デリバラブルとドゥアブル
今日は金井壽宏先生がいろいろな本や講演で取り上げられているデリバラブルとドゥアブルの話について整理してみます。

デリパラブルは、英語ですと《deliverable》という新造語であり、これを分解すると《deliver》(=お届けする、もたらす)+《able》(=できる)になります。戦略や成果と結び付けて人材マネジメントの機能を考え直す際に、有効な概念だと金井先生はいいます。

デリバリー(=配達)という概念がまずは顧客の存在を前提にしています。人事部があるおかげで、ラインマネージャーをはじめとした社内外のお客様にどんなプラスをもたらしているのか。人事部が届けるべき価値はなにか、人事部でないと届けられない価値は何か、そもそも人事部は誰に何を届けるべきなのか、人事部の役割をデリバラブルの観点から問い直すと見えてくるものがあるはずです。

デリバラブルの対語は、ドゥアブルです。これも英語にしてみると《doable》、つまり《do》(する)+《able》(できる)の組み合わせだ。つまり、ドゥアブルは金井先生の言葉をそのまま借りと「やろうと思えば(とりあえずその結果もたらされるものは置いておいて)実際に行為としてできること」になります。つまり、「人事部がこんなことができますよ」といってリスト的に見せるものがドゥアブルになります。ドゥアブルは人事の業務リストそのものなのに対して、デリバラブルは人事の効果を意味するわけです。

デリバラブルの観点からみることによって、人事の業務はより成果志向的に、現場志向的に、戦略志向的になります。デリバラブルの思想をしっかりと持っていれば、ラインのマネージャーとの会話も変わってくるはずです。安易にしたり顔で難しい単語を駆使して「NO」ばかりいうのが仕事だと思っている人事担当者は世界から一掃されるはずです。

《2010年10月8日》 あれこれ今日もありましたが、最後はほどほど建設的な飲みを人形町で。有りがたいメンバーがいることに感謝。元職場のメンバーともばったりと会い、不思議な空間ですが、美味な日本酒はやっぱり一番。飲んでいたのは、お互い会社は辞めても同期のお店です。


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