株式会社リバネスの代表の丸さんとは、初めてお会いして5年くらいになると思いますが、まだ人事としては一緒に仕事がつくれていません。でも、ときどきお逢いさせていただき、あれこれ話すのですが、実に真摯で魅力的な方です。
「科学技術の発展と地球貢献を実現する」がリバネスの目指すものです。 説明がなかなか容易でない会社でもありますので、少しホームページから会社紹介を引用します。 ******************************************************* リバネスは「研究者集団」です。研究室で研究を行った経験をベースに持ち、科学技術をコアにした様々なサービスを提供しています。「難しい」を「伝わる」形へと変化させ、誰かと誰かをつなぐ。今まさに現場にいる理系人材の育成と、次世代の社会を担う子どもたちの育成を両輪で回しながら、科学技術の発展と地球貢献を実現するのがリバネスです。 15名の理工系大学生・大学院生が集まって設立したリバネスには、育てたいものがあります。科学を志す子どもたち。最先端を担う研究者。そして、未来を創る科学技術。社名の由来である”Leave a nest (巣立ち)”は、 新たな世界への最初の一歩です。自分たちが、子どもたちが、そして社会が成長し、巣立っていく。そのための土壌である巣を作り続けていきたい。創業以来リバネスの実験教室を経験した子どもたちは10,000人を超え、インターンシップの課程を修了した学生は151人にのぼります。(2014年4月現在) 私たちは、出会ったすべての人や科学技術の成長と発展を支援します。科学技術の発展と地球貢献を実現する科学技術は私たちの生活を便利にすると同時に、環境への負荷など多くの課題を生じます。日々進歩し続ける科学技術について、私たちは常に学び考え続けなければ、豊かな未来を望むことはことは叶いません。リバネスは最先端の情報を常に収集し、多くの研究者や企業とともに研究開発を進めながら、新たな産業の創出を目指すとともに、より多くの人々に分かりやすく科学について伝えることで、より強固な産業基盤の構築に貢献します。 ******************************************************* 一番最初にお会いした際は、実験教室の出前をやっている人達というイメージでした。それから、植物工場、ミドリムシ、宇宙大豆、下町の工場と一緒になったロボット開発など、お逢いするたびに次々と新しい話を伺います。 そんな丸さんが書籍を出されました。「世界を変えるビジネスはたった1人の熱から生まれる」、まさにそれを実現させてきた集団がリバネスです。 今年の初めに発刊された本なのですが、ついついさぼって読まずにいました。この夏、体調を崩したおかげで、きちんと手に取ることができました。巻き込まれるように読みました。 内容で特に!!と思ったところは、別の日にまた書きます。私たちのビジネス、マネジメントにも刺激を与えてくれる本です。
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ようやくやるべき仕事が終わったので、ブログでも書きたいと思って、あらためてパソコンに向かっています。
書きたいネタがたくさんあるんですが、タイムリーに書かないと、機を失って、結局かかずに終わってしまいます。無理やり、毎日書いていた頃の自分がとても偉く感じられます。 今、人事にインターンシップ生が2名、来ています。慶應義塾大学商学部の2年生が対象の「社会との対話」という授業の一環なのですが、なかなかよくできた授業です。企業インターンシップは2週間だけなのですが、実に目的意識の高い学生が毎年、来ます。毎年、楽しみにしています。 2年生のインターンシップは、3年生と比較して純粋でやっていてこちらも楽しいです。初日に目的、目標というものを整理してもらうのですが、言葉こそ違えどもほとんどの人が「働くとは何かを知る」といったようなことを目的に掲げています。自分が実際に働くことによって、また実際に働いている多様な人の考えを聞くことによって、この目的の理解に近づきます。 効率よく情報を集めるために、アンケートという手法を今年の学生は使っています。それもかなり早い時期に依頼がきました。人事の全メンバー宛に、働くことに関するアンケートが7問ありました。いずれもストレートど真ん中の質問ばかりで、若いっていいなっていう感じです。 その中の1つに、「会社が求めている人材とはどのようなものだとお考えですか?」というのがありました。 さて、みんなどう回答するんだろう。これ、いろいろな観点から回答ができますので、それによって回答は変わってきます。いくつか書きましたが、一番インターン生に伝えたいなと思ったのは、やっぱり「学ぶ力、学び続ける力を持った人材」という感じのことです。ちょっと前のブログ「学んだことはすべて残っている」ととてもつながります。 学ぶ力はどうやって養えるのか、1つは学ぶ経験をたくさん持つ、いろいろな学び方の経験をたくさん持つということがあるかと思います。これは別に勉強に限定しての話ではありません。 そして、学ぶためには、教えてもらえる必要があります。学び上手は、教えられ上手です。教えられ上手になるというのも、学び続ける力を持つ人材になるためにはとても大切なことです。以前、このブログでビジネス愛嬌力の話を少し書きました。 「また、失敗したのか、まったくお前は、こういうときにはこうやるんだよ」といった感じで、ついつい教えてあげちゃいたくなる人材っています。頑張っているのをみて、頼まれてもいないのに、参考になる書籍やデータを教えてあげたくなる人材もいます。こういった人達は、教えてもらう能力が高い(?)のだと思います。そこでは、ひたむきさや、真剣さ、まじめさ、オープンマインドなどの要素があるのだと思いますが、教えてもらいやすい人材の調査なんか、どこかにありませんでしょうか。きっと成長している人が多いはずです。 とにかく、インターン生には、学ぶ力、学び続ける力を得たら勝ちだよ、ということを伝えたいと思いました。というか、すべての大学生に。 ![]() ※職人の世界もそうですよねぇ。 |
事実と解釈の区分のお話です。
メンバーからの報告を聞く際に難しいのは、報告の中に事実と(事実からメンバーがとらえた)解釈が入り混じっていることです。解釈というのは、事実をもとにある論拠のフィルターを通って生まれます。もしその論拠が謝っていれば、その解釈は聞くものを混乱させ誤解させる要素になります。しかし、良質の解釈はものごとの対処を考える際に役にたちます。ただ、事実を並べているだけでは、話はなかなか進みません。ですが、解釈については十分に注意しないと、ミスリードを呼び起こします。 さらに難しいのは、メンバーが現場のリーダーから聞いてきた話の報告を受ける場合などです。メンバーが聞いてきた現場のリーダーが語った内容にも、まっさらな事実と(現場のリーダーがとらえた)解釈が混じっているのです。それを聞いてきたメンバーがきちんとそこを区別して把握してくれることはあまりないので、報告を受ける側は何層かに渡って事実の見極めをしなければなりません。 報告を受ける際に、事実と解釈を分けて報告してもらうようにすると、メンバーの側でもこれは徐々に習慣づいていきます。最初にきちんと事実を伝えてもらうわけです。でも、結構、メンバーが事実と思っている中にも、まだまだ解釈が混じっていたりします。まあ、それはご愛嬌として、事実のあとに解釈を伝えてもらいます。きちんとした論拠をもって自分なりの解釈をすること、その論拠を言葉にして伝えることができること、これは大切なことです。そうすれば、思いつきの意見、苦し紛れの意見というのはだんだんなくなっていくはずです。 キャリアカウンセリング協会のスーパーバイザー養成講座の第一期を受講し、その後の試験にも何とか合格して、第一期のスーパーバイザーの資格をいただきました。それから年月がたち、今年、更新の時期を迎えました。実技と筆記の双方の試験があったのですが、実技のあとの口頭試問が冷や汗ものでしたが、結果は何とかまた合格をいただきました。ここのところキャリアカウンセリング関係の活動はさぼりにさぼっています。スーパーバイザーの勉強をしていて、ただ1つ、日常からのアドバンテージがあるとすれば、今日のテーマとして書いた事実と解釈の区分を日常的に意識していることでしょうか。 橋本先生が提示された【スーパービジョンで取り扱う課題】の6つは次のとおりです。 【スーパービジョンでとりあつかう課題】 A:バイジーがいう課題http://admin.blog.fc2.com/control.php?mode=editor&process=load&eno=1970# B:バイザーがとらえたバイジーの課題 C:バイザーがとらえた「クライアントがとらえているであろうクライアントの課題」 D:バイザーがとらえたクライアントの問題 E:(カウンセラーがとらえた)クライアントがとらえたクライアントの問題 F:カウンセラーがとらえたクライアントの問題 何となく無間地獄に陥りそうな感じですが、報告を受け、その報告をベースに対策案を練るというトレーニングを日常的に大量にやっていることによって、このあたりについては意識が向きやすいことは間違いありません。 ![]() |
8月6日にアトリエMALLがキックオフしました。
13名の学びの場の作り手が、11月には何かを世に問います。私もクラス担任(?)として影ながら少し貢献し、打ち上げには呼んでもらえるようにしたいなぁと思います。 MALL(経営学習研究所)もキックオフイベントから2年2カ月が経ちました。構想が始まってからは3年近くになります。すべてではないですが、このブログでも毎回のリフレクションをしてきました。なぜか漏れているもの、時間がなくていい加減に書いているものもありますが……。キャリアカウンセリングのスーパーバイザー養成講座復習用の索引ブログをつくったらなかなか便利でしたので、MALLリフレクションブログの索引を今日は創ってみました。探し漏れがあるかもですが、気づいたら追加します。 台風が近づき、西の方は大変そうです。こっちは何とかなって欲しいですと思いつつ、外出します。傘をもったら負けだと思うので、傘は持たないで出ます。天候も心理戦です。 ********************************************************** ★キックオフ:シアターMALL 「これからの新人教育の話をしよう&イーゼル・プレゼン」 2012年06月05日 経営学習研究所(MALL)の振り返りは後日に 2012年06月06日 ツイート・リフレクション~経営学習研究所 2012年06月07日 MALLの場をつくった学生のお話 ~経営学習研究所 2012年06月08日 イーゼル・プレゼン① ~経営学習研究所 2012年06月09日 「sMALLラボ(仮)」イーゼル・ブレゼン② ~経営学習研究所 2012年06月10日 「sMALLラボ(仮)」イーゼル・ブレゼン③ ~経営学習研究所 ★sMALLラボ 「MALL☆ドラムサークル~MALLと一緒にドラムサークルを体感し、人材育成について考える~」 2012年12月02日 「MALL☆ドラムサークル ~MALLと一緒にドラムサークルを体感し、人材育成について考える~」 ★働く女性ラボ 「ロールモデルってそばにいる?」 2012年12月17日 「ロールモデルってそばにいる?」 ★ギャラリーMALL 「〈対話型鑑賞〉を人材育成に活かす」 2013年01月13日 「ギャラリーMALL:〈対話型鑑賞〉を人材育成に活かす」 ★Communication & culture Lab+Style Lab 「そろそろ地に足をつけて、グローバル人材としての実践を語りませんか」 「そろそろ地に足をつけて、グローバル人材としての実践を語りませんか」~経営学習研究所(Mall) ★sMALLラボ 「酒場学習論 〜古今東西、人は酒場で育てられてきた」 2013年04月29日 「酒場学習論」当選通知をお送りしました 2013年05月20日 「酒場学習論」~一般社団法人経営学習研究所sMALLラボ ★sMALLラボ 「普段とは少し違った視点で就職活動を一緒に考えてみませんか」 2013年06月22日 「普段とは少し違った視点で就職活動を一緒に考えてみませんか」、まずは御礼 2013年06月23日 終わってみないと気付けないことに、どうやって早い段階で気づくか 2013年06月24日 「普段とは少し違った視点で就職活動を一緒に考えてみませんか」報告 ★ギャラリーMALL 「行為の動機を行為する:ダンス・パフォーマンスを通してモチベーションを考える」 2013年07月28日 報告:経営学習研究所ギャラリーMALL「行為の動機を行為する:ダンス・パフォーマンスを通してモチベーションを考える」 ★sMALLラボ 「パラリンピックと日本人、僕らは何をしなければならないか!」~経営学習研究所(MALL)イベント 2013年11月03日 『パラリンピックと日本人、僕らは何をしなければならないか!』~sMALLラボ実践報告 ★シアターMALL 「OJTの再創造:僕らはイマドキのOJTをつくることにした」 2013年12月03日 「OJTの再創造:僕らはイマドキのOJTをつくることにした」~経営学習研究所シアターMALL ★Process Design Lab 「【Yahoo!流「爆速」組織開発!?:人事は現場のどんな問題に向き合い、どんな支援をしたのか?】」 2014年05月03日 MALLでの組織開発の話、花田先生のキャリアアドバイザーの話 ★sMALLラボ 「内定時期というトランジションを考える」 2014年07月06日 「内定時期というトランジションを考える」~今日はまだ振り返りではありません… 2014年07月13日 「内定時期というトランジションを考える」開催報告 ~経営学習研究所sMALLラボ ![]() ※リアルタイムはムービーばかりじゃない。イベントの最後に配られる、今日の写真も満載の「経営学習新聞」。 |
随分とブログの更新をさぼっていましたが、今日は告知です。
にっぽんお好み焼き協会主催の「第6回お好み焼き検定」の実施がリリースされています。 11月16日(日)開催、上級検定は2年に1度の開催なので、今年は初級検定のみの実施になります。愉しみながらお好み焼きのことを学べて、家庭で美味しいお好み焼きが焼けるノウハウを得られる、とってもお得な検定です。「お得」という意味では、毎年、参加者を驚かす豊富なお土産にも期待ですね。 上手にお好み焼きが焼けないので…、という人も安心です。この検定は、うんちくとノウハウを競うことが中心で、マークシート4択50問の筆記テストによるものです。お申し込みをいただくと、サイトから「要点集」を得られますので、これさえマスターすれば、ばっちりです。 実施の詳細は以下のとおりです。詳しくは協会サイトまで。 11月16日(日) 東京会場 日清製粉株式会社本社 第1回 9:30-10:30、 第2回 11:30-12:30、 第3回 14:30-15:30 大阪会場 日清製粉株式会社大阪営業部 第1回 9:30-10:30、 第2回 13:30-14:30 検定料: 3240円 お申し込みは、協会サイトまで。 2010年10月から2011年3月まで、NHKの朝の連続ドラマ小説でやっていた「てっぱん」。あそこで登場したお好み焼きのほとんどは、にっぽんお好み焼き協会の佐竹理事長が焼いていたものです。佐竹理事長は最近では、関西で「満月の日はお好み焼き焼きの日」という、満月の日にいろいろな創作メニューのお好み焼きをたべるムーヴメントも起こそうとされています。 そうそう、「てっぱん」といえば、冒頭で流れていた葉加瀬太郎の音楽に乗ったユニークな踊りを覚えていますか。コンドルズを率いる近藤良平さんの振り付けによる「てっぱんダンス」 去年、経営学習研究所のイベント「ギャラリーモール 行為の動機を行為する:ダンス・パフォーマンスを通してモチベーションを考える」に、近藤良平さんに来ていただき、佐竹理事長も一緒に全員で生の「てっぱんダンス」を踊ったのは感動ものでした。 その近藤良平さんが取り組んでいる「にゅー盆踊り」が8月10日(日)に池袋であります。今年は初参戦の予定ですが、事前の練習会に行けなかったので、これからユーチューブで予習をします。 ダンスの持つ力はすごいです。 人の集う力はすごいです。 夏にしかできないことがあります。 そして我々はいまつながっています。 なので盆おどるのです そしてnewなのです 近藤良平 ![]() ※てっぱんダンスinMALL 左側には佐竹会長も |
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