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日本キャリアデザイン学会、研究大会へのお誘い
特に研究活動はしていないのですが、文系でも1つくらい学会には常に入っておきたいと思い、今、入っているのは、この日本キャリアデザイン学会です。たまに、大学の先生や研究者の皆様と交流することは、実務家にとっても刺激になります。で、学会には年国一度で最大のイベント研究大会というのがあります。来月9月の第2週の土日にありますので、ちょっと覗いてみようかなぁという方、少々お値段ははりますが、いかがでしょうか。学会員でなくても参加は可能ですし、この機会に入っちゃおうなんてのりもよいかと思います。どうせ参加するなら、懇親会まで行かなきゃ損です。この分野を知る人であれば、誰しもがお名前を聞くような先生方ともフランクに対話ができる場です。あと、毎回、前日に研修ツアーがあります。どうせなら、ここから参加してしまうと、とっても仲良くなれます。
ただ、今回、開催は愛知教育大学、遠いです。名古屋からもちょっとあります。ですが、中京地区でご活躍の皆様、よろしければ是非。ご興味のある方はご連絡ください。

ホームページから、概要だけ、引用しますね。

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テーマ『豊かなキャリアのための「学びの場」の創造 ~人づくりのこれから~』

 今、学ぶことの意味が問い直されている。現在、学校、企業、地域、家庭などのいずれの場においても、人づくりとしての学びのあり方に、何がしかの困難を抱えている状況は少なくない。かつて学びには「夢を叶える」「一人前となる」「自立する」「共に生きる」といった目標があった。そんな目標実現の説得力が揺らぐなか、学びを通じて形成される豊かな未来とは、どのような姿なのだろうか。相互に信頼し、切磋琢磨し、誰もが確かな手ごたえを感じられる学びの場は、いかなる方法によって創造可能となるのか。また、それらの学びを通して人づくりをどのように展開していけばいいのか。本大会において、それぞれの場面におけるキャリア教育とキャリア支援の実践を通じた、これからの学びのあり方と、その先にある学びを通した人づくりの未来について、学び合いたい。

・日 程 2016年9月10日(土)9:45~17:45 交流懇親会18:15~20:15
2016年9月11日(日)9:30~16:30
・場 所 国立大学法人愛知教育大学
〒448-8542 愛知県刈谷市井ヶ谷町広沢1
名鉄知立駅にて下車、名鉄バス愛知教育大前行き(約20分)愛知教育大前下車(大会期間は臨時バス運行予定

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⇒ 大会ホームページ
⇒ 大会のプロクラム
⇒ 大会の申込
⇒ 前日の研修ツアー
⇒ 学会ホームページ

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昨年は札幌の北海学園大学での開催でした。秋晴れでしたが肌寒く、半袖では耐えがたく、途中抜け出してユニクロで秋モノを買った記憶があります。金曜の夜に5軒、土曜日はオフィシャルな懇親会のあとで3軒、最終日は戻る途中で3軒呑み、ラーメンは計5杯という戦果でした。もちろんメインは研究です。研究大会中は真剣だったので、写真がなくてごめんなさい。


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【2016/08/20 09:22】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
怒りの仕組み~アンガーマネジメントのお話を聞きました
野口先生のメンタルコンシェルジュのセミナーで「アンガー・マネジメント」の話を初めて聞きました。

これは、別に道徳的、思想的、教条的なものではなく、知識として怒りを理解し、技術としてそれをマネージメントするという考え方です。だったら、誰でも使えそうですね。

よくよく考えると、怒るポイントって人によって全然違うじゃないですか。これはなぜでしょう。

私たちが怒る理由の根底には、私たちの持つ「べき論」(コア・ビリープフ)があるからだというのです。
そして、自らの「べき論」と現実とのギャップが、怒りの発生源なのです。私達ひとりひとりが持っている「べき論」が強ければ強いほど、そして現実とのギャップが大きければ大きいほど、怒りは大きくなります。

この「べき論」というものは人によって違します。世代によっても、地域によっても、属する社会によっても違うでしょう。

そして、良くも悪くもすべての「べき論」は、当人にとっては正論なのです。どっちがより正しいとかいう議論はあまり意味を持たないのです。

いろいろな例をあげてお話をいただきましたが、高校野球の例を引用します。
高校野球の試合で、投手に敬遠の指示を続けて勝利にこだわった監督がいます。「べき論」によっては、けしからんと怒る人もいるでしょう。「べき論」によっては勝負に徹したことを賞賛するかもしれません。こういったことが「べき論」の本質、そして怒りの本質なのです。

と考えると冷静な対処方法がいつくか見つかってきそうです。

まず、自分の「べき論」を周囲に理解してもらっておくことは大切ですね。特に組織ではそうです。組織を率いるリーダーであれば、自分の「べき論」をきちんと日頃から周囲に伝えることが大切です。

「遅刻は絶対に悪だ」、「仕事はスピードが命だ」などというのは、その人が持つ「べき論」です。「遅刻は絶対に悪だ」といっても、会議の定刻に来ればOKという「べき論」の人と、会議は当然5分前集合だろという「べき論」の人がいます。難しいですね。ただ、いずれにしても、自分の「べき論」をチームに伝えておくことによって、チームに行動規範的な背骨ができますし、メンバーも動きやすくなります。

さらには、都合や機嫌や好き嫌いによって好き勝手に自分の「べき論」を変えないことです。ぶれぶれのリーダーについてくるフォロワーはいません。

あとは、自分の「べき論」を大きくしていくことです。他者を受容することと同じかもしれません。「べき論」が極めて狭いリーダーの下で働くのは、ちょっとつらそうです。下手するとパワハラ職場になりかねません。自分の「べき論」を大きくすることは、自分が一まわり成長することともつながりそうです。

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※酒場探訪シリーズ031 ますらお@門前仲町  高くて旨い立呑みは当たり前、ここ安くて旨いし美しい。でもなかなか入れなかったり、時間はかかったり。ほんと素敵なお店です


【2016/08/19 22:41】 | マネジメント・リーダーシップ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「会社での恋愛は禁止ですか?」~ある障がい者の就労支援機関でのお話
先日、とある障がい者の就労支援機関にお邪魔してお話をする機会がありました。
2011年の三浦U理論合宿で知り合い、その後はほぼ呑み屋でしかあっていない方が
いつの間にかそちらの機関で支援スタッフをされており、そのご縁です。

障がい者雇用からみで講演をする機会は多いですが、
今回は支援機関の利用者の皆様対象ということと、大半が20代の若手であること、
また大半が就労経験がほとんどないということで、
お話の内容は新しいパターンにしてみました。

2部構成で、「1部:働く現場を見てみよう」「2部:仕事で大切にしていること」としました。
働いたことのない人が、働くことのイメージを少しでも持てるように
また、今の就労訓練が実際に働くことにちゃんと繋がっているんだということ
最低でもこの2つを実感してもらえるといいなぁと思って臨みました。

1部はほとんど写真です。職場風景をいろいろと見てもらいながら、リアルなお話をします。
2部は少しちゃんとしたお話をしています。
会社運営にあたって大切にしていること、また社員に大切にして欲しいと思っていること。
事前質問をたくさんいただいていたので、その中から特に多かった
採用する人しない人の差のような話、実際の面接ってどんな感じなのという話も織り交ぜます。

1部、2部ともに質問タイムを挟みます。
ここのファシリはお手のものという方がやっているので、とても安定感があります。
最初こそ緊張していた皆さんですが、支援スタッフの方が質問の口火を切ると、
いろんな質問が出てきます。

例えば、「会社での恋愛は禁止ですか?」。

いい質問ですよね。いうまでもなく、恋愛は禁止できません。
「恋はするものではなく落ちるもの」(GCDFの橋本先生)ですから、禁止しても意味がないのです。
私たちがみるのは、2点だけだといっていいでしょう。
1つは「仕事生活に悪い影響を与えないか」(自分だけでなく周囲も含めて)、
もう1つは「相手に迷惑をかけていないか」。
この2つに差し障るようなことがあれば、会社の上司として介入します。
でも、そうでなければ、暖かく見守ります。
そんなことをできるだけわかりやすく心がけて語ります。

会社説明会なんかやっていたり、採用面接なんかをやっていると、
質問のための質問だったり、つくられた感じの質問にうんざりすることが多々ありますが、
今回の質問はみんな「素」の質問です。
そして、質問の背景にそれぞれがずっと感じていたり悩んでいたりする何かがたぶんあるんです。
そんに「素」の質問を受けると、こちらも自然と素朴にお答えすることができます。
相手に通じるように「素」の質問ができるということは、パワーです。
お会いした皆さんが、それぞれの職場に旅立ち、そこで仕事に愉しみを見いだすことを願っています。

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※酒場探訪シリーズ030 二毛作@立石 ~とっても綺麗で新しく予約もできます。それでいて懐かしさもキープ、で、トマトです。おちょこが浅いのが玉に傷で随分と日本酒こぼしました。



【2016/08/17 23:58】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
野毛物語~ホッピー仙人、野毛ハイボールも…
本日から、そろりそろりとお仕事再開しています。
今回は仕事を離れて、のんきな夏休みを過ごしました。
といっても、どこかに出かけたのではなく、近郊を呑み歩いていました。

船橋、立石、門前仲町、野毛、と歩きました。あと地元でも。

昨晩は野毛でした。
久しぶりに降り立つ桜木町駅。駅の片側は、みなもみらいの21世紀光景。
そして、片側は、桜木町ぴおシティを経て野毛へと20世紀の光景。

25年くらい前までの数年間、毎月この町に来ていました。
小麦粉の大手特約店の横浜支店が桜木町の駅近くにあり、
月に1回、夜に全営業に集まっていただいての販売会議です。
終わった後は、決まったように近所の中華料理屋でビール、餃子、タンメンで〆ます。
中華料理屋に移動する途中、野毛の飲み屋街を横切ります。
7年近く通っていましたが、
いつもこちらに来るのは営業車なので、飲み屋街とは縁のない7年でした。
今考えると、もったいない、もったいない。
でも、あの頃、古典酒場にもさしたる興味もなかったですから、まあそんなものです。

で、私が異動することになったときに、
お2人の幹部が別々に一対一での送別会をしてくださりました。
まだ20代の頃です。
お二方とも、ご自身が大好きなお店に連れて行ってくださりました。
今から思うと、最高のおもてなしですね。

お一人は昨年なくなってしまったあの「武蔵屋」。
すっごく不思議な空間だなあという記憶と、連れて行ってくださった方が
ものすごくその空間に馴染んでいる、仕事をしているときよりもいい感じ、
と思ったのを記憶しています。

もうお一方が連れて行ってくださった店は、店名を忘れてしまったのですが、
この4月から通っている「「古典酒場部川崎校」の仲間の野毛通の方に
思い出を語ったら、「きっと末広で間違いないです」とのことでした。
日本酒を「たぬき」とか「こたぬき」とかオーダーしていたというのが、唯一の記憶です、

で、その流れで、「古典酒場部」仲間のその方と昨日、野毛に呑みに行くことになりました。
私の個人的なお愉しみというかお目当は2つ。
1つ目は、20世紀の私の7年間の野毛とのお付き合いをたどること。
約束時間よりもちょっと早くついて、
いまはもうないお客様の横浜支店の跡地に行って(マンションになってました)、中華屋も勘で探します。
たぶん間違いなくここだなという店がありましたが、
お休みで中がのぞけず、確証までは得られません。
1軒目で「末広」を覗きに行きましたが、月曜日だからかお盆だからかお休みでした。

もう1つは、ここ数年、ずっとずっと行きたいと思っていた2つのお店に行くこと。
どうも一見で一人でいくのは気が引けて、よい機会がないかと思っていました。
ほんと嬉しいです。感謝感激。

2つのお店とは、いずれも都橋商店街にある「ホッピー仙人」と「野毛ハイボール」。
それにしても、都橋商店街はすごいことになっています。
あいたスペースに次々と新規の飲食店がオープンし、
自然発生的な飲食店ビルになっています。
「ホッピー仙人」が人を呼び、人が店を呼びという10年間が作り上げた奇跡です。

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「ホッピー仙人」、噂にたがわず、立ち席満載の盛況ぶりでしたが、
びっくり仰天するしたのは、なんと今日はホッピー切れ!
生ホッピーも瓶ホッピーもソールド・アウトです。
われわれの直前になくなったみたいです。
「青リンゴとレモンならあるけど」という仙人の声に反応し、
ホッピービバレッジ社の青リンゴサワーとレモンサワーを2人とも1杯ずついただきます。
絶対、近日中にホッピー呑みに来ようと思いました。

それからもう一店の「野毛ハイボール」。
こちらは奇跡的に待たずに入れます。
ハイボールをいただき、結構衝撃的なモスコミュール(後ろのピンにも注目)をいただき、
次にモヒートをと思ったところが、こちらも品切れ。
かわりにメキシカン。トマトです。
絶対、夏の間にモヒートも呑みに来ようと思いました。

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年齢もずいぶん違うのですが、
酒場好きということだけが共通で、呑みにいける仲間がいるというのはとても嬉しいです。
特に4月からの「古典酒場部川崎校」には、もともとの知り合いが一人もいないので、
実に気軽に1人の酒好きとして呑みに参加できます。
この感覚、とても素敵です。酒場でふれあう仲間そのものみたいです。

昨日の1軒目は「萬里」。ここは25年前ももちろんありました。
焼餃子と水餃子を食べつつ、生ビールを2杯。

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そうそう、少し早くついたこともあり、ビオシティの「石松」でゼロ次会してました。

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もう少し、終電遅くならないかな。あと、最後の東海道線が品川止りになるのもなぁ。
キアッケローネも行きたいなぁ。

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【2016/08/16 20:10】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
だんだんお馬鹿になっていくような気がしています
なんとなく最近、だんだんお馬鹿になっていくような気がしています。

もちろん、加齢で記憶力や気力が鈍るのもあるでしょう。お酒の呑み過ぎ続きで同様のことも起こるでしょう。
でも、ちょっと最近、仕事以外でのアウトプット不足の傾向があるかなぁと感じています。

このブログも何年も毎日続けていた頃のことは想像もできないくらい、更新頻度は落ちています。
新しい視点からのワークショップの企画もほとんどできていません。

今日は、山の日。私の誕生日でもあります。
もともと8月生まれは、学校が夏休みなので、学生自体は友達に誕生日を祝ってもらうということがなかなか難しいところがありました。で、数年前に8月生まれの社会人の合同誕生日会的なイベントをやりました。で、さらに誕生日が祝日になりますから、会社でも祝ってもらうことがなくなります。まあ、それはいいんですが。

で、仕事以外で、不特定多数の方、もしくは普段常に一緒にはいない方にアウトプットすることを怠り始めると、お馬鹿になるというのは、何となくあるような感じがします。

アウトプットするためには、きちんと自分の考えを整理した上で明確な言葉にしなくてはなりません。そして、大前提として違う文脈、背景、環境を背負った人にも通じるような表現をしなければなりません。つまり、きちんとしたリフレクションなくては語れないのです。また、曖昧な知識は調べて明確化した上で、アウトプットしなければなりません。呑み屋でうんちくを語るのとは大きく違います。

さらには、アウトプットし続けけるためには、インプットが必要です。といいますか、良いアウトプットをしていると、何となく自分が真空状態にでもなるのでしょうか、自然によいインプットがなされるものなのです。だから、まずアウトプットをすれば、インプットはついてきますし、アウトプットを怠ると、自分の勉強も怠ってしまう傾向があるように感じます。

私のアウトプットの1つの場であるこのブログも、大変に更新頻度が下がっています。中原先生がブログのデザインを変えたりしつつ、日々、アウトプットをされているのには大変に刺激になります。ただ、以前のように意地になって毎日更新することは、また違うかなぁと思います。

いずれにしても、さらに学び続け、それを可能な限りアウトプットしていきたいと思います。あらためて、心を入れ替えて。たぶん、それが「生きる」ということとイコールなんじゃないかと感じています。

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【2016/08/11 22:54】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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