「越境学習」にどうして出掛けるんだろう
先日、社会人大学院に行かれている方が、インタビューでいらっしゃいました。研究対象は「社会人の学び」、特に「越境学習」です。

「越境学習」とは境を越えて学習することですから、自分の所属する組織を離れて学びに赴くことをいいます。企業人でいえば、会社を離れたところで学びを実践することになります。
この方、スノーボール方式で「越境学習者」にインタビューで歩かれているとのことでした。面白いのは、たまたまほぼと同時に同じ紹介話が2人の知人から来たことです。ってことは、私も「越境学習者」として第三者に認知していただけているということですね。他にインタビューを予定している人のお名前を差し支えない中で聞いたところ、知っている名前が結構、ごっそり。世界は狭いです。

で、なぜ私は「越境学習」をするのか。

いろいろと考察はあるのですが、今週初めてお会いしたイッチーという方が、趣味は自己啓発だといっているのを思い出して、あるイメージができました。この方、仕事が目茶目茶忙しいのですが、学びにどん欲です。頭が下がります。

イメージはなぜか草野球。
仕事でへとへとになっても、休日に早起きをして草野球にいく人っているじゃないですか。あれって何なんでしょう。でも、健康にもいいですしね。

で、どんなに仕事が忙しくても「越境学習」に行くのは、それに近いような気がします。たぶん、目的合理性のようなものに突き動かされているのではなく、原点にあるのは「楽しい」からなのです。

私の場合、「越境学習」の場のかなりの部分は「実践コミュニティ」になります。自分が主宰しているものもあります。それなんかは草野球のチームの運営をしているようなものでしょうか。でも、「楽しい」だけではない何かがまたそこにはあります。たぶん、そのヒントのようなものは「経験学習」のモデルにあるようにも思います。単に学んだものが、右から左に流れていくのではなく、学びを省察して、それが持論化される、これはある意味、内面的な成長です。無意識にそんな感覚が得られていることも大きいように感じます。これを学ぶ仲間とやるわけです。学習後の飲み会は貴重なリフレクションの場です。

そしてもう1つのポイント。「越境学習」で得たことが仕事にもフィードバックされる立場にありがたいことに今はあるのです。学びはそれ自体が魅力だとしても、やはりインプットの世界です。アウトプットのないインプットには寂しいものがあります。このブログは、人事を離れていた浪人時代に始めました。学びのアウトプットの場が欲しいというのが1つの理由でした。アウトプットできる場があるというのは、インプットにも力が入ります。外国語の勉強なんかでも、そういうところがあるじゃないですか。

そうそうもう1つ、私にはおおっぴらに「学ぶ」必要がある理由があります。

私は部署のメンバーにも学びを強いています。まずこの2年ほどは、割り当て的にメンバーを次から次へといろんな学びの場に送り出しています。いずれも「越境学習」です。私の持論の1つとして「上司は部下以上に学びを実践していなければ部下に学びを強いてはいけない」というのがあります。メンバーに学ぶ意欲を持たせるには、何よりも多忙な上司が学んでいることが必要条件です。

今はまだ割り当て的に「越境学習」をしてもらっていますが、いずれは自ら勝手に「越境学習」をするラーニングイノベーターが育ってくれると願っています。

《2010年12月3日》 内田先生からスーパーバイザー認定試験のフィードバック。試験のフィードバックをいただけるってありがたいですね。まだまだ頑張ります。フィードバック内容は改めて整理して書きますね。

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