チームとグループ、そして都橋商店街、横丁
先日、聞いたグループとチームの違いの話。

グループは足し算。
チームは掛け算。

ある特定の目的を達成するために集まった複数の人々は一般的にグループと呼ばれ、
その業績は、通常では個々のメンバーの貢献の総和になります。

そして、グループ集団の中でも、
協調を通じてプラスの相乗効果(シナジー効果)を生む集団は
「チーム」と称され、チームでの取り組みは、
個々の投入量の総和よりも高い業績水準をもたらします。
でも、チームは掛け算なので、誰か1人がマイナスになると、総和もマイナスになります。

チームが効果的であるための3要素として
  ①.明確な方針と目標=ベクトル ~ビジョンやバリューの共有
  ②.明確な手順と役割分担=プロセス ~効果的なコミュニケーションプロセス
  ③.必要な能力を有したメンバー=ヒューマン ~メンバー間の関係性の向上

という整理もありました。

マネージャーの役割は、グループをチームにすること。

そのためにも、個々のメンバーのニーズによりそうことは大切だなあと、
昨日のSV講座にも話はつながります。

そして、さらに話は飛躍します。
チームとグループの関係性は、けして人だけではないのです。
例えば、下の写真、横浜野毛にある都橋商店街。川沿いにある古い二階建てのビルです。
この都橋商店街、いいチームになっています。
いつの間にやら、飲食店ばかりになり、いずれもが個店なのだと思いますが、
それぞれ独自に魅力を出していますが、この商店街というかビル自体が
また1つのチームとしての味を出しています。共同トイレもいいですね。
1つ1つのお店の総和以上の魅力がここにはあります。
野毛という街自体もそうでしょうし、
日本中に存在する「横丁」という存在は、まさにチームです。

新しくできたきらびやかなモールが、
1つひとつは悪くない店が入っているんだけど、
モール自体の魅力というのが感じられないというケース、散見されます。
チェーン店ばかりを入れて構成されている駅ビルなんかその代表例です。
再開発でチームとして愛されている横丁をつぶし
たんなるグループでしかない駅ビルを建てるような文化つぶしはもう終わりにしましょう。

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※ここまでのチームになったのには、名店「ホッピー仙人」の影響と貢献は大なんでしょうね。ホッピーのある日に行きたいです。
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【2016/09/19 10:15】 | マネジメント・リーダーシップ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
今の日本では数少ない右肩あがりが約束されている成長分野
この夏、障がい者雇用関係の講演を4つやりました。

社会人大学院での講義、就労支援事業所の利用者の皆様向け、企業人事の皆様向け、障害者雇用の各社の代表者向け、と対象はまったく異なったので、多様な角度からこの3カ月、障がい者雇用のことを考える機会があり、非常にいろいろなことが深まったような気がします。対象も持ち時間も違うので、話す内容もそれぞれ違い、毎回使用するパワポも新たにつくる感じでした(もちろん共通で流用できるものもありますが)。

社会人大学院では、大半の方が法定雇用率、精神障がい者の雇用義務化、特例子会社ということ自体をご存知なく、それがまだまだ世の中の現実なのだと痛感しました。就労支援事業所が何をどう話すか一番悩みましたが、率直で一生懸命な皆さんばかりでやはりこちらの方が学びになりました。最後の2つはある意味、企業向けですが、いずれも会場が一杯の大盛況であり、企業の皆さんのこの問題への関心の高さというか、追い込まれ具合がひしひしと伝わってきました。

法定雇用率が1.8%から2.0%にあがり、さらに近いうちにもう一段の上げが想定されています。企業は障がい者の雇用をどんどん増やさないといけないわけですが、これをやらされ感で受け止めたり、仕方がないから対処する的な発想でやっても絶対にうまくはいきません。

逆転の発想で、私たちが手掛ける障がい者雇用という世界は、今の日本では数少ない右肩上がりが続いている成長分野であり、さらに成長が約束されている分野だととらえることが大切です。多くの企業ではぎりぎりの要員管理の中で、人をしぼつて仕事をしているのでしょうが、ここには「どんどん雇用しろ」という凄い世界があります。そしてまだまだ検討、研究されていない分野であり、ちょっと工夫をしただけで、フロントランナーに立てる可能性すらあります。まったくの無知で特例子会社を立ち上げて5年目で、しかも非常勤の経営者という立場の私などに、これだけ講演依頼がくるのですから、ちょっと頑張れば日本で有数の会社になれるのです。そして国からの助成金も多種多様にありますし、熱い情熱を持った仲間もたくさんいます。仕方がないからやる分野ではなく、自社の新規事業だというくらいの気概でやれば、実に魅力的な分野です。

今回もたくさんのご縁をいただきました。このご縁を活かして、何か新しいことが少しでも生まれるといいなぁと思います。

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※西葛西のレカ。ここのテーブルにあるお手製のインドガイドが実に面白いです。
【2016/09/15 23:25】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
私の趣味
土日は愛知県の知立という駅からバスで20分ほどゆられていく愛知教育大学という素敵な学び舎にて、日本キャリアデザイン学会の研究大会に参加してきました。で、今日が月曜日で今週のお仕事スタート。

キャリアの世界は趣味でやっています。ですから、この学会も趣味です。もちろんアカデミアの方からみれば学会活動は大切なお仕事の1つですよね。でも、私達のような実務家にとっては単なる趣味の活動の1つです。もちろん仕事に役立つこともたくさんありますけど。

あと、経営学習研究所のような活動もいうまでもなく趣味でやっています。こちらも仕事に役立つこともたくさんあります。でも、にっぽんお好み焼き協会とかも含めて、様々な活動はあくまでも趣味であり、自分の余暇時間を使って自分のお金を使って活動しています。

ただ、土日を学会活動に費やし、少々疲れて(ただの呑み過ぎかも)日曜日の夜に帰宅して、月曜日残業していると、つくづく自分の趣味って仕事と差がないものばかりだなぁと思います。

どの活動も「みんなで何かを考えて、それをチームで協力しながらやり遂げる」ということばかりなんです。その「対象」と一緒にやる「仲間」が違うだけです。

サーフィンをしたりロッククライミングをしたりスキューバダイビングをしたりという趣味とは違い、本質は仕事と変わらないものばかりが趣味なので、今週のように週末をどっぷりと趣味で費やしても、どうもなかなか気分転換になりません……。でも、よっぽど「みんなで何かを考えて、それをチームで協力しながらやり遂げる」ていうのが、その中で自分の役割をささやかでもいいので果たすというのが好きなんでしょう。

まあ、唯一毛色の違う趣味はといえば、古典酒場でのひとり呑みでしょうか。これは、かけねなしに愉しい。もちろん、ひとりでなくても愉しい。呑みに行きましょう。

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※夕闇せまる愛知教育大学、このあと懇親会でした。大学生協の方が驚愕するほどのスピードでお酒の在庫がなくなります。キャリアに興味のある人は、お酒が好きだという法則がありそうです。
【2016/09/12 23:33】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
サプライズ効果
キャリアデザイン学会の大会の研究発表の中で、
なかなか面白いお話を聞きました。

Masというアメリカの学者の研究だとのことですが、警察官の賃上げとパフォーマンスの相関に関するものです。警察官のパフォーマンスって何だと思いますが、重要事件の検挙率とかでとっているらしいです。
で、労使交渉の結果、組合の要求に沿った賃上げが行われた場合には警察官のパフォーマンスは高まらないのに対して、予想外の賃上げがあるとパフォーマンスが高まるという事実があるとのこと。まさに、サプライズ効果です。

たぶん長い労使交渉を経て決まった賃上げの場合は、株価の織り込み済みみたいな感じて効果が出ないのに対して、サプライズには純粋に反応するのでしょうね。期待よりも結果が大きい場合、プラスの反応は大きくなるので、期待値をどう調整するかというのも大切な視点です。こういうことを統計的に新たにしていくのって、面白い世界ですね。

ほかにもいろんなことがありましたが、またあとで。

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【2016/09/10 23:33】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
古典酒場部 第3期の申し込みが始まっていますよ
また、第3期も申し込みました。今回も川崎です。

えっ、何って、倉嶋さんの「古典酒場部」です。

サイトの説明はこんな感じです。

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「酒場をとことん楽しみ尽くす」をテーマに大人の倶楽部活動開始!
 チェーン系居酒屋とは一線を画す、酒呑み中の酒呑みを惹きつけてやまない古典酒場。その独特の世界観を楽しむためのコツを、実際に酒の場の雰囲気を体感しながら身につけていきます。基本コンセプトは、好く呑み、好く笑い、好く酔う。酒場で愛されている酒肴のあれこれ、はしご酒パラダイスの横丁、酒呑みの愛すべきヤラカシちゃった噺など、酒場にまつわる事柄を紹介しつつ、一見ではなかなか入りづらいコアな酒場や、穴場の酒場、そして講師自身が夜な夜なへべれけになるまで呑んでいる酒場まで、様々な酒場を紹介します。酒場好き、お酒が好きな同好の士で集い、酔い部活の輪を広げていきましょう。
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詳しくは、コチラを是非。

今まで、いろいろな学びの場に行きましたが、花田光世先生の「キャリアアドバイザー養成講座」、中原淳先生の「ラーニングイノベーション論」、それからGCDF、経営アカデミーとならんで、人生5大学びの場の1つになっています。

特に川崎校では、1人も知った人がいないという、あこがれのアウエー生活からスタート。毎月1回学びの場があるので、この皆様とは月に1回は呑むのですが、よくよく考えると毎月必ず定期的に呑むってのは、相当に仲のよい人ともそうそうありません。この感覚が素敵です。日の明るいうちから、カルチャーセンターで呑みながら講座は続きます。講座開始前に、つまみやら、氷やらを整えます。これがまた学園祭の準備をやっているようでとても愉しい。二次会に早く行きたいがために、撤収は鬼のスピードです。そして、常軌を逸したつまみの数々。

是非、ご興味のある方、交わりましょう。川崎は意外とどこからでも近いです。

ちなみに、今回の講座はこんなラインナップですよ。

第1回:ノンストップはしご酒ライン・中央線沿線酒場その1~西荻窪をメインに~
第2回:東京ドリンク・ホッピーの楽しみ方
第3回:私はこうやって呑んできた~酔っ払いトーク対談4~
 ゲスト:野毛「ホッピー仙人」店主・熊切憲司さん  ※おいしいホッピーの作り方講義付き
第4回:麗しき女将にほろ酔い酒場
第5回:サラリーマンの聖地・新橋の歩き方その1
第6回:私はこうやって呑んできた~酔っ払いトーク対談5~
 ゲスト:コの字酒場探検家&ライター・加藤ジャンプさん

※講座内容は変更の場合もあります。

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※これ、前回の持ちよりおつまみです。すべてのテーブルにこのボリウムが並びます。各参加者から今日の持ちよりおつまみの紹介を一巡すると、3分の1ほど、講座の時間が終わっています。二次会参加率ほぼ100%、呑んでも乱れる人がいない、というのも凄いです。

【2016/09/08 23:53】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
障がい者のキャリア支援について
障がい者のキャリア支援について、ちょっと書籍に寄稿せさせていただきました。
その一部を抜粋します。全文読みたい方は、書籍紹介します。私の担当は2ページだけですが、全体がとても良い本です。

それにしても、インターン生や、新入社員と接していると、働く場の提供こそが最大のキャリア支援であるとあらためて実感します。

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(前略)
長く働くこと、安定してパフォーマンスを出せるようにすること、日々少しずつでもいいから進化していくこと、この3つが大切だ。この3つを実現させるためのすべての施策が、キャリア支援施策でもある。すべてのメンバーをビジネスの世界で働くことから安易に離脱させたくない。体調が崩れたら、すぐに支援機関や主治医とも相談し、必要があれば躊躇せずに休む。けして長期休業にはならないように早め早めに対処することが大切だ。働きたいという思いと意欲があれば、きちんとした体調管理もするようになるし、あせりからの無理もしなくなる。会社、家族、支援機関、主治医、それぞれに上手に頼りつつ、多くの人の支えを得ながら自立する、そんな手だてを支援する。会社としても、支援機関との連携は当然だが、必要があれば、家族にも合うし、主治医にも会う。

いい仕事をしてもらう、それを末永く続けられるように支援する、これが特に障がい者社員に対するキャリア支援のマインドだと思う。
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※肝心なものは、目には見えない。そして、失ってから、はじめて気づく。
【2016/09/07 23:51】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
6秒やりすごそう~アンガーマネジメントから
はるかかなたの7月のことですが、野口先生のメンタルヘルス・コンシェルジュのセミナーで聴いた「アンガー・マネジメント」のお話、ちょっと前にも書きましたが、続きです。

今回は、「衝動」をコントロールする方法。
キーワードは、ずばり「6秒」です。

なんと、怒りが持続するのはわずかに6秒だけなのだそうです。怒りを呼び起こすアドレナリンが脳内で分泌される時間が6秒なのだといいます。だから、この6秒さえ上手にやり過ごせば、怒りはマネジメントできます。

いうまでもなくやってはいけないのは、この6秒の間に衝動的に何かをしてしまうことです。典型的なのは売り言葉に買い言葉の喧嘩ですね。

とにかく何でもいいから何としてでも、6秒間をやり過ごし、時がたつのを待つことです。そして、アドレナリンの量が減ってきてから対処するわけです。いうのは簡単ですが、実際に怒ってしまった時にうまくできるものでしょうか。うまくコントロールするには、たぶん平素からのイメージトレーニングが大切でしょう。怒りの感情がわきあがってきたら、頭の中で6つ数えることを習慣化するなんてのはわかりやすいですね。本当に危険そうであれば、いったん部屋を出てしまうのも間違いのない対応策です。ただし、戻ってから上手に取り繕わないとかえってまずいかもしれませんが。

まあ、深呼吸をして6秒をやり過ごすなんてのは普通ですが、効果的な感じがしますね。

とにかく「6秒やりすごす」。これだけ記憶しておきましょう。

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【2016/09/06 23:05】 | マネジメント・リーダーシップ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
はじめてのグラフィック・レコーディング
しばらく前からやってみたかった、グラフィック・レコーディングのワークショップに初参加しました。
ファシリは、ひめ。博多からのご登壇です。お久しぶり。

やりたいとはいいながら、字は汚いし、絵心はないし、などとうじうじしていたら、冒頭のお話で、この2つがまさに本日のNGワードだといわれてしまいます。もう、ぶちぶちいわずにやるしかありません。

で、始まると、とってものめりこみます。ファシリも素敵で、受講生も素敵で、心地よい場で学びが進みます。字も下手で、絵心もないけれど。

字が下手なら、下手なりに丁寧に書きゃいい、絵がかけなきゃ、ちょっと練習してアイコンを上手に使えば、あとは、場数、場数、場数、場数、というのが、当座の結論でしょうか。

で、これ議事録もよいけど、すっごくよいリフレクション手法でもあります。

ハードな仕事が終わったあと、バーのカウンターで1人、グラスを傾けながら、スケッチブックとプロッキーを取り出し、おもむろに1人でリフレクションを……、何てのはいいんじゃないでしょうか。

妄想は広がりますが、グラレコ・バーなんて業態ができちゃうとかどうでしょう。スケッチブックとプロッキーをお店にキープできて、手ぶらで仕事帰りにグラレコ・リフレクションに立ち寄ることができます。
さらに、マスタがカウンターの中から「今日はレアな色のプロッキーが入っているんですが、使ってみませんか?」などと問いかけがあったり、とか。「あちらのお客様からです」とかいって、特殊な味わいのペンの差し入れがあったり、とか。

はい、てな妄想はやめて、まじめに場数踏みます。
週末にさっそく、コストコでスケッチブックの大人買いをしてきました。

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※我ながら、あまりにつたないアイコン。まあ、こんなところから。

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※終了後、午後は「古典酒場部」。ダブルスクールでした。圧巻の持ちよりつまみ。
【2016/09/05 22:37】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
インターン生の言葉から
五月雨的に人事にインターン生を受け入れています。

いずれも2週間の期間で、大学のカリキュラムのものです。少しずつかぶりながら、続いています。一番最初に入った慶應義塾大学商学部の2人が終わり、次に入った京都産業大学と同志社女子大学の1人ずつがこの金曜日に終り、今は法政大学キャリアデザイン学部から2名と明治大学から1名が来ています。

このインターンシップでは、普通に社員と席をならべて、社員からの依頼仕事をやってもらいます。ある程度は、レクチャーなども挟み込みますが、とにかくオフィスの中で実務をやることにより、リアルな職場体験をして欲しいと思っています。学生同士のチームでのプレゼンとかにはあまり意味を感じません。

また、なるべく多くの様々な社員とランチに行くように促し、様々な社会人の声を聞くようにしてもらっています。インターンで一番大切なのは、「働きたい」という思いを持つことと、「人はどうして働くんだろう」ということを思索することかなと思います。

後者でいえば、ほんとに人それぞれです。まずは、人それぞれなんだということをリアルに納得して、では自分はということを考えてもらうきっかけになればいいと思います。けして、人はお金のためだけで働いているのではありません。

前者については、この金曜日も嬉しい発表がありました。最初の日に2週間の目標を立て、最後の日に我々に対して成果発表会をやってもらいます。その中で出た話なのです。

インターンをやるまでは、誰もが職場ではたんたんと仕事をやっているんだと思っていた。でも、ここにきてそんなことないんだということを知った。真剣になる時は真剣になるが、リラックスをしながらなごやかに仕事もできている。みんなで仕事をやっている。何となく、社会に出るのが怖くなくて楽しみな感じになった。

そんなような話です。

世の中では、学生向けに社会のネガティブ・キャンペーンが繰り広げられています。ブラック企業報道がその最たるものですが、もちろんごく一部にはやばい組織もあるでしょう。でも、多くの日本の職場はそうではありません。心ない大人たちのネガティブ・キャンペーンにより、働くこと、職場というものが怖いもの、不気味なものに感じてしまう、素直な学生は少なくないようです。インターンでそれを払しょくできれば、いい感じの気持ちで就職活動に入れるに違いないと思います。

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※ご存知ですか。東京大学の本郷キャンパスにある、もう1つのハチ公像。



【2016/09/04 23:52】 | キャリア~学生・就職・採用 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
梶尾真治著「怨讐星域」全3巻
だいぶ前の話、今年の夏休みについてです。

今年の夏休みの読書は、これでした。梶尾真治著「怨讐星域」全3巻、1300ページ程の大作です。
梶尾真治さんは、私がほぼ全作品を読んでいる数少ない作家の1人です。本作は昨年度に発刊されたのですが、手に取るのも読むのも遅れました。以前だとありえないことですが、なかなか読書能力が低減しています…。

で、これ凄い作品ですよ。SFのエッセンスがすべて詰まっています。梶尾真治さんらしい情緒的なモチーフもあり、センスオブワンダーに溢れる未開の惑星でのサバイバルのシーンあり、基本構想のド派手さあり、壮大な年代記としての構成あり、年代記の中で輻輳する登場人物の絡みあり……、夏の日の読書にうってつけでした。

梶尾真治さんは熊本出身の大ベテランSF作家です。私の初読はハヤカワJA文庫の「美亜へ贈る真珠」。タイトル買いしてしまいそうな素敵なタイトルですね。それに対して、ここ最近の梶尾真治さんの作品のタイトルはなんとなくもったいない感じがします。本作ももっともっと情緒的なタイトルを付けた方が売れるんじゃないかなと。

梶尾真治さん、知らない方、10年ちょっと前にSMAPの草彅君主演で「黄泉がえり」が映画化されました。柴崎コウの主題がとても素敵でしたね。

たまたま、検索していたら、面白い記事がありました。今年の年初のSMAP解散騒動の時の奴ですね。

**********梶尾真治さんのツイッター**********
今、新聞の文化部さんから、なに間違ったのか「SMAP の解散にニュース聞かれていかがでしたか?」と。よりによって何故に私に。ぷっと吹き出す。「全員生きてるんだからいいじゃないですか。何十年かして同窓会ツアーするとき追っかければ。ボウイの方がショックですよ」と答えました。

**********で、翌日の新聞記事から**********
熊本市の作家、梶尾真治さん(68)の小説「黄泉がえり」が2003年、メンバーの草彅剛さん主演で映画化された。草彅さんの印象について「真面目で感じのいい人でした」と振り返る梶尾さん。「驚いたけど、みんな1人でもやっていけると思う。何年かたてば、再結成の可能性もあるのでは」と話す。

ほとんど創作ですね。マスコミは自分達の書きたいことを書くために、都合よく取材をしているというのの典型例ですね。

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【2016/09/03 07:07】 | 書籍紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
怒り発生の根底にあるコアビリーフ(べき論)
ずいぶんとブログをさぼっているので、だいぶ前の話ですか、野口先生と山中先生のメンタルコンシェルジュのセミナーで、はじめてアンガーマネジメントについての話を聞きました(しかも、そのあとにペッカーさんのドラムサークルがついているという超豪華版)。アンガーマネジメント、とっても興味をひかれました。しばらく前にも書きましたが、あらためてちょっと。

私たちが怒る理由の根底には、私たちの持つ「べき論」(コアビリープ)があるとのことでした。自らの「べき論」と現実とのギャップが、怒りの発生源なのです。

持っている信念、べき論が強ければ強いほど、そして現実とのギャップが大きければ大きいほど、怒りは大きくなります。難しいのは「べき論」というものは人によって違うことです。年代によっても、地域によっても違います。べき論がほとんど同じであれば、怒りが発生することはほとんどないでしょう。これは思想信条といったことだけでなく、整理整頓、遅刻、身だしなみなど、身の回りのちょっとしたことにも当てはまります。親子喧嘩、夫婦喧嘩など、ほとんどはこの「べき論」の差のなす技ですね。

となると、防御法は決まってきます。1つは相手の「べき論」を許容すること。そして、もう1つは自分の「べき論」を相手に理解してもらうこと。言葉で書くのは簡単ですが、実行するのは難しい、でもいずれも自分の意志で少しなんとかできることです。

違う観点でこのテーマをみてみると、人は年をとると丸くなるといいますが、これは必ずしも相手の「べき論」を許容できるような度量の広い人になったということよりも、自分の「べき論」にかける情熱が薄れていくからなのかなぁとか思ったりもしました。

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※お国柄が違うと当然、べき論が違いますね。わかりやすいのは、集合時刻の守り方。でも、美味しいと思う心は一緒です。



【2016/09/02 23:21】 | マネジメント・リーダーシップ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
自分を好きになる力
先日の「日本の人事部」の会で、一橋大学の米倉先生のお話を聞きました。実は、ちゃんとお話を聞いたのは初めてです。あれこれと書き残してあることはあるのですが、その中から「生きる力」というお話について、ちょっと今日は書いてみます。

『「生きる力」って何だと思います?』という問がありました。

はて、どう答えましょうか。まずは「学び続ける力」かなというのが私は浮かびました。

米倉先生の答えは「自分を好きになる力」。まさに自己肯定感です。

日本の自殺率は世界で9位だそうです。日本より上位に位置する国は、北朝鮮、ガイアナ、スリランカ、スリナム、ハンガリー、カザフスタン、リトアニア、韓国だそうです。なんてことでしょう。
以前に来日したナポリ人が人身事故(おそらく投身自殺)で電車が止まった際に、こういうことはしょっちゅうあると聞いて、なかなか理解できなかったのをよく覚えています。「ナポリには殺人をする奴は困ったことにたくさんいるけど、自分を殺す奴はいない」「なぜ困ったら教会に行かないのか」などといった話があったように記憶していますが、日本には教会にあたるようなセーフティネットはありません。ご近所、親戚、会社がセーフティネットを代替していたところがあるんだと思いますが、それぞれがそれぞれの形で弱体化し、「個」が孤立化していく実態があります。

「自分」だけでなく、「家族」「学校」「職場」「地元」などの自分を取り巻く社会が好きになること、今という「時代」が好きになること、「日本という国」が好きになること、さらには「人類」が好きになること、いずれも大切なことだと思います。

私たちの責務の1つは、次の世代に自分を含めたそういったものを好きになれるような何かを残すことかもしれません。これにはいろいろなアプローチがあります。まずは、好きになるような気持ちを阻害するような無意味なネガティブキャンペーンを辞めることです。まだまだ「日本」とっとも素敵な国だと思います。でも、現実はきちん正視する必要があります。今や日本は、1人あたりのGDPでは世界第27位の普通の国です。

なんか重い話になっちゃいました。
私達、人類も1つの生物種族です。種の保存のためにも、次の世代に「生きる力」を与えることは本能としてインプットされているはずです。それが気弱化しているようであれば、まさに1つの生物種族としての「生きる力」が弱まりつつあることに他なりません。

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※銭湯のあとのコーヒー牛乳。こういう感覚がいいかも(?)。
【2016/09/01 23:13】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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