です。新卒採用の世界でも、まさにこれが可能になるように思います。日本の新卒採用の愚かな部分を一掃するには千載一遇のチャンスです。

そのためには、採用担当者もリスクをとらなければなりません。

《2011年4月24日》 いうまでもありませんが、キャンディーズではスーちゃんが一番好きでした。ご冥福をお祈りします。


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【2011/04/24 22:17】 | キャリア~学生・就職・採用 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
クラスメイトは皆、一緒に年をとります
高校のクラス会でした。

所要にて少々遅刻。まあ、父の告別式の翌日にふらふらと飲んでいられること自体が家族の支えがあってからのことです。

私は飲み会からの合流でしたが、本隊は昼から母校である戸山高校に集まり、3年生の時に学園祭で製作した映画の上映会等もして盛り上がってようです。既に80歳を超える担任も来てくれたとのこと。私は個人的には担任に対しては相いれない高校生活でしたが、先日の同窓会の時にわだかまりが融解した直後なので、ほんとは会いたかったのですが。まあ、また早いうちにまた機会はできるでしょう。

で、クラスメイトの7割近くが集まったのも感動ですが、3年生の時の学園祭に制作した映画のDVDとパンフレットの復刻版が飲み会で配布されたのにほんとに感激しました。当時の戸山高校では、3年生は文化祭でクラス制作の映画を上映するのが常でした。私たちの映画は「有意水準はゼロじゃない」というタイトル(もちろんその年の最優秀賞を獲得します)。今日配られたこのDVDはほんと見事にできていて、TSUTAYAにそのまま置いていても、しっくりくるような作りです。これを徹夜して用意してくれる奴がいるのが、めちゃくちゃ素敵。映画自体も自画自賛ですがかなり高いレベルです。当時は8ミリを文字通り切った貼ったしてたんですよね。もちろん私の関与はいい加減ですが。

クラスメイトは皆、一緒に年をとります。
再来年に会ったら全員が50歳です。でも、今日、来たメンバーは誰1人として街であってもわかる、そんな程度の変わりようでした。たぶんいろいろと抱えながらも、見かけも心も18歳のイメージの延長上でした。

《2011年4月23日》 クラス会の前にはキャリアデザイン学会。今日は日本大学の谷田部先生のお話。先生とは大阪のシンポジウムでご一緒させていただき、先生のゼミ生の企業訪問を受けるなどのご縁ですが、今日改めて伺った先生のご経歴とそのプロセスでの奮闘ぶりに感動いたしました。

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【2011/04/23 23:58】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ちょっと長かった1週間の締めくくりはホルモンで
なんか毎日、書き連ねていて恐縮なのですが、本日は父の告別式でした。宗教を入れずにやっていることもあり、4名の方から弔辞といいますか、お別れの言葉を冒頭にいただいたのですが、いずれもものすごく心に浸みいるものであり、本当に遺族としては良い式でした。

そして,何よりも一番哀しいのは、火葬に付す直前ですね。特に父の場合は日曜日から亡くなったあとに4泊もそのまま実家にいたものですから。物質的にも異なるかたちになるというのは、やはり心に衝撃です。そして、こればっかりは間違いなく不可逆性に満ちた話ですし。

1週間に及んだ父の見送り。火葬場から実家に戻ったら、知らないうちに皆がまだあれこれと話しているにも関わらず2時間近く寝ていました。そして、22時くらいからアメリカから一時帰国した長男と妻とホルモン屋に出かけました。アメリカで食べられないものを食べたいというので選択されたのがホルモンです(他に美味しいラーメン、モスバーガーという希望もありました。なるほどと思います)。こうして、長い1週間が一区切りつきました。

そんな中で他社のお仲間からgcdfに合格したとの知らせがありました。すっごく嬉しく感じました。明日からは、まだ少し非日常を少し引きずりつつも、日常にモードを戻してしっかりと自分らしくまた生きていきたいと思います。皆様、よろしくお願いいたします。

《2011年4月22日》 香典返しですが、一切やめて、東北地方の農林水産業の復興のためと、都心の被災地である浦安の復興のために寄付したいと考えていますが、、寄付先をどこにするか、まじめに考えるととても難しいです。変に間接経費に奪われたりするのはいやですし、届くべきところに届かないともいやですし、声の大きいところばかりに配分されるのも、いやですからね。じっくり検討します。


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【2011/04/22 23:58】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
今日の感謝日誌は何行にも
なんか毎日ように父の話を書いていますが、本日はとうとうお通夜でした。父の仕事上の関係もあり700人もの方にご会葬いただきました。私の古い仲間まんかもずいぶんと会うことができ、とても感謝しています。また、多くの方から弔電もいただきました。このブログで知ったという方も何人かいたようです。

今日はまだまだやることもあり、少々お疲れ気味なこともあり、短い内容で終わりますが、密葬じゃなくてよかったかな、ということがいくつもありました。自由葬というのも良い選択だったのかと思います。今日の感謝日誌は何行にもなります。まだ研修中の新入社員まで来てくれたのは、私としてはほんとに嬉しいです。皆さんに「お疲れでしょ」といわれるのですが、意外と疲れてはいません。

父の故郷は北海道の室蘭と、最後の住み家とした千葉県の浦安です。
明日はこの2つの故郷をテーマにして送りたいと思います。
そう、今日のお通夜の日は両親の53回目の結婚記念日でもあるんです。

《2011年4月21日》 人はつながる。でも、つながりをつくることよりも、つながりを守ることが難しい。それができると、人生はたぶん結構、豊かになるかも。


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【2011/04/21 23:25】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
実行に移す、続ける、やり遂げる
今日も午前中だけ勤務。
8時から会議に2つ出て、新入社員研修会場へ。
今日は和田裕美さんを招いています。

昨年に引き続いてのお願いになりますが、これから営業の世界に入っていこうとする新入社員に対して、心の持ちようを話していただくには最適の人だと思っています。何度もポジティブ・シンキングではないといいながら説明いただく陽転思考の考え方は大好きです。

いろいろと経験も交えて魅力的な話をされるのですが、そんな中でも冒頭で話された、この話が好きです。ちょっとアレンジして整理してみます。

初めて聞いた話はとても新鮮。
でも、それをすぐに実行できる人と、できない人がいる。
人の記憶は翌日には大半が消え失せている。だからこそ、すぐに行動することが大切。

新しいことをやってみると新鮮だからわくわくする。
でも、それを続けていくとわくわく感はどんどん薄れる。
すぐに実行はしても、それを続けられるかどうかは別の話。
実行したことを続けられる人と、続けられない人がいる。

続けていると、なかなかうまくいかないことも出てくる。
大変なことも出てくる。もうやめてしまおうと思う場面に出くわす。
そこでまだ頑張れる人、やり通せる人と、頑張れない人、遣り通せない人がいる。

実行に移す、続ける、やり遂げる、どのステップであきらめてしまってももったいない。

明日は父のお通夜です。喪主の挨拶をこれから考えないと。通夜の冒頭で挨拶をするというちょっと変わった流れになりました。父が実家で眠るのも今日が最後です。

《2011年4月20日》 あー、眠いなぁ。


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【2011/04/20 23:00】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
知らなかった世界を知るのは
父親の通夜が21日、告別式が22日という塩梅に、ちょっと日程があとになりました。それだけ長いこと実家にいてもらえるので、これはこれで良かったと思っています。お別れもゆっくりとできますし。日常性の中でお別れが少しできるのも、いい感じです。そして、チリから弟が戻り、アメリカから長男が戻り、メンバーもそろいました。

ちょっと不謹慎ですが、葬儀ビジネスまわりはなかなか面白い世界です。知らなかった世界を知るのは、純粋に面白いものです。合い見積もりをなかなかとる世界ではないですが、それなりに価格交渉はしないともったいないものがあります。過剰提案もたくさんあります。このあたりは職業病として、ついついあれこれと言ってしまいます。ただ、ご担当者は誠実で素敵な方です。

宗教を入れない葬儀をやることになったのですが、そうするとネタがなかなかありません。よくよく考えると葬儀においては、お坊さんや神父さんは、宗教家というだけでなく、会の進行者という役割をになっており、またBGMにもなっているのですね。それらが素っ飛ぶと実はやることがなかなかありません。ミュージシャンでしたら音楽葬でいいんですけど。

まあ、どうなることやらと思いつつ、明日は普通に朝から仕事に行きます。

《2011年4月19日》 昨晩は「第2回タレ部会」があり、ほんとにほんとに楽しみにしていたのですが、残念ながら行けず。第3回を待ち望んでいます。そんな折に、ピッツァマニアの会からちょっとわけのわかりにくいお誘いが。いろいろあって嬉しいです。


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【2011/04/19 23:43】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
不可逆性の中で & チームで働くということ
何となくブログはお休みしておこうかなぁと思いつつも、習慣でしょうか、今日も書いてみることにしました。昨日、つらつらと父が他界したことについて書いたところ、多くの方から暖かいコメントをいただきました。本当にありがとうございます。

息を引き取ったのが、日曜日の午前1時8分、病院の霊安室に運び、自宅に移送できたのは明け方。ちょうど夜が白み始めたところでした。土曜日の午前中から、病状がよくないので来てくれと病院から呼び出しを受け、明確に快方には向かわないので病院に念のために泊っていこうと思っていた矢先に、容態が急変に悪化、それからは2時間もありませんでした。病院に呼び出されるのは慣れっこになってたので、まさか…という瞬間でした。
実家に戻ってからは必要なところに連絡をして1~2時間ほど仮眠をとった上で、近所や親類、父の元勤務先を含めた関係者にまた朝から連絡。そうこうしていると、ご近所の皆様や親戚、そして父の元勤務先関係者などが次々と訪れ、夜中近くまで五月雨的に続きます。まるで北海道の田舎のような乗りです。その合間に通夜・葬儀の段取りの打ち合わせをしたり、まぁ大勢と一緒にいることが好きな人だっただけに、きっと喜んでいたでしょう。

でも、本当に喜んでいたのかを確認できるわけもありません。「人生はやり直しができる」というのは、そのとおりだと思ってはいますが、でもやっぱりヒトは生物的には不可逆性に満ちていることも間違いがありません。あれもすればよかった、これもすればよかったといっても、もはやそれらがかなうわけもありません。やり直しがきかないことも多いわけです。

そう、やろうと思ったことを明日に延ばさずにやる大切さを改めて感じます。

今日は午前中はお休みをとりましたが、午後は私の担当時間があったので新入社員研修へ。日常と非日常が混在します。そもそも何をやっていても、どこにいてもモバイルで仕事ができてしまうので、本当の非日常はもはやなかなか存在しえません。

私は企業内でチームの一員として働いているわけですが、私の仲間にも独立して開業している人たちがたくさんいます。そんな立場では、何があっても仕事に穴をあけることはできないといった場合が少なからずあるでしょう。つまり、自分に何があってもお客様のために時間を提供しなければならないことが少なからずあるでしょう。そんな皆さんに比べれば、午前中は丸々お休みをとり、通夜の日も、告別式も休めるのは、やはり組織で働いているからこそです。いざとなったら代わりに会議に出てくれる人がいる人がいるからこそ、安心して責任を持って仕事ができるともいえます。そのためには、企業で働くものの責務として、自分しかわからないブラックボックスを作らないことが何よりも大切だと、これも改めて感じました。

結構、考えること、学ぶこと、気づきの多い2日間でした。ただ、どうも上手に説明ができません。しかし、そのもどかしさは震災後のもどかしさとは質が違います。震災と違って、いかに悲しいことだとはいえ、今のところはイマジネーションの範囲内だからでしょうか。


《2011年4月18日》 新入社員研修でモチベーションとキャリアに関する話とワークを約2時間してきました。妙に素直な動きをする新入社員がちょっと不安だったりもします。そうじゃなきゃ、また心配だったりするのですけどね。


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【2011/04/18 23:45】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
急なできごと
昨晩は病院に泊まるつもりで出かけたのですが、深夜に父の容態が急変、結局、病院には泊まることなく、未明に父を自宅につれて帰ることになりました。本人は毎日毎日、自宅に戻ることを願っていたのですが、残念なかたちでの帰宅となりました。長い闘病生活の最後は、実にあっけないものでした。ただ、あっけないということは、苦しむ時間もなかったということです。何度も病院から呼び出しは受けていたので、今回もまたかね、と思っていたのですが、「また」は永遠には続きません。

今日はほぼ徹夜に近い状態ですが、あれやこれやとやることが次から次へと訪れます。通夜・告別式等の忙しさは親族の悲しみを和らげるため…などという人がいましたが、そんな側面は確かにあるかもしれません。また、こういうときには改めてご近所や親族の絆のありがたさをあらためて感じます。世の中で起こることにはすべて意味があり、すべてに学びがある、そんなことも改めて実感します。けして親孝行ができた方でもなく、特にここ数年については反省しきるとこばかりですが、しっかりと見送りたいと思います。感謝をこめて。


《2011年4月17日》 4カ月目にして早、様々なことが起こる年ですが、ヤクルトスワローズの立ち上がりの悪さも、ようやく5試合目にして初勝利となりました。


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【2011/04/17 22:22】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
事実と解釈、そして専門家
今朝、病院から電話が来て呼び出され、そのまま終日ほぼ病院に。そして、結局泊めさせていただくことにしました。もちろん入院ではありません。そんな中ですが、とりあえずは通常のトーンでブログは進めます。

最近、仕事で気になることの1つとして、事実を見極めることの難しさがあります。メンバーの報告を事実だと理解して判断をすると、実はそれは事実ではなくメンバーの解釈であるとか、憶測であるとかがふんだんに入り込んだ代物だったり、ということは多々あります。報告・相談を受ける際には、事実と解釈・憶測・推量を切り分ける必要があります。

このことは昨年に通ったキャリアカウンセリング協会のスーパーバイザー養成講座でも、実は嫌というほど学んできたはずなのです。

スーパーバイザーはカウンセラーの話を聞いて、それはクライアントが話した事実なのか、カウンセラーの解釈や思い違いが入っているのかを切り分ける必要があります。さらには、クライアントが話したこと自体も、事実なのかクライアントの解釈や思い違いなのかを見極めなければなりません。ここを切り分けることによって、様々なものが見えてきます。

しかし、事実をきちんととらえるという当たり前のことが、実に難しいのです。

これは専門家を相手にした場合にさらに難しさを増します。

誰もが今、直面しているのは原子力発電所の件ですね。ロー・データからきちんと判断ができる人はいいですが、多くの人は専門家のコメントによって右往左往の日々です。今日の病院での医師からの話も同様ですが、そこで大切なのは「信頼」です。何か事実で何が解釈であるのかが専門性の欠如により自力で区分けできない話、また事実がわかってもそれを解釈する術のない話については、情報を提供する専門家の話を解釈・意見まで含めて「信頼」するしかありません。私たちができるのは、どの専門家のいうことを信頼するべきかということに限ります。

逆にいえば、専門家というのは「信頼」を担保して初めて専門家として機能するものなのだと実感します。HR分野の専門家のはしくれとして、改めて身を引き締めましょう。

《2011年4月16日》 短い1日でしたが、いろいろありました。厳しい日ではありましたが、とても嬉しいこともありました。ちょっと泣けちゃうぐらい。


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【2011/04/16 23:50】 | 仕事の進め方 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ちょっと整理です…4月前半編
4月もあっという間に半月がたち、月に2回の振り返りのタイミングがきました。
時がたつのがはやい、そして日々眠い。いろいろな意味で本調子ではないような気がしますが、夜だけは以前のように毎晩飲むようになりました。今日は築地で新任管理者との懇親会。そろそろ積ん読もひも解こうかと思います。

4月1日 2011年に社会人になりました
4月2日 まあるいお好み焼きを焼けるようになるまでの長ぁい長ぁいお話~「てっぱん」最終回
4月3日 曖昧で理不尽な社会へようこそ
4月4日 メンタルコンシェルジュというサービス
4月5日 中途採用者の組織「再」社会化とジョハリの窓
4月6日 石渡美奈ホッピービバレッジ3代目社長登場~キャリアデザイン学会の第3回研究会
4月7日 越境学習とサードプレイス
4月8日 今の私たちとマズローの欲求五段階説
4月9日 仕事はスピードが命というのは…
4月10日 みんなが被災者である
4月11日 特例子会社の認定証授与式
4月12日 新しいものが生まれる場に立ち会える喜び
4月13日 東京はやっぱり明かりが暗い
4月14日 1人ひとりのストーリー、1社1社のストーリー

《2011年4月15日》 2日連続で築地です。



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【2011/04/15 23:45】 | 振り返り | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1人ひとりのストーリー、1社1社のストーリー
21時過ぎまで仕事をしたのちに、他社の人事の皆さんとの飲み会にだいぶ遅れて合流。

やはり、話題にのぼるのは震災後の対応についてです。各社各様の判断でいろいろな動きをしています。各社の被災度にもよりますが、各社のスタンスとか社風とかというものが、それぞれの対応にとてもにじみ出てきている感じがします。

ある会社のお話は凄いものでした。比較的沿岸部に事業場があり大変な被災をされた企業ですが、震災の直後に陸路での支援が難しいので、船を出して海路から支援物資を運搬したそうです。これには驚きました。

また、東京でもみずほ銀行が給与振込をできるかという話があった3月25日。被災地の4~5の信用金庫は振り込み不能状況になっていました。弊社の場合は、該当する信用金庫を給与振込口座にしている社員はなかったので問題なかったのですが、ある企業では事業場の立地から大半の社員が該当する信用金庫を給与振込口座に使っていたとのこと。
で、この企業が決めた判断は「現金支給」。
東京の本社で「金種表」(知ってますか、この存在?)に合わせて、1人1人の給与を現金で袋詰めし、人事の幹部が空路で山形に入り、そこからは車で現地まで走ったそうです。持ち込んだ給与の現金は1000万円以上。どんなに苦労をしても給与支給日に給与を届ける、これが自分たちの役割だという認識が明確にあるのでしょう。

1人ひとりに震災のストーリーがやはりあります。1社1社に震災のストーリーがやはりあります。

《2011年4月12日》 かなりマッサージが必要な身体になってます。でも、昨日は神田で、今日は築地で午前様。


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【2011/04/14 23:56】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
東京はやっぱり明かりが暗い
本日は夕方から、理事をつとめさせていただいている「にっぽんお好み焼き協会」の理事会で、ブルドックソースさんの本社に。

非常に濃密な議題を短時間でしっかりとこなすことができました。遅ればせながら、被災地に赴いてお好み焼きを焼く活動も実施することも決めました。

震災後にはじめて大阪から上京された佐竹会長の素直な一言が「東京はやっぱり明かりが暗いですね」。確かにいわれて改めて考えると、以前だったら煌々と輝いていたネオンはほとんどありません。でも、不思議なことに都民としての自分は相当にこの1ヶ月間でそれになれています。

互いに違う環境にいるがゆえの、相対的な感覚の差を相互に腹落ちさせることの大切さをとても感じます。とても難しいことですが、そうでないとHELPFUL HELP は実現できません。

《2011年4月13日》 ということで夕方からお好み焼き協会の理事会だったため、部署の新人(といっても目茶若いわけではありませんが)の歓迎会に行けず。代わりに神田で遅くまで飲んでました。


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【2011/04/13 23:57】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
新しいものが生まれる場に立ち会える喜び
昨晩は、精神科医の野口先生、弁護士の山中先生らとご一緒させていただきました。

このお2人、日本で初めてのメンタル・コンシェルジュを立ち上げられたペアです(メンタル・コンシェルジュについては4月4日のブログをご覧ください)。

野口先生は、法学部に最初に入り、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)ができたのを知って大学を受け直し、さらには卒業後に医学部に……、という経歴をお持ちですが、法学部にいたなんていうのは今回、初めて聞きました。メンタル・コンシェルジュという構想については、もうだいぶ以前からお聞きしていましたが、既に数年前に商標を取得されているということですから、温めていた構想を満を持して、今回世に打ち出したという感じでしょうか。

そして、そのタイミングが震災後のこの時期になったのも何かの導きかもしれません。

今、誰もの心が揺れています。
少し元気を取り戻した人も、昨日・今日の余震でまたやるせなさが戻ってしまったようなところもあるでしょう。被災地では、この1カ月の間、本当に大変な目にあったけれども、少しずつ状況がよくなりつつあることが実感できてきたところでの余震の連続は、心理的にきついものがあります。体力的にも精神的にも1カ月間の疲れもでるでしょう。そんなときに企業の人事部であれば、社員の支えにならなければなりません。でも、いくら人事部が必死に素手で支えても効果的な支援はできません。そんな人事部を支えてくれる役割が、まさにメンタルコンシェルジュです。

昨日、お2人とご一緒していて改めてわかったことですが、私は「新しいものが生まれる場」に立ち会えることが本当に好きなんでしょう。また、ちょっとした出会いを何かにつなげることが好きなんでしょう。そんな幸せを感じられた夜でした。

そして、自分が元気になれる素をいくつもてるかは、ビジネスパーソンにとってとても大切なことだということも、改めて実感しました。

《2011年4月12日》 なんと新入社員研修が始まってから12日も経過しています。ばたばたの連続で、ちっとも研修をオブザーブしていません。来週からは自分の持ち時間も出てきますが、持ち時間だけいくような付き合いはしたくないんだけどなぁ。


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【2011/04/12 23:40】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
特例子会社の認定証授与式
3月11日(金)13時30分、新たに立ち上げた特例子会社の認定証授与式が飯田橋ハローワークで行われました。障害者雇用の抜本改革を検討し始めてからちょうど1年、特例子会社を真剣に考えてから10カ月ほどでしょうか。飯田橋ハローワーク所長から直接、認定状をいただき感動の瞬間です。ちゃんと辞令盆とか用意してくださって、認定証をいただくんですよ。立ち上げに立ち会ったメンバー、初期の入社メンバーが報われる瞬間でもありました。

そのまま会社に戻り、6階のオフィスにエレベーターで上がり、皆で喜びを共有した直後でした。3月11日14時46分がやってきたのは。

そして、授与式の記念撮影の写真の存在を思い出したのは先週でした。今日で1カ月ですから、ずいぶん長い間忘れてしまっていたものです。あんなに嬉しいことだったのに。

私たちがつくったのは、精神障害者比率がおそらく日本で一、二を争うほど多い特例子会社です。飯田橋のハローワーク所長からも、今までにないタイプの特例子会社を是非、作ってくれといわれました。もちろん、やりましょう。

 それにしても今日も揺れました。あっちも意地になっているのなら、こっちも意地でも頑張るまでですね。今晩は、トリプルブッキングだったのですが、野口先生・山中先生(チーム・メンタル・コンシェルジュ)らの会にいくことにしました。障害者特例子会社の先輩もご一緒でした。早く安定的な基盤を作りたいと思っています。欠席したCDCへの出席率が鈍くて申し訳ありません。



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【2011/04/11 23:26】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
みんなが被災者である
水曜日にあった慶応義塾大学丸の内シティキャンパスのラーニングイノベーション論の2009年度、2010年度合同での企画(中原淳先生と精神科医の野口海先生によるトークセッション)から。テーマは『災害時の「こころのケア」』。

その中での野口先生のお話に「みんなが被災者である」という言葉がありました。
地震・津波といった直接の被害、ビルの揺れや帰宅難民経験、親族・知人にいる現地被災者、原発・放射能問題、計画停電・電車の殺人的混雑、品薄、逆にお客が来ない日々、際限なく流れる映像……、ものすごく多くの要因が絡み合った未曾有の自体が、まさに現在も進行しています。そして最大の不安要素は先行きが見えないことであり、すべての人が強いストレスを抱えていて不思議ではない状態なわけです。

実家の浦安に行くと、同じ埋立地でも対岸の葛西とは比べ物にならない液状化の被害に直面します。それなのに葛西は計画停電はなく、浦安は計画停電に何度も遭いました。ガスも下水も使えない中で、停電だけは計画的にちゃんとやってきます。計画停電の夜の浦安市民は対岸く葛西のマンションにともる灯りをみて、どんな思いをされたことでしょう。そう考えると葛西住民としては、自分たちは被災者だといっていられない気持ちになります。

でも、浦安では、与えられた状況の中で一生懸命に頑張っています。隣組で砂泥をかき集めて山にしたり、ガスが出ないのでオール電化の家が近所の人達にお風呂を提供したり、1人ぐらしの老人も少なくなく、計画停電の夜は近所で集まって過ごしたり、舞浜のホテルがシャワーを解放しているので、車を持っておりガソリンも入れれた人が近所の人を送り迎えしたり、大変だなぁと思うのですが、出てくる言葉は「ここはちっとも大変じゃない。本当の被災地の人のことを考えれば、ありがたいものだ」。

木曜日から土曜日まで仙台のオフィスにいきましたが、そこでも市内の人は同じようにいいます。街中では停電も数日で終わったし、2週間もしたら食べ物も結構手に入れることができるようになった。ガスはまだ来ていないけど、沿岸部の人達に比較すると本当に恵まれた生活を送っている、と。でも、よくよく考えれば、数日間は停電で暗闇の中で過ごし(余震も何度もあったでしょう)、2週間は満足に食品を手に入れられない日々が続き、未だに各家庭にガスは来ていないということなのです。

「危機的状況になった時に人はバランスを取ろうとアクセルとブレーキを交互に踏む」。野口先生の言葉です。義援金活動やボランティアにのめり込む心理もここにある場合もあるようです。

1人1人が「自分のストーリー」を抱え、ある時は無意識にそしてある時は必死に、アクセルとブレーキを踏み分けて、自分をコントロールしようとしています。これは程度の違いえあれど、どこにいても同じでしょう。やっぱり「みんな被災者」なんです。大事なことは、相手の「ストーリー」を大切にして「自分のストーリー」で相手を判断しないことです。この人はこうであるはずだと勝手に決め付けないことです。マスコミ的思想のの危険なところはここにもあります。

まだまったく消化できていないのですが、出張に赴いたことで少し自分の立ち位置が定まるきっかけをいただけました。素晴らしい人達のおかげで。

《2011年4月10日》 大阪維新の会が過半数を獲得。これはどう解釈しましょうか。それに対して、なんて寂しい東京都のあり様。都という輪郭が作れていません。


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【2011/04/10 23:30】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
仕事はスピードが命というのは…
出先の仙台からメンバーにちょっとした仕事を依頼しました。

来週ぐらいの仕事戻りになるかなと思ったのですが、ちゃんとメンバー同士で相談もして、まだ仙台にいる間にたたき台が送られてきました。内容的には100点満点をつけられるようなものでは、まだまだなかったのですが、仕事の進め方としてはかなりの高得点です。

仕事はスピードが命です。
そして、これにはいろいろな意味があります。

ある仕事を与えられて、例えば60点くらいのレベルのアウトプットをしたとします。この60点の仕事が翌日に提出されるのと、1週間もたってから提出されるのとでは、評価は根本から異なります。

翌日に提出された場合、
「いやあ早いねぇ。どれどれ、うーんまだまだ内容的には今一だなぁ。ここのところなんか言った意味を取り違えてるよ。まあでも、昨日の今日だから仕方がないか。じゃあ、ここのところを直して明日また提出してよ」。
といった塩梅ですが、これが1週間後だと、
「おう、よくやく出てきたか。どれどれ、なんだ内容的には今一だな。1週間もかかってこのレベルだと問題だぞ。しかも、ここのところなんか言った意味を取り違えているじゃないか。ちゃんと確認もせずに1週間を無駄に過ごしてたんじゃ、給料泥棒といわれてもしょうがないぞ」。
となりかねません。

仕事の品質はまったく同じでも、スピードでこれだけ評価が変わるのです。これが仕事はスピードが命といわれる1つの理由です。

もう少し分析してみましょう。

上記の例をみてわかるとおり、スピードが早いことにより相手の「期待水準」が明らかに下がっています。これだけ時間をかけたら当然このレベル、こんなに早いのならまあこのレベル、という具合に人は自然にレベル感を変えるものです。相手のあるタイプの仕事で成果をあげるためには、自分の仕事の絶対水準を上げる方法以外に、相手の「期待水準」を下げるという方法があります。これが上手な人は効率的に仕事ができる人だともいえます。また、優秀な営業マンもこの技術にたけています。
そして、スピードは相手の「期待水準」を下げる効果があります。

もう1つ、早くやればやり直しがききます。翌日で間違いが分かれば3日目には訂正ができます。5日間かけて完成度の高いものを目指すよりは、翌日に60点レベルのもので一度打診した方が、5日目の仕事の水準は間違いなく高くなります。実はこれは「報告」技術の応用形です。

このさらなる応用形がDIPSのいうところの「タスクブレイクダウン」です。

DIPSというのはずいぶんと前に一世を風靡した知的生産性向上技術ですが、その中心概念の1つに「タスクブレイクダウン」というのがあります。仕事の指示をもらったら、まずそれまでにやっていた仕事を一旦止めて、もらった仕事についての業務のブレイクダウン(TB)を行うのです。つまり、その業務を完遂するためのタクスをすべてもれなく洗い出すわけです。そしてそのブレイクダウンした内容を上司に報告し、確認してもらうのです。こうすれば、勘違いは起きずに効率は高ますはずですね。

実はこの方法の最大の効果は別のところにあります。指示をする側の上司も曖昧に考えていたりすることは実に多いものです。部下はそれに振り回されるとことにより時間を浪費します。上司の考えがTBのチェックによって明確化・具体化されることにより、部下としては上司としっかりとした握りができるわけですから、心変わりの多い上司に振り回されることもなくなるわけです。

はるか昔にTBについてブログに書いていました。興味のある方はご参考にどうぞ。

知的生産性向上システムDIPS、懐かしいなぁ~DIPSから①
業務のブレイクダウン(TB)①~DIPSから②
業務のブレイクダウン(TB)②~DIPSから③
業務のブレイクダウン(TB)③~DIPSから④

《2011年4月9日》 山崎製パンが春のパン祭りを一時中断させていたのをはじめて知りました。まだまだキャッチアップできていないものがあります。テレビも時折は見た方がいいですね。


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【2011/04/09 22:45】 | 仕事の進め方 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
今の私たちとマズローの欲求五段階説
水曜日は慶応義塾大学丸の内シティキャンパスのラーニングイノベーション論の2009年度、2010年度合同での企画。中原淳先生と精神科医の野口海先生によるトークセッション。テーマは『災害時の「こころのケア」』。当初は気軽なお花見企画のみだったのですが、素敵な企画とのダブルヘッダーになりました。幹事の皆様、本当にありがとうございます。

中原先生は今回の被災について「目に見えない不条理な危機に襲われている」と冒頭で語られ、私たちが「戦後」といっているのと同様に、今後「災後」と語られるレベルでの何かを私たちにもたらしていると話されました。そして、引き合いに出されたのがマズローの欲求5段階説。

この理論は人材育成担当者などであれば説明するまでもないですが、生理的欲求⇒安全欲求⇒帰属欲求⇒自我の欲求⇒自己実現の欲求という按配に欲求は階層化されており、1つの欲求が満たさせてはじめて次の欲求が生まれてくるという考え方です。

人材育成の世界では、というかこれまでの日本では、生理的欲求⇒安全欲求という部分には何一つ心を配る必要がありませんでした。これらは既定の事実であり、広くあまねく空気のように与えられていると信じ込んでいました。これを変えたのが今回の震災だともいえます。

たまたまですが私はこのトークセッションの翌日から仙台に入っており、震度6なる地震に遭遇しましたが、いまだに続く余震はやはり人々の安全欲求を脅かしています。また、放射能に対する不安も同様です。生理的欲求・安全欲求は当然に満たされていたものという前提が今の日本では微妙に崩れています。しかし、私たちの生活ではこれらが脅かされても、帰属欲求以上の欲求を今のところは失わせてはいません。このアンバランスさが人々が危機を乗り越える原動力にもなり、また逆に危険な気もします。仙台の皆さんと話していると、大変な力強さを感じることが多いです。ある意味、東京の方がひよっている感じがします。その力強さは、とても頼もしくもあり、逆に何か心配でもあります。そこでどんな支援ができるのかは、まだ見えていません。

《2011年4月8日》 今日も仙台です。今晩は古巣の先輩と飲みました…。ありがたいですね、本当に。


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【2011/04/08 23:58】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
越境学習とサードプレイス
震災前に【ちゑや】企業横断版にいったとき、そして昨日慶応義塾大学丸の内シティキャンパスのラーニングイノベーション論(通称LIN論)の2010年2009年横断企画(トークセッション「非常時のこころの動きと対応について考える」&お花見飲み会)を終えて、同様の感覚に襲われたので、昨晩にツイッターで下記のようなつぶやきを酔っ払ってしていました。

『確かに今日の場所は『ここは安全な場所』。近い感覚の人が、信頼できる人が集まっている。でも、越境学習のパラドックスに最近、迷いを少し感じています。外形的には越境学習なのだけど、社内にいるよりも非越境性が強いような気もする。』

そう、私は趣味「越境学習」なのですが、実は行く先行く先が安心できる場所になっており、本当の意味での「越境」から逃げてはないかという感覚が以前から少しずつありました。そして、とってもとっても居心地の良い場に行った後には、そんな思いがむくむくと出てくるのです。

ただ、その後に仲間のツイートを読みつつ、昨日は自分にとって実に大切な「サードプレイス」の場にいったんだということを強く実感しました。大切な「サードプレイス」を持つことは生きていく上で重要なことだと思っています。
ただ、「サードプレイス」からも時には越境したり、また「サードプレイス」自体に働きかけて「サードプレイス」ごと越境させたりということもまた必要なことだと思っています。よい意味で居心地が悪いところに自らを置くことも時には必要です。ただ、そのための元気をもらうためにも居心地がよくかつ有意義な刺激を受けられる「サードプレイス」は大切なのです。

こんな整理でいかがでしょうか。自分としては納得がいったのですが。

《2011年4月7日》 仙台にて二軒目で飲んでいて地震に遭遇。地下の店でしたが揺れました。で、ホテルに帰るのですが、区画によっては完全停電していたりします。ホテルに入っても安全確認のためにロビーで足止め。結局、11階の部屋まで非常階段であがります。部屋に入ってまだびっくり、引き出しは空きまくっているし、荷物はひっくり返っています。でも、ホテルの区画は電気が通っており、光があるありがたさを実感しています。スマートフォンの充電もできるし。


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【2011/04/07 23:33】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
石渡美奈ホッピービバレッジ3代目社長登場~キャリアデザイン学会の第3回研究会
連休明けの5月7日(土)、東京神田錦町の学士会館で、とっても元気になれる企画があります。キャリアデザイン学会の第3回研究会、登壇するのは石渡美奈ホッピービバレッジ3代目社長、愛称ホッピーミーナです。

今年からキャリアデザイン学会の企画委員をさせていただいていますが、社会人大学院にも縁がなくアカデミズムのかけらもない私が企画委員している意味というのは、実業の世界から学会に何かを投げかけることと、少しでも多くの実務家の目を学会に向けさせることだと勝手に自認しています。そんな企画委員としての最初の企画が、この研究会です。まだまだ細かい内容は詰めていませんが、ほっといても素敵で元気な話をしてくれる石渡さんのことですから、とても安心しています。以下に協会ホームページの案内を転記します。是非お申込みください。

このサイトから申し込みができます。

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東京地区 第3回研究会 (5/7 学士会館於)
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 東京地区 第3回研究会
 日時 平成23年5月7日(土) 15:00~17:00
 場所 学士会館(東京都千代田区神田錦町3-28)
 講師 石渡美奈(ホッピービバレッジ株式会社 取締役社長)
 テーマ 経営者と語るシリーズ『共生の精神で、若手の力で、会社を元気に』 
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日本キャリアデザイン学会 東京地区 第3回研究会
日 時 平成23年5月7日(土)15:00~17:00
講 師
石渡美奈[イシワタリ ミナ]
1968年東京・赤坂に生まれる。1990年立教大学文学部卒業、1990年日清製粉㈱入社、人事部に勤務。1993年に退職後、広告代理店勤務等を経て、1997年祖父が創業したホッピービバレッジに入社。自らが広告塔となりホッピーのイメージを変えるとともに、大胆な経営改革を進め、伝統企業に新しい価値を吹き込んできた。2003年取締役副社長就任、2010年取締役社長就任。ラジオ番組(ニッポン放送系「ホッピーハッピーバー」)出演、日経ビジネスアソシエ「社員“共”育奮闘記」連載のほか講演多数。2011年3月早稲田大学ビジネススクールMOT(技術経営)プログラム修了。
著書「社長が変われば会社は変わる!」(阪急コミュニケーションズ、2007年)、「社長が変われば、社員は変わる!」(あさ出版、2010年)、「ホッピーの教科書」(日経BP出版センター、2010年)など。

テーマ
昨年に創業100年を迎えたホッピービバレッジの社員平均年齢は31歳。そのうち、ここ5年間で採用した新卒社員が実に半数以上を占める。少し業績が悪化するとすぐに新卒採用を抑制する企業も多い中で、新卒採用をテコにして経営改革を進めて業績を上げてきた。そんなホッピー躍進の影には、新卒若手社員の活躍と、それに絶妙に絡らむベテラン・中堅社員の活性化があった。若手社員を育てながら、社長も育ち、そして会社も育つ。そんな育成のプラスのスパイラルがホッピービバレッジには根付いてきた。しかし、ここまでの道は平坦ではなかった。
自らも超多忙の中で今年、早稲田大学ビジネススクールMOT(技術経営)プログラム修了するなど学びに貪欲な石渡社長。石渡社長の底抜けに明るい前向きな話を受けて、活発なディスカッションを行い、日本に元気をもたらそう。当日は、石渡社長以外にもホッピー社の社員数名にも登壇いただく予定。
参加費 会員/無料  一般/3,000円
定員 先着 100名
会 場 学士会館 千代田区神田錦町3-28

お申し込み こちらからお申込下さい

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実は石渡社長は、昔の同僚です。彼女が大学を出て初めて配属された職場に先輩社員として私がいました。実に20年ちょっと前のことです。2人ともその会社は辞めていますが、今もこうしてつるんでいれることを幸せに思います。社員も皆さんほんとに素敵ですよ。

宣伝ついでに学会の宣伝を。
キャリアデザイン学会は実業界に開けた学会です。私も過去に2回、発表をさせていただきましたが、非常に世界が広がりました。今年は都内の日本大学(神保町)で大会を開催する予定です。年会費はわずかに1万円。今回の研究会は非学会員は3000円ですが、学会員は無料です。ご希望される方はご相談ください。

《2011年4月6日》 ラーニングイノベーション論チーム、学びと花見の会でした。八重洲の桜もきっちりと咲いてくれました学びのテーマは「非常時のこころの動きと対応について考える」。中原淳先生と野口海先生によるトークセッションです。震災への対応は意外な方が意外な感じで興味深かったです。ある意味、生きるということでもあります。


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【2011/04/06 11:02】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
中途採用者の組織「再」社会化とジョハリの窓
東京大学の中原淳先生が『中途採用者の組織「再」社会化』なるテーマに取り組まれています。

先日の先生のブログを拝見する限りでは、中途採用者(私たち中途入社者と呼びますね、そういうと)は「3つの逆境」の中で「2つの課題」を克服しなければならないことがデータ的にも明確になってきたとのことです。

で、「3つの逆境」「2つの課題」とは以下のとおりです。

3つの逆境

①周囲からの「中途採用者なんだから、即戦力になってアタリマエ、仕事がすぐできてアタリマエ」という社会的期待・ラヴェル
②「自分は中途採用で経験があるんだから、仕事はすでに覚えているんだ」という自分の中にある「思いこみ」
③非常に短期間に組織に順応し、成果をだすことが求められること

2つの課題

①その組織に特殊な、業務を回していく上で必要な知識・ノウハウ・人脈を獲得すること
②以前の組織で獲得してしまった知識・信念を必要に応じてアンラーン(学習棄却)すること

今回のデータは営業職種からとったとのことですが、なるほど納得できるものです。感覚的には営業に限った話ではなさそうです。私のいる会社では毎月大勢の中途入社者が加わります。私自身も2年前に動いています。そんな中で感じている実感に近いものがあります。実感で感じてるものをデータで検証することが研究の1つのプロセスなわけでしょうから、学者という商売もこれはなかなか大変なことですね。

ブログの締めくくりに近い部分で中原先生は『特に興味深いのは、仕事をうまく回していくために必要な「政治・人脈に関する知識」を、同僚・同期から得ていることです。この社会ネットワークが機能する場合と、そうでない場合には、大きな違いが生まれます』と語られていますが、もうこれが転職においてはほとんどすべてだともいえますね。

私のいる会社では、毎月の中途入社者を対象とした1週間の導入研修を毎月初に実施しています。この冒頭で少し話をさせていただくのですが、相互自己紹介をやってもらった上で、必ず「ジョハリの窓」の話をしています。

転職が成功するかしないかの大きな分かれ道の第一歩は、ジョハリの窓の「開かれた窓」(OPEN SELF
WINDOW)をいかにして大きくできるかどうかだと思っています。

転職初日は「開かれた窓」は近年にはなかったほど小さくなっています。これを大きくするには、「隠された窓」(HIDDEN SELF WINDOW)の側に拡大する「自己開示」、「気づかない窓」(BLIND SELF
WINDOW)の側に拡大する「フィードバックを受ける」の2つの方法があります。といいますか、この2手法しかありません。

この2つは中原先生が整理されている2つの課題、①その組織に特殊な、業務を回していく上で必要な知識・ノウハウ・人脈を獲得すること、②以前の組織で獲得してしまった知識・信念を必要に応じてアンラーン(学習棄却)すること、とちょっと意識的にはつながるようにも感じました。

おーそういうと、明日はラーニングイノベーション論2009と2010の合同お花見企画です。なんとなんと何と中原先生と昨日のブログでご紹介した野口先生のトークライブという企画です。幹事の皆様、やるな!さすが。

《2011年4月5日》 インディアンカレーってなんか無性にたまに食べたくなりませんか。といっても私は必ずスパですが。しかも、麺大盛り、ルー大盛り、生卵入りの1000円コースです。


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【2011/04/05 22:54】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
メンタルコンシェルジュというサービス
慶應義塾大学丸の内シティキャンパスの「キャリアアドバイザー養成講座」でご縁ができた野口先生。大変に尊敬Wできる若手精神科医の方です。企業支援を専門とさせる精神科医の先生は極めて少ないなかで、その卓越したバランス感覚は非常に魅力的です。

私たちは日々の業務の中で様々な専門家を必要としています。

ただ、専門家の世界というのは、非常に細分化されているのが常です。例えば、給与関係で相談する際なども、社会保険労務士の先生は住民税の仕組みについては門外漢です。実務家としてはトータルでの相談をしたいのですが、これがなかなかかないません。その最たるものに、弁護士と産業医もあります。これら専門家と話しながら、自分の領域のみにフォーカスして一般論を言われることに、イライラする気分になった人事担当者も少なくはないことかと思います。

しかし、同じようなイライラを私たちも現場の社員に感じさせているのです。

現場の社員の皆さんは、人事・総務・経理の役割分担になんか興味はありません。ただ1つ、自分が抱えてる問題のソリューションを期待しているのです。異動の相談をしにいって、社宅は総務ですからとだけ答える人事担当者も世の中には多いことでしょう。確かに分担的にはそうなのですが、ワンストップでそれなりのソリューションを提供できるコンシェルジュ的なサービスが、企業の管理機構にも必要になってきています。

で、話を野口先生に戻します。

メンタルヘルスの世界も同様です。どうしてもメンタルヘルスの案件は、復職認定、就業規則上の解雇要件による解雇、本人が就業を希望するものを休業を命じていいのか……、といった医学上の問題ではない、ルールの適用・法的な課題を伴いがちです。しかし、産業医はそんなことに頓着せずにあれこれと話を進めます。こういった状況に一石を投じようとされているのが野口先生です。

このほど、弁護士の先生とアライアンスを組み、メンタルコンシェルジュというサービスを10社限定で立ち上げられることになりました。実際にどのくらい機能するのかは始まってみないとわかりませんが、まさに時代が求めていた仕組みだともいえます。是非、10社のうちの最初の1社になろうと思っています。ご興味のある方は、当ブログのコメントに連絡先をおいれください。もちろん私をご存じの方は、直接にご連絡をいただければと思います。

《2011年4月4日》 新入社員研修の終盤の一コマをペッカーさんにお願いしたいと思い、打ち合わせ。やりますよ。浅草ツアーもあるし。


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【2011/04/04 23:12】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
曖昧で理不尽な社会へようこそ
金曜日から多くの企業で新卒新入社員研修が始まっていることと思います。

冒頭で役割がら挨拶というか訓示というか講話というかをさせてもらうのですが、今回はちょっとあって時間的にゆとりができ、かなりしゃべくってしまいました。

様々な話をしましたが、冒頭のメッセージは「曖昧で理不尽な社会人の世界へようこそ」的なものとしました。私はもともと大学までの世界と、社会に出た以降の世界の相違は「曖昧さ」だと持っていましたが、ある時に慶應義塾大学の花田光世先生がインターンシップに取り組んでいる学生に対して、社会は理不尽なものだといっている話を伺ってから、なるほど、そこまで言う必要があるのか、でも確かにその通りだと思い、それ以降は「曖昧さと理不尽さ」というようになりました。

でも、ちょっと冷静ら考えると社会というものは曖昧で理不尽だからこそ、面白いという面が間違いなくあります。仮に、曖昧さも理不尽さも微塵もない社会を考えてみましょう。すべてが整然ときちっとした社会では、ものごとは方程式通りに動きます。そんな社会では、頭のいい奴が必ず勝つわけです。

でも、この社会は幸せなことに、曖昧さと理不尽さに満ちていますから、必ずしも頭のいい奴でなくても勝てる可能性があるわけです。何がどこでどうなるかわからない要素に満ちているからこそ、誰しもにチャンスが芽生えるわけです。もちろん、超エリート新入社員で固めている企業もあるでしょう。でも、そんな企業が必ずしもビジネス界で勝ち続けられないのが、この世界の面白いところなのです。

全国の新入社員の皆さん、この曖昧で理不尽な社会へようこそ。思う存分に一緒に楽しみましょう。

《2011年4月3日》 夜は西葛西でホルモン。なかなか良い就活生のバイト君でした。


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【2011/04/03 22:16】 | キャリア~学生・就職・採用 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
まあるいお好み焼きを焼けるようになるまでの長ぁい長ぁいお話~「てっぱん」最終回
NHK連続テレビ小説「てっぱん」の最終回でした。

最終週のテーマは「必ず朝は来る」。

あかりちゃんを除いた下宿人が皆、田中荘を出る別れと旅立ちのストーリーの後、最後の10分間は季節がめぐり春になって皆が集まり……。しかも、お好み焼き「おのみっちゃん」の逆サイドにはお食事処「田中荘」が……。この店舗設計も秀逸ですね。入口は別々で、2店舗のカウンターが向かい合って、厨房は共有で、相互のメニューもオーダー可能。とにかくこれにはびっくり、やられたというエンディングでした。

連続テレビ私小説なんかみたことなかったですが、「てっぱん」とのご縁はお好み焼き。私も理事をさせていただいている「にっぽんお好み焼き協会」の佐竹会長がお好み焼き指導を担当されていることもあり、またこれを機会にさらにお好み焼きの(特に関東での)認知度アップを図りたく、いろいろな期待を込めてみていました。

でも、そんなこと抜きで本当によいドラマでした。

また、葉加瀬太郎のテーマ曲「てっぱん」とタイトルバックでそれに合わせて繰り広げられる「てっぱんダンス」。さらには番組途中では視聴者からの応募による「てっばんダンス」の放映といったあたりも実に魅力的でした。以前にも書きましたが、今の日本の復興ソングとして推薦したいです。

最後の最後はテーマ曲の「ひまわり」を出演者が様々な場面で踊ります。その1シーンには、しっかりと佐竹さんも登場していました。半年間で何千枚のお好み焼きをNHKのスタジオで焼かれたことでしょうか。本当にお疲れまでしたと申し上げたいと思います。

「てっぱん」の最終収録は2月18日。実は幸運なことに、その場にいあわせることができました。最終収録は尾道の村上家の鉄板ガレージ。みんなで集まって鉄板を囲むシーンでした。まるちゃんの名前が円(まどか)と発表されたシーンです。ほんの数分を撮影するだけで、2時間くらいはかかったでしょうか。主要登場人物の皆がとてもにぎやかに鉄板を囲むという「てっぱん」ならではのシーンです。ただ、現場でみたイメージと放映のイメージは微妙に違うものですね。放映の方がしっくりときます。

クランクアップ。明りを落としたスタジオで皆がモニターで最終収録の映像を確認します。そして、「てっばん撮り切りです」の声を合図にクランクアップセレモニーに。用意していたくす玉をあかりちゃんとおばあちゃんで割った瞬間にスタジオ中に紙吹雪が飛び散ります。
そうして明るくなったスタジオでは、プレスの皆様を交えての取材会に移ります。あかりちゃんは泣きながらの挨拶(スマートフォンの待ち受けになっていますが出演者全員が入ったいい写真ですよ)。プレスの皆様が退席された後のスタジオ内打ち上げにまで参加させていただき、まるで関係者気分でNHK大阪を後にしました。

まあるいお好み焼きと、皆で囲むてっぱん。今の日本で大切にしたいものの象徴のようにも感じられました。お好み焼きもそうですが、おばあちゃん役の富司純子さんが作る料理の数々。美味しい食事と、それを囲む仲間がこのドラマの大切なモチーフです。食とは単に生存に必要なカロリーをとるためのものではないのです、私たち人間にとっては。

中村珠代の最後のナレーション。

この子がまあるいお好み焼きを焼けるようになるまでの長ぁい長ぁいお話でした」。

《2011年4月2日》 葛西から移転した南行徳の「まがり」。レバー刺しが実に美味しいラーメン屋でした。


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【2011/04/02 22:22】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2011年に社会人になりました
日本全国、入社式でしたね。

4月1日は社会人のお正月。そしてその象徴が入社式です。春に群れる新入社員は季節の風物詩です。新卒一括採用の慣例には必ずしも賛成ではありませんが、4月の新入社員は日本の文化かもしれません。

各社の入社式で、経営トップはどんな祝辞をされたのでしょうか。どんなトップでも今回の震災について触れざるを得ないでしょう。そんな中で、自社の事業に結びつけて、今だから自社がやるべきこと、社会的役割のようなことを話していただけると、とても前向きになれるのではないでしょうか。

10年たって「2011年に社会人になりました」といえば、きっとあの震災の年だね、と今年の新入社員は言われるでしょう。

その頃の日本はどうなっているんでしょうか。

そんな発想は駄目です。その頃の日本をどうしてやろうか。10年後に日本はどうなるべきで、それに対して自分には小さいことでもいいから何ができるのだろうか。

こんな発想の立ち位置の転換が、社会に羽ばたくということなのだと思います。

2011年度入社の皆さんに日本中が期待しています。一緒に素敵な日本を作っていきましょう。

《2011年4月1日》 うーん、この3日間くらいとても眠い。ということで、新入社員研修の開講訓示ではとても長くお話してしまった。帰りに通りがかった「鳥藤」では撮影隊が入っていました。世界一美味しいミルクワンタンの専門店(この店以外にそんな業態ないはず)ですが知る人ぞ知るでもいいんですけど。


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【2011/04/01 23:12】 | キャリア~学生・就職・採用 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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