何を書いたのか忘れてしまうため、半月に1回ブログの内容を振り返っています。
で、今回も振り返りをしますが、ちょうどこの半月の最初の日である4月16日朝に、父の入院先の病院から呼び出され、17日の午前1時8分には父が逝去、21日(木)が通夜、22日(金)が告別式というわけで、そのあたりのことをつらつらとここにも書き連ねました。基本的には、プライベートのことはあまりここには書かないことにしているのですが、理由は特にないのですが、なんとなくそうしました。なんとなくです。お読みいただいた多くの方に励ましや慰めの言葉をいただき、またご弔問などもいただき、本当に感謝しています。 4月16日 事実と解釈、そして専門家 4月17日 急なできごと 4月18日 不可逆性の中で & チームで働くということ 4月19日 知らなかった世界を知るのは 4月20日 実行に移す、続ける、やり遂げる 4月21日 今日の感謝日誌は何行にも 4月22日 ちょっと長かった1週間の締めくくりはホルモンで 4月23日 クラスメイトは皆、一緒に年をとります 4月24日 採用担当者もリスクをとらなければなりません 4月25日 本当の戦いはインフラが整ってからです 4月26日 ペッカーさん、出会いと思い付きの帰結として 4月27日 キャリアデザイン学会の研究会、最終案内などなど 4月28日 人事のキックオフミーティング 4月29日 朝から勉強会合宿で三浦半島に来ました 《2011年4月30日》 U理論合宿終了。途中下車して横須賀中央駅近くと「中央酒場」にてホッピー三昧。こういうお店が近くにあればなぁ。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を スポンサーサイト
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新入社員研修も終盤。そして、今日の夕方には配属辞令交付式。
配属辞令交付式の日の午前中のカリキュラムに選んだのは「ペッカーさん」です。これは、我ながらヒットだったんじゃないかと思います。 ペッカーさんは大変に著名なパーカッショニスト。あといろいろなCMのナレーションもされているので、誰しもお声は聞いたことがある方です。底抜けに明るく、そして暖かい方です。一緒にいるだけで人生が豊かになるような気持ちになります。そんなペッカーさんが取り組まれているものの1つが「ドラムサークル」。「ドラムサークル」とはわかったようなわからないような理解なのですが、世界各国のドラムや打楽器を使って、文字どおり輪(サークル)になって皆で即興音楽を楽しむイベントです。富士山をバックにやるものもあるそうで、なかなか魅力的です。そんな要素を社員研修に取り入れようという取り組みをペッカーさんは進めています。そして素晴らしい人事仲間のおかげでペッカーさんと知り合い、とんとん拍子に今日を迎えました。 震災により伝統的に実施してきた入社前合宿を辞めざるを得なくなったとき、その代わりに何か未来に向けたカリキュラムを入れたいと思って、思いついたのがまさにペッカーさんです。ペッカーさんに出会ったのは、震災の前の週のことです。 「出会い」と「思いつき」で実現できた今日の研修。あっという間の3時間でした。 言葉でレクチャーしても、グループディスカションをしても、なかなか腑に落ちないことが、リズムとともに行動に移すことで腹落ちする、そんな感覚を多くが味わってくれたと思います。そんな中から、多くの新入社員が「とにかくやってみることの大切さ」を学んでくれたといっていたのは嬉しい限りです。そう、配属先では四の五の考えて動かないよりも、まずは言われたことをやってみる、思ったことをやってみる、それが大切です。 それにしても、「出会い」と「思いつき」はまさに私らしさそのものです。この「思いつき」によってメンバーにいつも苦労をかけていますが、思いついてしまうものは止められないのです。 《2011年4月26日》 実は今日も体調、目茶悪しです。でも、午前中のペッカーさんはきちんと乗り切りました。脂汗かいてましたけど。午後はさらにメタメタ。でも、夕方の配属通知の交付はきちんとやったつもりです。人生で1枚きりの初任配属通知、誰しも自分がもらった配属通知が一番のもの、自分の決まった配属先が最高の配属先、自分の出会う上司が最高の上司だと思って、第一歩を踏み出して欲しいです。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
4月もあっという間に半月がたち、月に2回の振り返りのタイミングがきました。
時がたつのがはやい、そして日々眠い。いろいろな意味で本調子ではないような気がしますが、夜だけは以前のように毎晩飲むようになりました。今日は築地で新任管理者との懇親会。そろそろ積ん読もひも解こうかと思います。 4月1日 2011年に社会人になりました 4月2日 まあるいお好み焼きを焼けるようになるまでの長ぁい長ぁいお話~「てっぱん」最終回 4月3日 曖昧で理不尽な社会へようこそ 4月4日 メンタルコンシェルジュというサービス 4月5日 中途採用者の組織「再」社会化とジョハリの窓 4月6日 石渡美奈ホッピービバレッジ3代目社長登場~キャリアデザイン学会の第3回研究会 4月7日 越境学習とサードプレイス 4月8日 今の私たちとマズローの欲求五段階説 4月9日 仕事はスピードが命というのは… 4月10日 みんなが被災者である 4月11日 特例子会社の認定証授与式 4月12日 新しいものが生まれる場に立ち会える喜び 4月13日 東京はやっぱり明かりが暗い 4月14日 1人ひとりのストーリー、1社1社のストーリー 《2011年4月15日》 2日連続で築地です。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
昨晩は、精神科医の野口先生、弁護士の山中先生らとご一緒させていただきました。
このお2人、日本で初めてのメンタル・コンシェルジュを立ち上げられたペアです(メンタル・コンシェルジュについては4月4日のブログをご覧ください)。 野口先生は、法学部に最初に入り、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)ができたのを知って大学を受け直し、さらには卒業後に医学部に……、という経歴をお持ちですが、法学部にいたなんていうのは今回、初めて聞きました。メンタル・コンシェルジュという構想については、もうだいぶ以前からお聞きしていましたが、既に数年前に商標を取得されているということですから、温めていた構想を満を持して、今回世に打ち出したという感じでしょうか。 そして、そのタイミングが震災後のこの時期になったのも何かの導きかもしれません。 今、誰もの心が揺れています。 少し元気を取り戻した人も、昨日・今日の余震でまたやるせなさが戻ってしまったようなところもあるでしょう。被災地では、この1カ月の間、本当に大変な目にあったけれども、少しずつ状況がよくなりつつあることが実感できてきたところでの余震の連続は、心理的にきついものがあります。体力的にも精神的にも1カ月間の疲れもでるでしょう。そんなときに企業の人事部であれば、社員の支えにならなければなりません。でも、いくら人事部が必死に素手で支えても効果的な支援はできません。そんな人事部を支えてくれる役割が、まさにメンタルコンシェルジュです。 昨日、お2人とご一緒していて改めてわかったことですが、私は「新しいものが生まれる場」に立ち会えることが本当に好きなんでしょう。また、ちょっとした出会いを何かにつなげることが好きなんでしょう。そんな幸せを感じられた夜でした。 そして、自分が元気になれる素をいくつもてるかは、ビジネスパーソンにとってとても大切なことだということも、改めて実感しました。 《2011年4月12日》 なんと新入社員研修が始まってから12日も経過しています。ばたばたの連続で、ちっとも研修をオブザーブしていません。来週からは自分の持ち時間も出てきますが、持ち時間だけいくような付き合いはしたくないんだけどなぁ。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
出先の仙台からメンバーにちょっとした仕事を依頼しました。
来週ぐらいの仕事戻りになるかなと思ったのですが、ちゃんとメンバー同士で相談もして、まだ仙台にいる間にたたき台が送られてきました。内容的には100点満点をつけられるようなものでは、まだまだなかったのですが、仕事の進め方としてはかなりの高得点です。 仕事はスピードが命です。 そして、これにはいろいろな意味があります。 ある仕事を与えられて、例えば60点くらいのレベルのアウトプットをしたとします。この60点の仕事が翌日に提出されるのと、1週間もたってから提出されるのとでは、評価は根本から異なります。 翌日に提出された場合、 「いやあ早いねぇ。どれどれ、うーんまだまだ内容的には今一だなぁ。ここのところなんか言った意味を取り違えてるよ。まあでも、昨日の今日だから仕方がないか。じゃあ、ここのところを直して明日また提出してよ」。 といった塩梅ですが、これが1週間後だと、 「おう、よくやく出てきたか。どれどれ、なんだ内容的には今一だな。1週間もかかってこのレベルだと問題だぞ。しかも、ここのところなんか言った意味を取り違えているじゃないか。ちゃんと確認もせずに1週間を無駄に過ごしてたんじゃ、給料泥棒といわれてもしょうがないぞ」。 となりかねません。 仕事の品質はまったく同じでも、スピードでこれだけ評価が変わるのです。これが仕事はスピードが命といわれる1つの理由です。 もう少し分析してみましょう。 上記の例をみてわかるとおり、スピードが早いことにより相手の「期待水準」が明らかに下がっています。これだけ時間をかけたら当然このレベル、こんなに早いのならまあこのレベル、という具合に人は自然にレベル感を変えるものです。相手のあるタイプの仕事で成果をあげるためには、自分の仕事の絶対水準を上げる方法以外に、相手の「期待水準」を下げるという方法があります。これが上手な人は効率的に仕事ができる人だともいえます。また、優秀な営業マンもこの技術にたけています。 そして、スピードは相手の「期待水準」を下げる効果があります。 もう1つ、早くやればやり直しがききます。翌日で間違いが分かれば3日目には訂正ができます。5日間かけて完成度の高いものを目指すよりは、翌日に60点レベルのもので一度打診した方が、5日目の仕事の水準は間違いなく高くなります。実はこれは「報告」技術の応用形です。 このさらなる応用形がDIPSのいうところの「タスクブレイクダウン」です。 DIPSというのはずいぶんと前に一世を風靡した知的生産性向上技術ですが、その中心概念の1つに「タスクブレイクダウン」というのがあります。仕事の指示をもらったら、まずそれまでにやっていた仕事を一旦止めて、もらった仕事についての業務のブレイクダウン(TB)を行うのです。つまり、その業務を完遂するためのタクスをすべてもれなく洗い出すわけです。そしてそのブレイクダウンした内容を上司に報告し、確認してもらうのです。こうすれば、勘違いは起きずに効率は高ますはずですね。 実はこの方法の最大の効果は別のところにあります。指示をする側の上司も曖昧に考えていたりすることは実に多いものです。部下はそれに振り回されるとことにより時間を浪費します。上司の考えがTBのチェックによって明確化・具体化されることにより、部下としては上司としっかりとした握りができるわけですから、心変わりの多い上司に振り回されることもなくなるわけです。 はるか昔にTBについてブログに書いていました。興味のある方はご参考にどうぞ。 知的生産性向上システムDIPS、懐かしいなぁ~DIPSから① 業務のブレイクダウン(TB)①~DIPSから② 業務のブレイクダウン(TB)②~DIPSから③ 業務のブレイクダウン(TB)③~DIPSから④ 《2011年4月9日》 山崎製パンが春のパン祭りを一時中断させていたのをはじめて知りました。まだまだキャッチアップできていないものがあります。テレビも時折は見た方がいいですね。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
連休明けの5月7日(土)、東京神田錦町の学士会館で、とっても元気になれる企画があります。キャリアデザイン学会の第3回研究会、登壇するのは石渡美奈ホッピービバレッジ3代目社長、愛称ホッピーミーナです。
今年からキャリアデザイン学会の企画委員をさせていただいていますが、社会人大学院にも縁がなくアカデミズムのかけらもない私が企画委員している意味というのは、実業の世界から学会に何かを投げかけることと、少しでも多くの実務家の目を学会に向けさせることだと勝手に自認しています。そんな企画委員としての最初の企画が、この研究会です。まだまだ細かい内容は詰めていませんが、ほっといても素敵で元気な話をしてくれる石渡さんのことですから、とても安心しています。以下に協会ホームページの案内を転記します。是非お申込みください。 このサイトから申し込みができます。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 東京地区 第3回研究会 (5/7 学士会館於) ---------------------------------------------------------------- 東京地区 第3回研究会 日時 平成23年5月7日(土) 15:00~17:00 場所 学士会館(東京都千代田区神田錦町3-28) 講師 石渡美奈(ホッピービバレッジ株式会社 取締役社長) テーマ 経営者と語るシリーズ『共生の精神で、若手の力で、会社を元気に』 -------------------------------------------------------------- 日本キャリアデザイン学会 東京地区 第3回研究会 日 時 平成23年5月7日(土)15:00~17:00 講 師 石渡美奈[イシワタリ ミナ] 1968年東京・赤坂に生まれる。1990年立教大学文学部卒業、1990年日清製粉㈱入社、人事部に勤務。1993年に退職後、広告代理店勤務等を経て、1997年祖父が創業したホッピービバレッジに入社。自らが広告塔となりホッピーのイメージを変えるとともに、大胆な経営改革を進め、伝統企業に新しい価値を吹き込んできた。2003年取締役副社長就任、2010年取締役社長就任。ラジオ番組(ニッポン放送系「ホッピーハッピーバー」)出演、日経ビジネスアソシエ「社員“共”育奮闘記」連載のほか講演多数。2011年3月早稲田大学ビジネススクールMOT(技術経営)プログラム修了。 著書「社長が変われば会社は変わる!」(阪急コミュニケーションズ、2007年)、「社長が変われば、社員は変わる!」(あさ出版、2010年)、「ホッピーの教科書」(日経BP出版センター、2010年)など。 テーマ 昨年に創業100年を迎えたホッピービバレッジの社員平均年齢は31歳。そのうち、ここ5年間で採用した新卒社員が実に半数以上を占める。少し業績が悪化するとすぐに新卒採用を抑制する企業も多い中で、新卒採用をテコにして経営改革を進めて業績を上げてきた。そんなホッピー躍進の影には、新卒若手社員の活躍と、それに絶妙に絡らむベテラン・中堅社員の活性化があった。若手社員を育てながら、社長も育ち、そして会社も育つ。そんな育成のプラスのスパイラルがホッピービバレッジには根付いてきた。しかし、ここまでの道は平坦ではなかった。 自らも超多忙の中で今年、早稲田大学ビジネススクールMOT(技術経営)プログラム修了するなど学びに貪欲な石渡社長。石渡社長の底抜けに明るい前向きな話を受けて、活発なディスカッションを行い、日本に元気をもたらそう。当日は、石渡社長以外にもホッピー社の社員数名にも登壇いただく予定。 参加費 会員/無料 一般/3,000円 定員 先着 100名 会 場 学士会館 千代田区神田錦町3-28 お申し込み こちらからお申込下さい。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 実は石渡社長は、昔の同僚です。彼女が大学を出て初めて配属された職場に先輩社員として私がいました。実に20年ちょっと前のことです。2人ともその会社は辞めていますが、今もこうしてつるんでいれることを幸せに思います。社員も皆さんほんとに素敵ですよ。 宣伝ついでに学会の宣伝を。 キャリアデザイン学会は実業界に開けた学会です。私も過去に2回、発表をさせていただきましたが、非常に世界が広がりました。今年は都内の日本大学(神保町)で大会を開催する予定です。年会費はわずかに1万円。今回の研究会は非学会員は3000円ですが、学会員は無料です。ご希望される方はご相談ください。 《2011年4月6日》 ラーニングイノベーション論チーム、学びと花見の会でした。八重洲の桜もきっちりと咲いてくれました学びのテーマは「非常時のこころの動きと対応について考える」。中原淳先生と野口海先生によるトークセッションです。震災への対応は意外な方が意外な感じで興味深かったです。ある意味、生きるということでもあります。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
NHK連続テレビ小説「てっぱん」の最終回でした。
最終週のテーマは「必ず朝は来る」。 あかりちゃんを除いた下宿人が皆、田中荘を出る別れと旅立ちのストーリーの後、最後の10分間は季節がめぐり春になって皆が集まり……。しかも、お好み焼き「おのみっちゃん」の逆サイドにはお食事処「田中荘」が……。この店舗設計も秀逸ですね。入口は別々で、2店舗のカウンターが向かい合って、厨房は共有で、相互のメニューもオーダー可能。とにかくこれにはびっくり、やられたというエンディングでした。 連続テレビ私小説なんかみたことなかったですが、「てっぱん」とのご縁はお好み焼き。私も理事をさせていただいている「にっぽんお好み焼き協会」の佐竹会長がお好み焼き指導を担当されていることもあり、またこれを機会にさらにお好み焼きの(特に関東での)認知度アップを図りたく、いろいろな期待を込めてみていました。 でも、そんなこと抜きで本当によいドラマでした。 また、葉加瀬太郎のテーマ曲「てっぱん」とタイトルバックでそれに合わせて繰り広げられる「てっぱんダンス」。さらには番組途中では視聴者からの応募による「てっばんダンス」の放映といったあたりも実に魅力的でした。以前にも書きましたが、今の日本の復興ソングとして推薦したいです。 最後の最後はテーマ曲の「ひまわり」を出演者が様々な場面で踊ります。その1シーンには、しっかりと佐竹さんも登場していました。半年間で何千枚のお好み焼きをNHKのスタジオで焼かれたことでしょうか。本当にお疲れまでしたと申し上げたいと思います。 「てっぱん」の最終収録は2月18日。実は幸運なことに、その場にいあわせることができました。最終収録は尾道の村上家の鉄板ガレージ。みんなで集まって鉄板を囲むシーンでした。まるちゃんの名前が円(まどか)と発表されたシーンです。ほんの数分を撮影するだけで、2時間くらいはかかったでしょうか。主要登場人物の皆がとてもにぎやかに鉄板を囲むという「てっぱん」ならではのシーンです。ただ、現場でみたイメージと放映のイメージは微妙に違うものですね。放映の方がしっくりときます。 クランクアップ。明りを落としたスタジオで皆がモニターで最終収録の映像を確認します。そして、「てっばん撮り切りです」の声を合図にクランクアップセレモニーに。用意していたくす玉をあかりちゃんとおばあちゃんで割った瞬間にスタジオ中に紙吹雪が飛び散ります。 そうして明るくなったスタジオでは、プレスの皆様を交えての取材会に移ります。あかりちゃんは泣きながらの挨拶(スマートフォンの待ち受けになっていますが出演者全員が入ったいい写真ですよ)。プレスの皆様が退席された後のスタジオ内打ち上げにまで参加させていただき、まるで関係者気分でNHK大阪を後にしました。 まあるいお好み焼きと、皆で囲むてっぱん。今の日本で大切にしたいものの象徴のようにも感じられました。お好み焼きもそうですが、おばあちゃん役の富司純子さんが作る料理の数々。美味しい食事と、それを囲む仲間がこのドラマの大切なモチーフです。食とは単に生存に必要なカロリーをとるためのものではないのです、私たち人間にとっては。 中村珠代の最後のナレーション。 「この子がまあるいお好み焼きを焼けるようになるまでの長ぁい長ぁいお話でした」。 《2011年4月2日》 葛西から移転した南行徳の「まがり」。レバー刺しが実に美味しいラーメン屋でした。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を |
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