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内定がとれない~新・就職氷河期
ちょっと前ですが、11月24日のクローズアップ現代は「内定がとれない~新・就職氷河期」。

2010年3月卒業の大学卒業者54.1万人のうち、パート・アルバイト就業者が1.9万人、無就業者が8.7万人、さらには卒業せずに留年の道を選択した人が7.2万人というデータを掲げて、昨今の就職難を説明していますが、それはそのとおりなのだと思います。

大手の人事担当者が何人か社名を出さずにインタビューに答え、厳選採用を貫くことを説明していましたが、このあたりはどんなんでしょうか。ちょっと一言いいたくなります。

日本の大学生の就職難の最大の要因は、やはり日本の労働法制に起因する部分が大きいように感じます。解雇に対する縛りの厳しさと、就業規則の不利益変更に対する縛りの厳しさ、この2つが完全に既得権益者を守り、未来のある若者を仕事から遠ざけています。

もちろんこの2つの縛りをゆるゆるにしてしまっては、高齢者の解雇・減給が横行し、社会不安に陥ります。ですが、今の若者に歪の大半を寄せるような仕掛けは、日本の活力を生殺し的に減退させているようにしか思えません。

厳選採用を前面に出す大手企業も、まだまだ相当数の「給料とおりに機能していない社員」を抱えています。JALのような経営危機にまで至らないと、なかなか解雇に踏み切りにくいのが日本の仕組みです。1人の給与で3~4名の学生を雇用できるような収入を得ている人が、けして高いパフォーマンスを出さずに日々を暮らすことを良しとしているような企業が、学生にだけ「厳選採用」といっているのは、滑稽にも感じます。なぜ、学生には厳選を求めて、社員には厳選を求めないのか…、ということです。社員に「厳選」を求めることを日本の労働法制はとても困難にしているのです。

ちょっと感情的になりましたが、番組では打開の活路を中小企業に求めています。
これは賛成です。事業仕分け対象になりましたが、ジョブカードのようなものに予算をかけるのではなく、とにかく中小企業振興に税制面も含めた支援をすることが、一番の雇用対策になるのではないかと常日頃から思っています。

中原先生の出演で、たまたまクローズアップ現代をみるようになりましたが、骨のある企画をいろいろとやっているんですね。

《2010年11月28日》 第2回お好み焼き検定、無事に完了しました。知り合いがずいぶんと受けに来てくれて嬉しかったです。皆様が合格していますことを祈念いたします。


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