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Learning Bar「的」なものの浸透
9月29日、久しぶりのラーニング・バー(Learning Bar)でした。

それはそうと最近、Learning Bar「的」なものが世の中に広がっているように感じます。今日は、そんな話を整理してみたいと思います。

その前にご存知でない方向けに、Learning Barが何であるのかを簡単にご説明します。
あまり詳細に説明するのは面倒でもあるので、主催されている東京大学の中原先生のブログより、今回のではありませんが、我らが仲間、三井物産の渡辺さんが登壇された際のレポートのURLを知るしますので、まずはご確認ください。

http://www.nakahara-lab.net/blog/2009/12/learning_bar_28.html

で、いつも中原先生が冒頭でお話になさる説明です。

Learning Barとは、「働く大人」「組織」「学習・成長」という3つの領域に関心のある人々が、最先端の話題をもとにディスカッションする研究会です。

普通の研修が

  ①聞く
  ②聞く
  ③聞く
  ④帰る


で終わるのに対して、Learning Barは

  ①聞く
  ②考える
  ③対話する
  ④気づく


ときます。「バー」というだけに、ちゃんとアルコールは出ますし、ちょっとした軽食をつまみながら進みます。さらには、最近では、次の2つも加わっています。

  ⑤Barを出て語る
  ⑥自分もBarを作る


Learning Barはその場だけで終わりません。多くの人は終了後に本郷三丁目界隈の飲み屋でリフレクションをしますし、これまた多くの人が自分のブログでリフレクションをします。また、家に帰って家族とリフレクションしますし、翌日に職場で同僚とリフレクションします。そして、Barで知り合った者同士が、まったく別の場で活動を開始したりします。

中原先生からLearning Barの中で参加者がお話をする際のポイントが提示されます。
  
  ①主語は「私」
    「わたしは~思う」「わたしは~感じる」「わたしたちは~すべきではない」
  ②経験談、主観団は大歓迎
    「わたしの日常」は「他人の驚き」
  ③違っていてアタリマエ
     そう考える人がいるんだなぁ
  ④とりあえず判断は保留
    「勝ち負け」や「正しく/正しくない」ではない。

つまり、オフィスにおけるコミュニケーションとは、真逆でOKということです。中原先生からのメッセージは「わたしたちの乾いた日常を解きほぐしてみませんか?」と続きます。

そして、毎回大学院生の皆さんの心のこもった演出があります。空間の創出から、フードの選択まで、一貫したコンセプトに基づいておもてなしの精神をともなった素敵な演出がされています。こちらの期待度もあがってきてしまうので、本当に毎回大変だと思います(今回のフードは特に素敵でしたよ、足りなくなってサブウェイに走っていただいた心配りも最高です)。

で、最近思うのですが、あらゆるセミナーが「Learning Bar」化してきているように感じられます。本質論は別として「Learning Bar」的な要素を取り込もうというセミナーが実に増えています。私が参加するのは、人材関係のセミナーばかりなので、この分野限定的な事象なのかどうかはわかりませんが、最近では講義だけで終わる導管教育的セミナーに行くと、逆に妙に新鮮で新しいものを感じてしまうくらいです。

で、私が感じる「Learning Bar」的セミナーというのは、どういう立てつけのものか。。

①セミナー開始前に周囲の席の人との名刺交換が始まる……これって、最近はかなり当たり前ですが、一昔前ではあまりなかったですよ。たぶん、世の中の名詞流通量もかなり増加しているのではないかと思います。主催者も結構、うながしたりします。Learning Barがはやると名刺屋が儲かる。

②かならずペア・セッションか、周囲の人とのダイアローグの時間をとる……これもとればいいだろということじゃないだろ、というセミナーもありますが、参加者が能動的であれば放置しておいても盛り上がるものです。特に人材系のセミナーの場合、当然ですがLearning Bar参加経験者がちらほらと混じっている可能性が高いわけですから、その人たちがリード役になります。

③終わったあとで、別会がある(Barの外で語る)……昔もあったことはありましたが、最近は特によく感じます。単発のセミナーでもアフターをやったりします。主催者が(ややインフォーマルに)二次会の声をかけるなんてのもあります。これは受講者側に明らかにニーズがあるのですね。私も絡んでいる奴のすぺてに行きたいのですが、なかなか数が多くなりすぎてすべてには参加し難い状況です。

なんとなく少しずつ世の中が変わっていくような気がしています。もちろん、良い方向にです。

で、明日は、本家のLearning Barに感じることを書きますね。

《2010年10月3日》 今日は病院2往復、実家2往復、免許が戻ったので貢献ができます。うっかり失効にご注意を。


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【2010/10/03 19:59】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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コメント
それでは、次の時代を創らなければならないのかも
こんにちは。

東京大学の中原です。

Learning bar的なものが、世の中に広がっていることを嬉しく思います。

それは僕の試みだけによるものではなく、時代が、そのようなものを求めているのだと思います。たまたま、そのひとつにLearning barがあるのでしょう。

しかし、同時に、それならばなおさら、僕は、Learning barを「壊し」、新しいものをつくらなくてはならないのかもしれません。

新しいコミュニケーションと学びのあり方と、僕は探らなくてはならないのかな、とも思います。

これは言うは易く行うは難しです。なかなか見つからないかもしれませんが、またおつきあいください。また、近いうちにお逢いできます事楽しみにしております。

中原 淳
【2010/10/03 21:43】 URL | 中原淳 #4fh/MrmU[ 編集] | page top↑
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