今年もペッカー橋田さんが率いるNPO法人「楽器で笑顔基金」の「NO!風化!!復興支援ライブ」があります。今回は月遅れで4月開催。場所はいつものクロコダイルです。
「楽器で笑顔基金」は私もほんとにささやかながら設立に絡ませていただいたNPO法人です。 あらためて、その設立趣旨を引用させてください。 2011.3.11、午後14時46分、東日本の海岸一帯を襲った大地震、それに伴い発生した1000年に一度とも言われる巨大津波は、特に東北の沿岸一帯で、壊滅的な事態を引き起こしたのです。甚大な被害は広範囲で街ごと消滅した地域もあります。そして、そこに住む子ども達も多くのものを失いました。家族、家、友達、学校。そして計り知れない程の大きな心の傷を負いました。 そして、その傷を癒やしてくれるであろう、「音楽」も失っています。 入学式で買ってもらったハーモニカも、音楽室のオルガンも、講堂のグランドピアノも、あの巨大津波が押し流してしまいました。 震災から日が経つにつれて、目に見える大きなモノから順に復旧されはじめています。しかし、目に見えない心の傷はどうでしょうか。どこまで癒やされれば復旧されたと言えるでしょうか?我々は、子ども達が新しい楽器を手にし、音楽を奏でることを心から楽しめるようになるところまでを、心の復興と位置づけ、長い支援を目指すことにしました。 音楽を楽しむ子ども達のはじける笑顔が、復興のたくましいエネルギーになってくれますように!! そして、あの日を風化させないためにも、地道な支援をペッカーさんが中心になって、まだまだ続けます。 今回のFBでのイベントフライヤーができた案内からの引用です(案内発信日は3月11日よりも前です)。 ****************************************************** 今年で丸4年経とうとしています。 今年も、少しでもできることをやります。 たくさんの皆様に集まっていただき 東北大震災で起こったこと、そして今尚、 起こっていることに想いを馳せる。 そんなきっかけになるといいですね。 4月16日 木曜日 おなじみライブハウスの老舗!原宿クロコダイルで開催の 東北大震災チャリティーイベント 第6回 あれから丸4年 NO! 風化 のイベントフライヤーが出来上がりました。 デザイナーのぶらきち様 一回目からずっとフライヤーをデザインしていただいてます。 ありがとうございます。 今回もかわいいワニのデザインです、 出演バンドがSamba Reggae-tonなので ブラジルカラー そしてレゲエのラスタカラー 出演バンドのPORCO ROSA ピンクの豚ちゃん のピンクも 春の桜満開のピンクも反映しています。ぶらきちさま 本当に才能豊かなデザイナーさまです 2015年 春! 4月16日 木曜日 open 18:30 start 20:00 出演 PORCO ROSA(サンバ・レゲエトンバンド15名編成) ヒダノ修一&ウェバレーにょ! (和太鼓世界最高の奏者ヒダノ氏とアフリカ、セネガルのサバール奏者 ワガン氏 自由自在にサックスを操る石田氏、これまたギターの玉手箱、なんでも弾いてしまう長谷川氏 そしてお祭り男のペッカーが繰り広げるワールドビートバンド)盛り上がり必死です。 みなさま、お誘い合わせの上お越しください。 残念ながらすでにご予定が合わない皆様、 よかったらお友達に拡散、こんなのあるみたいよ〜〜 とおしえてあげてください。 よろしくお願いします。 ************************************************************* ![]() ※毎回、素敵。今回のフライヤーは派手派手。 ![]() ※NO!風化 東北支援ライブ#2、だよな、たぶん。 ![]() ※NO!風化 東北支援ライブ#3、だったと思います。 ![]() ※NO!風化 東北支援ライブ#4、だったはず。 ![]() ※昨年9月の気仙沼、地福寺の境内でのライブ後の記念撮影 ![]() ※その翌日、同じく気仙沼市立面瀬中学校の体育館でのライブ |
今日の夜は、経営学習研究所(Mall)の定例ミーティング。Mallでは、2カ月に1回、理事と事務局が集まり、ミーティングを行っています。3月ということで、来期の話などを中心にミーティングは続きます。一般社団法人ですので、定款の定めに基づいて、総会の開催や決算もしなければならないので、組織運営の話も大切です。とっても忙しいメンバーですが、7時半から8時の間には集まり、いろいろな議論を交わします。
で、終了後は、なぜかいつもドイツビールの店に移動します。そして、吞み会です。今日は、中原代表理事、板谷理事、島田理事、牧村理事と私の5名が吞み会まで参加です。 今日、改めて感じたのですが、この吞み会がとても素敵なんです。別に誰かが盛り上げたり、演出したりするので素敵だということではありません。ただ、続けられる会話の織りなす空気感とでもいいますか、そんなのが素敵です。単にバカ話をしたり、昔話をしたりするわけではまったくないですし、仕事の話を職場の延長上でぐたぐたとすることもありません。どんどんテーマが移ろいながらも、ゆるくも真面目な話をつまみにビールとワインが進むそんな構図です。で、それぞれが勝手に自分に結びつけて、リフレクションをしている、そんな感じです。 この空気感を感じられ続けるためにも、この活動は真剣に続けていきたいなぁと帰りの電車で思いました。そして、こういう空気感をもっともっと多くの人に共有していただくために何ができるのか、ということも。自分たちの職場でも実践できないかなぁとか。 ![]() ※今日の吞み会の写真、撮り忘れました。で、前回の企画から、次回企画の紹介シーンです。あと少しだけ、席があるみたいです。関心のある方は、是非、コチラの中原代表理事のブログをご覧ください。3月24日の開催です。 |
昨日に引き続き、連歌ならぬ連プログをしてみましょう。
と、狙ってわけじゃないんだけど、書きたいネタが書かれていたので……、このタイミングというのは面白いものです。 ということで、今日も中原先生のブログ『3回やれば事業が「安定」する、安定した頃には「マンネリ化」がはじまる!?:組織学習をめぐる闘い!?』からインスパイアされたことを書きます。 中原先生のブログでは、組織学習をシンプルに「経験を積んで、だんだんと組織がスマートに振る舞えるようになること」と語ります。新しいことをはじめたときは何事も混乱している、でも3回やると安定してくる、そして安定化とともにルーチン化とマンネリ化がやってくる……、てな話に続きます。 これ、まさに同感です。 私は結構、新規組織、新規プロジェクト、新規ビジネスの立ち上げに携わった経験が何度かあります。新組織はあきらかに3年目に危機が来ることが多いです。必死にわけもわからずに走った1年目、いろいろと工夫をこらして地盤を築いてきた2年目、それをまわしているばかりの自分に気づく3年目という感じでしょうか。なので、特例子会社を創設した際も、最初の3年を超えたところに、いろいろ危機がくるなと思って考えており、やはり想定しないものも含めていろいろな問題が出てきましたが、心構えがあったこともあり危機まではいかずにすみました。 多くの企業で新卒新入社員に対して、3年目あたりに集合研修を入れますが、これも意味のある時期なのかもしれません。 以前にも書きましたが、「3年目の浮気」(ヒロシ&キーボー)という唄もありました。夫婦というのも組織ですから、組織学習に必死な期間を終えた上でのマンネリというのは当てはまるかもしれません。 3年目の危機を回避するためには、「いったん学習した内容を棄却(Unlearning)し、新たな物事を、次に生み出さなくてはならない」ことは間違いないのですが、これに突然、対峙するのは相当に心理的にしんどいです。なので、このような仕組みをあらかじめビルトインしておくことが大切だと思っています。 例えば、3年目から意図的に何か新たなプロジェクトをさらに立ち上げることを2年目の頭あたりから予告しておくとか、一番簡単なものとしては、私が特例子会社でいっていたような「3年目の危機」というのはきっと来るよ来るよ来るよ、と常々狼少年のように語っているとか。 要は常に安定させないように自分の組織を揺さぶっておくということでしょうか。 でも、よくよく考えると、今の時代、3年間ももたない組織や企業はたくさんあります。3年目の危機や3年目のマンネリを経験できたり、そんなことで悩むことができているということは、とても幸せなことなのでもあるわけですよね。 ![]() |
ここんところ、まじで結構、時間不足で、ブログも全然書いてません。ていうか、定期的に拝見している方々のブログもSNSもほとんどノータッチです。でも、あの忙しい中原先生がちゃんとブログを書き続けているのをみて、さすがだなぁ、とあらためて思ったりします。
で、本日は、中原先生のブログから。たぶん、昨日のかな、『「要するに、ワンワードでいうと何よ?」と部下を「詰める」前に考えたいこと!?:「ワンワード爆弾」「なんでなんで爆弾」「要するに爆弾」はいつ投げるのが適切か? 』ってタイトルの奴からインスパイアされたことを書いてみます。 確かにこれ、中原先生の頻出フレーズですね。この話に、新人インタビューの話が続き、そして部下に適切に対峙することの難しさ、とつながります。ほんと、難しい。今日も反省しきりです。土曜日なのに。 読んでみて、自分も反省するのですが、どうしても直りません。「ワンワードでいって」という言葉こそは使いませんが、「要するに何?」とか、「で、結論は?」という詰め方をついついしてしまいます。 これって多分、そこそこ経験にまみれた上司と、仕事の経験が浅い部下との基本的な違いから来てしまう宿命的なことでもあるのかと思います。ですから、そうそう簡単に解決はしないのです。 ざくっと考えると3つくらい理由がありそうです。 部下が、上司に「ワンワードで」とか「要するに何?」とか「で、結論は?」とかいわれるのは、要は部下がまどろっこしい説明を始めてしまっているからです。まどろっこしい説明をするとき、その理由の多くは自信のなさです。これ、上司に了解もらえるのかなと自信のない中で探りながら説明を始めるともう駄目です。この自信のなさは、本当に自信が持ててないことも多々あると思いますが、上司と部下という関係からもたらせられることもあるでしょう。 2番目は、ほとんどの場合、上司は部下よりもゴール志向性、目的志向性を強くもって仕事をしています。これに対して、経験の浅い部下は、積み上げ志向的にどうしても作業をしがちです。そうなると、説明も積み上げ的にしてしまい、ゴール志向性の強い上司からみると、聞いていられない説明になってしまいます。 3番目としては、保有している絶対的時間の差です。いつの頃からでしょうか、上司は部下よりも絶対的に忙しい存在になってしまいました。昔は違ったような気がするのですが…。とにかく上司は時間がありません。それに対して、部下は実はそこそこ時間があるというケースが多いように感じます。上司は時間がないので、この仕事はこの15分で終わらせよう、次の会議までの合間にどの仕事を片付けよう、という思考で仕事をしています。そこに時間浪費型の説明が入ると、どうしても詰めてしまう、困ったことです。 「ワンワード」「ワンセンテンス」「ワンシート」でものを表すことは、相当に大変なことです。自分のやりたいこと、いいたいことの本質をしっかりと握っていないとできません。だからこそ、このトレーニングには意味があります。これができないということは、まだまだ仕事を深められていないのかもしれません。 逆に言うと、きちんと「ワンワード」「ワンセンテンス」「ワンシート」のノリで話を持ってくる部下に対しては、無条件に安心感を持てます。そのため、容易にOKを出しがちになります。逆に細かい話なんかは聞かなくてもいい感じにすらなります。細かい話からはいられると、枝葉末節についつい質問攻撃をしてしまったりします。面白いものです。 ってことは、この無意識の上司の心情を戦略的に使わない手はないですよね。 皆さんはどうでしょうか。 ![]() |
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