今日こそLearning Barについて考える
つらつらと続けてLearning Barについて書いていますが、もう1日。

Learning Barに行くと心が元気になることは間違いありません。これは多くの方も同じようなことをいっていたりします。で、なぜ元気になるのか、です。

Learning Barは越境学習の場です。普段の慣れた職場を離れ、さまざまな職業・年齢・地域の方と一緒に1つのテーマについて話し合う、そんな場です。先週のLearning Barでは、私の周囲には福岡から来た方と、北海道から来た方がいらっしゃいました。わざわざLearning Barに来ているのです。そして、職業も様々。企業人が多いですが、必ずしも人事教育系の人ばかりではありません。大学の方もいれば、病院の方もいれば、教育ベンダーの方もいれば、高校の方もいる…、年齢や立場の広がりも幅広いです。まさにごった煮の場で、日常から越境して学んでいると称するのにふさわしい場です。

私は常連とまではいわないものの何度もLearning Barに参加させていただいており、またその場にご存知の方も毎回かなりおられるので、最近ではアウエー感をまったくないからかもしれませんが、越境しつつ様々な方とお会いしていながら、不思議な安心感・同質感を感じる瞬間があります。

Learning Barの知名度も上がり、Learning Barがなんたるか、Learning Barのコンセプトは何なのかを知って来ている人が増えているということもあると思います。ある意味、「居場所」は違うけれども、比較的、「思い」と「志向」が近い人の集まりとなっているからかもしれません。

Learning Barでダイアローグする皆さんのうち、多くの人とは、比較的早い時間で互いの状況と悩みを共有できてしまいます(たまに違う人がいて、これはこれで醍醐味ですが)。社内でこれだけ早く理解してもらえれば、どんなに仕事が楽であることか、矛盾と葛藤シールを胸に貼りながら、多くの参加者が思われたのではないでょうか。

人事教育担当者の人であれば、社内に戻った翌日に逆にアウエー感を感じるかもしれません。同じ社内で人材育成を担当している仲間に対してでも、自分が感じ、得たものを伝えることも簡単ではありません。昨日、隣に座っていた初対面にあの人にはあんなに簡単に伝えられたのに…。でも、頑張って感じたことを言葉にして伝えることは大事です。

変な話、Learning Barで出会う人との対話よりも、社内でビジネスを進める方が、強固な国境を越境しなければならないなんてケースもありそうです。別にLearning Barが同質的な世界になっているということではありません。Learning Barが、それだけ素晴らしい「場」になっているということです。素晴らしい「場」は一度共有するだけで、言葉が不要になります。同じ効果をビジネスの中でどうやればもたらすことができるか、思案のしどころです。

話は変わりますが、Learning Barほど講演者フレンドリーな会はないかもしれません。うなずくべきところでうなずき、笑うべきところで笑い、拍手すべきところで拍手する…、そんな聴衆が集まっています。もちろん、講演者のコンテンツと講演スキルもいつも超一流ですが、それでもやはりLearning Barの受講者こそが、日本一話しやすい聴衆がかもしれません。そこにはやや予定調和的な雰囲気もみられてはいますが、そういったものも呑み込んで講演者も聴衆も「場」を楽しんでいます。

先週のLearning Barも半分以上が初めての方でしたが、抽選の際に意識されているのかわかりませんが、これには意味があると思います。たぶんLearning Barを保つためには、新たな知(血と打とうとしたら、知と変換され、こちらの方が適切だなぁと思い、そのままにしました、誤変換も創造性を喚起します)が必要なのでしょう(サロン化させるという方向性もありえますが、あの規模ではどうでしょうか。また、何のためにやるのかわかりません)。また、逆にほどよく経験者も揃っているため、場が乱れることもありません。

そうそう中原先生が「人材教育」の以前の連載の中で「社外で勉強する10のワケ」というのを整理されていました。以下の10個です。

1.キャリア
企業や事業の見通しがきかない時代に、「働く意味」「生きる意味」を再確認したい。

2.イノベーション
会社で身についてしまった思考形式や常識をアンラーンしたり、視野拡大を図り、新しいアイデアを生み出したい。

3.ネットワーク

会社以外に人脈を設けておくことが、将来、仕事をしていくうえでの利益になる。

4.フレンドシップ
会社以外の人と、知り合いになりたい。

5.プロフェッショナル・ボランティア
企業・組織における利益追求とは別に、社会的インパクトと社会的意義のあることに自分の専門技能を活かしたい。

6.アントレプレナー
起業の準備のための情報収集。

7.アビリティ

業務に関連する情報収集や能力開発を自ら主体的に行いたい。

8.セルフラーニング
自らの読書や自己学習を後押ししてくれるペースメーカーとして利用したい。

9.ラーニングニーズ
学ぶこと、そのことが楽しい(知的好奇心)。

10.アンザイエティ
何らかの不安、漠然とした不安を解消したい。

果たしてあなたが、Learning Barに足を運ぶ理由は何でしょうか。

Learning Bar参加者にアンケートをとったら面白そうですね。さまざまな動機の方がいるように感じます。でも、実はLearning Barってのが流行っているらしいから応募してみようという健全な興味本位主義から入って、来てみたらめっちゃ楽しいんでまた応募する、といった人も少なくないのでは。続いて行きたいと思う根底には、やっぱり「行くと楽しいから」という要素があるように思います。

いずれにしても、今回のLearning Barでもすっごく元気になりましたし、すっごくヒントを得ました。週末にそれを仕事としてまとめてみましたが、当社のメンバーにはまた苦労をかけそうです。


《2010年10月5日》 今日も会議が8つ。最初は7時から、最後は20時まで。会議中に次の会議の資料を作っていることもあります。なんか楽しい。


ビジネスブログ100選
blogram投票ボタン  
↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を
関連記事
スポンサーサイト
【2010/10/05 23:38】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<矛盾と葛藤 | ホーム | Learning Barについて考える>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://jqut.blog98.fc2.com/tb.php/1011-7e7da276
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |