就職活動があるので留学に行けない
日本の若者が国内にこもっている…という話がありますが、アメリカの世論調査企業ギャラップ社が発表した調査結果でもそれが裏付けられたといいます。これは10月9日に発表した「移住に関する意識の国際調査」(世界148か国の成人35万人を対象)というものですが、原文を読んでいるわけではないので曖昧なところはご容赦ください。

この調査によるとアジア諸国・地域の若者たちがこぞって国外へ移住したがっている中で、日本とシンガポールだけは例外だという結果が出ているそうです。ギャラップ社は、少子高齢化が進む両国にとってよい傾向だと分析しているとのことですが、うーんです。

この中で、アジア各国からの頭脳流出が問題視されています。他国への移住を希望する高学歴者が全員移住した場合、台湾で高学歴層の約3分の1が、韓国・香港でも3割近くが流出してしまうという結果だそうです。日本はそれらに比較するとかなり少ないですが、高学歴層の13%が流出してしまう結果だそうです。これって、すごい数じゃないですか。
 
で、また就職戦線・採用戦線の話です。

各大学では正式・提携を含めて、多くの留学プログラムが提供されています。夏季休暇中のみといったものも多くありますが、本格的なものは9月から翌年6月までの1年間の留学ができるというのがスタンダードです。大学の正式・提携留学プログラムの場合、留学先での単位を認定する仕組みが結構入っているので、約1年間留学をしても頑張って単位をとれば4年間で卒業が可能です。基礎的な学びを終えた大学3年生の9月から、大学4年生の6月までの留学が本来の典型的なパターンでしょうか。

で、そこで立ちはだかるのが日本における就職活動の壁。

現行の就職活動スケジュールを考えると、大学3年生の9月から大学4年生の6月をブランクにするというのはあり得ないことです。そのために、留学を断念している、もしくは留学を視野にいれようともしない大学生が相当数いるのではないでしょうか。もちろん大学を5年間で卒業することを前提に留学に行けばいいのですが、そんなに裕福な学生ばかりではありません。

これらの学生に対して、外資系企業はさまざまな手を提供しています。帰国した6月以降にインターンシップを行い、そのまま雇用につなげるとか。こういった対象となる学生の頭脳は結果的に海外流出してしまうわけです。今の採用活動が、大学生が世界に目を向ける機会を奪っているとともに、数少ない海外に目の行っている頭脳の海外流出を促しているとも極力できます。

やはり、今の採用活動の常識、絶対に変えなければなりません。

《2010年11月12日》 キャリアカウンセラー協会のスーパーバイザー認定試験、今日が最終日。社会人の都合を配慮して複数の試験日程が設定されています。で、私は文化の日に受験済みなのですが、他の日程に受けた人も夜の新橋に集まっての打ち上げです。私が着いたのは21時30分。私たちは後にも先にも、一期生。素敵でありかつ責任のある立場です。合格しても、合格しなくても、一期生には変わりありません。で、次は合否発表後の29日に神保町のキャリアカウンセラーの聖地「三幸園」で飲みます。



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