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「不安」の正体
キャリアカウンセラーのトレーナー業を始めましたが、キャリアの支援という仕事はやはりとても素敵な仕事だと思います。相手の気持ちに寄り添いつつ、課題にアプローチしていくのですが、気持ちによりそうというのが難しい。相手が話していることが、何という対象についてどんな気持ちを抱いているのかをしっかりととらえていくのが大切なのですが、なかなかこれが上手にできないものです。難しい気持ちの1つに「不安なんです」というのがあります。相談者のほとんどは何らかの「不安」を抱いています。そして、「不安」という言葉を口にされることも多いです。ただ、「不安」という気持ちにそのまま寄り添っても、面談はなかなか進みません。なぜそうなのか、「不安」という言葉の定義を考えてみると理解できます。

「不安」の定義をご存知でしょうか。

「特定の対象に面してひるんでいる感情が恐怖とよばれるのに対して、対象のない無に脅かされてひるんでいる感情が不安である」(日本大百科全書)
「漠とした恐れの感情」(大辞林)
「恐ろしいものに脅かされているという感情。現実に恐れる対象がはっきりしている恐れとは異なり,その原因は本人にも明瞭でない」(ブリタニカ大百貨辞典)。

つまり、一言でいうと「対象が明確でない恐怖」が「不安」なのです。対象が明確でないので、対処の打ちようがなく、「不安」は雪が降り積もるように心の中に広がっていきます。
例えば、就職活動を前にした大学3年生のケースで考えてみましょう。やったことのない就職活動、社会で働くということがイメージできていない、テレビやネットではいろいろと大変そうな情報が溢れている、漠然とした「不安」に押しつぶされそうな人は少なくありません。そんなときの対処は2つでしょう。

1つ目は、「不安」の要素を分解してみること。「不安」の対象を少しでも明確にする努力をしてみることです。就職活動のやり方自体がわからないから「不安」なんだ、自分をきちんとアピールできるかどうかが「不安」なんだ、自分が何ができるかがわからないから「不安」なんだ、こうやっていくと、とりあえずやってみることが少し見えてきます。「対象が明確でない恐怖」のままでは、何に手をつけていいかがわからないのです。なので、行動に移すことができません。

そして2つ目は、少し対象がわかったら、それの解消のために何か行動をしてみること。行動をすることによって、「不安」の本質はさらにみえてくるかもしれません。行動するだけで少し「不安」が和らぐこともあります。

「不安」という気持ちをいくら受け止めても、それだけでは前に進まないわけです。「不安」という気持ちを抱いている自分自身についてどんな気持ちを抱いているのかを理解することが、まずは大切になってくるんでしょう。

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新酒場探訪シリーズ008 トレビス@人形町 ~まだそんなに回数お邪魔していないですが、地元にあったら日々立ち寄りたいタイプの立ち呑み日本酒スタンドです。きちんとお燗もつけていただけます。ゼロ次会に最適。
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【2018/11/23 23:45】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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