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2月2日「楽器で笑顔基金」ライブ!!! あの震災を風化させない!!
ペッカー橋田さんをご存知でしょうか。

私がペッカーさんにお会いしたのは、たしか2011年の3月、震災の1週間くらい前だったと思います。人事仲間から面白い研修をやれる人がいるという話を聞いて、皆でデモをお願いしました。ドラムサークル、ビートオブサクセスを始めて知った時です。

そして、あの震災がきました。

都内の繁華街は真っ暗、飲食店は閑古鳥、コンビニの棚はカラ、続く余震、乱れるダイヤ、あの日々は忘れられません。そして、報道がだんだんリアリティを帯びてくる原発。博多出身の内定者が、東京に出てくるのが怖いと、内定辞退をしてきました。
それでも4月は来ます。企業は入社式、新入社員研修と例年のカリキュラムを続けます。ただ、この時点でも夜の暗さ、余震、電車のダイヤの乱れは続きます。関西から出てきてレオパレスから研修に通っているメンバーはさぞ心細かったことでしょう。何か皆で元気になれるコンテンツを新入社員研修に加えようと考え、お願いをしたのがペッカーさんです。一同、元気をいただきました。

その翌月の5月。人事仲間数名とペッカーさんで浅草に行きました。演芸場で愉しんだあとホッピーストリートで呑みながら、ペッカーさんの「楽器で笑顔基金」構想を聞きます。学校の音楽室とともに、当たり前ですがすべての楽器が流されてしまいました。被災地に楽器を送る、そして楽器をただ送るだけでなく、被災地にミュージシャンも一緒に送る、楽器で笑顔を送りたい、そんな思いです。これに一緒に呑んでいた皆が即座に賛同し、NPO法人の設立を手掛けることになります。私の貢献度は小さいですが、他のメンバーは本当に献身的に手続きに奔走しました。そして、無事に「特定非営利活動法人 楽器で笑顔基金」ができ、その夏に都内での初ライブを原宿のクロコダイルで開催されました。

設立当時のホームページでのメッセージです。
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 2011.3.11、午後14時46分、東日本の海岸一帯を襲った大地震、それに伴い発生した1000年に一度とも言われる巨大津波は、特に東北の沿岸一帯で、壊滅的な事態を引き起こしたのです。
 甚大な被害は広範囲で街ごと消滅した地域もあります。そして、そこに住む子ども達も多くのものを失いました。家族、家、友達、学校。そして計り知れない程の大きな心の傷を負いました。

 そして、その傷を癒やしてくれるであろう、「音楽」も失っています。
  
  入学式で買ってもらったハーモニカも、音楽室のオルガンも、講堂のグランドピアノも、あの巨大津波が押し流してしまいました。
 震災から日が経つにつれて、目に見える大きなモノから順に復旧されはじめています。しかし、目に見えない心の傷はどうでしょうか。どこまで癒やされれば復旧されたと言えるでしょうか?我々は、子ども達が新しい楽器を手にし、音楽を奏でることを心から楽しめるようになるところまでを、心の復興と位置づけ、長い支援を目指すことにしました。

 音楽を楽しむ子ども達のはじける笑顔が、復興のたくましいエネルギーになってくれますように!!
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ホームページに記録がある程度ありますが、被災地各地に楽器を送ったり、ライブをしたりという活動も続いています。

2014年秋の気仙沼でのライブのみ、私もボランティアで同行できました。初日はお寺で、2日目は中学校の体育館でライプをやります。その中学校の校庭は仮設住宅で埋め尽くされていました。初日の会場のお寺は奇跡的に津波での倒壊はまぬかれましたが、周囲は何もなくなっていました。夕方についたのですが、そのときの夕日の光景が目にやきついています。すでに震災から3年半もたったときだったのに…。両日の演奏ともに、とても手ごたえのある時間でした。ほんとうにペッカーさんたち凄い、ほんとうに音楽凄い、と思いました。

そして、都内でも、あの震災の記憶を風化させないよう、毎年「楽器で笑顔ライブ」やってくださっています。今年は、2月2日、原宿クロコダイルで開催します。風化させない気持ちを持つことは、私たちがささやかにできる復興支援です。

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【2018/01/09 22:25】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「古典酒場部」、ご紹介します
もう始まって丸2年を過ぎた酔女・倉嶋紀和子さんの「古典酒場部」。12冊で休刊中の名ムック本「古典酒場」の世界がリアル化して、独自に発展を果たしています。土曜日に今年初めての川崎校での授業がありましたので、レポートします。現在のクラスは3月までですが、途中参加や、一回だけの見学参加も可能ですので、興味のある方、ご連絡ください。川崎校は毎月第1土曜日の16時からです。必ず二次会あります。

場所はなんと「読売カルチャーセンター」。この会場のみ、周辺とは雰囲気が違います。毎回、テーマ酒が決まっており、今回はバイス。何となくバイスのこの色、お正月っぽいです。

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展示用と吞み用で冷やして準備しているのがあります。あと、今日は熊本から日本酒が2本。そして特別のマッコリ・カクテル。これらを1時間半で吞み干します。

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つまみは各人、持ち寄り。食べきれないほどの豪華版。今回はお正月らしく「いくら」まであります。乾きものだけでなく、ハムカツとかもあるのが嬉しいです。基本はテーマ酒にあったものとか、最近いった地方で入手したものとか、単に好きなものとかを持ってくる感じです。30分くらい前から吞みながら準備をします。

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今回のゲストは、銀座のオーセンティックバー「バー三石」の三石さん。2回に1回はゲストが来られます。とても酒吞みには魅力的なゲストばかりです。三石さんがご来場するので、大変に粗末ではありますが、即興のバーカウンターとバックバーです。本当にここでシェーカーを振っていただけるとは…。こういった大人の学芸会的な準備も魅力です。

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会の初めは全員の点呼。点呼されたら、今日持参したつまみと、最近いったちょっといい酒場の話をするのがお決まりです。下手するとこれで半分くらいの時間を費やす日もあるのですが、今日はゲストがいるので皆さん、短めで。このあたりの自然な気遣いができる酒吞みたちが素敵です。そして、三石さんと倉嶋さんのかけあい。事前にFacebookグループで、三石さんへの質問を多々募っています。お人柄の出る素敵なトークが続きます。お2人とも、ゼロ次会をすませての登場です。

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そして、バー三石、開店。今回は特別にマッコリのカクテルです。ただし、これお店では吞めません。

そして、二次会、三次会と続きますが、こちらは写真は1枚ずつのみにしておきます。なんと全員が二次会に行きます。これには三石さんも、びっくり。わざわざ電車にのって川崎大師まで。一軒目は熊本料理の「もっこす」、それから「第三酒場」。いずれもこの会に入らなければ行っていなかっただろうというお店です。

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去年は春に博多・熊本、夏に長野と遠征もありました。

こんな意味不明に愉しい「古典酒場部」。ご興味のある方、ご連絡ください。
ちなみに「読売カルチャーセンター」のHPはこちらです。4~5カ月遅れになってきていますが、倉嶋さんのブログでも当日の模様が実況されます。


【2018/01/08 08:12】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
だんだん人の名前をおぼえられなくなってきたと感じる人は多いんじゃないかと思います
年をとってきて、だんだん人の名前をおぼえられなくなってきたと感じる人は多いんじゃないかと思います。
とある脳学者の方が話していたというお話を聞きましたが、ちょっと勇気をいただけるお話です。

小学校の頃の友だちや知り合いの人数を思い出してみてくださいといいます。
まあ、名前を覚えている人は、多くても100名とかそんなもんじゃないでしょうか。
そういうと、諸富先生の著書に「友だち100人できません ~無理しないで生きる・考える心理学」っていう素敵な図書もありましたね。突然でずすが、再読してみようかと思いました。

で、お話を戻しますが、今はどうでしょうか。
第一線のビジネスパーソンでしたら、名刺箱にある名刺の枚数は相当数にのぼるでしょうし、フェイスブックでつながっている友人(?)だってかなりの数です。どう考えても、小学生の頃よりも圧倒的にたくさんの人の名前を覚えている…。
だから、多少それがこぼれたからといって気にすることはない、若い頃よりもとてもたくさんの記憶をしているのは間違いないのだから……。

というお話でした。

昨日は古典酒場部川崎校の今年最初の会でした。
単独でゼロ次会、マイナス1次会をしてから、訪問。
三石さんの軽妙で暖かいトークに酔い、川崎大師駅近くの名店で2次会、3次会と計5軒呑み歩いた勘定です。でも、きちんと終電で帰宅、本日は終日キャリアカウンセリング協会のGCDF講座のオブザーブを無事に過ごしました。
ただ、持参すべきトレーナー用マニュアルや出席カードを忘れたり、忘れ物満載でした。まあ、これも昔からだと思うと気にはしないでよいのかもしれません。昨日の宴の記憶も最後の方は怪しいですし。

酒場探訪シリーズ063 川口商店 
※酒場探訪シリーズ063  川口商店@日本橋  ~素敵な店ですね。日本橋のはずれ、お酒のラインナップも客層もよい立ち吞みです。二階にはテーブル席がありますが。終わりが早いのもとてもよい。
【2018/01/07 23:12】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
古典酒場部の日なので、過去の酒場探訪シリーズのバックナンバーのリンクでも
今日は、今年最初の「古典酒場部川崎校」の日です。

ということで、朝のうちにブログをあげていきますが、古典酒場部の日ということもあり、これまでの酒場探訪シリーズのバックナンバーをリンクしておきます。毎日もう少し濃いコメントをかけば、吞み歩きブログになっていいのですが、本題はブログ本文の方なのでこんなもので。ときおりバックナンバーの一覧を作成しないと、どの店を書いただいぶあいまいになってくるのでこのように整理をしてみます。でも、すでに2店は意図せずにかぶってしまっていますね。

酒場探訪シリーズ061  いとスタンド@目黒 ~こころのメタボ、こころのABC活動
酒場探訪シリーズ060  ちょっくん@渋温泉 ~世界を見上げる目線
酒場探訪シリーズ059  三州屋@銀座 ~キャンパスソーシャルワークネットワーク全国研修会
酒場探訪シリーズ058  じんちゃん@本郷三丁目 ~「ブレードランナー2049」みました。
酒場探訪シリーズ057  美味ぇ津"@新橋 ~変化の激しいときは保守化が進む、キャリア観もそうかな
酒場探訪シリーズ056  山ちゃん@蘇我 ~キャリア・トランジションを提供できないと優秀な人材が去る
酒場探訪シリーズ055  鍵屋@鶯谷 ~「多様性」の反対語って何ですか
酒場探訪シリーズ053  野毛ハイボール@野毛 ~【売り込み?】「HR担当者のための酒場学習論」を書きたいです
酒場探訪シリーズ052  うなちゃん@国立 ~ブラックもホワイトも相対的なもの? ~鰻串で呑みながら
酒場探訪シリーズ051  宇ち多"@立石 ~動けば不安は課題に変わります
酒場探訪シリーズ050  バー嘉茂@銀座 ~大きな石を先に入れる
酒場探訪シリーズ048  工藤軒@新橋 ~障害はその社会のスタンダートに合っていないことである
酒場探訪シリーズ045  麹や@船橋 ~波平さんは、あと何年働かないといけないのか
酒場探訪シリーズ044  SCAPA@新橋 ~職場と持ち場、自己肯定感と自己効力感、そして酒場
酒場探訪シリーズ043  大輦@船橋 ~高齢化する身体障がい者
酒場探訪シリーズ042  西口やきとん@浅草橋 ~メンバーが1人、卒業しました
酒場探訪シリーズ041  大越@神田 ~Facebookで友達になって今日で6年になります!
酒場探訪シリーズ040  正宗屋@阿倍野 ~電車遅延が理解できない、定期券を買う人が理解できない
酒場探訪シリーズ038  鳥樹@旗の台 ~相手の目をみて話すことができないんです
酒場探訪シリーズ037  燗の美穂@長堀橋 ~あらためて、コーチングの定義

酒場探訪シリーズ036  明治屋@阿倍野 ~「働く人の選択肢がもっと多様になる時代へ」~キャリアデザインライブから①

酒場探訪シリーズ035  黒猫夜@六本木 ~何をしないかを決めることは、何をするかを決めることと、同じくらい重要だ

酒場探訪シリーズ034  丸惣@新木場 ~キャリア自律を就業規則に……?

酒場探訪シリーズ033  山ちゃん@蘇我 ~思考停止を招くカタカナ言葉

酒場探訪シリーズ032  文字平@麹町 ~人事の人が自分で人を探すなんてことはありえない

酒場探訪シリーズ031 ますらお@門前仲町 ~怒りの仕組み~アンガーマネジメントのお話を聞きました

酒場探訪シリーズ030 二毛作@立石 ~「会社での恋愛は禁止ですか?」~ある障がい者の就労支援機関でのお話

酒場探訪シリーズ029 百百@梅田 ~パラ・スキー

酒場探訪シリーズ028 谷中の雀@谷中 ~文系で人事の人、1つくらい学会はいってみましょうよ。

酒場探訪シリーズ027 江戸幸@北浜 ~新入社員研修、終わりました!

酒場探訪シリーズ026 八重勝@新世界 ~キャリアデザインライブ! 第2回 「心を豊かにするワインの魅力」

酒場探訪シリーズ025 まっちゃん@国立 ~今年もどうぞよろしくお願いいたします。

酒場探訪シリーズ024 酒々蔵@天文館 ~プライドを少し横に置き、アンラーニングを続けて、引退するまで殻を破り続ける

酒場探訪シリーズ023 ほさかや@自由が丘 ~転職の成否を分ける2つの鍵

酒場探訪シリーズ023 かるちゃん@蒲田 ~仲間内での感動体験 ~採用面接から

酒場探訪シリーズ022 松葉@梅田 ~21連勤明けで

酒場探訪シリーズ021 煮こみや まる。@荻窪 ~燗酒の歴史? 若き日の燗酒

酒場探訪シリーズ020 中央酒場@横須賀 ~いいね合戦

酒場探訪シリーズ018 たつや@恵比寿 ~とある紹介会社の話から

酒場探訪シリーズ017 田酔@六本木 ~LILI 会議のプロセス

酒場探訪シリーズ016 花でん@赤坂 ~親父の小言ワークショップ in KANSAI :往生せずに往生するために ~経営学習研究所

酒場探訪シリーズ015 まるい@押上 ~研修コンテンツは誰のもの?

酒場探訪シリーズ014 戎@西荻窪 ~人材育成は現場離脱不安を感じにくい仕事?

酒場探訪シリーズ013 とり平総本店@梅田 ~現場離脱不安 ~マネージャーの4つの不安から

酒場探訪シリーズ012 青葉横丁@静岡 ~1月のブログから…

酒場探訪シリーズ011 味百仙@札幌 ~毎朝、1時間早く出社するということ

酒場探訪シリーズ010 カネス酒場@一之江 ~こちらが笑顔になると、相手も笑顔になる

酒場探訪シリーズ009 まるます家@赤羽 ~「働く人の選択肢がもっと多様になる時代へ」~キャリアデザインライブから①

酒場探訪シリーズ008 うなちゃん@国立 ~何を優先すべきかの観点

酒場探訪シリーズ007 柳屋@小田原  ~3つのない!

酒場探訪シリーズ006 丸健水産@赤羽 ~最近使用している4つの記録アプリ

酒場探訪シリーズ005 柿島屋@町田 ~同じメンバーが長期にわたって所属し続けると

酒場探訪シリーズ004 第三モッキリセンター@札幌 ~特例子会社、ときおり考える2つの矛盾

酒場探訪シリーズ003 岸田屋@月島 ~特例子会社の新年会

酒場探訪シリーズ002 笹新@人形町 ~3%の稼働率が創っている市場

酒場探訪シリーズ001 江戸政@東日本橋 ~エビデンスは、経験とか勘を相対化する


酒場探訪シリーズ062 川二郎 

※酒場探訪シリーズ062 川二郎@中野 ~鰻串の店がとても好き。最後の晩餐は鰻串がいい。川二郎も素敵なお店。キンミヤがそのまま出てくる。ウーロン茶を別に頼む。


【2018/01/06 07:28】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
こころのメタボ、こころのABC活動
  • 「こころのメタボ」という話を聞きました。
メ=面倒くさい
タ=ため息をつく
ボ=ぼーっと足を引きずる

こころのメタボとは、こころの活動性が低下した状態を指し、そのままにするとうつ病などのメンタル疾患に陥りかねない状況を指すそうです。その見極めの目安が、メタボでの語呂合わせになっているわけです。

これに対して、こころのメタボ解消のために、「こころのABC活動」というのがあるそうです。

A=Act…行動。積極的に外出したり、ウォーキング等で体を動かす。好きな音楽を聴いたり、好きな本を読んだり、気の置けない知人とおしゃべりをしたり、などなど。
B=Belong…所属。何かの趣味の会に参加してみたり、スポーツの集まりに参加してみたり。
C=challenge…挑戦。何か習い事をしてみたり、資格に挑戦してみたり、ボランティアやペットの世話を始めてみるとか。

ある意味、生活習慣の改善です。ただ、そうも簡単にはいかないような気もしますが。

酒場探訪シリーズ061 いとスタンド 
※酒場探訪シリーズ061  いとスタンド@目黒  ~いつもながらにふと立ち寄ったお店。その大半が、もう一度いってみたいお店になる。新しい方がやっているけど、いい感じのお店。増えてますよね。



【2018/01/05 00:00】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
世界を見上げる目線
大学生に対して、ある芸術家の方が語ったお話です。
毎年、1回参加させていただいているイベントなのですが、この方から大学生へのメッセージを聞くのが一番の楽しみになっています。内容は、少し私の解釈が入っているかと思いますが、ちょっと整理しておきたいと思います。

自分は大学生の頃から彫刻家になりたいとずっと夢をみてやってきた。夢を膨らませて、世界を見上げて、下からの目線の大切さを感じてやってきた。

でも、社会に出て智恵を得てくると、上から見下ろして評価したり、批判したりすることが上手になってくる。大人になる、利口になる、そんなプロセスで、見下ろす生活に慣れてきてしまう。上からみて、良いだとか、良くないだとかと批判、評価をする。それに慣れてきてしまう。

下から作り上げて、下から世界を見上げて、一から何かを積み上げて立ち上げていく、そんな気持ちを忘れがちになる。
何かを本気で成し遂げたい、夢に向かって取り組みたいと思っている人の視線は、きっと見上げる目線だ。そんな目線を自分がもっていること、持っていたことを忘れてはいけない。

酒場探訪シリーズ060 ちょっくん 
酒場探訪シリーズ060 ちょっくん@渋温泉 ~味わいあふれる温泉地の酒場。空気感が最高。遠いけどまた行きたい。

【2018/01/04 23:12】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
web教材で学んだ「キャリア教育」の真髄にガツンときた日
キャリアカウンセラーの資格であるGCDFのコースで課せられているweb講座を一式、この正月休みにwebにて受講しました。その中に渡辺三枝子先生の「キャリア教育」の講座がありました。実に濃厚なweb講座でした。まったく「キャリア教育」について、浅はかな理解をしていた自分に気づきました。

キャリア教育とは「1人1人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」(2011年の中央教育審議会答申より)と定義できるようですが、どうも私たちは自分たちの接点である学びの場が「大学」であるために、どうしても大学のキャリア教育をキャリア教育ととらえがちですし、一部では就職指導や職業教育こそがキャリア教育のように考えられがちです。

でも、三枝子先生の提示される定義は違います。
キャリア教育は、キャリア発達の視点から全教育活動を見直し、改善する理念であり方針のことである
なるほど。「キャリア発達の視点から全教育活動を見直す」というのは壮大な話です。日本のように大学生に手厚いキャリア教育を課せられている国は実は例外的で、他国ではキャリア教育というのは高校生までの話だそうです。大学生にまでなってキャリア教育というのは、本来であればなじまないわけです。

キャリア教育は、小学校、中学校、高校と段階を追って設計されるべきものです。そして、特定の活動や教科を意味するものではありません。インターンシップを設計したり、R-CAPで自己分析を促したり、業界研究セミナーを提供するのがキャリア教育ではないのです。

人は1人1人の個性をもった存在として、生涯、発達をし続ける存在です。学校は、その発達の基礎作りの場であり、そして教育の役割は児童、生徒、学生の発達を促すことそのものなのです。これは、生きる力の土台をつくることに近いことです。そして、発達は自然には起きません。だからこそ、そこに教育の意義があるわけです。教育は発達の促進にとって不可欠なものなのです。ただ、それがどうしても目に見えやすい知的発達ばかりがフォーカスされ、学校のもつ知的側面以外での発達の促進機能への認識がおろそかにされてきています。

給食当番や日直のような当番活動、保険係や図書係のような役割活動、上級生が下級生の生を世話をする活動、仲間と一緒に何かに取り組む活動、できることとできないことを認識すること、好きなことを知ること、好きなこと以外のこともやらなければいけないことを知ること、興味の幅を広げること、多様な経験をすること、学ぶことの重要性を知ること……。

これらすべてが学校で行われる「キャリア教育」であり、またキャリア教育の視点からリデザインされる必要があるのです。何よりもまずは、学校における日々の活動がキャリア発達に寄与するのだということを関係者が正しく理解し、それをよりよくデザインすることを考えることから始める必要があります。

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三が日の写真は熊本しばりになりました。路面電車です。路面電車の走る街は素敵ですね。昨年は、松山、広島、熊本と路面電車に乗りました。特に松山と熊本は街がシンクロする気分になります。

【2018/01/03 19:33】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
インプットする前にアウトプットを考えるのが、良質のインプットを招く
そんなにまじめにやってないですが、ジムで一時期、ヨガのクラスによくいってました。ヨガに詳しくはないのですが、その時に「吐く呼吸」と「吸う呼吸」の話があり、「吐く呼吸」に集中して行い、吸うのは自然に任せてというか、吐くことができると自然と吸うことはできるというような話を聞きました。吐く呼吸は心をリラックスさせるという話もあったような気がします。

さて、学びとアウトプットについてです。昨年はこのブログ、47日しか書きませんでした。昨年の休肝日が100日あったので、休刊日の半分しか書いていないわけです。これはいけません。2008年の1月14日から書き始めて以来、最初の数年間は1日も欠かさず書いていました。すでに累計で2000回を超えています。その頃のことを考えると、日々アウトプットをする場があるということが、健全なインプットを招いていたようにも感じます。結構、1年間に365日ブログを書くのは大変といえば大変で、ネタを常にストックしておかなければなりません。つまり、インプットし続けて、それを記憶、記録しておかなければなりません。「吐く呼吸」と「吸う呼吸」の関係のようで、「吐く」という場があるので自然に「吸う呼吸」ができていたのかなと思います。ただ、毎日それを課することができるのはある年齢までです。数年前に自分としてその「ある年齢」を超えた実感があり、毎日書くのはやめました。中原先生はまだいけますね。それにしても、ちょっと昨年のアウトプットは少なすぎました。少々、やさぐれていたからかもしれません。今年はいい呼吸をし続けたいと思います。まだ、2日目ですが…。

セミナーに真剣に参加するもっともよい方法は、「質問はありませんか」と講師が聴いた瞬間に絶対に手を挙げることを自分に課することです。質問というアウトプットをするために、話を真剣に聞くようになります。

インプットする前にアウトプットを考えるのが、良質のインプットを招くのではないかというお話でした。ほんとかな。

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去年、2度も熊本に行った話は昨日も書きましたが、これは2度目に夏に次男と2人でいったときの写真。昼間は別行動していて私は時間もあるので水前寺公園に生まれて初めて訪問しました。特に強い期待はしていなかったのですが、公園内にある「古今伝授の間」というのに魅せられてしまいました。たいした建物ではないのかもしれまんが、そこからの光景がこの写真です。しばし、想いにふけるには最適な場所です。



【2018/01/02 23:12】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
あけましておめでとうございます。
皆様、あけましておめでとうございます。
2018年、今年もよろしくお願いいたします。

毎晩、飲み歩いているように思われますが、実は休肝日はそれなりに確保しており、昨年は1年間でちょうど100日の休肝日を得られました。外呑みだけでなく、家でも呑んでいない日ですから、なかなか偉いですよね。休肝日率27%です。ラーメンを年間で120杯で抑えるのとあわせて、いずれもびったりで目標達成です。ただ、朝に心臓が痛んだ日が61日あり、これはやばいです。ということで、年末年始はまとまった連続休肝日をとれる千載一遇のチャンスということで、御用納めの29日に最後の忘年会をしてから、今日までの3日間、アルコールを抜いています。皆さんの愉しそうなフェイスブックの書き込みをみても特にうらやましいこともなく、初志貫徹しています。アルコールを抜くコツは実は簡単で、車を自分で運転して出かけることです。年越しそばを食べにいくのも、実家の集まりに行くのも、車を運転していくと呑むわけにはいきません。これでOKです。明日は、今年の呑み初めにしようかと思っています。
それはそうと、昨年、行った酒場は538軒。新規開拓は255軒でした。これまで丹念に記録をとったことはないですが、多分軒数でいえばいずれも過去最高ではないかと思います。今年は少し減らします。ただ、よい酒場との出会いの旅は続けたいと思います。

今日は元旦ですが、夕方に実家に出かけるまで、久しぶりにどっぷりと勉強してました。ただし、必要に迫られてです。昨年の夏から、自分が10数年前に取得したキャリアカウンセラーの資格であるGCDFのトレーナー養成のコース(?)に参加させてもらっているのですが、その傍らですべてのGCDFのコースをオブザーブし、受講生同様にweb学習もすべてしなければなりません。オブザーブでこの秋と冬は多くの週末が費やされました。で、まったく手付かずだったweb学習を正月早々にやってたわけです。これ、意外と学びになったので、どこかでまた書きたいと思います。特に三枝子先生の「キャリア教育」が素晴らしかったです。それにしても、GCDFのトレーナー養成のコースは愉しいです。方向性が近い仲間とともに受けているのもありますが、オブザーブで純真な受講生に触れるのも励みになります。あの人たちの思いを受け止めることができるトレーナーになるのは大変だなぁとは思いますが……。このコース、オフィシャルに公募しているものでなく、お声をかけていただいたものです。たぶん公募していたら、やろうなんて考えなかったでしょう。声をかけていただいたことを大切にするのは自分の信条の1つです。ほとんどこれだけで生きてきました。でも、もう少し違ったかたちの選択もしてみたいなという気もしたりしますし、断ることも実行しないといけません。いずれにしても、GCDFの分野での学びの日々は続きます。久しぶりにキャリア理論とかやると、頭からずるずると記憶が抜け落ちているものですね。頑張らないと。
年末に中原先生と門前仲町の看板のない素敵な店でさし呑みをさせていただいたのですが、あれこれ話をしていている中で「キャリアの分野にすごく興味があるんですね」といわれました。あまり体系的に自分のことを考えていませんでしたが、確かにそんな感じはします。今日も何時間も勉強していて何もつかれません。せっかくよいフィードバックを「フィードバックの大家」からいただいたので、もう少し自分の中で思いを熟成させてみたいと思います。

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昨年は2度熊本に行きました。すっかりと気に入りました。来年も必ず行きます。
この写真は最初に行ったときにたまたま見ることができたブルーインパルスの飛行雲。すごい技術ですよね。懸命の復興作業中の熊本城の上を飛んでいました。今年の年賀状に使った写真でもあります。今年は年末に年賀状を創ろうと思ったら、プリンタがにっちもさっちも動かなくなったので、プリンターを買いにいくところから始めました。新しいマシンは快適ですね。そんなこんなで、かなり手抜きかつギリギリになってしまいました。年賀状っていつまで続けようかな。やめる人も出てきていますね。息子世代はまったくやっていないし。それにしても、出会った時期によって、年賀状で縁がつながっている人と、SNSで縁がつながっている人が、綺麗に二分されていますね。








【2018/01/01 23:01】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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