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「ジャパネットたかた」の働き方改革
ジャパネットたかたという企業は、どんな会社なのかあまり存じあげなかったのですが、先日、働き方改革の事例発表に登壇されていて、なかなか面白い会社だと感じたので、ちょっと書き残しておきます。
本社は佐世保。社員数は2700人あまりもいるそうです。ただ、パートなどが多いようで正社員は700名程度とのこと。売り上げは2000億円を超えます。持株分社体制に移行しています。もともとは長時間残業当たり前で、それなりの退職率の会社だったようです。

まず、重要ななのは同社の事業理念です。
① 自前主義…商品の仕入れからアフターフォローまで、すべてに責任を持つ
② メディアミックスショッピング…いつでも買える、どこでも買える、快適ライフを目指して
③ 少品種大量販売…徹底的に選び抜いた商品だけを磨き上げてご紹介する

②ですがテレビショッピングのイメージが強い同社ですが、意外と今でも紙媒体での販売量が一番多いそうです。紙媒体の入稿締切間際は2時、3時までの残業は当たり前という会社だったそうです。そこで③を徹底します。8600品目あった商品を何と600品目弱まで、7%まで減らしたとのこと。当然ながら、業務量は様々な分野で激減します。業務量を減らしてから働き方改革をしている珍しい、素晴らしい事例です。

働き方改革への取り組みも、①のとおりに「自前で」丁寧に、そして決めたことは徹底的にやります。とてもすがすがしさを感じます。

例えば、会議改革。アジェンダは48時間前に提出。資料も24時間前に提出。そして5枚以内。主催者の発表は5分以内。報告的な会議はメールで代替。会議時間は25分単位。10分前と5分前にはアラートがなる、といった感じです。

9連休取得促進のリフレッシュ休暇というのがあるそうですが、期間中は業務用携帯の持ち帰りは禁止。上司に預けなければいけません。人事担当者が抜き打ちで休暇中の社員の携帯に電話をして、本人が出ないかどうかチェックするとい入念さ。これやると営業不正がなくなりますね。あと、まずい案件も速やかに上司に報告がいくようになるでしょう。

一番、なるほどと思ったのは、RPAの導入です。ホールディングにrobot推進課という組織を作り、またグループ各社にも窓口担当者を置き、次々と業務をRPA化していきます。何人分の業務がRPA化されたかを、誰にでもわかるイラストにして社内に周知します。社内の各部署のちょっとした仕事が自動化されていきます。自分の身近な実務が少しずつですがなくなっていくわけです。
同社は総合職、一般職といった人材を二分する、意外とトラディショナルなグレード制度を持っているそうですが、もちろん一般職からの転換制度もあります。ただし、従来は年間10名も転換試験にチャレンジする人はいなかったそうです。それがRPAを導入して成果が出始めると、雰囲気は変わります。今年はなんと例年の10倍以上の100名ほどの社員が転換試験を受けたとのこと。RPAがキャリア意識を変えたのです。もうこれからは単純事務はなくなっていくというのが、実感されてきたのでしょう。RPAを導入している企業の話はいろいろと聞きますが、ここまで明確に実務推進者のキャリア意識を変えた話は聞いたことがありません。もちろん、経営者からのメッセージングもあったようです。

まだまだ面白い話がありました。採用向けではありますが、同社の働き方改革の取り組みは、かなり詳しくホームページでみてとれます。詳しくはそちらをご覧ぐたさい。

新酒場探訪シリーズ025 SCAPA@新橋 ~ご無沙汰しちゃってるな、いかなきゃ。新橋の「信州お酒村」で昼呑みしていたらお隣に素敵なご夫婦が。いろいろ話していたら、なんと旦那さんは新橋でバーを経営しているとのこと。それが出会いです。SCAPAは確かスコッチウイスキーの世界最北端の蒸留所だったと聞いたことがあります。
新・酒場探訪シリーズ025 SCAPA ① 

新・酒場探訪シリーズ025 SCAPA ②




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【2019/04/03 22:48】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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