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入社の日には名刺の授与をしています
担当している特例子会社では、入社日に名刺の授与式をやります。
先週もちょうどそんな機会がありました。
入社辞令とか記念品とかではなく、名刺であることに意味があります。

当社の場合、転職で入ってくること、支援学校などから新卒で入ってくることは
基本的には今はないので、何らかの事情でしばらく働けなかった人ばかりが入社します。
大半は精神障がい者の方です。
大学のときに発病して、就職活動ができずに、ずーっと苦労をして
ようやく就労移行を経由して入社した人や、
前職で発症して、何年も働けない期間を経て、就労支援を経て入社した人…。
そんな皆さんを迎え入れています。

名刺は働いている人が持つものです(最近は学生でも持ちますが)。
会社という組織に属した証であり、
組織の中で役割をになっているという証でもあります。
つまり、「居場所」と「持ち場」を得たという証でもあります。
ずーっと大変な思いをして名刺を持てる生活をできなかった人に対して
名刺は最高のプレゼントになると思っています。
そして、働き始めた日の初心を忘れないで欲しいという意味も込めて渡しています。
仕事を始めるといろいろと大変なことも起こります。
また、慣れやマンネリから不平不満も出てきます。
そんなときに働き始めることができた日のことを思い出して欲しいなと思います。
そういうことができれば、長く安定して仕事を続けられるんじゃないかと思います。

ずっと名刺を持てるようになる日がくることを夢に思い頑張ってきたと
涙ぐむ社員もいます。

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新酒場探訪シリーズ013 せぽん@門前仲町  越中島から門前仲町に抜ける途中に突然と現れます。角打ちというか、本当に倉庫というか車庫というか、その中にテーブルを置いて座り呑みができます。夕方の明るいうちから吞み始めるとなんともいい雰囲気です。たくさんの一升瓶に囲まれて至福の時です。

新・酒場探訪シリーズ013 せぼん① 

新・酒場探訪シリーズ013 せぼん③

新・酒場探訪シリーズ013 せぼん② 




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【2019/01/20 07:07】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
キャリアカウンセラーは、社会のことを知りつくすくらいの心構えが必要
三連休みの最終日。キャリアカウンセリング協会のスーパーバイザー交流会で新橋に。

いろいろ刺激はあったけど、GDCF同期の松岡さんのいう「キャリアカウンセラーは、社会のことを知りつくすくらいの心構えが必要」との主張には本当に納得しました。もちろん、そんなことは神様でもなきゃできやしないのだけど、様々な組織で様々な仕事をして様々な局面の対峙しているクライアントの支援をするためには、そのくらいの気持ちと日々の学びの姿勢は必要なわけなのです。相手のおかれている状況をきちん把握して、ありありとそれを理解しないと真の共感に近づけない…。同じ言葉を発していても、伝統的企業にいる人とベンチャーにいる人、メーカーの人と販売業の人では、当然にその意味は違う。1つひとつの組織で違うわけです。本気でそれらを理解したいと思うのであれば、「キャリアカウンセラーは、社会のことを知りつくすくらいの心構えが必要」ということになるわけ。
関係構築ができればそれでいいわけがない。もちろんクライアントは分かったてもらえたと思えることは喜びではあるけど、そのためだけにカウンセラーのところに来ているわけではない。ただ、本気に支援するためには、関係構築が徹底的にできていないと絶対に難しい、というよりできない。これは痛感します。どうしても、140時間のキャリアカウンセラー養成コースでは、本当に支援ができるレベルまでは到達できるものではありません。ただ、到達できないんだということを正しく理解して、もっと何と何を自分は学び続ける必要があるとコース終了時点(もしくは国家資格取得時点)でリアルに認識できていることが、一番大事なように思います。そして、それははるか昔にコースを卒業した私たちにとってもいつまでも同じです。要は勉強し続けないとね。そう思えているうちは自分は健全だと思ってもいいかもしれない…。

あと、大ベテランのお2人の先生の言葉も強かった、です。一種の使命感をきちんと持つこと。常により良いものを求める続けること、見習います。


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新酒場探訪シリーズ012 川口酒店@日本橋  使い勝手のいい日本酒の立ち呑み。燗酒も比較的しっかりと揃っているので、結構な頻度でお邪魔します。終わりが早いのもいいところです。ここのハムカツは薄いタイプ。厚いのと薄いの、どちらがお好きですか。私は両方とも好きです。

新・酒場探訪シリーズ012 川口酒店② 

新・酒場探訪シリーズ012 川口酒店① 

新・酒場探訪シリーズ012 川口酒店③ 


【2019/01/14 20:12】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
本の読み方、変えてみました~「組織開発の探求」
昔から読書が好きです。というか、本が好きです。高校時代からSF本の収集を始め、実家には相当のコレクションがあります。たぶん日本で200番くらいのSF関連の蔵書家ではないでしょうか。以前は各地の古本屋で買い漁ってました。ネット販売などという不粋なものがなかったので、足で買い歩くわけです。貴重な本を100円均一の棚でみかけた時の感動ったら、何ともいえません。仕事帰りにたまたま立ち寄った横須賀の古本屋で50冊以上、買い漁ったこともありました。神田だと1000円で出てそうなのが100円だったんです。情報が均質化されていない時代の面白さでしょう。各地の古書市などの開催も愉しみにしていました。もちろん読む方も今とは比較できないほど読んでおり、大学4年の時には卒論対策もあり大量の書籍を読む決意をして、月に100冊以上、1日に17冊読むというのもやりました。

この秋、経営学習研究所も共催させていただき、中原先生と中村先生の組織開発のイベントを開催しました。お2人の共著である「組織開発の探求」の出版記念企画でもありした。この時、お隣に関西の企業で組織開発を担当されている方がいました。中原先生の進行ですから、当然、周りの方との対話の時間があります。その時に見せていただいた、この方が持っている「組織開発の探求」が凄いんです。目茶目茶、マーカーが引かれており、多数のポストイットが花びらのように咲き誇ります。
実は私はこれができないんです。読書が好き以上に本が好きなので、本に書き込みをするというのは本を傷つける行為のような気がして、マーカーもアンダーラインも引けないのです。ずーっとそうやってきました。でも、お隣の人のようにマーカーを重要な部分に引けば、あとで重要なところを探すときは便利だし、それ以上に頭に入りやすかったり、読書に集中できるかもなぁと当たり前のことをあらためて感じました。ちょうど読んだ本の頭への残りが悪くなってきたなぁと感じていたこともあったのかと思います。

で、先月から試しにやってみています。最初は國分康孝先生の「カウンセリングの理論」。まじめにキャリアカウンセラー養成講座のトレーナー職をやることにしたので、網羅的鳥瞰的な関連知識の把握のために関係書をあたっています。マーカー引きながら読みましたが、なかなかいいですね、これ。集中できるし、頭に入りやすいような気もします。もちろん小説には合いませんが、この手の書籍にはよい読み方なんだなぁと今更ながら感じました。本もこういう風に読み倒してもらえれば、傷はついても嬉しいかもしれません。精読って奴ですかね。

で、この年末は「組織開発の探求」を精読しました。セミナーに2度出たこともあり、大変に申し訳ないことですが斜め読みでお茶を濁していたのですが、やはり違いました。前出の「カウンセリングの理論」で読んだカウンセリングの歴史や理論とも時代背景などが重なり、相互の関連性もあるので、とてもよいタイミングでした。それにしても、あらためて思うのは中原先生の本は「読みやすい」。様々な学問分野をこの読みやすさで語れる研究者がたくさん出てくれるとありがたいなぁと素朴に思います。

このマーカーでの精読法は読むのにそれなりに時間がかかりますが、これという本はちゃんとこうやって読んでみようというのが、2019年の誓いの1つです。

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新酒場探訪シリーズ011 スタンドキッチン・ルポン@西荻窪  みんな大好きな「戎」が並ぶ路の曲がり角に1年ちょっと前くらいにできたお店です。レモンサワーの店。何種類か愉しめます。そしてこの季節はホットレモンで一杯。近所の「石川屋」さんから鰻串の出前もとれるようになりました。「石川屋」さんは中央線には、大久保と西荻窪だけ鰻串屋がないので出してみたと話されていました。こういう個人店同士が連帯して街を盛り上げるのがいいですね。ルポンの店内には、西荻窪のお店のショップカードでつくった地図もあります。3枚目の写真がそうですが、これは開店間もなく写した写真。今はもっともっと賑やかになっています。そうそう、ここは「まぜそば」の店でもあります。ゼロ次会やって〆にも寄れる貴重なお店。
新・酒場探訪シリーズ011 スタンドキッチン・ルポン①  

新・酒場探訪シリーズ011 スタンドキッチン・ルポン② 

新・酒場探訪シリーズ011 スタンドキッチン・ルポン③ 

新・酒場探訪シリーズ011 スタンドキッチン・ルポン④ 

【2019/01/03 22:01】 | 書籍紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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