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ストレス耐性の強い人を採りたい
多くの採用担当者が「ストレス耐性」の強い人を採りたいといいます。

「ストレス耐性」の正しい定義は私も抑えていません。ただ、この言葉、要注意だと思っています。

「ストレス耐性」の強い人というときによく出るのは、お客さんにちょっと怒られたくらいや、上司に厳しく詰められたくらいで、気持ちがダウンしちゃうような奴は困る、といったような話です。「ストレス耐性」の強い人であれば、お客や上司にあれこれいわれてもめげないというわけです。

でも、この「めげない」は、結構、曲者です。

お客の怒りを理解できない感受性の低い人はきっと「めげない」でしょう。お客が何をいってもスルーしてしまう人も、めげないでしょう。でも、こんな人が営業になったら、お客のニーズを把握したセールス活動はできません。そして、気づいたら大クレームに…なんてこともありえます。
ある意味、こういったニュアンスでの「ストレス耐性」が強すぎるのは困りものであり、適度に「ストレス耐性」が強過ぎない方がよいようにも感じます。この意味での「ストレス耐性」が強すぎる部下を持つと、上司がメンタルに陥りかねませんね。

ですから、「ストレス耐性」という言葉1つにしても、採用担当者はより真剣にならなければなりません。

多分、真に「ストレス耐性」が強い人というのは、しっかりと「ソーシャルスキル」を持っている人のことなのでしょう。

「ソーシャルスキル」というのは、社会の中で人との関係を持ちながら、普通に生活をしていく力とでもいうのでしょうか。WHOがお節介にも定義しているそうですが、そこには「日常生活の中で出会う様々な問題や課題に、自分で創造的でしかも効果ある対処のできる能力」とあります。言いかえれば「ソーシャルサポート」を活用する力、引き出す力、とみる見方もできます。

これを見極められる適性テストって多分まだないでしょう。ただし、面接である程度は把握することはできるはずです。

《2010年10月22日》 仕事はバタバタ。でも、夜は9時からGCDF仲間の会に。アドバンスコースで4日間一緒に学んだだけなのですが、その何倍もそのあとお会いしています。出雲に行きたくなりました。神社ってすごいんだなぁ。こんな素敵なGCDF仲間に、また知り合いが入ってきてくれるのはほんとに嬉しいです。


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