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「世界を変えるビジネスはたった1人の熱から生まれる」 丸幸弘著 日本実業出版社刊
株式会社リバネスの代表の丸さんとは、初めてお会いして5年くらいになると思いますが、まだ人事としては一緒に仕事がつくれていません。でも、ときどきお逢いさせていただき、あれこれ話すのですが、実に真摯で魅力的な方です。

「科学技術の発展と地球貢献を実現する」がリバネスの目指すものです。
説明がなかなか容易でない会社でもありますので、少しホームページから会社紹介を引用します。

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リバネスは「研究者集団」です。研究室で研究を行った経験をベースに持ち、科学技術をコアにした様々なサービスを提供しています。「難しい」を「伝わる」形へと変化させ、誰かと誰かをつなぐ。今まさに現場にいる理系人材の育成と、次世代の社会を担う子どもたちの育成を両輪で回しながら、科学技術の発展と地球貢献を実現するのがリバネスです。

15名の理工系大学生・大学院生が集まって設立したリバネスには、育てたいものがあります。科学を志す子どもたち。最先端を担う研究者。そして、未来を創る科学技術。社名の由来である”Leave a nest (巣立ち)”は、 新たな世界への最初の一歩です。自分たちが、子どもたちが、そして社会が成長し、巣立っていく。そのための土壌である巣を作り続けていきたい。創業以来リバネスの実験教室を経験した子どもたちは10,000人を超え、インターンシップの課程を修了した学生は151人にのぼります。(2014年4月現在)

私たちは、出会ったすべての人や科学技術の成長と発展を支援します。科学技術の発展と地球貢献を実現する科学技術は私たちの生活を便利にすると同時に、環境への負荷など多くの課題を生じます。日々進歩し続ける科学技術について、私たちは常に学び考え続けなければ、豊かな未来を望むことはことは叶いません。リバネスは最先端の情報を常に収集し、多くの研究者や企業とともに研究開発を進めながら、新たな産業の創出を目指すとともに、より多くの人々に分かりやすく科学について伝えることで、より強固な産業基盤の構築に貢献します。
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一番最初にお会いした際は、実験教室の出前をやっている人達というイメージでした。それから、植物工場、ミドリムシ、宇宙大豆、下町の工場と一緒になったロボット開発など、お逢いするたびに次々と新しい話を伺います。

そんな丸さんが書籍を出されました。「世界を変えるビジネスはたった1人の熱から生まれる」、まさにそれを実現させてきた集団がリバネスです。
今年の初めに発刊された本なのですが、ついついさぼって読まずにいました。この夏、体調を崩したおかげで、きちんと手に取ることができました。巻き込まれるように読みました。

内容で特に!!と思ったところは、別の日にまた書きます。私たちのビジネス、マネジメントにも刺激を与えてくれる本です。

世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。
(2014/02/20)
丸 幸弘

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【2014/08/31 23:22】 | 書籍紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
キャリデザイン学会 第11回研究大会
社会人大学院にもまったく縁のなかった実務家であっても、1つくらい学会と縁をもっていてもいいかなと思い、参加させていただいている日本キャリアデザイン学会ですが、来月に第11回研究大会が予定されています。

場所は、東京家政大学、幼少時代に住んでいた十条です。9月13日(月)14日(日)の2日間に渡って開催されます。非会員の方の参加費は8000円(会員で5000円)になりますので、まあ、学会にたくさん参加するのもお金がいるんですね。先生方は大変ですね。

で、今年は、1つシンポジウムのパネラーを担当します。運営側の担当ではないので、かえって気楽です。研究発表のコメンテーターなんかは、結構、慣れないのでへとへとになりますから。

ということで、ご案内を引用します。学会員の方は、是非、ご参加ください。

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日時:2014年9月13日(土) 13:00~15:00
会場;東京家政大学

テーマ:障害者のキャリアデザインを考える
~障害者雇用の推進に向けて押さえるべきことは~

パネリスト:
①田中 潤氏(株式会社ぐるなび執行役員管理本部人事部門長 兼株式会社ぐるなびサポートアソシエ代表取締役) 
②長谷川珠子氏(福島大学行政政策学類准教授)
③眞保智子氏(法政大学現代福祉学部教授)
コーディネーター:
青木猛正氏(埼玉県立上尾かしの木特別支援学校長)

企画趣旨
2014年1月20日「障害者の権利に関する条約」が批准された。条約の批准に先立って、2011年「障害者基本法」改正、2012年「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」制定、2013年「障害者差別解消法」制定、「障害者雇用促進法」改正等、国内の法整備を行ってきた。障害者基本法では、障害の有無にかかわらず、全ての国民が等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されることを基本理念とし、その上で、障害の有無に関わらず相互に人格と個性を尊重し合いながら、共生する社会を実現することを目的としている。障害者基本法による障害の定義では、従来の身体障害と知的障害に加えて、精神障害(発達障害を含む)も包含している。さらに、社会的障壁により、日常生活や社会生活に継続的に制限を受ける状態にあるものも障害としている。
2013年「障害者雇用促進法」の改正により、障害者雇用率の義務が、民間企業が2.0%、国・地方公共団体が2.3%、教育委員会が2.2%、独立行政法人等が2.3%と、それぞれ0.2ポイント上昇された。さらに同法では、「合理的配慮」の提供義務が示されるとともに、障害を理由とする差別の禁止が明記された。
障害者雇用が推進される状況において、雇用する企業も障害者を戦力として活用するが求められている。そのためにも、障害者のキャリア支援とキャリアデザインの構築、さらに障害者雇用に向けた環境整備等が、今ほど求められている時代はないと言える。
障害者のキャリアは、障害者自身はもちろん、障害者の就労を支援し、雇用を促進する立場にある人にとっても大きな課題となる。研究者と実務家が一堂に会する本学会であるからこそ、その場で議論する意義は大きいものと考え、本大会にシンポジウムを開設することとした。
本シンポジウムでは、まず田中氏に実際に障害者雇用を実施している特例子会社の立場から、雇用の実際や事業所が行っている障害者へ配慮等について報告をしていただく。続いて長谷川氏には、障害者雇用に関する法的な義務や職場リハビリテーション等配慮すべき事項等、我が国の障害者雇用の流れについて報告をしていただく。最後に眞保氏に、障害者雇用をさらに推進し、雇用した企業も障害者を戦力として位置づける必要性や今後の方向性について報告をしていただく。

3名のシンポジストの報告を受けて、フロアを交えて障害者雇用に関して参会者それぞれの立場からの意見交換を通して、障害者雇用の定着や障害者のキャリアデザインの構築、企業や福祉授業所も含めて障害者のキャリア支援についての方向性を示すことを目指していきたい。

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【2014/08/30 23:55】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
学ぶ力、学び続ける力をもった人材
ようやくやるべき仕事が終わったので、ブログでも書きたいと思って、あらためてパソコンに向かっています。

書きたいネタがたくさんあるんですが、タイムリーに書かないと、機を失って、結局かかずに終わってしまいます。無理やり、毎日書いていた頃の自分がとても偉く感じられます。

今、人事にインターンシップ生が2名、来ています。慶應義塾大学商学部の2年生が対象の「社会との対話」という授業の一環なのですが、なかなかよくできた授業です。企業インターンシップは2週間だけなのですが、実に目的意識の高い学生が毎年、来ます。毎年、楽しみにしています。

2年生のインターンシップは、3年生と比較して純粋でやっていてこちらも楽しいです。初日に目的、目標というものを整理してもらうのですが、言葉こそ違えどもほとんどの人が「働くとは何かを知る」といったようなことを目的に掲げています。自分が実際に働くことによって、また実際に働いている多様な人の考えを聞くことによって、この目的の理解に近づきます。

効率よく情報を集めるために、アンケートという手法を今年の学生は使っています。それもかなり早い時期に依頼がきました。人事の全メンバー宛に、働くことに関するアンケートが7問ありました。いずれもストレートど真ん中の質問ばかりで、若いっていいなっていう感じです。

その中の1つに、「会社が求めている人材とはどのようなものだとお考えですか?」というのがありました。

さて、みんなどう回答するんだろう。これ、いろいろな観点から回答ができますので、それによって回答は変わってきます。いくつか書きましたが、一番インターン生に伝えたいなと思ったのは、やっぱり「学ぶ力、学び続ける力を持った人材」という感じのことです。ちょっと前のブログ「学んだことはすべて残っている」ととてもつながります。

学ぶ力はどうやって養えるのか、1つは学ぶ経験をたくさん持つ、いろいろな学び方の経験をたくさん持つということがあるかと思います。これは別に勉強に限定しての話ではありません。

そして、学ぶためには、教えてもらえる必要があります。学び上手は、教えられ上手です。教えられ上手になるというのも、学び続ける力を持つ人材になるためにはとても大切なことです。以前、このブログでビジネス愛嬌力の話を少し書きました。

「また、失敗したのか、まったくお前は、こういうときにはこうやるんだよ」といった感じで、ついつい教えてあげちゃいたくなる人材っています。頑張っているのをみて、頼まれてもいないのに、参考になる書籍やデータを教えてあげたくなる人材もいます。こういった人達は、教えてもらう能力が高い(?)のだと思います。そこでは、ひたむきさや、真剣さ、まじめさ、オープンマインドなどの要素があるのだと思いますが、教えてもらいやすい人材の調査なんか、どこかにありませんでしょうか。きっと成長している人が多いはずです。

とにかく、インターン生には、学ぶ力、学び続ける力を得たら勝ちだよ、ということを伝えたいと思いました。というか、すべての大学生に。

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※職人の世界もそうですよねぇ。



【2014/08/24 22:38】 | キャリア~学生・就職・採用 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
上司がメンバーに質問をするとき
上司にとってはメンバーから、報告連絡相談を受けることがとても大切な仕事です。これがなかなかタイムリーにしてもらえないので、悩ましいのですが、報告連絡相談をしにくいオーラがあるのかな、時に反省します。

報告連絡相談とは別に決裁をとりにくる、提案をしにくるメンバーもいます。ルーティンのものならいいですが、新しい話、多額の経費を投入する話、経営的に重要な話であれば、吟味の必要があります。吟味の手段は、質問です。

 正確な質問をすれば、正確な答えが返ってくる。
  あいまいな質問からは、あいまいな答えしか返ってこない。

というのはカルロス・ゴーンの言葉だといいますが、ここでの質問の力は大切です。ただし、質問は気をつけないと詰問になります。まじ、気をつけないと…。基本的にメンバーは担当領域に関しては自分よりも知識を持っていることが前提ですが、質問によってことの善し悪しを判断する材料を得るわけです。

でも、実はこの「ことの善し悪し」の判断というのは、質問から得られる回答によって合理的に判断されるものばかりではないのです。

いろいろな質問をしても、きちんとした回答が戻ってくると、それが正しいのか正しくないのか判断ができなくても、きっちりといろいろな想定をして検討を重ねてきた案だなということが実感されて、安心します。

多少否定的な意見を言ってみせても、喰い下がってそれに言葉を返すようだと、この案には相当の想いを持っているんだなと想い、応援をしたくなります。

あれこれたくさんの質問に対しても、丁寧に真摯に答えたり、時に迫力のある反論したりして、何とか案を通していきたいという意気込みが感じられると、これ少し不安はあるけどやらせてみようかなぁと思います。

つまり、質問によって、その提案への真剣度を確認している部分がかなりあるんです。私はたいてい、一度は反対意見をいってみます。というか、いってしまいます。その時の反応で、いろんなことを感じ取ります。これはテクニック的にやっているのではなく、習性として自然にやってしまうのですが、ちょっといやらしい上司だともいえます。

提案は一回、否定されてからが、勝負です。

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※禁酒週間なので「青葉横丁」。


【2014/08/19 23:52】 | マネジメント・リーダーシップ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
学んだことはすべて残っている
とある大学の学内インターンシップ・コースでお話をさせていただいたのですが、それに対していただいた感想に、『今日のお話で一番印象に残ったことは「学んだことはすべて残っている」ということでした』という言葉がありました。

どうも、学校の勉強と将来のことがうまく結びついていないというか、完全に切り離れてしまっているようです。勉強しているのは卒業のため、その中でも少し一生懸命に勉強しているものは、単に自分が興味のあることばかり、就職活動と勉強は結びつかないしなぁ、そんな気持ちのようです。

そうではなく、学ぶことはすべてにつながる、すべてに拡がると、いうことを感じられると、日々の学びの質も変わってくるように感じますし、少なくとも合目的的過ぎる学びや、やめてほしいようなキャリア教育が色あせてみえるはずです。

試験でフィニッシュするような学びではなく、もやもや感を持ち続ける学びの醍醐味を感じることもできるでしょうし、学び続けることができる力が、実は世の中を生きて行く最大のセーフティネットなのかもしれないということも次第に理解できるかもしれません。

もっともっと多くの人に、学ぶ楽しみを理解していただくことは、ライフワークの1つかもしれません。

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※今週は検査がすべて終わるまで呑まないことにしたので、せめて写真だけでも飲み屋。朝のたつや@恵比寿。
【2014/08/18 22:38】 | キャリア~学生・就職・採用 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
企業と学生のコミュニケーションという言葉の定義の違い
なんかのアンケートでみたように記憶しているのですが、企業と学生の双方に、学生が得意だと思っている能力についてそれぞれ聞いた質問で、大きな差異があったものに、コミュニケーション能力とか、チームワーク力とかいうのがあがっていたように思います。学生側は、これは結構いけてるよと思っているけど、企業側はそれが駄目なんだよなと思っているということです。

これは認識の相違とかいうことではなく、言葉の定義の違いなのかと思います。
チームワークで整理してみましょう。

企業が求めるチームワークが、、

「異質な価値観がふつかり合う中で、時にはお互いの利益すら相反し合う中で、目標に向かってぶつかり合いながらも、一緒に成果に向けて取り組んでいくこと」

だとすると、学生がいっているチームワークの多くは

「同質的な集団の仲間の中で、様々なトラブルを乗り越えて、仲間同士で仲良くうまく楽しくやっていけること」

となるでしょうか。だから、サークルの仲間同士におけるサークルの路線問題についてのトラブルについて、自分が間に入って解決させたということが、学生時代のハイライト・エピソードとして面接で語られてしまったりするわけです。

こんな話をある学生にしていたら、そんな「学生なりのチームワークにおびえていた」という話を聞きました。つまり、人との仲が悪くなっていくことがとても怖い、とりあえず明確に賛成・反対をとなえずにやっていけば、その場は何となく進んでいくからよほど凄いことでも思いつかない限り尖がった意見は言わない、そんな感じで日常をメンテナンスしているということなのかなと思います。また、それが見事に巧みにできる人をコミュニケーション能力がある人、と称しているのかもしれません。

でも、これに似たようなことは企業社会など、いわゆる大人の社会でも山ほどありますよね。一言で乱暴にいえば、ムラ社会です。もちろんそんな社会でイノベーションが起こるはずもなく、成長よりも革新よりも、つつがなく組織が守られることが優先される社会です。

無理にオリジナリティを出そうともがき過ぎる必要はありません。人よりも凄いことを発言しないと格好悪いと思う必要もないでしょう。自分の中で「チームワーク」とか「コミュニケーション」とか、怪しいカタカナ言葉の定義を少し変えてみるだけで、やれることが少し見えてくるはずです。それは早い方がきっといいですね。

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※突然、入院しましたが、4日で社会復帰です。

【2014/08/17 20:55】 | キャリア~学生・就職・採用 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「さくらももこの世界展」に行ってきました……
日本橋高島屋にて「さくらももこの世界展」に行ってきました。

それにしても、老舗百貨店の定員の平均年齢は高いです。労務的にはいろいろと難しいだろうなぁと感じました。なんてのは今日の主題ではありません。さくらももこの世界、静岡県民(中部に限るかな)はやっぱり惹かれるんだろうなぁこの世界、というのも今日の主題ではありません。
今日は素敵な「絵」の世界をまさに堪能したという感じです。漫画ではなく、扉絵(っていうのかな)を中心に展示がなされ、絵にはそれぞれ「世界」が感じられます。世界をつむげるのって凄いです。そして、散りばめられるユーモア。とある著名歌手が「絶望の反対はユーモアだと思う」といったという話を玄田先生から聞きましたが、ユーモアの重要性を改めて感じる日でもありました。

で、まる子カルタから、気に行ったベスト15をご紹介します。皆さんはどれがお好きですか。

  3人よっても、ダメはダメ
  そなえあれば、うれしいな
  後悔、役に立たず
  負けたら、負けだよ
  くさっても、食べたい
  知らぬが、バカ
  無理をいって、友を失う
  ちりもつもれば、粗大ゴミ
  残りものには、カビはえる
  寝る子は、うかつ
  笛吹けば、踊っちゃう
  人のふりみて、笑っちゃう
  目が口ほどに物を言ったら気持ち悪い
  下手な鉄砲、数うちゃ迷惑
  もとめよ、さらばたまにはあたえられん

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【2014/08/13 21:24】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
事実と解釈の区分、スーパーバイザー養成講座
事実と解釈の区分のお話です。

メンバーからの報告を聞く際に難しいのは、報告の中に事実と(事実からメンバーがとらえた)解釈が入り混じっていることです。解釈というのは、事実をもとにある論拠のフィルターを通って生まれます。もしその論拠が謝っていれば、その解釈は聞くものを混乱させ誤解させる要素になります。しかし、良質の解釈はものごとの対処を考える際に役にたちます。ただ、事実を並べているだけでは、話はなかなか進みません。ですが、解釈については十分に注意しないと、ミスリードを呼び起こします。

さらに難しいのは、メンバーが現場のリーダーから聞いてきた話の報告を受ける場合などです。メンバーが聞いてきた現場のリーダーが語った内容にも、まっさらな事実と(現場のリーダーがとらえた)解釈が混じっているのです。それを聞いてきたメンバーがきちんとそこを区別して把握してくれることはあまりないので、報告を受ける側は何層かに渡って事実の見極めをしなければなりません。

報告を受ける際に、事実と解釈を分けて報告してもらうようにすると、メンバーの側でもこれは徐々に習慣づいていきます。最初にきちんと事実を伝えてもらうわけです。でも、結構、メンバーが事実と思っている中にも、まだまだ解釈が混じっていたりします。まあ、それはご愛嬌として、事実のあとに解釈を伝えてもらいます。きちんとした論拠をもって自分なりの解釈をすること、その論拠を言葉にして伝えることができること、これは大切なことです。そうすれば、思いつきの意見、苦し紛れの意見というのはだんだんなくなっていくはずです。

キャリアカウンセリング協会のスーパーバイザー養成講座の第一期を受講し、その後の試験にも何とか合格して、第一期のスーパーバイザーの資格をいただきました。それから年月がたち、今年、更新の時期を迎えました。実技と筆記の双方の試験があったのですが、実技のあとの口頭試問が冷や汗ものでしたが、結果は何とかまた合格をいただきました。ここのところキャリアカウンセリング関係の活動はさぼりにさぼっています。スーパーバイザーの勉強をしていて、ただ1つ、日常からのアドバンテージがあるとすれば、今日のテーマとして書いた事実と解釈の区分を日常的に意識していることでしょうか。

橋本先生が提示された【スーパービジョンで取り扱う課題】の6つは次のとおりです。

【スーパービジョンでとりあつかう課題】
A:バイジーがいう課題http://admin.blog.fc2.com/control.php?mode=editor&process=load&eno=1970#
B:バイザーがとらえたバイジーの課題
C:バイザーがとらえた「クライアントがとらえているであろうクライアントの課題」
D:バイザーがとらえたクライアントの問題
E:(カウンセラーがとらえた)クライアントがとらえたクライアントの問題
F:カウンセラーがとらえたクライアントの問題

何となく無間地獄に陥りそうな感じですが、報告を受け、その報告をベースに対策案を練るというトレーニングを日常的に大量にやっていることによって、このあたりについては意識が向きやすいことは間違いありません。

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【2014/08/11 23:55】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
MALL(経営学習研究所)リフレクション索引用ブログ
8月6日にアトリエMALLがキックオフしました。
13名の学びの場の作り手が、11月には何かを世に問います。私もクラス担任(?)として影ながら少し貢献し、打ち上げには呼んでもらえるようにしたいなぁと思います。

MALL(経営学習研究所)もキックオフイベントから2年2カ月が経ちました。構想が始まってからは3年近くになります。すべてではないですが、このブログでも毎回のリフレクションをしてきました。なぜか漏れているもの、時間がなくていい加減に書いているものもありますが……。キャリアカウンセリングのスーパーバイザー養成講座復習用の索引ブログをつくったらなかなか便利でしたので、MALLリフレクションブログの索引を今日は創ってみました。探し漏れがあるかもですが、気づいたら追加します。

台風が近づき、西の方は大変そうです。こっちは何とかなって欲しいですと思いつつ、外出します。傘をもったら負けだと思うので、傘は持たないで出ます。天候も心理戦です。

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★キックオフ:シアターMALL 「これからの新人教育の話をしよう&イーゼル・プレゼン」

2012年06月05日 経営学習研究所(MALL)の振り返りは後日に

2012年06月06日 ツイート・リフレクション~経営学習研究所
2012年06月07日 MALLの場をつくった学生のお話 ~経営学習研究所
2012年06月08日 イーゼル・プレゼン① ~経営学習研究所
2012年06月09日 「sMALLラボ(仮)」イーゼル・ブレゼン② ~経営学習研究所
2012年06月10日 「sMALLラボ(仮)」イーゼル・ブレゼン③ ~経営学習研究所

★sMALLラボ 「MALL☆ドラムサークル~MALLと一緒にドラムサークルを体感し、人材育成について考える~」

2012年12月02日 「MALL☆ドラムサークル ~MALLと一緒にドラムサークルを体感し、人材育成について考える~」

★働く女性ラボ 「ロールモデルってそばにいる?」

2012年12月17日 「ロールモデルってそばにいる?」

★ギャラリーMALL 「〈対話型鑑賞〉を人材育成に活かす」

2013年01月13日 「ギャラリーMALL:〈対話型鑑賞〉を人材育成に活かす」

★Communication & culture Lab+Style Lab 「そろそろ地に足をつけて、グローバル人材としての実践を語りませんか」

「そろそろ地に足をつけて、グローバル人材としての実践を語りませんか」~経営学習研究所(Mall)


★sMALLラボ 「酒場学習論 〜古今東西、人は酒場で育てられてきた」

2013年04月29日 「酒場学習論」当選通知をお送りしました
2013年05月20日 「酒場学習論」~一般社団法人経営学習研究所sMALLラボ

★sMALLラボ 「普段とは少し違った視点で就職活動を一緒に考えてみませんか」

2013年06月22日 「普段とは少し違った視点で就職活動を一緒に考えてみませんか」、まずは御礼
2013年06月23日 終わってみないと気付けないことに、どうやって早い段階で気づくか

2013年06月24日 「普段とは少し違った視点で就職活動を一緒に考えてみませんか」報告

★ギャラリーMALL 「行為の動機を行為する:ダンス・パフォーマンスを通してモチベーションを考える」
 
2013年07月28日 報告:経営学習研究所ギャラリーMALL「行為の動機を行為する:ダンス・パフォーマンスを通してモチベーションを考える」

★sMALLラボ 「パラリンピックと日本人、僕らは何をしなければならないか!」~経営学習研究所(MALL)イベント

2013年11月03日 『パラリンピックと日本人、僕らは何をしなければならないか!』~sMALLラボ実践報告


★シアターMALL 「OJTの再創造:僕らはイマドキのOJTをつくることにした」

2013年12月03日 「OJTの再創造:僕らはイマドキのOJTをつくることにした」~経営学習研究所シアターMALL

★Process Design Lab 「【Yahoo!流「爆速」組織開発!?:人事は現場のどんな問題に向き合い、どんな支援をしたのか?】」

2014年05月03日 MALLでの組織開発の話、花田先生のキャリアアドバイザーの話


★sMALLラボ 「内定時期というトランジションを考える」

2014年07月06日 「内定時期というトランジションを考える」~今日はまだ振り返りではありません…
2014年07月13日 「内定時期というトランジションを考える」開催報告 ~経営学習研究所sMALLラボ

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※リアルタイムはムービーばかりじゃない。イベントの最後に配られる、今日の写真も満載の「経営学習新聞」。
【2014/08/10 10:10】 | 経営学習研究所(MALL) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
呑みながら聞きかじった知識でテキーラを語る
12種類のテキーラ利き酒をしながら、テキーラについて昨晩は学んだので、記録しておきます。
間違った記述があれば、私の理解不足によるものなので、ご容赦ください。

◇テキーラは熟成期間によって3つに分類されます。

①ブランコ …熟成されずに瓶詰されるか、2カ月未満の熟成期間のもの
②レポサド …熟成期間1~12カ月のもの
③アネホ  …熟成期間12カ月以上のもの。
       アネホの中でも3年以上熟成されたものは、エクストラ・アネホと称される

熟成がきいた方がいろがつき、味わいも深まるようです。カクテルに用いるのは、どちらかというと熟成が短いものが好ましそうです。呑み比べると面白いくらい違いました。

◇テキーラは生産地によって2つに分類されます。

テキーラの原料はアガペという植物です。間違ってもサボテンではありません。このアガペを原料とする蒸留酒はメスカルと総称されますが、ある特定の地域で蒸留されたものがテキーラと名乗ることができます。厳格に原産地指定のあるお酒なわけです。このテキーラの産地(違うなアガペの産地かな)もローランドと、ハイランドに2分されます。

①バジェス地区(ローランド) …昔からの産地であり、すでに土地がやせており、絡みの強いものができやすい
②ロスアルトス地区(ハイランド) …こちらは新たな産地であり、豊かな土地で、甘みのあるものができやすい

他にもアガペのどの部分をどのくらいどう使うとか、熟成に使用する樽の種類であるとか、様々なことで味覚は香りも見た目も変わって来るようですが、呑みながら神ナフキンにメモできるたのは、このあたりが限度です。テキーラのアルコール度数は35度から55度です。蒸留酒の特徴でもありますが、良質のテキーラはいくら飲んでも翌日にはほとんど残りません。昨日は果てしなく呑んだにもかかわらず、二日酔はありませんでした。

いずれにしても、食はうんちくを知ることによって、また豊かで深いものになります。

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※いやいや昨日はろくなテキーラの写真がないので、以前に佐伯さんに連れてってもらった六本木の店です。

【2014/08/09 21:37】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「へー、と思う仕事ぶり」と「自分の気持ちをわかっているな」~中途採用マネージャー・プロフェッショナルの成功要素
毎週日曜日の朝8時に届くインディゴ・ブルーのメルマガは日曜日の朝の愉しみの1つです。柴田さんの書かれるコラム的な文章がなかなか私の感覚にフィットし、なるほど!と感じることが多くあります。先週の日曜日のものもそんな1つでした。

話の発端は省略しますが、優秀な若手についての話です。優秀な若手が成長するには、どのような出会いと機会に恵まれるかにかかっています。以下、少し長くなりますが、引用します。

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「出会いと機会」をつくるのは本人です。その人が周囲からして「一緒に仕事をしてみたい」と思われる存在であれば自然にいろいろな出会いと機会が生まれます。誰かが与えてくれるわけではありません。

優れたリーダーは「周囲に影響を与えて組織を動かし結果を出す」存在です。そのリーダーが周囲に影響を与えることができるのは「あの人と一緒に働きたい」と思われているからです。それはその人が自分にとって「目標にしたい凄い人」であり、「自分のことをわかってくれる人」だからです。若者の「出会いと機会」についても、これと同じです。

組織の中にポンと入ってきた若者に対して、周囲の人間が一緒に仕事をしたいと思うかどうか・・。ここです。

一緒に仕事をしたいと思うのは、その若者が「へー、と思う仕事ぶり」であること、「自分の気持ちをわかっているな」と感じるから。この2つだと思います。

「凄い」と「へー」の共通点は自分にはできない何かを持っているという驚きと尊敬の念です。“あいつ、なかなかやるな”、これも尊敬の念のひとつです。なんでもいいのです。驚かせるようなものがあれば。あるいいはかつて自分もそうだったが、年齢を重ねた今や違う・・・それを目の前の若者がやっている・・・これも「へー」という思いを抱かせます。

自分を捨てて仕事に取り組む克子心、ヒトが嫌がる仕事を進んで引き受けている姿勢、PC力、ひたむきさ・・・、なんでもいいのです。自助努力で身につけておきましょう。(これがある意味で武器になります。) 自分の気持ちをわかってくれている・・・、先輩や上司とはいえ、同じ人間。一緒に働く人には自分のことをわかってほしいものです。そのためには自分との距離が適度に近い方がいい。こちらからいかなくても自分から懐に入ってくる若者は可愛いと思うのです。

この両方が必要です。「へー」と思っても可愛くないと一緒に仕事をしたいと思いませんし、いくら可愛くてもふつうの仕事ぶりだと飲み会には誘いますが、大きな仕事を一緒にやろうとは思いません。

「へーと思わせる武器」と「可愛いと思われる」が効くと思ったとしても、これらの行動に作意が透けているとダメ。そういうことではないのです。「認めてもらいたい」人はなかなか認めてもらえません。目の前の仕事に誠実に取り組んでいれば自然に周囲が認め、いろいろな「出会いと機会」が広がるものです。問われているのは「誠実の深さ」です。

社会に出てから3年間でどのような上司・先輩に出会うか、またどのような経験ができるか。この3年間がとても大事です。変な上司・先輩はどこにでもいますが、良い上司・先輩もどこにでもいます。良い上司、先輩に「一緒に仕事をしたい」と思わせる存在になりましょう。
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で、ちょっと話は好き勝手にずれますが、「へー、と思う仕事ぶり」であること、というのと、「自分の気持ちをわかっているな」というのが2つのポイントであるというのは、若手に限らずに、中途採用で獲得したマネージャー層、プロフェッショナル層にも同じことがいえるなと感じました。

もちろん、ある分野の専門性と経験を買って獲得した人ですから、「へー、と思う仕事ぶり」をしてもらわないと困るわけですし、周囲は当然のように期待します。ですから、これは基本条件です。でも、「へー、と思う仕事ぶり」をしても、旨く受け入れられずに、結果的に力はを発揮できずに終わる人がいます。これは、「自分の気持ちをわかっているな」がないことによるのだと思います。

「自分の気持ちをわかっているな」というのは、「一緒に仕事をしたいな」というのと結果的に同義語です。変にキャリアや経験を振りかざさない真摯な態度が、これを招くことは多いように感じます。前職のやり方をすぐに強要しないというのもありそうです。積極的にいろいろなところに足を運んで吸収しようという姿勢もそうでしょう。

そして、私たちの仕事は、新たに入ってくる人に、お仕着せがましくなくこのことを伝えることです。

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【2014/08/05 23:55】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
テクニック重視のキャリア教育は廃止してください
先週の日曜日に参加した「大学生研究フォーラム」。京都での参加は初めて、生まれて初めて京都大学にも足を踏み入れることができました。前日に仕事が京都であり、ついで主義での参加です。中原先生主導のジグゾーメソッド応用のジグゾー・カンファレンス、よかったです。結局はすべて企業寄りのピースセッション中心に参加することになりました。

その1つ、ヤフーの本間さんのコマ。大学に求めることのB面として、3つのことを語っておられました。
  ①.テクニック重視のキャリア教育は廃止してください
  ②.英語教育と同じくらいエンジニア教育を重視してください
  ③.筋のよい民間人とのネットワークを構築してください
いずれもまったく、120%、同意できます。

就活テクニックと、過度に自己分析に傾斜したキャリア教育の弊害は大きく広がっています。その反面、学生は業界研究や企業研究は意外とおろそかにしています。自社の商品知識ばかり丸暗記して、顧客のことをろくに予習しないで営業にいき、通り一遍の調子で用意してきた商品パンフレットを商談で読みあげているような営業担当者が、商談を勝ち取れるはずがありません。しかし、学内には正確に今の企業を語れる人がいないので、これにはいたしかたないところもあります。そこで、3つ目に話はつながります。筋のよい民間人とのネットワークを構築すればいいのです。

半端にキャリアセンターに民間企業出身の人が入ってきているのも善し悪しです。民間企業時代の肌感覚は1年もすれば抜け落ちます。民間企業から転身したばかりの年は良いですか、2~3年も経つとその人の持っている肌感覚は既に古い時代遅れのものとなってしまいます。よほど謙虚になり、それこそ今の筋のいい民間人としっかりとしたネットワークを創らないと、民間企業経験が逆にマイナス要素になりかねません。本間さんも某社出身であれば、誰でもキャリアセンターに登用するような大学の安易な姿勢をチクリといっていました。ただ、それも知らないから仕方がないのです。
人頼みではなく、自分でネットワークを創り、自分で解決に踏み出そうという想いが、何よりも大切です。そうでなきゃ、筋のよい民間人に好き勝手やらせてください。結構、やらせてくれるところもあるので面白いです。

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【2014/08/04 23:08】 | キャリア~学生・就職・採用 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
人的資産の男女比傾向
少し前のCHO研究会、資産価値の男女差の話がありました。

人的資産に着目するとき、現状でどんな力を発揮し、価値を生み出すことができているか、そして資産価値拡大にどう努力をしているかが問われます。そして、資産価値拡大にどう投資し、どう自らの強い意志を持ち続けられているかが求めらるため、能動的な自己向上意欲、学ぶ意欲と、そのベースとなる動機が重要となります。

女性が男性よりも顕著に持ち、磨いている資産として、ネットワーク、固有の分野の知識・資格、プライベートでの諸活動が上げられるとの指摘がありました。逆に、女性が磨く必要があるものとして、状況対応力やある部分の人間力との話もありました。

ネットワーク、固有の分野の知識・資格、プライベートでの諸活動というと、男女差という観点もあるかもしれませんが、世代差も感じられます。旧来的なビジネス社会で育ったジェネラリスト管理職は、ネットワーク、固有の分野の知識・資格、プライベートでの諸活動というものとは、無縁であっても力を発揮することができましたが、今ではそれは難しくなりつつあります。女性の進出、若手の登用が進むにつれ、企業内におけるネットワーク、固有の分野の知識・資格、プライベートでの諸活動の資産価値が高まるのは良いことです。女性登用の1つの効能かもしれません。

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【2014/08/03 21:47】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
企画と運用の対立、経営と労働組合の対峙、少し羨ましい
よく人事の世界では、企画と運用の対立とか、新卒採用担当と新卒育成担当の対立とか、縦割りで業務をやるからこその対立の話がでることがあります。これは、もちろん「悪いこと」との大前提で出ている話なのですが、最近、そういうのってちょっと羨ましいなぁと思うことがあります。

私は、人事組織のフラット運営を心がけて、なるべく縦割りの仕事にならないように意識していますし、人事内のローテーションも意識的に行っています。立場的には全体をみる立場なので、縦割りの対立とかいってられないのですが、全体最適を考えるということが、時にエッジの経たない半端なことをやることにつながりかねないという危機感を持っています。新卒育成担当者が自らの存在のすべてをかけて新卒採用担当者に注文をつけるとか、制度運用担当者が自らの日常の想いをバックに制度企画担当者と侃々諤々とやるとか、そういうのって他責にさえ陥らなきゃ、結構いいよなぁという感じもします。

また、企業内労働組合がない企業では、人事というのは経営の視点で仕事をあたる傍ら、かつ労働組合的なスタンスで経営と対峙しなければなりません。これも結構、悩ましい立ち位置ですが、経営の視点と、社員の視点の双方を半端にしてはいけません。企業内労働組合との交渉というプロセスがいかにやりやすいかということを改めて感じますが、人事が労働組合的な役割も果たさないと、これはこれでバランスを失う可能性があります。

よい意味では、全体を配慮したバランス感覚が育つのだと思いますが、何となく自分の担当分野オリエンテッドのゴリゴリとしたやり方も観方によっては時にいいところがあるなぁと感じたりもします。すべてを自分の中で対峙させるので、ちょっと疲れやすい仕組みなのかもしれません。

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※文字の力。
【2014/08/02 10:56】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
第6回お好み焼き検定は、11月16日実施です&にゅー盆おどり
随分とブログの更新をさぼっていましたが、今日は告知です。

にっぽんお好み焼き協会主催の「第6回お好み焼き検定」の実施がリリースされています。

11月16日(日)開催、上級検定は2年に1度の開催なので、今年は初級検定のみの実施になります。愉しみながらお好み焼きのことを学べて、家庭で美味しいお好み焼きが焼けるノウハウを得られる、とってもお得な検定です。「お得」という意味では、毎年、参加者を驚かす豊富なお土産にも期待ですね。

上手にお好み焼きが焼けないので…、という人も安心です。この検定は、うんちくとノウハウを競うことが中心で、マークシート4択50問の筆記テストによるものです。お申し込みをいただくと、サイトから「要点集」を得られますので、これさえマスターすれば、ばっちりです。

実施の詳細は以下のとおりです。詳しくは協会サイトまで

11月16日(日)
東京会場 日清製粉株式会社本社
  第1回 9:30-10:30、 第2回 11:30-12:30、 第3回 14:30-15:30
大阪会場 日清製粉株式会社大阪営業部
  第1回 9:30-10:30、 第2回 13:30-14:30
 
検定料: 3240円

お申し込みは、協会サイトまで

2010年10月から2011年3月まで、NHKの朝の連続ドラマ小説でやっていた「てっぱん」。あそこで登場したお好み焼きのほとんどは、にっぽんお好み焼き協会の佐竹理事長が焼いていたものです。佐竹理事長は最近では、関西で「満月の日はお好み焼き焼きの日」という、満月の日にいろいろな創作メニューのお好み焼きをたべるムーヴメントも起こそうとされています。

そうそう、「てっぱん」といえば、冒頭で流れていた葉加瀬太郎の音楽に乗ったユニークな踊りを覚えていますか。コンドルズを率いる近藤良平さんの振り付けによる「てっぱんダンス

去年、経営学習研究所のイベント「ギャラリーモール 行為の動機を行為する:ダンス・パフォーマンスを通してモチベーションを考える」に、近藤良平さんに来ていただき、佐竹理事長も一緒に全員で生の「てっぱんダンス」を踊ったのは感動ものでした。

その近藤良平さんが取り組んでいる「にゅー盆踊り」が8月10日(日)に池袋であります。今年は初参戦の予定ですが、事前の練習会に行けなかったので、これからユーチューブで予習をします。

  ダンスの持つ力はすごいです。
  人の集う力はすごいです。
  夏にしかできないことがあります。
  そして我々はいまつながっています。
  なので盆おどるのです
  そしてnewなのです        近藤良平

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※てっぱんダンスinMALL 左側には佐竹会長も
【2014/08/01 23:58】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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