現場を支援し、経営に資するための問題解決法~支援塾②
今日と明日は東京大学の中原淳先生が主宰される「人材発達支援塾」の第2回。今日のゲストは長岡健先生とダイヤモンド社の永田氏。久しぶりに、中原・長岡両先生のからみを体験できました。かなりソフトでしたけど。

今回のテーマは「現場を支援し、経営に資するための「問題解決法≒方法論」について学ぶ」です。前回は金井壽宏先生と中島豊氏をお招きして、人事はどうあるべきかといった理念的な思いを皆で考えました。今回はそれを実現するための方法論、すなわち武器を磨く、という流れです。

問題解決プロセスとして、IDEALの考え方をまずは中原先生からご紹介いただきました。

I:問題は何かを見定める
D:問題を定義する
E:さまざまな方略・手法を検討する(打ち手を考える)
A:実際にやりぬく
L:効果を検証し、学ぶ   

このIとDが問題定式化のステップ、そしてEALが問題解決のステップになります。概してどうしても軽視されてしまうのは問題の定式化の部分であり、今回はこの部分を学びます。やっぱり誰しも解決に飛びつくのが好きなのですね。
人事としては「I:問題は何かを見定める」のステップでは、トップ、現場を回って問題は何かを聞き取る(定性的手法)ことと、さまざまなツールを活用し、現在の状況を可視化する(定量的な手法)ことが必要です。そしてそれをもとに「D:問題を定義する」のステップでは、人事部として問題を定義するわけです。確かにこれを曖昧にやって、解決に走っても仕方がありませんね。グロービスのクリティカル・シンキングを少し思い出します。HOWに入らずに、WHATを繰り返すという奴です。

定性的手法については長岡先生が、定量的手法についてはダイヤモンド社の永田さんがご担当されました。そのあたりは後日に詳しくまた。

方法論について、中原先生が「スポットライト」の比喩を用いて説明されていました。
すべてを照らし出す万能の方法論はなく、いかなる方法論にしても現実のうちある部分を照らし出すことしかできません。そして、照らし出すということは、逆の視点からみればまったく照らされない闇をつくることでもあります。ですから、全体像を知るためには、さまざまな方法論を絡み合わせてデータを解釈しなければなりません。つまり、スポットライトを増やすことです。ビジュアルが頭に浮かぶ素敵な比喩ですね。
今日の最後に長岡先生の話のさわりの部分だけ。
こんなお話で始まりました。

「発見」は「現場」で起こるんじゃない、「書斎」で起こる!

詳しく話を聞かないと誤解されがちなセリフですが、この中原先生への喧嘩の売り方(?)がやっぱり素敵な長岡先生でした。

《2010年11月19日》 人材発達支援塾、第2回。次回は、宿題早くやります。それにしても、昨日と今日の新幹線の中は徹底的に働いたものです。



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