部屋の中が資料だらけです。
しかも、整理がされていないので、なかなか見つかりません。 たまに整理をして、大量に資料を捨てるのですが、たいてい捨てた資料に限って、捨てた2週間後くらいに必要になります。今回もまさにそうでした。7年も捨てずに持っていた資料をもういらねえなと捨てたら、必要になりました。因果なものです。で、捨てる前に、必要なエッセンスだけ、ここに残しておけば後悔しないんじゃないかと思い、ためしに1つ書いてみます。 もう10年ちょっと前に、ある採用ベンダーからいただいた資料です。資料には「面接学が語るもの」とあります。面接学というと、臨床心理っぽい感じを受けますが、ここでは採用面接のお話が書かれていました。 ◆ウエブスターの研究 面接される人の言動は、非常に大きく面接する人の言動によって左右される。面接する人が「ネガティブな心象」を持つと、面接態度が消極的になり、冷たくなり、批判的になる。その結果、面接を受ける側は、怯えや不安に陥り、答えがしどろもどろになる。この責任は誰にあるのだろうか。 ◆キーナンの提言 カウンセリングの領域で開発された多くの技法がある。その技法はすべてよい面接にとっても欠かせないものであり、面接される人のベストなものがあらわれる。 (1)あたたかいマナー (2)目をまっすぐ見る (3)しばしばうなずく (4)真剣に聞き、真剣に話す (5)批判を控え、共感を捜す (6)リラックスし、愉しむ ◆難しいことをやさしくわかりやすく言える人は賢い ◆充実した楽しい会話ができる人は対人能力が高い ◆選考プロセス全体の考え方 Ⅰ.落とす …キーワードは後味 Ⅱ.見極める …キーワードは客観的 Ⅲ.採りにゆく …キーワードは好き嫌い 読んでいて、「面接官ハンドブック」を作りたくなりました。年末年始にでもつくるかなぁ。 採用といえば、ダイヤモンドオンラインでの連載「採用は愛とマーケティング」の2回目がリリースされています。 たまたまですが、テーマは面接です。書いてみると、これでいいのかなぁと思うことがたくさんあります。書くこと自体がリフレクションになっているということです。 ![]() |
さて、あらためて告知です。
にっぽんお好み焼き協会が主催する「第6回お好み焼き検定」は、11月16日(日)に開催されます。 ただいま、絶賛お申し込み受付中です。 興味のある方は、こちらのサイトをご確認ください。検定には、初級と上級がありますが、今年度実施されるのは初級のみです。マークシート式の試験で、申し込みをいただいた方がサイトからダウンロードできる「要点集」をしっかり予習すれば、十分合格できるものです。是非、この機会にお好み焼きのうんちくが語れるお好み焼き博士にチャレンジしてみませんか。 *************************************************************** にっぽんお好み焼き協会主催第6回「お好み焼き検定(初級)」 ~お好み焼きに関する様々な問題に答えて“お好み焼き博士”を目指そう!~ ■ お好み焼き検定とは 「お好み焼き検定」は、お好み焼きを生活に密着した日本の食文化としてより定着させることを目的として、にっぽんお好み焼き協会が実施している一般の方を対象とした検定試験です。 お好み焼きに関する雑学や、材料である小麦粉・ソース、お好み焼きの焼き方や素材など、様々な設問に回答いただき、一定基準を満たした方に合格認定証が発行されます。 設問は、2010年から2011年にかけて放映された NHKの朝の連続テレビ小説「てっぱん」で、お好み焼き技術指導担当を務めた、にっぽんお好み焼き協会の佐竹会長が監修します。今回実施する初級検定に合格すると、より難易度の高い上級検定(今回は実施せず)の受験資格を取得できます。 《日清製粉グループ本社のプレスリリースより》 ■にっぽんお好み焼き協会とは にっぽんお好み焼き協会は、お好み焼きの普及・啓蒙を図るとともに、お好み焼き業界のレベルアップを支援することを目的とする組織です。お好み焼き店を営業されている方々を対象とした技術講習会・講演会等のイベントや、お好み焼きを含む“粉食”の調査・研究等を通じて、お好み焼き業界全体の発展に寄与しています。 《日清製粉グループ本社のプレスリリースより》 ■ 第6回「お好み焼き検定(初級)」実施概要 ・実施日時:2014年11月16日(日) <東京会場> ①9:30~、②11:30~、③14:30~(各回定員120名) <大阪会場> ①9:30~、②13:30~(各回定員50名) ※所要時間は約1時間です。 ・試験会場: <東京会場> 日清製粉株式会社 神田錦町ビル(東京都千代田区神田錦町1-25) <大阪会場> 日清製粉株式会社 大阪営業部 (大阪府大阪市淀川区宮原3‐5‐36 新大阪トラストタワー) ・回答方式:マークシート方式(1問2点×50問、60点以上で合格) ・受験料:3,240円(税込) ・申込み方法:お好み焼き検定WEBサイト「申込みフォーム」からお申込みください http://www.okonomiyaki-kentei.jp ・受付期間:2014年11月5日(水)まで ・主催:にっぽんお好み焼き協会 http://www.okonomiyaki.to/ ・協力:日清製粉株式会社、ブルドックソース株式会社、株式会社ぐるなび、ホッピービバレッジ株式会社、正田醤油株式会社(順不同) ![]() ![]() |
経営学習研究所の新しいチャレンジ、アトリエモールが進行しています。
といっても、本当にチャレンジしているのは、13名の学びの場の作り手です。いずれも、アンダー35の、自ら手をあげて参加している志のあるメンバーです。 13名は、2つのチームに分かれて、それぞれが11月に学びの場を創り上げます。そして、その学びの場には、下記のような条件付けられています。 ・参加者数:30〜50名程度 ・参加費:3,000 〜 5,000円 ・参加対象者:「人材育成」に関心のあるビジネスパーソン ・プログラム:2〜3時間のプログラムで、「参加型」の要素を部分的に組込む ・主催者:アトリエ・メンバーを「主催者」、 MALLを「協力者」とする。 ・費用&収益:イベント開催の費用と収益に関しても「自主開催」とする。 全メンバーが所属組織の枠を超えて、それぞれが持ちうる知見を持ち寄り、そこからまた新しい何かを生み出そうとしています。22日(水)には最終審査会が開催され、実施の可否が確定します。MALL理事は、その両チームに対して、担任・副担任として支援をしたり、各ミーティングの際にはガチで意見を伝えたりしています。 また、この企画の面白いところは、同時進行で様々なことが行われているところです。 「日本の人事部」では、この取り組みを同時進行でレポートをしてくださっています。しかも、レポートするのは、参加者たち。非常にリアルです。 ここまですでに2回のレポートがされていますので、ご紹介しましょう。 【特別企画】新たな学びの場つくりのユニット『アトリエMALLプロジェクト』を密着取材 第1回 企画の立案からキックオフミーティングまでのレポートです。 第2回 各チームの活動から企画審査会までのレポートです。 第2回のレポートにある「本気過ぎるイベント企画審査会」という言葉、まさにそのとおりでした。前回の審査会では、両チームともにそのままの形では開催のOKが出ずに、次回10月22日にそれは持ち越されました。 さて、両チームの活動は、FBのグループで共有されます。FBのグループには、メンバーだけではなく、それぞれの担任1人と共通の副担任が2人、MALL理事から加わります。他の4名の理事は日常のチームの活動は、直接にはウォッチしませんが、週末毎にメールで理事達のやりとりがあります。 そして、タイミングを見計らって、書かれる中原代表理事の絶妙なブログ。 10月14日 イベントをつくるとは「問いを決めること」である!? 何気なく、一般向けに書かれているようにも見えますが、アトリエモール参加者からみれば「ドキッ」とさせられる内容ですし、また心温かいエールでもあります。 9月18日の中原代表理事のフェイスブックでは、唐突に以下のような書き込みがありますが、企画審査会の直前の時期であることを考えると、参加者だけにはわかる宣戦布告(?)です。 『来週、アクションラーニングで、僕に第一案を発表なさるみなさまへ。まさかとは思いますが、最初の発表だし、とりあえず「当て」てみようと思ってらっしゃいませんか(笑)? 巷のアクションラーニングで「当てるプレゼン」はよく見受けられますね。今まで3万6000回くらい見てきました(笑)。僕は「ガチモード」で臨みます。素敵な週末を!素敵な発表を愉しみにしてます!』 こんな様々な伏線も抱えながら進むアトリエモール・プロジェクト。イベントが決まりましたら、主催メンバーの許可が得られれば、こちらでも告知します。ご期待くださいい。 ※経営学習研究所の過去の活動をまとめた「まとめブログ」を創っています。興味の方はご参照ください。 ![]() ※全メンバー集結です。意図的に違う方向をみている人がいるのが、いいところ……。さて、何人いるでしょうか。 |
昨日MCCであった花田先生のスーパービジョンの中で、大学内でキャリア支援をされている方がされていたお話です。
最近、大学に対して、企業の人事担当者からキャリア支援や就職活動支援をしたいという売込みがかなりあるそうです。多くが比較的若手の担当者であり、いずれも熱い情熱のある人だといいます。 ただ、これがなかなか困ったアプローチなのだそうです。 就職活動、大変だよねという同情的な視線から入るケース。自分はこうやってやってきたという自分の経験を押し付ける上から目線的なアドバイス、自らが経営のレイヤーでもないのに最終面接の対応ノウハウを語るこっけいさ、そんなことがいろいろとあるそうですが、でも学生はキラキラした目をして一生懸命にメモをして聞き入っているんだろうなぁと思います。どうせ語るなら、経験談やノウハウ話ではなく、日々のリアルな仕事について語ってくれるといいんですが…。 企業人が大学に入りこんで学生と交流をすることはとてもいいことです。人生の後輩に何かをつたえたいという思いも大切です。でも、自分が語ることが相手に影響を与えているということに対しては、敏感で慎重になる必要があります。仮に無意識であっても、自分が語って気持ちよくなることや、充実感を得ることが目的になってしまっては絶対にいけません。 私も大学で話をする機会が少なからずありますので、自らのスタンスと、する話の内容にはあらためて注意をしなければならないとあらためて感じさせるお話でした。また、責任をまっとうするためには、より自らの学びを深めることが最低限必要なことだとも感じます。 という文脈で紹介するのはどうかとも思いますが、ダイヤモンドオンラインで「採用」についての連載を書かせていただけることになりました。コーナーのタイトルが「採用は愛とマーケティング」。29歳の時に新卒採用の責任者になった際に掲げたスローガンです。実に青臭いのですが、これがいいといってくださる人がいました。 今日聞いた話を肝に銘じながら、書き続けることにします。 ![]() |
| ホーム |
|